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Pakumin Story Vol.2 ひたすら脚を前に出すマシンとなった。

 

 

 

うんざりする登り返しだが脚を前に出してりゃいつかは着く。

赤石山脈全山縦走 2017年10月05日(木) ~ 2017年10月10日(火)

1日目】10/5(木)晴れ 17km +800m 3時間
14:25 JAL3110(千歳14:25-中部16:10)
16:10 中部空港-神宮前-豊橋
18:20 豊橋 伊那路3号
20:20 平岡駅 行動開始
23:20 池口岳登山口避難小屋

【2日目】10/6(金)曇り-雨 19km +2,800m 9時間
03:00 池口岳登山口避難小屋
06:00 池口岳
(ルートミスで40分間ロス)
08:50 光岳
11:10 茶臼岳
11:30 茶臼小屋

【3日目】10/7(土)雨 32km +2,110m 14時間
03:00 茶臼小屋
06:10 聖岳
08:30 百間洞山の家
10:10 赤石岳
11:10 荒川小屋
--大休憩--
12:00 荒川小屋
14:00 高山裏避難小屋
16:50 三伏峠小屋【4日目】10/8(日)晴れ 35km +3,500m 14時間40分
00:30 三伏峠小屋
02:50 塩見岳
05:20 熊ノ平小屋
06:40 間ノ岳
07:20 北岳山荘
--大休憩--
07:50 北岳山荘
08:20 北岳
10:20 両俣小屋
10:50 野呂川越
13:50 仙丈ヶ岳
15:10 北沢峠

【5日目】10/9(月)晴れ 16km 3,160m 13時間20分
02:00 北沢峠
03:30 角兵衛沢徒渉地点
06:20 鋸岳
10:00 甲斐駒ケ岳六合石室
11:00 甲斐駒ケ岳
13:20 栗沢山
14:00 アサヨ峰
15:20 早川尾根小屋【6日目】10/10(火)晴れ 30km +1,544m 10時間40分
02:00 早川尾根小屋
04:30 地蔵ヶ岳
--オベリスクで遊ぶ--
05:00 地蔵ヶ岳
06:00 薬師岳
06:40 南御室小屋
08:40 千頭星山
09:20 甘利山
09:40 グリーンロッジ
--大休憩--
10:00 グリーンロッジ
11:50 武田乃郷
--温泉--
13:00 武田乃郷
13:40 韮崎駅 行動完了
14:27 中央道韮崎IC 高速バス諏訪・岡谷・茅野-新宿線 3814JR
16:35 バスタ新宿
20:10 羽田空港
20:40 ANA081(羽田20:40-千歳22:15)

【合計】
移動距離 149km
獲得標高 13,900m
行動時間 64時間40分

【交通費】
自宅-千歳空港(快速AP) \1,070
千歳空港-中部空港(旅割75) \12,910
中部空港-豊橋(μスカイ使用) \2,310
豊橋-平岡(伊那路3号) \3,030
--
中央道韮崎-新宿(高速バス) \2,100
新宿-羽田空港(リムジンバス) \1,230
羽田空港-千歳空港(旅割75) \10,790
千歳空港-自宅(快速AP) \1,070
合計 \34,510

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去年の秋に荒川岳へ登った。遥か遠くにチョコンと見える白い甲斐駒まで、延々と伸びてゆく尾根が忘れられない。いつかあの尾根を歩こうと決めた。帰ってから南アルプスの北半分を歩く計画を考えていると、南半分を繋げても1~2日しか変わらないことに気づいた。ならば全部繋げよう。ここ最近の僕のブーム"駅to駅スタイル"で。スタートは平岡駅、南端は池口岳、北端は鋸岳、鳳凰三山を繋いで韮崎駅ゴールだ。こうしていわゆる"南アルプス全山縦走"が始まった。農鳥岳を美しくルートに組み込めなかったが、これで全山ということにしてほしい。

【1日目】10/5(木) 札幌-名古屋-平岡駅-池口岳登山口
 「お先に失礼しまーす」とはんどんで仕事を終えて即帰宅。パパッと山着に着替えて食料満載のザックを背負い千歳空港へ向かった。セントレアに降りたら特急で神宮前-豊橋へ。豊橋でガラガラの伊那路3号に乗り込みようやく一安心。ここまで一切時間の余裕が無く、伊那路3号に乗るまでが最初の核心だった。この計画では入山前にOD缶を買う余裕も無い(もしも豊橋駅で1時間余裕があれば付近のホームセンタで買えるだろう)。なので今回の持ち込み食料はペッタンコに潰して小さくしたコモパン2.5kg, 毎日のビタミン剤とプロテインクッキーのみ。いつもの火器無し縦走である。まあ営業小屋がそこら中にあるのでそれほど大きな問題ではない。
 長野県天龍村の平岡駅で下車。時刻は20時。真っ暗だ。まずは池口岳避難小屋まで18kmのロード。中秋の名月のおかげで街灯の無い国道も明るい。大きい山をやるときは満月に限る。大河、天竜川に沿ってペタペタ国道をジョグり、最終人家を過ぎて避難小屋に着いた。年季は入っているがきれいに掃除されていて素敵な小屋だった。小屋ノートにこれから北岳の方まで抜けるぞ、と書き残し己を鼓舞した。時刻は23時半。虫の鳴き声に癒されながら寝袋に潜り込んだ。

【2日目】10/6(金) 池口岳登山口-茶臼小屋
 2時起床。3時間しか眠れなかったが昨日は飛行機や電車で寝ていたので辛くはない。今日は聖平小屋まで行きたいが、午後から猛烈な雨風になる。小屋を通過した時点で進退の判断しよう。 池口岳はマイナーな山なので荒れた登山道を想定していたがそんな事はなく、よく整備された素晴らしい登山道だった。池口岳、光岳、茶臼岳と順調に歩みを進めていくと茶臼小屋の前で雨となった。南には真っ黒な雲。風もかなり強く冷たい。この気温で雨に打たれるのはつらい。時刻はまだ11時だが今日は茶臼小屋までとした。借金2.5時間だ。
 小屋に入ると雨風はさらに勢いを増した。天井と壁は雨風でガタガタ揺れる。明日は昼までこの調子かもしれない。明日は出発を昼まで遅らせて荒川小屋までにするか? そんなことをしたら絶対に最後まで歩き通せない。かといって冷たい雨風の中を歩いてまで北端まで繋ぐ意味はあるのか? 天気が回復してから歩けばいいじゃないか。広河原、北沢峠、夜叉神でバスを利用すれば…。そんな考えを巡らせながら寒くて長い夜を過ごした。【3日目】10/7(土) 茶臼小屋-三伏峠小屋
 2時起床。雨は上がらない。計画を練って装備を整え身体を鍛え、5連休を取って飛行機も3ヶ月前から予約したのにこんな序盤で計画を諦めるのか?北端まで繋ぐ意味は…自分自身に課した課題を自分自身に負けずに突破する。これが僕の山じゃないか。今から出ればまだ借金を減らせる可能性はある。このくらいの雨風は冬の羊蹄に比べりゃ屁でもない。行くぞ。やってやる。蝦夷の山屋の情熱を見せてやる。
 雨具を着込んで茶臼小屋を出た。真っ白な稜線をただただ北へ進む。雲が厚くて今宵は名月の光も届ず、メガネが曇り雨粒で視界が悪い。息を吸い込んで水とパンを胃袋に流し込み、ひたすらひたすらひたすらひたすら脚を前に出すマシンとなった。カッパ、R2、防寒テムレスのフル装備なら3,000mの雨風もなんともない。今日は行けるところまで行こう。雨なんざただの水だ。昨晩ウジウジしていた自分をひっぱたいてやりたい。
 荒川小屋が営業していたので中に入ってカレーを頂いた。初めての山小屋カレーに大興奮。小屋を出ると風の勢いは弱まり、雨はしとしと小雨に変わっていた。せっせと400m登って荒川前岳に立った。この先は未知の領域だが進む先は真っ白で何も見えない。何度もアップダウンを繰り返し三伏峠で時刻は17時前。今日はここまでか。借金は2.5時間から2時間に減った。小屋は貸切だった。濡れネズミのまま寝袋に潜り込み一瞬で深い眠りに落ちた。14時間に渡る雨と自分との戦いだった。【4日目】10/8(日) 三伏峠小屋-北岳-仙丈ケ岳-北沢峠
 0時にトイレに起きれば空には眩しい星と月。雨は上がった、今すぐ出発だ。月があまりにも明るくてヘッドライトは最弱でOK. 月明かりに照らされる岩の要塞、塩見岳は強烈な存在感を放っていた。いくつもの起伏を超えていくと立派な熊の平小屋に着いた。水を汲んで一服し、ひと登りすると目の前にドーンと三峰岳。時刻は6時を過ぎた。空はすっかり明るい。山の向こうにはきっと太陽がいるはずだ。はやる気持ちを抑えられず出力全開で登り、息も絶え絶えに三峰岳に着いた。
 太陽と、そこには輝く富士山があった。涙が出てきた。昨日諦めずに歩き通して本当に良かった。進行方向には北岳、仙丈ケ岳、奥には白い甲斐駒も見える。ここまでの疲れが全て吹き飛んだ。太陽の力があれば無敵だ。ピンピン動くぜ。今日までの借金をチャラにしてやる。北岳山荘で軽装に着替え、赤いきつねでエネルギーを注入。北岳山頂までフルスロットルで駆け上がった。3,193mは僕の人生最高の標高だ。これを超えるには富士山へ行くしかないな。
 せっかく稼いだ尊い標高だが2,100mの両俣小屋まで一気に1,100m落ちてゆく。誰だこのルートを考えたクソ野郎は。しかし仙丈まで美しく繋ぐにはここを通るしかなかった。さっきまで登山道は多くの人でごった返していたがこちらは誰もいない。嫌な予感がする。沢に入ると夏道は殆ど流されていた。仕方ないので適当にジャブジャブ水の中を歩いて両俣小屋を目指した。冷たい沢水が脚の張りを癒してくれる。両俣小屋では3名の登山者が休憩をしていた。ここは南アルプス林道を歩いて野呂川越に登るための中継地らしく、北岳-両俣間は最近廃道になったと教えてくれた。小屋から250m登り野呂川越に出ると遠くに仙丈ケ岳がそびえ立つ。起伏の激しい樹林を駆け抜けて仙丈ケ岳のピークに立ち、たくさんの登山者にもまれながら北沢峠に落ちていった。今日の宿はこもれび山荘。初の営業小屋フルコースだ。連休中日ゆえ満員だったが寝るスペースは十分で、温かい食事と布団はまるで天国だった。ご飯とシチューを腹いっぱいおかわりした。今日は塩見岳、間ノ岳、北岳、仙丈ケ岳と3,000m峰を4つも相手にするハードな一日だった。太陽の力のおかげで遅れを取り戻し、ようやく計画どおりの行程に乗ることができた。

【5日目】10/9(月) 北沢峠-鋸岳-早川尾根小屋
 1時起床。昨日は20時消灯だったので寝足りないが、今日も長い一日になるので早出だ。まずは2,000mの北沢峠から八丁坂を下り、1,300mの角兵衛沢まで700m落とす。アホかと。このルートを組んだ自分を呪いたい。しかし鋸と甲斐駒を美しく繋ぐにはこれしかなかった。八丁坂の下の方は廃道化が進んでいる。丹渓山荘から角兵衛沢まではほぼ道は無い。しかしマーキングは多いので拾いながら適当に沢を下っていくと、ありがたいことに角兵衛沢の入り口に前泊のテントがあって良い目印になった。徒渉地点にまだ使えそうな緑のカラビナとルベルソが落ちていた。流されてきたのか目印なのかわからない。持ち帰りたい衝動に駆られたが理性で抑えた。さあ1,300mから2,680mの鋸まで、仁義なき急登の始まりだ。星と月にエネルギーを貰ってガシガシ斜面に足跡を刻む。踏み跡がしっかりしていて迷うことはない。丹渓山荘側は廃道だが、戸台からは結構人が入っているようだ。ガレの海に圧倒されながら急登を登り切ると肩に出た。すぐそこが鋸岳のピークだ。今日も朝日が眩しい。目指す甲斐駒は遥か遠く、起伏の激しい尾根が立ちはだかる。ここまで来たんだ、男なら行くしかないだろう。
 何も調査せずに来たので大ギャップの上まで来てしまった。ロープが垂れているが底を覗くとハングしていてとても降りられそうにない。降りても向こう側に登るのは無理だ。小一時間右往左往して、鹿窓から垂れている鎖は大ギャップの下に降りて高捲くためにあったのだと気付いた。屈強な鎖の助けを借りてルンゼを下ると対岸の草付きから人が降りてきた。おかげでルーファイの手間が省けた。第2高点に着けばあとは甲斐駒まで夏道だ。これがなかなか長くて角兵衛沢を登ってきた脚にジワジワ効いてくる。
 甲斐駒は計画より2時間遅れで着いた。今日は調子が良ければ鳳凰小屋まで行きたかったが、この時点で早川尾根小屋までに決めた。行程に余裕ができたので、甲斐駒ケ岳-早川尾根はまったりモードでのんびり歩いた。仙水峠まで700m降りると目の前に栗沢山ドーンで500m登り返す。南アはこんなのばっかでホントに最高だぜ。
 栗沢山からはアサヨ峰-鳳凰三山の稜線がずーっと伸びていた。あの尾根の終点、薬師岳が旅の終わりかと思うと寂しい。携帯の電波が入るうちに韮崎-新宿の高速バスを予約した。明日札幌に帰り、明後日から仕事かと思うと急に現実に引き戻されたような感覚になった。 栗沢山を越えると登山者は極端に減る。右手には今日まで歩いてきた主稜線、左手には山梨の街が見えて楽しい。栗沢山-早川尾根は今回の山行中、一番の気持ち良さだった(時間と気持ちに余裕があったからかもしれないが)。早川尾根小屋には明るいうちに着いた。テン泊の男性とまったりお喋りを楽しんだ。小屋利用は僕1人。標高は2,400mもあるが暖かい夜だった。この山行も明日で終わりなので、余った行動食で祭りをした。圧縮パンとプロテインクッキーと水しか無いけどな。

【6日目】10/10(火) 早川尾根小屋-薬師岳-甘利山-韮崎駅
 1時起床。ぐっすり8時間も眠って頭も身体もスッキリだ。今日のゴールは札幌の自宅なので最後まで油断できない。左手に山梨の夜景を楽しみながら今宵も月と星の尾根を駆ける。脚に疲れはなくむしろ軽い。日ごとに肉体と魂が山に磨かれ、研ぎ澄まされてゆく。身体が山歩きに最適化されていくのがわかる。
 地蔵ヶ岳に着くとご立派なオベリスクがそびえ立つ。これ登んのかよ…と思い取り付いたものの最後の5mは壁だった。登れたとしても降りられる気がしない。これはロープがいる。登頂は諦めた。回線が使えたので地蔵ヶ岳のオベリスクについてググった。やはり本気の登攀装備が要るらしく普通の登山者は登らないそうだ。調査不足だったな。オベリスクで小一時間遊んでいるうちに東の空は明るくなり、観音ヶ岳で日の出を迎えた。この山行中、日の出のときにはいつも山影にいた。なので今日は初のご来光だ。しかも富士山付き。右手には歩いてきた稜線が赤く染まっていた。ドラマチックな朝だった。
 薬師小屋、南御室小屋を越え夜叉神峠分岐までは快適な特急国道だが、甘利山へ舵を切ると途端に倒木でガチャガチャになる。鋸-甲斐駒間もそうだったが、山と高原地図の破線は伊達じゃないことを学んだ。破線部は事前に調査したほうがいい。シラビソの倒木帯を抜けると大ナジカ峠の広大な笹原、そそり立つ千頭星山(の手前の2,004)と退屈させない。右手には富士山がずっと見えている。薬師岳から先は消化試合だと思っていたが良い意味で期待を裏切ってくれた。最後のピーク甘利山は本当に素敵な場所で、のんびり景色を楽しんだ。
 グリーンロッジが営業中だったのでソフトクリームでリフレッシュしたら韮崎駅までロード13km, しかも1,700mから360mまで下る。十勝岳温泉凌雲閣から上富良野駅までの標高差が1,200mなのでカミヒルを走って下りてくるようなものだと思っていただきたい。さあこの旅最後の仕上げだ。パンも水も無くなったのでザックも足取りも軽い。軽快にアスファルトを飛ばし、途中で温泉に入って綺麗な服に着替えた。5日ぶりの風呂は染みた。甘利沢沿いの街道をのんびり歩いて予定通り韮崎駅に到着した。バスと電車と飛行機を駆使して24時に札幌の自宅に帰宅してミッション完了。明日から仕事だ。

【総評】
 南端から北端まで歩き通して感じたのは"南アルプスは荒川以南が良い"ということだ。去年歩いた"畑薙イン椹島アウト"が自分好みのルートだった。南部はどことなく北海道の山と雰囲気が似ている。たっぷりの充実した食料とテントを担いで、いつか仲間と一緒にのんびり南部を歩いてみたい。

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ガレガレの尾根を両手両足でせっせと登り前岳到着。
東岳へも行きたかったが普通に登り疲れたので帰ることにした。
帰りは夏道で。雪渓は緩んでいて往路よりだいぶマシになっていた。
両手の石バイルをガスガス刺し込み、ガシガシ蹴り込んで事なきを得た。

百間洞で長めの昼休憩を取り気合を入れて聖平小屋を目指す。
やはりこちらから見ても中盛丸山-兎岳-聖岳のアップダウンは鬼だった。

 

 


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