色々見ていたら、ランカン尾根から小笊へ直接登るコースから
「大海さん」「kazeさん」「K野さん」
次はこれで行きましょう!!
次の週末にチャンスがあるかもしれませんが........。
二週連続は
あり得ないですよネ
ただの思いつきですが
半分本気です
1/25000を用意しておきます
4:50駐車場 - 5:09硯の里キャンプ場 - 6:56ランカン尾根合流 - 7:45 p1827 - 8:25 p1948 - 9:03 p2125 9:09出発 - 9:52 p2261 - 11:13小笊(ストックを探すため引き返した後再び小笊へ戻る。1時間のタイムロス)12:12出発 - 12:25笊ヶ岳12:40出発 - 13:25布引山13:30出発 - 15:11山の神 - 15:30広河原 - 16:09林道終点 - 16:33駐車場
コース状況/
危険箇所等 ルート図は手書きなので適当です。実際には小笊からいったん引き返し再度登り返していますが、ルート図には含めていません。
ランカン尾根について:
「山と高原地図」には載っていないいわゆるバリエーションルートですが、一部を除き比較的明瞭な踏み跡がついており赤テープも要所に設置されているので、特に登りではそれほどルートファインディングに苦労することはないと思います。ただし整備された一般登山道ではないため、足場の不安定な急斜面や通過に注意を要するやせ尾根を含み、また一部藪漕ぎの必要な箇所もあるため単純な距離、標高差以上に時間がかかると思われます。日帰りで歩かれる方は余裕をもったスケジュールを組まれることをおすすめします。
ランカン尾根を歩く場合戸屋林道から入るルートが一般的だと思いますが、帰路に布引山経由の一般ルートを取ると車道歩きが長くなります。今回は(2度目ですが)硯の里キャンプ場わきの遊歩道から出ている尾根を経て1400m付近でランカン尾根に合流するルートを選択しました。
硯の里キャンプ場 - ランカン尾根1400m付近:
キャンプ場駐車場の左手にある遊歩道のような道を上がっていくとすぐに尾根の取り付きです。最初は急登でも歩きやすいコースですが、しばらく歩くと尾根上の所々に立ちふさがる小木(アセビ等)に進路を妨げられるようになります。それほど密生しているわけではないので藪漕ぎとまでは言えませんが、木を払って進まなければならないため時間をとられます。910m付近の平坦地には伐採された木がそのまま放置されており歩行の障害となっています(2年前からありました)。そこからしばらくゆるい登りが続き、再び急登を経てランカン尾根に合流します。この間赤テープ等はありません。下りの場合はルートファインディングが必要でしょう。
ランカン尾根主脈合流 - p2261:
主脈に合流するとそれまで無かった赤テープが散見されます。ここから先はいくつかの小ピークをはさみ急登と平坦箇所、ちょっとしたアップダウンを繰り返しつつ徐々に標高を上げていきます。踏み跡は比較的明瞭ですが、小ピーク通過時にはルート確認が必要です。要注意はp2125の通過。登りの場合崩落地の右側の尾根を進むのですが、まっすぐ尾根へ向かうのではなく藪漕ぎを避ける迂回路ができています。進行方向から見て右手へ回り込んで行くと比較的はっきりとした踏み跡があり、またルートを示す赤テープが見られます。この踏み跡をたどり、赤テープに忠実に従い斜面をトラバース気味に進んで行くと、左側が崖になっている尾根に出ます。下りの場合は自然に尾根からトラバース路へ導かれるようになっているのですんなり通過できると思われます。ここから先は特に迷うような箇所は無かったと思います。この区間藪漕ぎの必要な箇所はありません。
p2261 - 笊ヶ岳:
p2261から下ると程なく鞍部に着き、小笊への登りとなります。一部傾斜のゆるむ箇所もありますが、基本的には山頂まで約400mの一本調子な登りが続きこのコース中最もきついところです。またこの先所々でシラビソの幼木等が道をふさいでおり、倒木も多く通過に苦労します。一応踏み跡は続いているので本格的な藪漕ぎとまではいかず、手で払えば何とかなるレベルですが、ただでさえ急な登りを一段とつらいものにしているのは間違いありません。我慢して小笊まで登りきると笊ヶ岳山頂は目の前です。一見するとハイマツとシャクナゲの中をかきわけて進むのかと思ってしまいますが、踏み跡を忠実にたどるとすぐに尾根上に出るのでたいした藪漕ぎをせずに済みます。一旦鞍部へ下りそこから登り返すと突然目の前に山頂のキャンプ場があらわれます。
このコースは2年前に1度歩いていますが、きつい登りと藪漕ぎの連続にうんざりして「2度目は無いな」と思ったものです。しかし喉元過ぎれば熱さを忘れるのかこの度ふたたび歩くことになりました。
硯の里キャンプ場からランカン尾根へ至る尾根(名前があるのかどうかわかりません)は結構藪がうるさかったという印象でしたが、前回よりもひどくなっていた気がしました。スタートからランカン尾根主脈合流までに900m以上登っているので、これだけで丹沢ならひと山登っているくらいの標高差です。ランカン尾根は小笊手前の登り以外に藪漕ぎが無いので、主脈合流後はむしろそれまでよりも歩きやすい印象です。前回悩んだp2125は今回すんなり通過できました。p2261を過ぎ鞍部に着けばいよいよ小笊への最後の登り。藪漕ぎの覚悟を決めて進みます。シラビソの幼木の中をかきわけ、容赦なく顔を叩く枝を手で振り払い、次々に現れる倒木を越え、急登に耐えてようやく小笊山頂に到着。12時までに笊ヶ岳に着くことを目標にしていましたので余裕だなと思いつつ、行動食を取り出そうとザックを下ろして愕然としました。「ストックが無い」。あの藪漕ぎの最中に落としてしまったことは間違いありませんでした。
とりあえず登ってきたルートを再び下ってストックを探します。この時点では予定を変更してランカン尾根のピストンにするつもりでした。しかしよく考えるとランカン尾根を下りで歩いた経験は無く、迷わずにすんなり下山できるのか自信がありません。万が一途中で日が暮れてしまったらヘッドランプで下山するのは難しそうです。それにストックが見つかる保障はありません。むしろ斜面を落下していった可能性のほうが高いでしょう。それにこんなに天気の良い日にせっかくここまで来て笊ヶ岳の山頂へ立たないのはもったいない話です。
あれこれ考えた末、ストックの回収は諦め笊ヶ岳へ再び向かうことにしました。日没時間も早くなっているので早めに決断して良かったと思います。山頂から眺めた360度の展望はストックを無くしたことなど忘れさせてくれるすばらしいものでした。
コースデータ 総距離:19.7km 標高差:2145m 累積標高差:±2825m 所要時間:13h13m
コースタイム
7月14日 本厚木(16:50) 厚木インター 新清水インター 老平(19:50)
7月15日
老平(4:04) 硯の里キャンプ場(4:23) 1125m標高点(6:02) ランカン尾根合流(6:52) 1828m三角点(7:50)
1948m標高点(8:37) 2125m標高点(9:25) 2261m標高点(10:26) 小笊ヶ岳(11:54) 笊ヶ岳(12:12-32)
布引山(13:24-40) 桧横手山(14:32) 広河原(16:00)林道(16:50) 老平(17:17)
ヴィラ雨畑 風呂食事(17:50-18:40) 新清水インター 沼津インター 自宅(22:00)
南アルプス 白峰南嶺 笊ヶ岳 ここは二百名山狙いの方以外には全くマイナーな山、
山梨側の登山口からの直接の標高差は2145m、ランカン尾根、布引山のアップダウンを含めると2800m。
山小屋や避難小屋もなし、水場も下の沢だけと言う厳しい山。
登山道は老平から布引山経由、笊ヶ岳のピストンが主なルート。 登ったところを又降りるのがとても嫌いな
おいらには、ましてやこんな長距離の往復は耐えられない。
そこで前から調べていたランカン尾根からの周回コースで行くことにしました。 南アバリエーション第2弾となります。
「大海さん」「kazeさん」「K野さん」
次はこれで行きましょう!!
次の週末にチャンスがあるかもしれませんが........。
二週連続は
あり得ないですよネ
ただの思いつきですが
半分本気です
1/25000を用意しておきます
4:50駐車場 - 5:09硯の里キャンプ場 - 6:56ランカン尾根合流 - 7:45 p1827 - 8:25 p1948 - 9:03 p2125 9:09出発 - 9:52 p2261 - 11:13小笊(ストックを探すため引き返した後再び小笊へ戻る。1時間のタイムロス)12:12出発 - 12:25笊ヶ岳12:40出発 - 13:25布引山13:30出発 - 15:11山の神 - 15:30広河原 - 16:09林道終点 - 16:33駐車場
コース状況/
危険箇所等 ルート図は手書きなので適当です。実際には小笊からいったん引き返し再度登り返していますが、ルート図には含めていません。
ランカン尾根について:
「山と高原地図」には載っていないいわゆるバリエーションルートですが、一部を除き比較的明瞭な踏み跡がついており赤テープも要所に設置されているので、特に登りではそれほどルートファインディングに苦労することはないと思います。ただし整備された一般登山道ではないため、足場の不安定な急斜面や通過に注意を要するやせ尾根を含み、また一部藪漕ぎの必要な箇所もあるため単純な距離、標高差以上に時間がかかると思われます。日帰りで歩かれる方は余裕をもったスケジュールを組まれることをおすすめします。
ランカン尾根を歩く場合戸屋林道から入るルートが一般的だと思いますが、帰路に布引山経由の一般ルートを取ると車道歩きが長くなります。今回は(2度目ですが)硯の里キャンプ場わきの遊歩道から出ている尾根を経て1400m付近でランカン尾根に合流するルートを選択しました。
硯の里キャンプ場 - ランカン尾根1400m付近:
キャンプ場駐車場の左手にある遊歩道のような道を上がっていくとすぐに尾根の取り付きです。最初は急登でも歩きやすいコースですが、しばらく歩くと尾根上の所々に立ちふさがる小木(アセビ等)に進路を妨げられるようになります。それほど密生しているわけではないので藪漕ぎとまでは言えませんが、木を払って進まなければならないため時間をとられます。910m付近の平坦地には伐採された木がそのまま放置されており歩行の障害となっています(2年前からありました)。そこからしばらくゆるい登りが続き、再び急登を経てランカン尾根に合流します。この間赤テープ等はありません。下りの場合はルートファインディングが必要でしょう。
ランカン尾根主脈合流 - p2261:
主脈に合流するとそれまで無かった赤テープが散見されます。ここから先はいくつかの小ピークをはさみ急登と平坦箇所、ちょっとしたアップダウンを繰り返しつつ徐々に標高を上げていきます。踏み跡は比較的明瞭ですが、小ピーク通過時にはルート確認が必要です。要注意はp2125の通過。登りの場合崩落地の右側の尾根を進むのですが、まっすぐ尾根へ向かうのではなく藪漕ぎを避ける迂回路ができています。進行方向から見て右手へ回り込んで行くと比較的はっきりとした踏み跡があり、またルートを示す赤テープが見られます。この踏み跡をたどり、赤テープに忠実に従い斜面をトラバース気味に進んで行くと、左側が崖になっている尾根に出ます。下りの場合は自然に尾根からトラバース路へ導かれるようになっているのですんなり通過できると思われます。ここから先は特に迷うような箇所は無かったと思います。この区間藪漕ぎの必要な箇所はありません。
p2261 - 笊ヶ岳:
p2261から下ると程なく鞍部に着き、小笊への登りとなります。一部傾斜のゆるむ箇所もありますが、基本的には山頂まで約400mの一本調子な登りが続きこのコース中最もきついところです。またこの先所々でシラビソの幼木等が道をふさいでおり、倒木も多く通過に苦労します。一応踏み跡は続いているので本格的な藪漕ぎとまではいかず、手で払えば何とかなるレベルですが、ただでさえ急な登りを一段とつらいものにしているのは間違いありません。我慢して小笊まで登りきると笊ヶ岳山頂は目の前です。一見するとハイマツとシャクナゲの中をかきわけて進むのかと思ってしまいますが、踏み跡を忠実にたどるとすぐに尾根上に出るのでたいした藪漕ぎをせずに済みます。一旦鞍部へ下りそこから登り返すと突然目の前に山頂のキャンプ場があらわれます。
このコースは2年前に1度歩いていますが、きつい登りと藪漕ぎの連続にうんざりして「2度目は無いな」と思ったものです。しかし喉元過ぎれば熱さを忘れるのかこの度ふたたび歩くことになりました。
硯の里キャンプ場からランカン尾根へ至る尾根(名前があるのかどうかわかりません)は結構藪がうるさかったという印象でしたが、前回よりもひどくなっていた気がしました。スタートからランカン尾根主脈合流までに900m以上登っているので、これだけで丹沢ならひと山登っているくらいの標高差です。ランカン尾根は小笊手前の登り以外に藪漕ぎが無いので、主脈合流後はむしろそれまでよりも歩きやすい印象です。前回悩んだp2125は今回すんなり通過できました。p2261を過ぎ鞍部に着けばいよいよ小笊への最後の登り。藪漕ぎの覚悟を決めて進みます。シラビソの幼木の中をかきわけ、容赦なく顔を叩く枝を手で振り払い、次々に現れる倒木を越え、急登に耐えてようやく小笊山頂に到着。12時までに笊ヶ岳に着くことを目標にしていましたので余裕だなと思いつつ、行動食を取り出そうとザックを下ろして愕然としました。「ストックが無い」。あの藪漕ぎの最中に落としてしまったことは間違いありませんでした。
とりあえず登ってきたルートを再び下ってストックを探します。この時点では予定を変更してランカン尾根のピストンにするつもりでした。しかしよく考えるとランカン尾根を下りで歩いた経験は無く、迷わずにすんなり下山できるのか自信がありません。万が一途中で日が暮れてしまったらヘッドランプで下山するのは難しそうです。それにストックが見つかる保障はありません。むしろ斜面を落下していった可能性のほうが高いでしょう。それにこんなに天気の良い日にせっかくここまで来て笊ヶ岳の山頂へ立たないのはもったいない話です。
あれこれ考えた末、ストックの回収は諦め笊ヶ岳へ再び向かうことにしました。日没時間も早くなっているので早めに決断して良かったと思います。山頂から眺めた360度の展望はストックを無くしたことなど忘れさせてくれるすばらしいものでした。
コースデータ 総距離:19.7km 標高差:2145m 累積標高差:±2825m 所要時間:13h13m
コースタイム
7月14日 本厚木(16:50) 厚木インター 新清水インター 老平(19:50)
7月15日
老平(4:04) 硯の里キャンプ場(4:23) 1125m標高点(6:02) ランカン尾根合流(6:52) 1828m三角点(7:50)
1948m標高点(8:37) 2125m標高点(9:25) 2261m標高点(10:26) 小笊ヶ岳(11:54) 笊ヶ岳(12:12-32)
布引山(13:24-40) 桧横手山(14:32) 広河原(16:00)林道(16:50) 老平(17:17)
ヴィラ雨畑 風呂食事(17:50-18:40) 新清水インター 沼津インター 自宅(22:00)
南アルプス 白峰南嶺 笊ヶ岳 ここは二百名山狙いの方以外には全くマイナーな山、
山梨側の登山口からの直接の標高差は2145m、ランカン尾根、布引山のアップダウンを含めると2800m。
山小屋や避難小屋もなし、水場も下の沢だけと言う厳しい山。
登山道は老平から布引山経由、笊ヶ岳のピストンが主なルート。 登ったところを又降りるのがとても嫌いな
おいらには、ましてやこんな長距離の往復は耐えられない。
そこで前から調べていたランカン尾根からの周回コースで行くことにしました。 南アバリエーション第2弾となります。