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Channel: 丹沢最高峰 蛭ケ岳1673回超えを目指して 
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加齢とともに筋量が減少しやすい大腿四頭筋などの下肢の筋肉

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【40代からの下半身強化】マシンと同等効果!脚を引き締めずっと歩ける足腰を作るウォールピラティス

座りっぱなし

座りっぱなしは寿命に影響を及ぼし、座りっぱなしはその主な原因のひとつである。労働時間の大半をデスクに座って過ごさなければならない人にとっては、これは実に悪いニュースだ。しばらく立っている休憩時間を取り入れたり、スタンディングデスクを使ったりするとよいだろう。

運動器とは、人間が立つ、歩く、姿勢を保つなどの、広義での運動のために必要な身体の仕組み全体です。運動器は筋肉・骨・関節・神経などから成り立ちますが、これらの組織の障害によって、立ったり歩いたりする能力(移動機能)が低下した状態がロコモティブ・シンドロームです。

筋力増強の基本原則は、「きつい」と感じる運動をしなければ筋力は向上しない、というものです。

筋トレ―――― 筋力が上がる→重いものを持ったり、階段を駆け上がったりするような負荷のかかる行動が苦にならなくなる→エネルギー消費量が増える

有酸素運動―― 心肺機能が上がる→持久力がついて、継続的活動が可能になる→長い時間歩き続けたり、1日中ちょこまかと動き回ったりしていてもあまり疲れなくなる→エネルギー消費量が増える

フィットネス界では、今ランニングとラッキングが流行している。 どちらも有酸素運動としての効果があり、気分を高める効果もある。 専門家によると、運動によるメリットはどちらも似ているため、自分がより楽しめる方を選ぶといいという。 「どちらの有酸素運動も心臓血管の状態や持久力を高めて心血管疾患のリスクを減らすことができ、血圧、コレステロール、インスリン感受性などの危険因子を改善する可能性がある」フィットネスレベルが高いことは長寿にもつながると同氏は述べている。つまり、有酸素運動は、あらゆる原因による早期死亡リスクを低下させる。 有酸素運動には、動脈硬化のリスク軽減や、脂肪の燃焼、日常生活で疲労を感じにくくなるなど、さまざまな効果があります。

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筋量の減少は30代からすでに始まり、急激に減少していくことがわかります。とに、自転車でもっともよく使われる大腿四頭筋の筋量は、加齢による低下がもっとも大きく、20歳時に比べて、男性では50歳で85%、70歳で65%まで低下します。

女性では減少率がさらに大きく、50歳で75%、70歳では55%に半減します。このように、歳を重ねるほど意識的に筋肉を鍛えなければサルコペニアが進行し、下肢を中心に運動機能が衰えていきます。

筋量の減少は運動機能を低下させるだけでなく、基礎代謝量も減少させ、肥満の原因にもなります。基礎代謝量とは、内臓の活動や呼吸、体温の維持など、生命活動を維持するために消費する必要最小限のエネルギー量のことです。

なに何もしなければ老年期に歩くことが困難に!?

みなさんが自分の身体を動かせるのは、脳から電気信号が発せられ、神経を伝わって筋肉に届くからです。すなわち、身体には情報伝達のシステムがあるのです。しかし、情報は「脳→筋肉」へと一方的に伝えられているわけではありません。

「前庭(ぜんてい)」という器官をご存知でしょうか。前庭は内耳にあり、身体のバランスを計測する「センサー」として機能しています。

ところが、センサー機能を担(にな)っているのは前庭だけではありません。実は全身の筋肉にも膨大な数のセンサー(感覚受容器)が備わっていて、それらは「筋紡錘(きんぼうすい)」と呼ばれています。さらに言うと、そうしたセンサーは骨にも備わっているのです。

すなわち私たちの身体は、その内側のあらゆる場所がびっしりとセンサーに覆われている状態なのです。

そしてそれらのセンサーから、筋肉に作用している張力、骨にかかる圧力、身体の傾き具合……などのおびただしい情報が時々刻々と、それこそ一瞬の隙もなく脳に送られています。その送られた情報は、潜在脳で統合・把握され次に何をするか、どう動くべきか、といったスーパーコンピューターさながらの計算が行われます。

このとき筋肉に「力み」があると、この計算は正しく適切には行われなくなります。

人体には常時、重力がかかっています。重力下で正確、精妙なパフォーマンスをイメージしたとおりに行おうと思ったら、重力に抗して望ましい動きをするのにどれほどの力がいるのか、といった計算が本来行われるべきでしょう。

筋肉の余計な「力み」は、重力とは無関係にかかっている無駄で不要な張力にほかなりませんが、そのような無駄で不要な情報も、潜在脳は感知しています。

身体には、約200個の骨と500以上の筋肉がありますが、それを3次元空間のなかに配置して動かす方法は無限にあります。余計な「力み」があると、無駄な情報が大量に脳に送りこまれることとなり、脳にかかる負荷が増え、正確な計算が妨げられます。

スポーツ選手が緊張したり、疲労したり、あるいはもともと力みやすいタイプの選手だったりすると、動きがぎこちなく、コントロール能力も発揮できずに、シャープで滑らかでスピーディーな動きができません。それは脱力ができていない、すなわち身体がゆるんでいないせいです。だから徹底的に緩解脱力をしなくてはならないのです。

これを逆に言えば、徹底的にゆるみ、脱力すれば、脳にかかる無駄な負担が減るので、精神は清明で気持ちには余裕ができ、思考力も明快になるのです。筋肉も、本来の力と機能を発揮できるようになるのです。だから「こういうトレーニング(レフ筋トレ)をやると頭がよくなるのですか?」と尋ねられたら、その答えはもちろんイエスです。

 

朝日を浴びることの効用

朝の時間を屋外で過ごすことは、睡眠のルーティンと関係がないように思えるかもしれませんが、実は、安眠のカギを握る習慣です。

朝に自然の光を浴びることは、体のサーカディアン(概日)リズムの制御に役立ちます。適切な時刻に眠りにつき、しっかりと休息を取ることが可能になるのです。朝に日の光を浴びると、自然な睡眠を促す体内時計がリセットされ、夜により良い睡眠をとる助けになるというのです。日中に浴びた自然光は、「いつ起きるべきか」「いつベッドに入るべきか」を体が判断する助けになります。目を経由して脳に入ってくる光のシグナルが、眠りを促すホルモンであるメラトニンの生成に影響を与えるのです。

 


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