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気になるピアニスト 河村尚子 ピアニズムは 

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河村尚子 自選ピアノで よみうり大手町ホール開場コンサート
配信日:2014年1月13日 | 配信テーマ:クラシック
 
 成長著しい若手ピアニストの河村尚子(ひさこ)が3月、東京・大手町にオープンする「よみうり大手町ホール」のこけら落としコンサートに出演する。

自ら選んだピアノを弾いて新ホールに生命を吹き込む、その意気込みを聞いた。(松本良一)

 「ピアノは同じモデルでも1台1台個性が違う。私は、伸びやかな響きと多彩な音色を兼ね備えた『よく歌う』楽器が好きです」

 昨年11月、東京都内でホールに納入されるピアノを選んだ。ホールの楽器選定を任されるのは初めてとあって、真剣な表情で用意された3台のピアノに向かった。

 気に入ったのは「低音から高音までバランスよく鳴り、鍵盤のタッチも悪くない」1台。バロックから現代まで幅広い曲目に対応できると太鼓判を押した。

 尾高忠明指揮の読売日本交響楽団と共演するのは、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第23番」。「作曲家が音に託した様々な表情——透き通るような悲しみやはつらつとした喜びを表現したい」。天井が高く豊かな響きを持つホールとの相性に期待したいという。

 こけら落としコンサートのチケットはすでに売り切れだが、6月30日には同ホールでソロ・リサイタルを開く。プログラムはショパンの「バラード第1番」とムソルグスキーの「展覧会の絵」ほか。

 昨秋に東京・銀座のヤマハホールのリサイタルで弾いた「展覧会の絵」はとても個性的だった。気まぐれなテンポで子供のけんかを描き、ペダル使用を抑えたごつごつした雰囲気で牛車の歩みを強調する。
 表現のアイデアがユニークで、良く知っているはずの曲が新鮮に聞こえる。「チェロ奏者の夫に聴いてもらい、フレーズの歌い回しなどをアドバイスしてもらいました」。音楽をピアノだけで完結させない、柔軟な発想が持ち味だ。

 楽譜をじっくり読み込み、自分で楽想を練り上げる。それでいて演奏は自然な息遣いとひらめきにあふれている。RCAからは3枚目となる昨年のCD「ショパン・バラード集」もそう。しかし、6月に弾くショパンのバラードは、CDとはまた異なるものになるだろう。
 「同じ曲でも何度も弾くうち、その姿はどんどん変わっていく。それに音楽のエッセンスは、お客さんとの一期一会のふれ合いから生まれます」。新ホールでの新たな出会いが楽しみだ。(電)03・3216・8500。



そう言った中で、杜のホールはしもとでの3/30(日)開演14:00 のデュオ・リサイタルは気になりますネ


シリーズ杜の響きvol.27 堤 剛&河村尚子デュオ・リサイタル



曲目
ベートーヴェン:モーツァルトの《魔笛》の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 作品66
ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 作品99
マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲
ファリャ:7つのスペイン民謡
チャイコフスキー:奇想的小品 ロ短調 作品62


ジャンル 音楽
地域 県央地域
開催日 3/30
時間 14:00 開演  13:30開場
出演 チェロ/堤 剛  ピアノ/河村尚子
券種/料金 全席指定 3,500円  学生(25歳以下)2,000円
ペア席6,000円 車椅子席2,000円
※ペア席、学生、車椅子席は、チケットMoveでの予約及び相模女子大学グリーンホール、相模原市民会館、杜のホールはしもとの各チケット・カウンターのみの取扱い
チケット情報 チケットぴあ  イープラス  ローソンチケット
場所(会場) 杜のホールはしもと ホール
住所 神奈川県相模原市緑区橋本3-28-1  ミウィ橋本7・8F
アクセス JR横浜線・相模線、京王相模原線「橋本駅」北口を出て右側『ミウィ橋本』7・8階
お問い合わせ チケットMove Tel 042-742-9999
備考 主催 公益財団法人 相模原市民文化財団

※6歳以上のお子様からご入場いただけます。
※託児サービスあり


河村 尚子(ピアノ) Hisako Kawamura
 1986年渡独。ハノーファー国立音楽芸術大学在学中にヴィオッティ、カサグランデ、ゲーザ・アンダなど数々のコンクールで優勝・入賞を重ね、06年には権威ある難関ミュンヘン国際コンクール第2位受賞。続いて翌年、多くの名ピアニストを輩出しているクララ・ハスキル国際コンクールにて優勝を飾り、世界の注目をあびる。
ドイツを拠点に、オーストリア、スイス、イタリア、フランス、ポーランド、ロシアなどで積極的にリサイタルを行い、オーケストラとの共演については、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、ジェノヴァ交響楽団、スロヴェニア・フィルハーモニック管弦楽団のソリストに迎えられている。ルール、オーヴェール・シュル・オアーズ、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭(東京)に参加するなど、国際的な活動を広げている。

 日本においては、2004年小林研一郎指揮/東京フィルハーモニー定期演奏会でデビュー。その後、現在までにNHK交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、京都市交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、札幌交響楽団等の主要オーケストラと相次いで共演を重ねる。2009年には東京・紀尾井ホールで初めての本格的なリサイタルを行い、満席の聴衆から喝采を受け、大きな話題を呼んだ。2010年には準・メルクル指揮/NHK交響楽団やファビオ・ルイジ指揮/ウィーン交響楽団と共演し、絶賛を浴びた。
2011/2012年シーズンは「東京・春・音楽祭」など国内各地でのリサイタルに加え、6月にはドミトリエフ指揮/サンクトペテルブルグ・フィルと本拠地サンクトペテルブルグにて共演、10月にはヤノフスキ指揮/ベルリン放送交響楽団と日本ツアーに参加する他、NHK交響楽団やアンサンブル金沢などの定期演奏会に初登場する。その他ヨーロッパ各地での公演にも出演が決まっている。
 2009年新日鉄音楽賞、出光音楽賞、日本ショパン協会賞、2010年井植文化賞を受賞。
 CDは、2009年春名門RCA Red Sealレーベルよりオール・ショパン・アルバム「夜想(ノットゥルノ)〜ショパンの世界」でメジャー・デビュー。
 クラシック界に新風を吹き込む今最も旬なピアニストとして期待を集めている。これまで、ウラディーミル・クライネフ、澤野京子、マウゴルジャータ・バートル・シュライバーに師事。兵庫県西宮市生まれ。



強靭なピアニズム!:3/7(水)河村尚子ピアノ・リサイタル(オール・プロコフィエフ・プロ)。
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もう10日以上経ってしまいましたが、
3/7にコンサートへ行って来ました。


河村尚子 ピアノ・リサイタル






プログラムは・・・

プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》からの10の小品 Op.75より抜粋
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 Op.14
プロコフィエフ:《束の間の幻影》 Op.22より抜粋
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 Op.82 《戦争ソナタ》

まさかまさかのオール・プロコフィエフ・プログラム。
河村さんの師、ウラディーミル・クライネフの得意としたプロコフィエフ。
それにしてもこのプログラムを組むというのは、並々ならぬ意欲を感じるのであります。

そしてその意欲は演奏にも見事に反映しておりました。

それにしてもなんと強靭なピアノ!
6番のソナタなど、椅子にしがみついていないと、吹き飛ばされるような、そんなパワフルな音が会場に響き渡りました。それにしても、これだけ強靭でダイナミックなピアノを弾く人を久しぶりに聴いたような気がする。

ただただ強靭、といっても、音の粒立ちはよく、小さな音になっても音が団子になったりすることはなく、とてもクリアです(2番あたりの音階をサラーッと上昇するようなところ、とてもうまい!)。非常にテクニックを持った方だと感心させられます。プロコフィエフ特有の複雑で滑稽なリズムも、鋭敏な感性で見事に処理していきます。

強靭な打鍵、
粒立ちの良い音、
抜群のテクニック、
鋭敏なリズム感、
繊細なる感性。

彼女の評価が最近うなぎのぼりであるのも納得させられるのであります。
思い切りのよい、見事なプロコフィエフでありました。

もしこの日、気になる点があるとするならば、強弱のオン・オフ、メリハリが耳につきすぎて、その曲の持った雰囲気を繊細に描ききれず、例えば、「ロメオとジュリエット」などの描写的でロマンティックな曲想で、若干抒情性に欠け、やや単調になってしまったようなところでしょうか。でもそれは微々たるものだろうし、私個人の嗜好でありましょう。

河村さんの演奏を聴くのは全く初めての機会でありましたが
CDジャケットや、その演目(ショパンやシューマン)の印象から受けるものとは全く異なった、
ダイナミックで強靭で、トンデモなくパワフルな演奏に、正直戸惑いながら聴いておりました。
このパワフルで、少々荒々しいプロコフィエフの演奏だけをもって、彼女を語るのは全くの片手落ちだと思っておりますので、今度は別のプログラム、例えばシューマンなどをぜひ聴いてみたいな、と思った次第です。

日頃のもやもやがスカっと解消されるような強靭で思い切りのよいピアニズムに大満足して帰路についたのでありました。






帰りはご同行いただいた方と飯田橋駅近くの某店で一杯。





暗くて、ピンぼけばかり・・・orz
すいません・・・


お店の雰囲気など悪くはないんだけれど、料理がいまいちだったかなぁ・・・
でもワインは美味しくて4杯ぐらい飲んでしまったような気がする(笑)。
いろいろなお話をしていたら、11時。楽しいと時間が経つのを忘れますなぁ。



<土曜ソワレ・シリーズ2013「女神との出逢い」河村尚子ピアノ・リサイタル>

日時:2013年10月26日(土)17:00開演
会場:フィリアホール
公演詳細
演奏曲目:
 ドビュッシー:子供の領分
 ドビュッシー:前奏曲集第1集より「亜麻色の髪の乙女」、「雪の上の足跡」
 ラヴェル:水の戯れ
 ラヴェル:ソナチネ
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
問合せ先:フィリアホールチケットセンター tel:045-982-9999



これは、ノーマークでした

最寄りのホールで青葉台駅前なのに、ランの途中に行けたに残念........。

このプログラムは最高でしたネ


ショパン:ピアノ・ソナタ第3番、シューマン:フモレスケ 河村尚子
国内盤 ¥3,000 2011年09月21日 発売

ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 シューマン:フモレスケ&献呈 


河村尚子充実の名演、インターナショナル・リリース

いま日本で最も熱い注目を集めるピアニスト、河村尚子。2013年は日本でのラザレフやテミルカーノフといった巨匠指揮者とのコンチェルトの共演に加えて、クレメンス・ハーゲンとのデュオ、さらにはソロ・リサイタルと八面六臂の大活躍です。来年はいよいよ日本デビュー10周年となりさらなる飛躍が期待されていますが、ここにきてショパンとシューマンの大作を収めた「RCA Red Seal」へのソロ・アルバムが、インターナショナル・リリースで登場します(国内盤は2011年にハイブリッドディスクとして発売済み)。
 河村が類稀な親和性を感じさせているショパンの作品からは、「ピアノ・ソナタの王様」にもなぞらえられるべき大作『ピアノ・ソナタ第3番』を、河村が愛してやまないシューマンの作品からは、心情の移り変わりの細かな襞を描いた秘曲『フモレスケ』を収録。堂々たる急−急−緩−急の4楽章構成のソナタであるショパンのソナタ第3番、起伏に富んだ楽想が切れ目なく続くシューマンの『フモレスケ』という、いわば対照的な作風を持つ大曲2曲。河村は深くロマン派音楽の神髄へと分け入り、スケールの大きなピアニズムで作曲者の魂を描き出していきます。あらゆる音やフレーズが全く新しく吟味されたかのごとく新鮮な輝きを放ち、作品全体が生き生きとした躍動感を帯びていくさまを体験することは、まさに河村尚子の演奏を聴く上での醍醐味といえるでしょう。
 アルバムの最後を飾るのは、シューマン=リスト編曲の『献呈』。ショパンの『レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ』と同様、河村尚子のアンコールの定番であるこの名曲。録音直前に急逝した師ウラディーミル・クライネフへの河村の深い祈りが込められた「献呈」でもあります。
 録音は、1950年代〜1970年代にカラヤン&ベルリン・フィルの録音で使用され、世界的にみても音響効果の優れた録音会場として知られる、ベルリンのダーレム地区にあるイエス・キリスト教会でセッションが行なわれました。練達のプロデューサー、フィリップ・ネーデル、ヴェテラン・エンジニア、ミヒャエル・ブラマン、そしてアンジェラ・ヒューイットを始めとする数多くの世界的なピアニストから深い信頼を得ている調律のゲルト・フィンケンシュタインが集結、3日間にわたって緑深く静粛なベルリン郊外における密度の濃いセッションで収録されました。
 海外盤は通常CDでのリリースとなります。(RCA)

【収録情報】
・シューマン:フモレスケ 変ロ長調 op.20
・ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 op.58
・シューマン/リスト編: 献呈(愛の歌) S.566

 河村尚子(ピアノ)

 録音時期:2011年5月23-25日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(DSDレコーディング/セッション)

【河村尚子】
かわむらひさこ。5歳で渡独し、伝統あるヨーロッパの息吹をたっぷり吸い込んで育つ。日本人離れした感性や音楽表現、そして解釈の独自性を持ち、演奏に「自分の声」を刻印できる数少ない存在で、今最も目が離せないピアニストです。実力派を生み出すことで有名なクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝(2007年)、難関として知られるミュンヘン国際コンクール第2位(2006年)ほか名だたるコンクールで優勝・入賞し、日本よりもむしろ世界が先にその才能を認めた逸材です。




ユーザーレビュー
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盤捨印 | 東京都 | 不明 | 2012年10月17日

上品で趣味がよく「美しい」抒情をたたえた知的で洗練されたピアニズム。それがこのCDを聞いた感想です。できる限り演奏に寄り添うような気持で2回ほど聞いたのですが、冒頭の感想以上のものは感じられませんでした。私には高評価をしている諸子のような感受性と耳がないのかもしれませんね。FMで聞いたベートーヴェン・ピアノ協奏曲のライブがすばらしく、「世界トップレベルのピアニスト」という感想を抱いていただけに、このCDから心を動かす「何か」が感じられないのは残念です。CDとはいろいろな意味で難しいものだと思います。演奏会で河村尚子がどんな世界をつくり上げるのか確かめたいと思っています。



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ルートヴィッヒ | 大阪府 | 不明 | 2012年07月12日

皆さん高い評価をされているようで少し恐縮いたしますが、私には表面的には美しい音と確かなテクニックは認識できましたが、音楽的には疑問に思えてならない箇所が散見しておりました。抑制された抒情性とも言える表現が日本人の特に中高年の方に落ち着きと安らぎを与えるというのは理解できますが、やはりこの人はドイツで育ったとはいえ、本質的に日本人女性なのでしょう。部分的にあいまいな弾き方をするようなところがあり、そこに空白に似た音の流れが感じられ、そのような部分がショパンコンクールなどでも評価されなかった要因ではないかと思います。そのような長所とも短所とも言える彼女の音楽的性質が今後どのように修正され、ピアニストとして大成して行けるのかどうか楽しみに見続けて行きましょう。彼女の将来に対して期待を込めて星三つといたします。



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つよしくん | 東京都 | 40代 | 2011年12月18日

とてつもなく素晴らしい超名演だ。超名演の前に超をいくつかつけてもいいのかもしれない。河村尚子による2枚目のアルバムということであるが、録音に慎重な彼女であればこその久々のアルバムの登場であり、正に満を持してと言った言葉が見事に当てはまると言っても過言ではあるまい。本盤には、ショパンの最高傑作とも称されるピアノ・ソナタ第3番と、シューマンのフモレスケ、そしてシューマン=リストの「献呈」がおさめられているが、出来不出来に差はなく、いずれ劣らぬ至高の超名演に仕上がっていると言えるところだ。河村尚子は、既に約2年前にもショパンの夜想曲集を録音しているが、本盤のピアノ・ソナタ第3番の演奏においては、更にその芸風が深化していると言えるだろう。何よりも、河村尚子のピアノタッチが実に美しい。一つ一つの音が宝石のように煌めいているとも言えるところであり、それは女流ピアニストならではの美質とも言えるが、河村尚子の場合には一部の女流ピアニストにありがちな線の細さは微塵も感じさせず、一本の芯が通ったような力強さを感じさせるのが素晴らしいと言える。もっとも、いわゆる武骨さとは無縁であり、どこをとっても格調の高い優美さを失わないのが河村尚子のピアニズムの偉大さと言えるだろう。ピアノ・ソナタの演奏に必要不可欠な全体の造型も堅固であり、とかく旋律の美しさに傾斜した焦点の甘い演奏とは一線を画しているのも本演奏の大きな強みであると言える。また、心の込め方にも尋常ならざるものがあると思うが、陳腐なロマンティシズムに陥ることがなく、どこをとっても前述のような格調の高さを失うことなく、演奏全体が常に高踏的な美しさに貫かれているのが見事であると言えるところだ。このような素晴らしい超名演を聴いていると、河村尚子にはピアノ・ソナタ第2番や他のショパンのピアノ作品の演奏を聴きたいと思う聴き手は私だけではあるまい。他方、シューマンのフモレスケも素晴らしい名演だ。シューマンのピアノ曲の演奏はなかなかに難しく、楽曲の持つファンタジーの飛翔のようなものをいかに的確に表現するのかが問われていると言える。そして、フモレスケの場合は、シューマンの移ろいゆく心情の変化が散りばめられているだけに、更に演奏のハードルが高い難曲と言えるが、河村尚子は、持ち前の卓越した表現力を駆使して、作品の持つファンタジックな要素を含有するとともに、楽曲の心眼に鋭く切り込んでいくような奥行きの深さを湛えた見事な名演奏を展開していると評価したい。シューマン=リストの「献呈」は、演奏されること自体が珍しい作品であるが、ここでも河村尚子は、格調の高さを有した見事な名演を成し遂げていると言える。そして、何と言っても素晴らしいのはSACDによる極上の高音質録音であると言える。ベルリン・イエス・キリスト教会の豊かな残響を活かした録音は素晴らしいという他はない。そして、河村尚子のピアノタッチが鮮明に再現されるのはSACDの潜在能力の高さの証左と言えるところであり、本名演の価値を高めるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。



彼女は、まだ若く、それで美貌も兼ね備えている

ストーカーの如く、プレビューを調べてしまいましたが.........。

外国でのキャリアやコメント等聴いて

これは、3/30は来場しなくてはと思いました

橋本駅コースの終わりにしたいと思っていますが......。

やはり、音楽だけに没頭するには

河村尚子さんだけにしたいと思います







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