不思議でした。就任したてで何もしていない安倍政権が円安相場を作り出し、株価がなぜ上がるのか。
やっとわかりました。
元々は米国からの要請です。
米国債の引き受け手がなさそうだ、という状況が昨年の11月にあったのです。
なぜか、中国が米国債をこれ以上増やさないという決定があったのです。
米国は当然、日本に何とかしてくれと言ってきます。
財務省は何とか引き受けたいのですが、お金がない。
そういう時は「国庫短期証券」という手形を発行し日銀に買わせることが出来たのです。
何でわかったか。
日銀のバランスシートが公表されたからです。
12年11月末 国庫短期証券 13兆円(これは残高)
13年 4月末 同 35兆円
14年 9月末 同 41兆円
http://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/acmai/release/2013/ac130920.htm/
差引28兆円も米国債を買っていました。
ドルを買うのですから円を売る。それは当然円安になります。
これで輸出産業の経営環境が回復し、それを評価した株価は上がったわけです。
大体、10兆円ドルを買えば6円程度の円安が見込めます。
28兆円ですから大体20円位の円安。そのまんまですね。
つまりアベノミクスでも何でもなかったのです。
これを、マスコミも新聞も一切書きません。なぜだかはわかりません。
でも、日銀のバランスシートを見れば私にだってわかる。
この結果、消費税の8%値上げは決定され、アンケートでは国民の半分は支持しています。
騙されてますよ、みなさん。
先日、私の大先輩が「すべての株式から手を引く」とおっしゃっていました。明察だと私は思います。
グローバル世界だと言いながら、国家主義に傾倒し、財政再建だと言っては消費税を上げ、経済の起爆剤だと言っては公共事業をバラ撒く。世界各地で火をつけ、弄くりまわした落とし前もつけず、世界の嫌われ者になりかけている嘗ての王者に縋りつき、にも拘らず嫌われているのは何故なのか、それを考えようとはしないところが、我が国のリーダーの姿である。我々日本人は、出来るだけ早く、リセットすることが可能になる環境に身をおく必要が出てきている。かなりの痛みも伴う、しかし、そうでもしないと、一生眠ったまま、国が滅びて行く。
やっとわかりました。
元々は米国からの要請です。
米国債の引き受け手がなさそうだ、という状況が昨年の11月にあったのです。
なぜか、中国が米国債をこれ以上増やさないという決定があったのです。
米国は当然、日本に何とかしてくれと言ってきます。
財務省は何とか引き受けたいのですが、お金がない。
そういう時は「国庫短期証券」という手形を発行し日銀に買わせることが出来たのです。
何でわかったか。
日銀のバランスシートが公表されたからです。
12年11月末 国庫短期証券 13兆円(これは残高)
13年 4月末 同 35兆円
14年 9月末 同 41兆円
http://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/acmai/release/2013/ac130920.htm/
差引28兆円も米国債を買っていました。
ドルを買うのですから円を売る。それは当然円安になります。
これで輸出産業の経営環境が回復し、それを評価した株価は上がったわけです。
大体、10兆円ドルを買えば6円程度の円安が見込めます。
28兆円ですから大体20円位の円安。そのまんまですね。
つまりアベノミクスでも何でもなかったのです。
これを、マスコミも新聞も一切書きません。なぜだかはわかりません。
でも、日銀のバランスシートを見れば私にだってわかる。
この結果、消費税の8%値上げは決定され、アンケートでは国民の半分は支持しています。
騙されてますよ、みなさん。
先日、私の大先輩が「すべての株式から手を引く」とおっしゃっていました。明察だと私は思います。
グローバル世界だと言いながら、国家主義に傾倒し、財政再建だと言っては消費税を上げ、経済の起爆剤だと言っては公共事業をバラ撒く。世界各地で火をつけ、弄くりまわした落とし前もつけず、世界の嫌われ者になりかけている嘗ての王者に縋りつき、にも拘らず嫌われているのは何故なのか、それを考えようとはしないところが、我が国のリーダーの姿である。我々日本人は、出来るだけ早く、リセットすることが可能になる環境に身をおく必要が出てきている。かなりの痛みも伴う、しかし、そうでもしないと、一生眠ったまま、国が滅びて行く。