年に一度は常念山脈。ここを楽しむルート取りは難しい。最も楽しいのは徳沢や東鎌尾根からのスルーハイクだが、これはさすがに1泊しないと厳しい。三股登山口に自転車デポして中房温泉スタートからの周回等も考えたが仕込みが面倒だ。常念岳と燕岳の間の稜線がとても楽しい。往復で歩いても楽しいので常念一ノ沢から燕岳までピストンでいいじゃない。という力技になった。
下山後は久々のしゃくなげの湯でサッパリしたらクルマを走らせて新穂高へ向かう。十字路か、10月から営業再開した平湯のMustacheで夕食の予定だったがあまりお腹が空いていなかったのでコンビニでサクッと済ませてセカンドハウス新穂高無料駐車場へ。17時までに着けば出てくるクルマで空くので大体とまれる。ここは満車になると入ってくるクルマがいなくなるので静かでよい。星の綺麗な夜だった。明日も晴れる。
その後はJAで補給して新穂高駐車場に戻ってきた。明るい時間から暇。そうこれはデイキャンプ。まだ明るいので車内でのんびりした。明るい時間に駐車場に着いて暗くなるまで暇な時間って久しぶりだ。金曜夜移動とか、土曜に日が沈んでから登山口着になることが多いので、こういう時間は中々無い。これはキャンプだよなあキャンプ。文化的キャンプだわ。
年に一度は穂高を歩こう。飛騨沢を詰めたら飛騨乗越から尾根を南へ。大キレットを超えて奥穂まで来たら岳沢から上高地に下りて河童橋でソフトクリームでも食べてバスで新穂高に戻ってくるプラン・・・だったが予定より早く進んだので更に西穂まで足を伸ばしてロープウェーで新穂高に下りてきた。
新穂高からの赤牛ピストンは去年の同時期に12時間切れるかも?とチャレンジしたものの13時間だった。1年後の秋晴れの今日、再び12時間切りに挑戦する。1年間スピード強化に励んできた。補給にブドウ糖やコンソメ(塩)を取り入れたり、4時間に1つおにぎりを投入すると士気が爆上がりすることなど、自分の身体のことも試行錯誤して、より理解を深めてきた。夏山力は去年の僕とは別人と言っていいほど向上している。今なら行ける。さあ半日赤牛、いってみようか。
しばらく北岳に行っていないので行こう。それとまだ訪れたことのない農鳥岳-笹山の間を歩こう。この区間は荒川岳から塩見岳へ縦走している時によく見える。おだやかで素敵な尾根に見える。いつかは歩いてみたいと思っていた。問題はルートだ。今週末も暑いので山泊まりはまだやりたくはない。日帰りとなると奈良田か。笹山尾根から登って広河原に下りたら脚かバスで帰るか、先に林道を脚で抜けて帰りは笹山尾根に下りるか。笹山尾根を登り切っても真っ暗というのは避けたいので林道を先に始末することにした。さあ、白峰三山に美しいGPSトラックを描こう。
0時半起床の1時出発。まずは広河原まで20km D+700m, 真夜中のマラソン大会の号砲が鳴る。農鳥岳からは目指す広河内岳や笹山がくっきり見える。さあ行ってみよう。この区間は山と高原地図の破線ルートなのでビビッていたが、よく歩かれていてマーキングや踏み跡はしっかりしていた。笹山下山までの間に20人以上歩いていた。人気のルートのようで驚いた。多くの人は大門沢と笹山ダイレクト尾根を好きな方向で周回しているようだった。笹山ダイレクト尾根は壁のように急な尾根で脚にくる。急な尾根でも岩が多ければパパパッと素早く下れるが、この尾根はずっと「斜面」だ。滑らないようにブレーキビリ伸びて厳しい登りになるだろう。そして標高差は1,900m, しかも東面で日当たり良好、下っていてもクソ暑い. 笹山ダイレクト尾根って僕が今まで経験したルートの中でもトップクラスに厳しい尾根な気がする。これは日本三大急登にノミネートされてもいいんじゃないか。、来年の春にでも笹山から笊ヶ岳まで歩いてみたい。この区間はコケが美しくて素敵な森らしい。新緑が眩しい春、紅葉が美しい秋。どちらも捨てがたい。
1時半に元気に大町温泉郷を出た。まずは柏原新道まで10kmジョグ。下山後は駅からクルマまで戻ってこなければならないのでこの辺から出発するのがちょうどよい。北大町駅からスタートしても良かったが、さすがにジョグの距離が長すぎるので出発が0時とかになっちゃう。眠い。それに駅周辺は騒がしくて寝れないから。昨日までとは打って変わって涼しい夜だった。出発してから14時間動きっぱなしだった。さすがにやり過ぎた。もうお腹いっぱいです。常識的に考えてこのルートは1泊以上で行くべき。
いつもの八ヶ岳お気に入りコースへ。家でじっとしていたほうが良かったか。それは無い。休養中ならともかく脚があるなら雨でも山へ行かないと一日の終わりに必ず後悔する。運動しない身体で食べるご飯と風呂は気持ちよくない。
去年の夏に敗退した太平洋-親不知をやる。あの敗退から一年間、鍛え直して再び静岡駅に帰ってきた。体力、技術、装備。去年の僕とは違う。この目で日本海を見るまで絶対にあきらめない。
岩さんのクルマに乗せてもらい泊のスーパー銭湯で汗を流したら金沢駅まで送ってもらった。岩さん、遠くから応援に来てくれてありがとう。地蔵尾根の下りと栂海新道は話し相手になってくれたおかげで独りで歩くよりとても楽しかったです。スカスカの特急サンダーバード自由席に乗って京都まで2時間。京都から公共交通機関を駆使して伊賀に22時帰宅。ウェアを洗剤に漬け置きして10日ぶりの自宅のベッドでぐっすり。翌朝は元気に出勤した。
無事親不知まで辿りつくことができて嬉しい。何が嬉しいって、もしも今回途中で断念したら来年もまた静岡-畑薙ロード80kmを走らなければならないところだった。もうロード80kmを走らなくていいんだ。これが一番嬉しい。もしまたアルプスを思いっきり歩くことになったら電車とバスを駆使してユルくやりたい。
後遺症も特に無く翌週からも元気に山へ行っている。やっぱり山は楽しくないと。
来年またやるならスズラン峠スタートの小淵沢駅ゴールかな。このルートは八ヶ岳山麓に宿泊したり小淵沢駅ステビすればクルマを運転しなくても行くことができそうだ。覚えておこう。いや、でもやっぱりお気に入りの"小淵沢-夏沢峠-海尻駅"くらいが丁度いいわ。
新穂高を出発し双六-水晶-赤牛を通って読売新道を奥黒部へ下りる。平ノ渡場で船に乗り黒部川を横断したら五色ヶ原へ登り返して一泊。翌日は薬師-北ノ俣-黒部五郎を縦走して新穂高に戻ってくる。2019年、2020年と続けているこのルート。登りごたえがあって素晴らしく楽しい。
久々の平湯MUSTACHEでパフェを補充
明日は仕事だが3日働けばまた週末が来るなんて最高。
今日のルートはチブリ尾根-別山-南竜-御前峰-湯の谷-釈迦岳と白山をぐるりと大回りする贅沢ルートだ。山スキー(と自転車)の機動力を最大限に活かしている。このルートは無雪期に歩く方が厳しいのではないか。登って滑って登って滑って常に動きっぱなし。今日は3,000m近く登ったらしい。大窓周回とかこの前の黒部並の疲労感だった。
今日は土曜友の会、久しぶりにパクと白山へ行くことになった。
槍穂高や乗鞍、双六方面に登るといつも笠ヶ岳がランドマークのようにそびえ立っている。特に飛騨沢で振り返った時に見る笠ヶ岳は素晴らしい。好きな山だ。しかし笠には夏に一度しか登ったことが無い。冬の笠ヶ岳に登りたいとずっと思っていたらチャンス到来。春に穴毛谷から登ったことがあるよもやま君の案内で行くことになった。昨日は乗鞍スキー場でスキーを楽しんだらひらゆの森へ移動。長風呂でまったりしたらいつもの新穂高の駐車場で車中泊。よもやま君は既に着いて寝ていた。
このルートは抜戸岳ー笠ヶ岳の小屋下の間をロングトラバースできるので山スキーとしてコスパがよくとても気に入っている
時刻は11時過ぎ。太陽さんさんポカポカの駐車場でのんびり撤収したら荒神の湯で汗を流し、平湯MUSTACHEでスイーツ。
金曜日の時点では日曜の天気予報は昼過ぎから雨だった。なので日曜は"いつもの空木-宝剣"をスパッとやって伊賀に帰るつもりだった。しかし八ヶ岳を下山すると明日はバッチリ晴れ予報に変わっていた。予定変更。せっかく北上してきたのに中アは勿体ない。どこへ行こう。そうだ。久々に槍を見に行こう。槍ヶ岳は僕が最初に登った北アルプスの山なので思い入れがある。超メジャーな山だが僕は槍ヶ岳が結構好きだ。槍沢も飛騨沢も地震の影響で通行が推奨されていない。ならば中房温泉からピストンだ。かなり遠いので往復15時間はかかりそうだ。がんばろう。
距離と獲得標高では表せない、歯応えのある山行だった。この時期の北アは夏道コースタイム通りってわけにはいかない。下山後はしゃくなげの湯でサッパリ。これから4時間300km運転して伊賀に帰るのは絶対無理なので途中のSAで眠って朝帰りして元気に出勤だ
40km +3,600m 14時間50分 CT0.51
01:00 中房温泉
02:55 燕山荘
04:50 大天井ヒュッテ
07:10 水俣乗越
08:40 槍ヶ岳
10:10 水俣乗越
12:30 大天井ヒュッテ
14:30 燕山荘
15:50 中房温泉
塩大福2, 黒糖饅頭1, きんつば1