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Channel: 丹沢最高峰 蛭ケ岳1673回超えを目指して 
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起きていることすべてが詐欺だったと

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かくして1960年から始まった日本の年金制度は、その大半を厚生省などの食い物になって終わった。もちろん政府には「税金」とか「赤字国債」という奥の手があるから、「国民から借金して国民に年金を払う」ということができるから、国民は大損をするけれど、年金の全面的崩壊はない。ただ、自分のお金を取られて自分が年金をもらうだけだ。

1)年金制度は最初から厚生省が使い込む予定で、
2)現実にも天下り退職金などで大量の公金を消費し、
3)回収の見込みがない(回収するなら税金で支払うしかない)融資を繰り返して90兆円が焦げ付き、

支給年齢も「高齢者が増えたから」という理由で65歳になったが、実は人口分布というのは将来も正確に推定できるものなので、年金が始まった1960年代には未来の人口分布が長方形であることは予想されていた。それは2030年の推定が2000年に確定していたことからもわかる。

いずれにしても、日本のマスコミ、年金専門家、厚労省関係の官僚の言換えによって、社会保険庁がつぶれて日本年金機構ができ、少子化対策が始まって年金と高齢化の関係が確定した。

150兆円の年金のうち、90兆円を使い込んだ厚生省は御用学者も動員してこの危機を乗り切ったのである。

4)積み立て型年金を賦課型にして少子化の問題にすり替え、
5)現在は「年金で穴をあけても、増税して補てんすればよい」という政策をとってきた。



だから、まずは厚労省、政治家、専門家など甘い汁を吸った人たちが弁済してからやり直さなければならないのに、それを置いて「責任は年金を支払わない国民にある」とばかりに「強制徴収」に踏み切ろうとしている。

おそらくマスコミは国民の咎だけを責めるだろう。事実、今日の新聞には特集が載っていたが、そこには眼鏡をかけた真面目そうな女性が「納付率が向上しないと年金制度が信頼されません!」と言っていた。


年金制度の崩壊は、納付率が低かったわけではない。厚労省の職務怠慢と意図的な使い込みにあったのに、またマスコミは「見かけが正しいほう」を重視するだろうから、「国民は年金を払わなければいけない」という記事を書いていくだろう。

この問題はさらに少し付け足しておく必要がある。年金を収めるというのは「半強制的にお金を徴収する」ということだから、もちろん「滞納」がある。この滞納の中には、「ズルい人が滞納する」というのと、「お金がなくて払うことができない」というのがある。


また、長い間、お金を払い続けるというのは大変だ。サラリーマンのように一定のお金が入ってこれば別だが、年金とかNHKのように「お金がなくても払わなければならない」というのは大変だ。その意味で「お金がない時に節約できないもの」を社会から徐々になくしていく必要がある。






暗雲漂う日本では、今までの常識はもう通用しない。


日本が衰退していく中で、今までの常識では生きていけない

http://www.bllackz.com/2014/01/blog-post_24.html
2014年1月24日 Darkness - ダークネス


私たちの生活は年々悪くなってきているが、それでも2000年までは、まだ「真面目にやっていれば報われる」というどこか奇妙な楽観論が残っていた。

さすがに今ではもうそのような楽観論は跡形もなく消えてしまったが、今でもそれを「常識」のように抱いている人も中にはいる。しかし、もうそんな時代ではなくなっている。

・若年層は、就職できなくなっている。
・中年層は、リストラの対象になっている。
・高年層は、生活保護受給に落ちている。

ここでよく考えて欲しい。就職できない若年層の貧困化も目立ち、40代以降のリストラも当たり前になり、生活保護受給者もどんどん増えているが、そういった状況に陥ってしまた彼らは真面目ではなかったのだろうか?

遊びほうけ、好き勝手なことをして、適当に生きていたから困難に陥っているのだろうか?


■時代の波が変転すれば不運に巻き込まれてしまう

昨今ではソニー、パナソニック、ルネサス等の東証一部上場企業から、グリーやミクシーのような新興企業まで、ことあるごとに社員をリストラしている。

では、これらのリストラされた人たちは、真面目ではなかったのだろうか?

みんなまじめにやってきたのだ。しかし、どんなに真面目であっても、時代の波が変転すれば不運に巻き込まれてしまう人が数百万、数千万人の単位で生まれて来る。

真面目にやっていれば報われる。それが空しい言葉になりつつあるのは、すなわち時代が変わり、常識が変わって来ているからだ。

かつての常識が今も通用すると考えると、それは不幸の始まりになってしまう。

「真面目にやっていれば報われる」は、高度成長期の頃に生まれた常識であり、この常識は今はもう機能していない。

では、今の常識の基本となっているものは何か。今の常識はすべて、国は衰退しているという前提で成り立っているのだ。

たとえば、「ちゃんと働けば報われる」が成り立たなくなったというのは、今働いている人たち全員の実感ではないだろうか。

ブラック企業が問題になっているが、ブラック企業ではなくても、労働条件・労働環境は悪化して、しかも給料が上がらないどころか下がっている。普通の会社で、一心不乱に働いてもそうなのだ。

「真面目に働けば報われる」というのは、もう完全に非常識になったのだ。これからは、「真面目に働いたところで報われない」というのが常識になる。

グローバル化の時代は先進国の人間の給料を引き下げる動きをする。また、企業はコストの安い海外に職場を移す。だから、この流れは、グローバル化が続く限り止まらない。


■政府による収奪は、徹底化されていくことになる


日本人は定年までしっかり働き、定年退職したらあとは悠々自適の生活に入るというのが理想でもあり、常識でもあった。今でも、それが可能だと信じ切っている人もいる。

しかし、これもあり得ない。政府は、必死になってインフレを起こし、年金を引き下げ、受給年齢を引き上げ、医療費の自己負担も上げ、消費税もどんどん上げている。

なぜなら、もう日本政府の累積債務は1000兆円を超えて、かなり絶望的なところにまで到達しているからだ。国民から収奪するしかないから、政府は収奪しに来ている。

2013年12月18日には、国民年金を長期滞納している人間は、所得が400万円以上もあれば差し押さえすると厚生労働省は宣言している。このように、今後も政府による収奪は、徹底化されていくことになる。

そんな中で、年金が維持されるはずもなく、インフレも始まったら、高齢者が追い込まれてしまうのは自明の理だ。国の福祉がいつまでもあると思うのは、もう非常識なのである。

年金で生活などできなくなるというのが、衰退の時代の常識だ。高齢者は巨額の資産を持っていない限り、死ぬまで働かなければならないのだ。

そもそも、年金を支える若年層が減っている上に貧困化しているのである。それだけでも年金制度がこのまま維持されるわけがないことが分かる。

少子高齢化の問題は、日本の現在のシステムを崩壊させる時限爆弾である。


年金制度も少子高齢化によって破綻が見えてきているし、国の活力低下、内需低下もまた少子高齢化によって年々ひどくなっていく。


■漠然と持っていた古い常識では生きていけない

少子高齢化がもたらす問題は、国の活力を削ぐだけではなく、対外的にも大きな問題になっていく。

まず、「日本は日本人だけのもの」という常識も、この少子高齢化によって崩壊する。なぜなら、人口減少によって必然的に外国人が入って来やすい土壌が整うからだ。

人口が減って日本は物理的に土地がガラガラになっていく。地方も人口減で崩壊する。ところが、世界に目を転じると人口はどんどん増えているのだ。爆発的に増えている。

日本は暮らしやすい土地である。それならば、増えた世界人口が日本の真空を埋めるようにして入り込んできたとしても、何ら不思議ではない。

いくら日本人が移民は嫌だと言っても、それを跳ね返す力もなくなっている。移民という形を取るのか、侵略という形になるのかは分からないが、いずれ、日本には大量の外国人が住み着いてどんどん増えて行く国になる。

そして、間違いなく「日本は日本人だけのもの」という常識は消える。遅かれ早かれ、日本はそうなっていく。

当然、現在の日本文化というのも消えていく。ゆっくりと掻き消されるようになくなる。つまり、日本文化は永遠に残るという常識も、今後は非常識になっていくのである。

日本は元々、世界からみると異質で理解されにくい文化を持った国なのである。その国が衰退し、少子高齢化で人口を減らしていくのだから、文化が衰退して消滅しても不思議でも何でもない。

日本文化が今のまま理解してもらえると考えるのは間違っている。日本文化は理解される前に消されてしまう。日本文化は消えるというのが新しい常識となっていく。

「真面目に働いたら報われる」は非常識になる。
「悠々とした年金生活が送れる」も非常識になる。
「日本は日本人だけのもの」も非常識になる。
「日本文化は永遠に残る」も非常識になる。

日本が衰退するという潮流から見ると、今まで私たちが漠然と持っていた古い常識では生きていけなくなる。これほど、日本人は追い込まれているという事実を、客観的に、そして現実的に捉えるべきだ。
 


コメント
01. 2014年1月25日 00:22:43 : nJF6kGWndY
>今後も政府による収奪は、徹底化
地域社会に加え、家族や企業共同体の自助システムも崩壊しつつあり、親兄弟すら頼れない

欧米キリスト教国と違い、慈善や寄付も機能していない日本の現状では、

憲法の生存権の理念を守り

貧困老人やコミュ障など、いわゆる経済弱者を国で支えようとするなら、

公権力で、中流以上から強制的に金を取り上げて、再分配する以外に選択肢はないだろう


逆に言えば 息が詰まる家族や地域社会から脱け出しても生きていける、幸福な福祉社会の発達が、今の現状を作り出したわけだが

実力以上の理想を掲げる国は、大体、無理が祟って、衰退し、壊れていくものだ






02. 2014年1月25日 00:27:34 : jQzmz2yvIo
「国民年金を長期滞納している人間は、所得が400万円以上もあれば差し押さえすると厚生労働省は宣言している。」とは、裏を返せば、「国民年金を長期滞納している人間は、所得が400万円未満なら差し押さえされず、基礎年金が貰えないから生活保護の恩恵を受けることができ、病気になった時などは、基礎年金需給者(介護保険、支援保険掛け金を差し引かれると本当に僅かしか残らない)よりはるかに良い生活が保障される場合が多い、と厚生労働省は宣言している。」と言う事なのでしょうか?

03. 2014年1月25日 02:21:34 : PSMZjEDERY
足の引っ張り合いの国で、何かと人を小馬鹿にして優越感に浸っていれば当たり前の様に衰退していく。当然の結果だと言える。海外に逃げ出せる人が僕は羨ましいなと思っている。英語が話せないから仕方がない。



05. 2014年1月25日 02:47:44 : nJF6kGWndY
>>02 所得が400万円未満なら差し押さえされず
単に、人数が多すぎて滞納しても放置されるだけでは?

生活保護受給水準は世帯構成次第だが、4人の標準世帯で330万程度だが

いろいろ他の加算や恩恵もあり、特に病気の場合、医療費が無料になるのは大きい

http://www2.odn.ne.jp/jcp-yamagata/seikatuhogo.html



06. 2014年1月25日 03:06:21 : 6fpqlCLMns
昔ながらの商店街が消え、団地がスラム化し、外国人が増え、、、
もう俺が居たころの日本とは違う国になってしまったのかな。

12. 2014年1月26日 09:23:55 : iiMVsetR9w
起きていることすべてが詐欺だったとこの年になって知るとは思わなかった。国の偉い専門家がこぞって安全だ、爆発はしない、と言ってきた原発が爆発してからそれでもまだ騙されていないと思っている周りの日本人や50年近く原発を推進してきた自民党がまた政権を取る至っては、オレオレ詐欺に騙される老人のことを
笑えないと思う。

医療だって、薬漬け検査漬けワクチンづけにしてさらに病人を増やしてぜいたくをしている医療関係者。
医療費が無料の活保護にもたかってる。

どこをとっても詐欺や失敗だらけだというのに詐欺師がよけいに報酬をもらえる
この国、そのことに気づきもせず相変わらずお金を貢いでいる国民って一体何なの?



19. 2014年1月26日 21:45:52 : FfzzRIbxkp
かつての日本を基準にしているのならば、一理あるかなと思うけど、
海外から戻ってくると日本の贅沢さを実感します。
途上国だろうと先進国だろうと、もっと質素。

華やかなのはほんの一部分。 日本はどこまでも街灯が続くし、自販機も多い。
海外と比べると不便という言葉が街中には見当たらない。

ものがありすぎる、便利すぎて道具を使うためにエネルギーを余計に使っているような浪費習慣が、人間の能力を劣化させているようにも思います。

真面目にやっていれば報われるという考え方は、社会人じゃなくて学生レベルの話ではないでしょうか。あるいは、ルーティンでまかなえる簡易作業の仕事。


20. 2014年1月26日 22:10:51 : Sl3d6lMUqQ
ごもっとも
「真面目に働いたら報われる」は非常識になる。
「悠々とした年金生活が送れる」も非常識になる。
「日本は日本人だけのもの」も非常識になる。
「日本文化は永遠に残る」も非常識になる。

そうなると思います。すでになっている項目もある。


人の2倍も3倍も働いてきた自負はあるが、金銭的にも、地位的にも、
立場的にも全く報われていない。

今後は何事も望みや希望の半分でも叶ったらヨシ、
腹7分目で満足すべき時代になるのだろう。

過去、いつもでも成長できた文明や国は存在していない。

度重なる政治経済の失政もあり、
日本はすでに衰退過程に入ったとみるべきであろう。

そこに目を向けないで、盲目的に通貨(円)をじゃぶじゃぶ刷って、
量的緩和をしたり、無理に通貨安誘導しても、決して景気は回復しないし、
日本という国の衰退を早めてしまうことになるだけであろう。
日本国民にとって今年は、そこのところを思い知ることになるのかもしれない。


27. 2014年1月27日 17:38:25 : RQpv2rjbfs
テレビで借金が1100兆円になるといっていたよ。ほっとけばこうなるのは10年以上前から解りきっていたのだが、今更のように驚いてみせる、ばっかみたい。
消費税を10%や20%上げてどうにかなるレベルではない。我々が今いるこの場所がもうすぐサバイバルゲームの会場になる。いまから準備を始めよう。

底値の農地を買って百姓をするのがお勧めだ、私はめんどくさいから覚悟を決めて皆と餓死するほうをえらぶ。




36. 2014年1月29日 13:50:06 : RQpv2rjbfs
読売やNHKを見ているとわからないが、日本は今とんでもない危機に見舞われている。間違っても景気が良いなどと思い込まないことだ、ここの人はだいたいわかっていると思うが世間では物価が上がって懐が厳しいのに好景気だと思い込まされている人が大勢いる。財務省は消費税を上げたいので統計を操作する。はじめに有罪ありきの検察、裁判所の調査みたいだ。そこまでして税金をあげてもたぶん逆効果だ。
アルゼンチン危機が再びマスコミを賑わせているが、ネットで調べたらまるで日本の写鏡、原因は官僚の腐敗とIMFに指導された、いわゆるネオコン自由化だ。領土問題で国民の目を逸らそうとしているところまで同じだ。フラクタルってやつを思い出す。

アルゼンチン本来豊かな国なのに、日本世界一外貨を稼いでいたのに、いったいどうした。本当に腐敗した役人をなんとかしないと崖下までまっしぐら、もう落ちている途中でどうしようもないっちゃあどうしようもないがね。

システムがアップデートでない、時代にそぐわなくなっているのだ。一度完全に現行の腐ったシステムはぶっ壊わすべきだ、でないと金正日が死んでも別の兄ちゃんが後を継ぐ北朝鮮と同じ事で破滅までシステムが維持されてしまう、これではなんともうまくない。どうすれば良いのだろう、うんこをしながら考えてみたい。


38. 2014年1月30日 01:11:43 : 67AIOGmB2M
今までの常識にとらわれずにうまいことやってる奴、日本中にいるじゃない。
年金なんか掛けずに給料は全部使っちゃってあとは生活保護でのんびり暮らしている人たちが。
その生保受給者にたかって高額医療施してしこたま儲けている医者どもも。
宗教法人を隠れ蓑にして課税逃れしている悪徳な奴らも。
まあ、俺が一番笑っちゃったのはヤクザが借りた金踏み倒して取りッパグれた銀行が住専作って「真面目な」納税者の税金で肩代わりしてやったことだな。
そもそも「真面目な」世代がのちの世代に1000兆円も借金背負わせるかっての(笑

「不真面目な道楽者のゴロツキ世代」もいいところ
もう、おかしくて笑っちゃたよ。


39. 2014年1月30日 21:08:23 : QBrYpzDGwo
 33>
  言葉だけ出来れば、などと言っていない。
  しかし言葉が出来れば全然違う。国際社会がどうなっているのか、言葉が出来れば世界の情報も取りあえず手に入る。日本のメディアが発信する情報だけにとらわれていては、何がどうなっているかわからない。戦前、戦中のように負けが込んでいるのに勝ってる、勝ってると踊らされ、その気になってしまい、深手を負ってしまった。情報弱者ではダメなのだ。
  警察や軍に守られて、というが、外国に進駐して行って警察や軍に守らせていた日本人とは一体なんだ。現地の人の言葉でも覚えて交流しようと言う気もなく、逆に略奪者と定義付け、警察や軍という武力装置でもってガードするなど、現地の民衆を危険な下等人種として蔑んでいたのであれば侵略と言われても仕方ない。
  原発事故情報も日本政府や御用聞きメディアが誘導する情報よりも海外の情報の方が何倍も真面目で、正確だ。これだって有難いことに海外の情報を訳す能力のある日本人がいるからのことだ。
  

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