償還できなくなりつつある国債http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4590467.html
2013年12月15日 NEVADAブログ
2014年度の日本国債発行が180兆円に達すると政府が決めたと日経新聞は報じていますが、過去に発行しました国債の満期償還が事実上出来ず、分割償還を繰り返していますが、その分割償還をした後でも、来年度は180兆円もの国債発行となるのです。
補正を組めば更に10兆円余り加算されますので、年間発行残高は190兆円を超え、空前の200兆円まであとわずかとなります。
今でも国債発行残高は1010兆円を超え日々増え続けていますが、日銀が買い続けている日本国債ですが、いつこの買い支えが続くかにかかっています。
金曜日、日本国債は売られ、利回りは0.7%に接近して終わっていますが、再度日本国債が急落するようなことがあれば、円安が一気に進むこともあり得ます。
今や一ドル105円を視野に入れていますが、誰が円を売っているのか明らかにされていませんが、誰かが実需で円を売ってドルを買っているのです。
貿易赤字、財政赤字、そして、経常赤字と3つの赤字に転落している日本ですが、ここで国債が売られれば、資本が本格的に海外に流出することになります。
アベノミクスで浮かれている日本ですが、1000兆円を超える国債という借金は、次第に土台を蝕んできています。
今は、金融緩和で日銀が買いまくっていますので、危機は表面化しておりませんが、一旦表面化した際には、もう止めようがない下落が続き、最終的には暴落・売買停止という事態になります。
拍手はせず、拍手一覧を見る
コメント
01. 2013年12月15日 10:00:35 : AYrVwVo8Zc
>誰かが実需で円を売ってドルを買っているのです。
この辺がバカっぽい。
>貿易赤字、財政赤字、そして、経常赤字と3つの赤字に転落している日本ですが、ここで国債が売られれば、資本が本格的に海外に流出することになります。
この文も相当なバカ。
02. 2013年12月15日 10:29:17 : a6TGRVD78Q
01<NEVADAが馬鹿としたら正論を投稿したらどうですか?
その正論を他の知識豊富な投稿者が評価してくれますから
03. 2013年12月15日 16:44:36 : JE5BvUO1o2
輸入する必要がある商社や海外子会社生産品を輸入しているメーカーはドル決済の需要があるのだろうな。
国債が売られる事よりも新規発行分の買い手がいない事の方が重大だろう。もちろん今までどおり日銀買取という手もあるが、、、
04. 2013年12月15日 17:17:54 : Giuj2aU5og
100万円の国債を買って年7,000円の利息で、そこから税金まで持ってかれる。
日本人は、よほどの金持ちで子孫末代まで後生大事に財産を守り続けたいか、それとも何も考えない馬鹿かのどちらかです。
こんな低利の債券が問題なく大量に捌ける国家に明るい未来は望めないと違いますかね。
05. 2013年12月15日 19:06:03 : nskrDkdNjE
ポルカールールで日本国債の空売りはOK
ヘッジファンドの動き次第
少子高齢化が続けば・・・
で、いつ国債暴落が起こるのか?
06. 2013年12月15日 20:42:22 : xJLV91RPaA
バカ
貿易赤字、財政赤字、そして、経常赤字と3つの赤字に転落している日本ですが、ここで国債が売られれば、資本が本格的に海外に流出することになります。
GDPでは、貯蓄超過=財政赤字+貿易黒字
GNPでは、貯蓄超過=財政赤字+経常黒字
貿易赤字=資本黒字、つまり、日本に資本が入ってくること。
経常赤字=資本黒字、同。
つまり、流出ではなく、流入
>アベノミクスで浮かれている日本ですが、1000兆円を超える国債という借金は、次第に土台を蝕んできています。
今は、金融緩和で日銀が買いまくっていますので、危機は表面化しておりませんが、一旦表面化した際には、もう止めようがない下落が続き、最終的には暴落・売買停止という事態になります。
????????企業の負債は、1200兆円。国債はまずく、企業の借金は大丈夫と言う、根拠は?
危機って何?毎年150兆円もの、借換債が順調に消化。で、これが買われないとは、いつ、どこで?そして、暴落の定義は?金利が何%になったら暴落???
ね、全然理解していないでしょ?この投稿者。
[12削除理由]:言葉使い
07. ピッコ 2013年12月15日 22:58:47 : ldyqn.PAmBFfI : LKCoJC70wU
06.さん
>ね、全然理解していないでしょ?この投稿者。
NEVADAの上の投稿文を読んで、私にはそれなりに理解できるのですが、06.さんのコメントを読んでも、おっしゃる意味が全然分からないです。 もう少し、わかりやすく説明いただけますか? 私は地方に住む者ですが、今日のローカルなニュースで、公共入札が不調に終わるケースが増えてきているというのがありました。 アベノミクスによって全国的に公共事業が急激に増えた結果で、機械、技術者の不足によるものらしいです。 1000兆円を超える巨額な国の借金、その上、高齢化に伴う社会保障費が今後ますます増えていくという国からの説明を受けて、そのような厳しい国の財政健全化のためなら消費税増税もやむなしと思っていたのですが、民主党政権時に抑えていた公共事業を、このようにまた大々的に再開して、さらに国の借金を積み上げ、その新たに発行された国債を中央銀行がいくらでも買い上げていくという現在の在り方は、一般の私たち庶民にはどうも理解できないというか、どこか空恐ろしささえ感じるのですが。。。
08. 2013年12月16日 03:32:00 : ZHsljRVPQQ
アベノミクス、まあ事実上輪転機回すだけの一本の矢でしかないこの糞政策をマンセーしてるのはよほどの富豪か知恵遅れか、ネトサポだけだよ
物価は上がる、給料は上がらず、税金は上がる、リフレ政策のくせに消費増税
なのに安倍サマーーーってアホか
09. 2013年12月16日 04:16:45 : xjRxrwkkMw
>>07
言わんとすることはわかります。基本的には経常収支+資本収支=0です。
経常収支+資本収支=0 → 経常収支赤字=資本収支黒字
よく、経常収支黒字が「得」あるいは「良い」という発想がありますが、これは重商主義時代の頭で近代経済を語る典型例です。
国際収支の赤字黒字が一方方向に極端に振れ、それが続くにためには、経済法則に逆らった強力な政策的支援が必要です。※日本の場合、経常収支黒字の構造を無理やり続けようした結果が、労働賃金低下と円高デフレです。
※労働賃金低下とデフレ(実質金利上昇)→貯蓄性向や消費・購買力低下→税収減・国債依存増
日本は単位時間当たりのGDPは欧米の8割程度です。この不均衡は経常収支黒字に寄与してきました。また、貯蓄性向や消費購買力が低いほど経常収支黒字に寄与します。そして、資本の側に多くの利ざやと蓄積をもたらします。=重商主義です。
10. 2013年12月16日 06:48:22 : nJF6kGWndY
輸入や消費に比べ、国内での高付加価値生産が減少し、インフレ率が上昇すれば、
日銀による買い支えは、さらなるインフレを招くことになり、財政緊縮(大増税か社会保障カット)に転じるしかなくなる
いずれにせよ、国内産業構造の改革や自由貿易進展、財政支出の効率化なしには、
高インフレか、緊縮・増税不況による実質賃金と実質所得の減少で、日本人の貧困化は止まらない
つまり、改革が無ければ、いつかは、高インフレになるが、まだ暫く先だという、いつもの話になる
11. 2013年12月16日 09:32:42 : xJLV91RPaA
07ピッコさん
「高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学」河出書房新社に、大変詳しく載っている。騙されたと思って、読んでみれば、目からうろこ間違いなし。
12. 2013年12月16日 16:10:28 : nskrDkdNjE
ボルカー様は、日本の国債のカラ売りもOKとしたのですから、これは警戒すべき要素と見るべきです。
将来的にヘッジファンドによる売り仕掛けの懸念が薄らぐのかなと思っていたボルカールールですが、やはりそうは問屋が卸さない様です。
日本政府の反発でとしておりますが、ヘッジファンドも強烈に要望していたはずですし、結局は思うツボというやつでしょう。
直ぐにカラ売りで日本国債が暴落するとは思いませんが、いずれそんな局面も来るだろうなと考えているところであり、こんな超低金利の国債を喜んで買っていると、いずれ大変な目に遭うのではないかと懸念しているところであります。
NISAで国債を・・・なんて方も多いかと思いますが、せっかくの非課税をこんなものにつぎ込んでも良い事はないだろうと思うところです。
13. 2013年12月16日 19:04:53 : RQpv2rjbfs
>>09 言わんとすることが解り難いほど騙される人は多くなる。年金の計算も納付額も実にわかり難い。資本収支と経常収支は同じものの別名だ符号が逆になる、えばるほどの薀蓄ではない。
ところで、日本の国債も年金も、もはや説明不要なぐらい解りやすく破綻している。
14. おじゃま一郎 2013年12月16日 20:29:55 : Oo1MUxFRAsqXk : akXQI5qFV2
>12
「空売り」、「ヘッジファンド:というと悪の権化のつもりなのか。
日本国債を空売りするには、JGB先物市場だ。先物市場は空売りすれば
必ず買い戻さなければならない。そして価格は財務省が常に監視をしている。
過去、海外のヘッジファンドは、日本の国債発行額の多さから、空売りを
仕掛けたが、ことごとく財務省の餌食にあっている。
資金規模でかなわないのだ。
15. ピッコ 2013年12月16日 21:31:35 : ldyqn.PAmBFfI : 2CM6nmbT9A
09.さん
>※日本の場合、経常収支黒字の構造を無理やり続けようした結果が、労働賃金低下と円高デフレです。
労働賃金低下と円高デフレの原因を(日本が、あるいは日本政府が政策として)経常収支黒字の構造を無理やり続けようした結果だという御意見ですが、私、これは違うと思います。 その原因は明らかに社会経済の世界的な潮流『グローバル化』だと思います。 G7がG8になり、G20になったように、先進国と後進国という従来の見方から、後進国が新興国となり、労働市場を開放し、先進国からの投資を促した結果、安い労働力と新しい市場を求めて国内の企業が海外に工場を移していったことが大きな原因だと思います。 加工貿易立国の日本がそのプラス面だけではなく、マイナス面においても大きな影響を受けるのは至極当然なことなのです。 円高についてはこれに加え、泥沼化していったアフガニスタン、イラク戦争によるアメリカの財政基盤の崩落、信用の失墜も加わって、堅実な日本円に対する信頼感が、時々起る『危険回避のための円買い』などという行動に表れてきたのだと思います。 グローバル化はこれからも続くでしょうし、誰もこの流れを止めることはできないでしょう。 そして、このような状況下において、今後も円高デフレは続いていくことでしょうし、またそれが自然なことなのだと私は考えます。 この流れに抵抗しようとする動きがアベノミクスであり、中央銀行の国際買い上げによる円安誘導策だと思います。 川の流れにいくら抵抗しても、そのうち力尽きて溺れてしまう、現実的には、日本の財政を最終的に大きく棄損することになりはしないか…私はそこを心配するのです。
10.さん
>日本人の貧困化は止まらない
労働賃金低下の状況下でも、5年前10年前の私たちの生活がどうであったかをじっくり思い返してみると、日本人の生活は確実に豊かになっていますよ。 もっともっと前の話、私が子供だったころには『乞食』と呼ばれる人たちがいて、裸足で、何年も風呂に入らず油と埃まみれの髪の毛が床に垂れるほど伸びた男とも女とも知れない人が、うどん屋の前に置いてある残飯桶を開けて手づかみで残飯のうどんを食べているのを見たことがあります。 ほんの数年前まではダンボールで囲いを作って駅の構内などで寝泊まりするホームレスと呼ばれる人たちのことがニュースになっていましたが、今はあまり聞きませんね。 私も貧乏人の一人ですが、マクドナルドのハンバーガーも今はあまり食べたいと思いません。 口が肥えたのでしょうか。
11.さん
>高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
このような机上の経済学のようなものは私はどうも苦手です。
16. 2013年12月17日 00:00:31 : 9RL5Y6nWYA
企業の負債は・・・自転車操業でも続くうちは良いが、コケれ
ば倒産。・・・他人の金を食ったことになる。
国債・・日銀がいくらでも引き受けてくれるならば何も増税することなどない。会計学上の話しなら借金は無限にできる。負債は誰かの収入になるから。
日本国債は自国民の資産で調達しているし、国家は倒産できないから長い年月で少しづつかえせばいい・・とは三橋の弁だが、尽きるところ国民の資産を食い続けているかぎりは国家破産はありえないと言うことだろう。国民が貧しくなっても仕方ないと言うわけだ。帳簿(通帳)上カネはいくら持っていても現実にはからぽで使えないのと同じだよ。花見酒だよ。
17. 2013年12月17日 00:08:43 : 9RL5Y6nWYA
散々借りまくった(国債発行)挙句、返す時はインフレにしてから返す。インフレが「倍」になれば
実質の返済は半分で済む。一万円の価値で貸したが、返してもらった時は実質5000円の価値しかないことになる。5000円は国家に食われたわけだ。
18. 2013年12月17日 00:18:25 : ENTiEZA3H6
国の借金がこんなに膨らんでしまったのは、失われた20年のデフレが原因だ。
インフレが続いていれば、見かけ上の借金は半分位いになっていただろう。
(住宅ローンを抱えている人も同じことが言える。)
しかし、今さらアベノミクスでインフレにしても、もう遅い。
東京オリンピックが終わった頃が、危険であると予想する。
ところで、国債の利息は、年10兆円位いだろうか?
その多くが、金融機関に流れている。
国が金融機関を食べさせている様なものだ。
金融機関は遊んでいても食えるのだから、まともな仕事をしなくなるのでは?
19. 2013年12月17日 08:44:03 : fLm0D4qHuU
>>15
本質は同じ事を言ってるように思います。輸出製造業資本が労働コストの安いところを求めるのはその性格上当然の流れでしょう。
中国へ向かった資本は、元の上昇や労働コスト上昇とともに今はASEANに流れてます。
輸出製造業資本の利潤を第一に考えた経済運営をするには、通貨安と労働コスト上昇を抑え続ける政策がベストです。低開発国から脱皮する際にはこうした経済運営は有効です。しかし、先進国になると、こうした極端な政策は難しくなってきます。
労働コストはいつまでも低く抑えることはできず、また経常収支の黒字はどんどん膨らみ、今度は通貨高のバイアスがかかるようになります。やがて、輸出製造業を第一に考える経済運営が難しくなり、政策的保護機関が長ければ長いほど、その反動も大きく、国際収支は急激に逆転します。
経常収支や資本収支の極端な赤字黒字、それから極端な為替政策は、長期的には必ず止揚されます。
輸出で儲けた分が海外で滞留していて、国内回帰して来なければ、国民経済にとって、じゃあ、労働コスト安の政策や為替政策とは何だったんだということになります。
20. 2013年12月17日 13:17:45 : 3NC5opLvnY
ピッ子さん
>11.さん
>高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
>このような机上の経済学のようなものは私はどうも苦手です。
机上の経済学ではなくて、貿易黒字・経常黒字、財政赤字が生じるメカニズムを、これ以上ないほど平易(宮崎 哲弥 週刊文春)に解いている。これすら理解しないで、経済を語れないわな。
21. taked4700 2013年12月17日 20:01:48 : 9XFNe/BiX575U : Uxp8qC5s7Y
>>16
>日本国債は自国民の資産で調達しているし、国家は倒産できないから長い年月で少しづつかえせばいい・・とは三橋の弁だが、尽きるところ国民の資産を食い続けているかぎりは国家破産はありえないと言うことだろう。国民が貧しくなっても仕方ないと言うわけだ。帳簿(通帳)上カネはいくら持っていても現実にはからぽで使えないのと同じだよ。花見酒だよ
こういった議論は2010年までの流行でした。「国民の資産を食い続けているかぎりは国家破産はありえない」というのは一面の事実ですが、「国民の資産」には限りがあるのです。具体的には民間金融機関や保険会社に積み上がった預金がどんどんと国債に投資されてしまい、ほんとんど残額が無くなっているのです。これについて、とても興味深い現象がおこっているはずです。つまり、国債償還金が既に数百兆円ていどになっていて、それが新たに国債を購入するための資金になっているのです。つまり、既に日本のGDPの数百兆円分程度は労働の裏付けのない単なる数字合わせのためのものになってしまっているわけです。
貨幣はあくまで単なる貨幣でしかありません。仮に銀行預金が数千兆円あろうが、国内の高齢化が進み、誰もが老いぼれになってしまえば、預金は意味がありません。つまり、外国との貿易で海外からいろいろなものを買うしか意味がないですが、もしその時に、日本円が労働の裏付けのないものになれば、とんでもない円安になるしかないのです。
近年、日本の財政赤字が積み上がるにつれて、海外でもそれに歩調を合わせるように中央銀行による資本供給ということが行われ、赤信号みんなで渡れば怖くないという状況が作られていき、円安が抑えられてきました。特に、2011年から2012年はギリシア危機が不自然に強調され、日本円が安全資産だと宣伝されたわけです。
こういったことが起こった理由は、日本が戦後買い上げてきた米国債が100兆円以上積み上がっていて、円安になるとそれらを売ることが出来るということに関係があるように思えます。
結局、今の円高は日本が持っている米国債が担保になって支えているわけで、何らかの方法でアメリカ政府が日本の持っている米国債を踏み倒すことが出来れば、今の円高はすぐにも円安に転向するでしょう。
逆に言えば、そういった方法が実行できる環境になければ、まだまだ円高は続き、日銀による国債引き受けで何とかなるという意味でもあります。
ただ、どちらにしても日銀引き受けした分は償還する必要があり、いつかは日本国民の税負担となるのに変わりはありません。
ただ、超インフレとなり、貨幣価値が2分の1になれば借金の実質的な価値も半分になります。同様に貨幣価値が10分の1になれば借金も10分の1になるわけで、現在規制当局はこれを狙っている様子です。ただ、これをやるには、国債保有をしている金融機関の財務悪化の問題をクリアする必要があり、かなり難しいように思います。
結局、今の日本は、将来的に世界の核廃棄物処分場になるということと引き換えに経済的な繁栄を享受しているという面があり、少なくとも乾式キャスクでの保管について、その技術開発を本気で進めないと、日本の将来はとても苛酷なものになってしまいます。
22. 2013年12月17日 20:26:57 : 9RL5Y6nWYA
21>
結局、今の円高は日本が持っている米国債が担保になって・・・
その一面もあるが、米国債をいくら持っていようが、現実はアメリカと言う壷の中でドルを握っているようなものだ。壷から手を抜こうとすれば、ドルはつかめず、ドルをつかもうとすれば、壷を壊さねばならない。中国は積みあがった米国債を一部ユーロに代え、またアフリカなどの経済援助に使っていると言う。つかえないカネを持っているわけだ。日本はバブル時に貿易黒字を金塊に代え備蓄しようとしたが、アメリカの高官に「ドルを見捨てる気か、許せん。」と脅され金の備蓄をあきらめた。ほかにもいろいろあるが、アメリカと一蓮托生を選んでいるようです。日本が 首都直下型地震などで、復興費用としてドル売りに走れば(ドルの暴落)アメリカもコケるそうです。これが引き金で世界恐慌もありえる。
23. ピッコ 2013年12月17日 22:42:49 : ldyqn.PAmBFfI : nHxV0VSiz2
19.さん
ご返事ありがとうございます。 「本質は同じ事を言ってるように思います」とおっしゃっていますから、私が上のコメント欄で書いたことと経済学の先生かと思しき09.さんが書かれていることは、言わんとすることは同じだと捉えていいのですね?
>輸出で儲けた分が海外で滞留していて、国内回帰して来なければ、国民経済にとって、じゃあ、労働コスト安の政策や為替政策とは何だったんだということになります
「労働コスト安の政策」は具体的には派遣社員や労働者の首切りを容易にする政策みたいなことかと思いますが、そして「為替政策」とは現在の中央銀行の国際買い上げによる円安誘導策のことですね。 こういうことをやって日本を代表する輸出企業の懐を潤わせてやったにもかかわらず、企業はその利潤を海外で貯め込んで日本に還元しないとなれば…これは一体どういうことかということになる。。。 そうですよね。 そんなこと初めっから分かりきっているようなことなのに。 だって今までがそうなんだから。 日本市場は少子高齢化で先が見えてて、彼らにとってはもう魅力がないんでしょうね。
20. さん
>これすら理解しないで、経済を語れないわな
コメントありがと。 でも、私、そんな本読まなくても平気。
2013年12月15日 NEVADAブログ
2014年度の日本国債発行が180兆円に達すると政府が決めたと日経新聞は報じていますが、過去に発行しました国債の満期償還が事実上出来ず、分割償還を繰り返していますが、その分割償還をした後でも、来年度は180兆円もの国債発行となるのです。
補正を組めば更に10兆円余り加算されますので、年間発行残高は190兆円を超え、空前の200兆円まであとわずかとなります。
今でも国債発行残高は1010兆円を超え日々増え続けていますが、日銀が買い続けている日本国債ですが、いつこの買い支えが続くかにかかっています。
金曜日、日本国債は売られ、利回りは0.7%に接近して終わっていますが、再度日本国債が急落するようなことがあれば、円安が一気に進むこともあり得ます。
今や一ドル105円を視野に入れていますが、誰が円を売っているのか明らかにされていませんが、誰かが実需で円を売ってドルを買っているのです。
貿易赤字、財政赤字、そして、経常赤字と3つの赤字に転落している日本ですが、ここで国債が売られれば、資本が本格的に海外に流出することになります。
アベノミクスで浮かれている日本ですが、1000兆円を超える国債という借金は、次第に土台を蝕んできています。
今は、金融緩和で日銀が買いまくっていますので、危機は表面化しておりませんが、一旦表面化した際には、もう止めようがない下落が続き、最終的には暴落・売買停止という事態になります。
拍手はせず、拍手一覧を見る
コメント
01. 2013年12月15日 10:00:35 : AYrVwVo8Zc
>誰かが実需で円を売ってドルを買っているのです。
この辺がバカっぽい。
>貿易赤字、財政赤字、そして、経常赤字と3つの赤字に転落している日本ですが、ここで国債が売られれば、資本が本格的に海外に流出することになります。
この文も相当なバカ。
02. 2013年12月15日 10:29:17 : a6TGRVD78Q
01<NEVADAが馬鹿としたら正論を投稿したらどうですか?
その正論を他の知識豊富な投稿者が評価してくれますから
03. 2013年12月15日 16:44:36 : JE5BvUO1o2
輸入する必要がある商社や海外子会社生産品を輸入しているメーカーはドル決済の需要があるのだろうな。
国債が売られる事よりも新規発行分の買い手がいない事の方が重大だろう。もちろん今までどおり日銀買取という手もあるが、、、
04. 2013年12月15日 17:17:54 : Giuj2aU5og
100万円の国債を買って年7,000円の利息で、そこから税金まで持ってかれる。
日本人は、よほどの金持ちで子孫末代まで後生大事に財産を守り続けたいか、それとも何も考えない馬鹿かのどちらかです。
こんな低利の債券が問題なく大量に捌ける国家に明るい未来は望めないと違いますかね。
05. 2013年12月15日 19:06:03 : nskrDkdNjE
ポルカールールで日本国債の空売りはOK
ヘッジファンドの動き次第
少子高齢化が続けば・・・
で、いつ国債暴落が起こるのか?
06. 2013年12月15日 20:42:22 : xJLV91RPaA
バカ
貿易赤字、財政赤字、そして、経常赤字と3つの赤字に転落している日本ですが、ここで国債が売られれば、資本が本格的に海外に流出することになります。
GDPでは、貯蓄超過=財政赤字+貿易黒字
GNPでは、貯蓄超過=財政赤字+経常黒字
貿易赤字=資本黒字、つまり、日本に資本が入ってくること。
経常赤字=資本黒字、同。
つまり、流出ではなく、流入
>アベノミクスで浮かれている日本ですが、1000兆円を超える国債という借金は、次第に土台を蝕んできています。
今は、金融緩和で日銀が買いまくっていますので、危機は表面化しておりませんが、一旦表面化した際には、もう止めようがない下落が続き、最終的には暴落・売買停止という事態になります。
????????企業の負債は、1200兆円。国債はまずく、企業の借金は大丈夫と言う、根拠は?
危機って何?毎年150兆円もの、借換債が順調に消化。で、これが買われないとは、いつ、どこで?そして、暴落の定義は?金利が何%になったら暴落???
ね、全然理解していないでしょ?この投稿者。
[12削除理由]:言葉使い
07. ピッコ 2013年12月15日 22:58:47 : ldyqn.PAmBFfI : LKCoJC70wU
06.さん
>ね、全然理解していないでしょ?この投稿者。
NEVADAの上の投稿文を読んで、私にはそれなりに理解できるのですが、06.さんのコメントを読んでも、おっしゃる意味が全然分からないです。 もう少し、わかりやすく説明いただけますか? 私は地方に住む者ですが、今日のローカルなニュースで、公共入札が不調に終わるケースが増えてきているというのがありました。 アベノミクスによって全国的に公共事業が急激に増えた結果で、機械、技術者の不足によるものらしいです。 1000兆円を超える巨額な国の借金、その上、高齢化に伴う社会保障費が今後ますます増えていくという国からの説明を受けて、そのような厳しい国の財政健全化のためなら消費税増税もやむなしと思っていたのですが、民主党政権時に抑えていた公共事業を、このようにまた大々的に再開して、さらに国の借金を積み上げ、その新たに発行された国債を中央銀行がいくらでも買い上げていくという現在の在り方は、一般の私たち庶民にはどうも理解できないというか、どこか空恐ろしささえ感じるのですが。。。
08. 2013年12月16日 03:32:00 : ZHsljRVPQQ
アベノミクス、まあ事実上輪転機回すだけの一本の矢でしかないこの糞政策をマンセーしてるのはよほどの富豪か知恵遅れか、ネトサポだけだよ
物価は上がる、給料は上がらず、税金は上がる、リフレ政策のくせに消費増税
なのに安倍サマーーーってアホか
09. 2013年12月16日 04:16:45 : xjRxrwkkMw
>>07
言わんとすることはわかります。基本的には経常収支+資本収支=0です。
経常収支+資本収支=0 → 経常収支赤字=資本収支黒字
よく、経常収支黒字が「得」あるいは「良い」という発想がありますが、これは重商主義時代の頭で近代経済を語る典型例です。
国際収支の赤字黒字が一方方向に極端に振れ、それが続くにためには、経済法則に逆らった強力な政策的支援が必要です。※日本の場合、経常収支黒字の構造を無理やり続けようした結果が、労働賃金低下と円高デフレです。
※労働賃金低下とデフレ(実質金利上昇)→貯蓄性向や消費・購買力低下→税収減・国債依存増
日本は単位時間当たりのGDPは欧米の8割程度です。この不均衡は経常収支黒字に寄与してきました。また、貯蓄性向や消費購買力が低いほど経常収支黒字に寄与します。そして、資本の側に多くの利ざやと蓄積をもたらします。=重商主義です。
10. 2013年12月16日 06:48:22 : nJF6kGWndY
輸入や消費に比べ、国内での高付加価値生産が減少し、インフレ率が上昇すれば、
日銀による買い支えは、さらなるインフレを招くことになり、財政緊縮(大増税か社会保障カット)に転じるしかなくなる
いずれにせよ、国内産業構造の改革や自由貿易進展、財政支出の効率化なしには、
高インフレか、緊縮・増税不況による実質賃金と実質所得の減少で、日本人の貧困化は止まらない
つまり、改革が無ければ、いつかは、高インフレになるが、まだ暫く先だという、いつもの話になる
11. 2013年12月16日 09:32:42 : xJLV91RPaA
07ピッコさん
「高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学」河出書房新社に、大変詳しく載っている。騙されたと思って、読んでみれば、目からうろこ間違いなし。
12. 2013年12月16日 16:10:28 : nskrDkdNjE
ボルカー様は、日本の国債のカラ売りもOKとしたのですから、これは警戒すべき要素と見るべきです。
将来的にヘッジファンドによる売り仕掛けの懸念が薄らぐのかなと思っていたボルカールールですが、やはりそうは問屋が卸さない様です。
日本政府の反発でとしておりますが、ヘッジファンドも強烈に要望していたはずですし、結局は思うツボというやつでしょう。
直ぐにカラ売りで日本国債が暴落するとは思いませんが、いずれそんな局面も来るだろうなと考えているところであり、こんな超低金利の国債を喜んで買っていると、いずれ大変な目に遭うのではないかと懸念しているところであります。
NISAで国債を・・・なんて方も多いかと思いますが、せっかくの非課税をこんなものにつぎ込んでも良い事はないだろうと思うところです。
13. 2013年12月16日 19:04:53 : RQpv2rjbfs
>>09 言わんとすることが解り難いほど騙される人は多くなる。年金の計算も納付額も実にわかり難い。資本収支と経常収支は同じものの別名だ符号が逆になる、えばるほどの薀蓄ではない。
ところで、日本の国債も年金も、もはや説明不要なぐらい解りやすく破綻している。
14. おじゃま一郎 2013年12月16日 20:29:55 : Oo1MUxFRAsqXk : akXQI5qFV2
>12
「空売り」、「ヘッジファンド:というと悪の権化のつもりなのか。
日本国債を空売りするには、JGB先物市場だ。先物市場は空売りすれば
必ず買い戻さなければならない。そして価格は財務省が常に監視をしている。
過去、海外のヘッジファンドは、日本の国債発行額の多さから、空売りを
仕掛けたが、ことごとく財務省の餌食にあっている。
資金規模でかなわないのだ。
15. ピッコ 2013年12月16日 21:31:35 : ldyqn.PAmBFfI : 2CM6nmbT9A
09.さん
>※日本の場合、経常収支黒字の構造を無理やり続けようした結果が、労働賃金低下と円高デフレです。
労働賃金低下と円高デフレの原因を(日本が、あるいは日本政府が政策として)経常収支黒字の構造を無理やり続けようした結果だという御意見ですが、私、これは違うと思います。 その原因は明らかに社会経済の世界的な潮流『グローバル化』だと思います。 G7がG8になり、G20になったように、先進国と後進国という従来の見方から、後進国が新興国となり、労働市場を開放し、先進国からの投資を促した結果、安い労働力と新しい市場を求めて国内の企業が海外に工場を移していったことが大きな原因だと思います。 加工貿易立国の日本がそのプラス面だけではなく、マイナス面においても大きな影響を受けるのは至極当然なことなのです。 円高についてはこれに加え、泥沼化していったアフガニスタン、イラク戦争によるアメリカの財政基盤の崩落、信用の失墜も加わって、堅実な日本円に対する信頼感が、時々起る『危険回避のための円買い』などという行動に表れてきたのだと思います。 グローバル化はこれからも続くでしょうし、誰もこの流れを止めることはできないでしょう。 そして、このような状況下において、今後も円高デフレは続いていくことでしょうし、またそれが自然なことなのだと私は考えます。 この流れに抵抗しようとする動きがアベノミクスであり、中央銀行の国際買い上げによる円安誘導策だと思います。 川の流れにいくら抵抗しても、そのうち力尽きて溺れてしまう、現実的には、日本の財政を最終的に大きく棄損することになりはしないか…私はそこを心配するのです。
10.さん
>日本人の貧困化は止まらない
労働賃金低下の状況下でも、5年前10年前の私たちの生活がどうであったかをじっくり思い返してみると、日本人の生活は確実に豊かになっていますよ。 もっともっと前の話、私が子供だったころには『乞食』と呼ばれる人たちがいて、裸足で、何年も風呂に入らず油と埃まみれの髪の毛が床に垂れるほど伸びた男とも女とも知れない人が、うどん屋の前に置いてある残飯桶を開けて手づかみで残飯のうどんを食べているのを見たことがあります。 ほんの数年前まではダンボールで囲いを作って駅の構内などで寝泊まりするホームレスと呼ばれる人たちのことがニュースになっていましたが、今はあまり聞きませんね。 私も貧乏人の一人ですが、マクドナルドのハンバーガーも今はあまり食べたいと思いません。 口が肥えたのでしょうか。
11.さん
>高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
このような机上の経済学のようなものは私はどうも苦手です。
16. 2013年12月17日 00:00:31 : 9RL5Y6nWYA
企業の負債は・・・自転車操業でも続くうちは良いが、コケれ
ば倒産。・・・他人の金を食ったことになる。
国債・・日銀がいくらでも引き受けてくれるならば何も増税することなどない。会計学上の話しなら借金は無限にできる。負債は誰かの収入になるから。
日本国債は自国民の資産で調達しているし、国家は倒産できないから長い年月で少しづつかえせばいい・・とは三橋の弁だが、尽きるところ国民の資産を食い続けているかぎりは国家破産はありえないと言うことだろう。国民が貧しくなっても仕方ないと言うわけだ。帳簿(通帳)上カネはいくら持っていても現実にはからぽで使えないのと同じだよ。花見酒だよ。
17. 2013年12月17日 00:08:43 : 9RL5Y6nWYA
散々借りまくった(国債発行)挙句、返す時はインフレにしてから返す。インフレが「倍」になれば
実質の返済は半分で済む。一万円の価値で貸したが、返してもらった時は実質5000円の価値しかないことになる。5000円は国家に食われたわけだ。
18. 2013年12月17日 00:18:25 : ENTiEZA3H6
国の借金がこんなに膨らんでしまったのは、失われた20年のデフレが原因だ。
インフレが続いていれば、見かけ上の借金は半分位いになっていただろう。
(住宅ローンを抱えている人も同じことが言える。)
しかし、今さらアベノミクスでインフレにしても、もう遅い。
東京オリンピックが終わった頃が、危険であると予想する。
ところで、国債の利息は、年10兆円位いだろうか?
その多くが、金融機関に流れている。
国が金融機関を食べさせている様なものだ。
金融機関は遊んでいても食えるのだから、まともな仕事をしなくなるのでは?
19. 2013年12月17日 08:44:03 : fLm0D4qHuU
>>15
本質は同じ事を言ってるように思います。輸出製造業資本が労働コストの安いところを求めるのはその性格上当然の流れでしょう。
中国へ向かった資本は、元の上昇や労働コスト上昇とともに今はASEANに流れてます。
輸出製造業資本の利潤を第一に考えた経済運営をするには、通貨安と労働コスト上昇を抑え続ける政策がベストです。低開発国から脱皮する際にはこうした経済運営は有効です。しかし、先進国になると、こうした極端な政策は難しくなってきます。
労働コストはいつまでも低く抑えることはできず、また経常収支の黒字はどんどん膨らみ、今度は通貨高のバイアスがかかるようになります。やがて、輸出製造業を第一に考える経済運営が難しくなり、政策的保護機関が長ければ長いほど、その反動も大きく、国際収支は急激に逆転します。
経常収支や資本収支の極端な赤字黒字、それから極端な為替政策は、長期的には必ず止揚されます。
輸出で儲けた分が海外で滞留していて、国内回帰して来なければ、国民経済にとって、じゃあ、労働コスト安の政策や為替政策とは何だったんだということになります。
20. 2013年12月17日 13:17:45 : 3NC5opLvnY
ピッ子さん
>11.さん
>高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
>このような机上の経済学のようなものは私はどうも苦手です。
机上の経済学ではなくて、貿易黒字・経常黒字、財政赤字が生じるメカニズムを、これ以上ないほど平易(宮崎 哲弥 週刊文春)に解いている。これすら理解しないで、経済を語れないわな。
21. taked4700 2013年12月17日 20:01:48 : 9XFNe/BiX575U : Uxp8qC5s7Y
>>16
>日本国債は自国民の資産で調達しているし、国家は倒産できないから長い年月で少しづつかえせばいい・・とは三橋の弁だが、尽きるところ国民の資産を食い続けているかぎりは国家破産はありえないと言うことだろう。国民が貧しくなっても仕方ないと言うわけだ。帳簿(通帳)上カネはいくら持っていても現実にはからぽで使えないのと同じだよ。花見酒だよ
こういった議論は2010年までの流行でした。「国民の資産を食い続けているかぎりは国家破産はありえない」というのは一面の事実ですが、「国民の資産」には限りがあるのです。具体的には民間金融機関や保険会社に積み上がった預金がどんどんと国債に投資されてしまい、ほんとんど残額が無くなっているのです。これについて、とても興味深い現象がおこっているはずです。つまり、国債償還金が既に数百兆円ていどになっていて、それが新たに国債を購入するための資金になっているのです。つまり、既に日本のGDPの数百兆円分程度は労働の裏付けのない単なる数字合わせのためのものになってしまっているわけです。
貨幣はあくまで単なる貨幣でしかありません。仮に銀行預金が数千兆円あろうが、国内の高齢化が進み、誰もが老いぼれになってしまえば、預金は意味がありません。つまり、外国との貿易で海外からいろいろなものを買うしか意味がないですが、もしその時に、日本円が労働の裏付けのないものになれば、とんでもない円安になるしかないのです。
近年、日本の財政赤字が積み上がるにつれて、海外でもそれに歩調を合わせるように中央銀行による資本供給ということが行われ、赤信号みんなで渡れば怖くないという状況が作られていき、円安が抑えられてきました。特に、2011年から2012年はギリシア危機が不自然に強調され、日本円が安全資産だと宣伝されたわけです。
こういったことが起こった理由は、日本が戦後買い上げてきた米国債が100兆円以上積み上がっていて、円安になるとそれらを売ることが出来るということに関係があるように思えます。
結局、今の円高は日本が持っている米国債が担保になって支えているわけで、何らかの方法でアメリカ政府が日本の持っている米国債を踏み倒すことが出来れば、今の円高はすぐにも円安に転向するでしょう。
逆に言えば、そういった方法が実行できる環境になければ、まだまだ円高は続き、日銀による国債引き受けで何とかなるという意味でもあります。
ただ、どちらにしても日銀引き受けした分は償還する必要があり、いつかは日本国民の税負担となるのに変わりはありません。
ただ、超インフレとなり、貨幣価値が2分の1になれば借金の実質的な価値も半分になります。同様に貨幣価値が10分の1になれば借金も10分の1になるわけで、現在規制当局はこれを狙っている様子です。ただ、これをやるには、国債保有をしている金融機関の財務悪化の問題をクリアする必要があり、かなり難しいように思います。
結局、今の日本は、将来的に世界の核廃棄物処分場になるということと引き換えに経済的な繁栄を享受しているという面があり、少なくとも乾式キャスクでの保管について、その技術開発を本気で進めないと、日本の将来はとても苛酷なものになってしまいます。
22. 2013年12月17日 20:26:57 : 9RL5Y6nWYA
21>
結局、今の円高は日本が持っている米国債が担保になって・・・
その一面もあるが、米国債をいくら持っていようが、現実はアメリカと言う壷の中でドルを握っているようなものだ。壷から手を抜こうとすれば、ドルはつかめず、ドルをつかもうとすれば、壷を壊さねばならない。中国は積みあがった米国債を一部ユーロに代え、またアフリカなどの経済援助に使っていると言う。つかえないカネを持っているわけだ。日本はバブル時に貿易黒字を金塊に代え備蓄しようとしたが、アメリカの高官に「ドルを見捨てる気か、許せん。」と脅され金の備蓄をあきらめた。ほかにもいろいろあるが、アメリカと一蓮托生を選んでいるようです。日本が 首都直下型地震などで、復興費用としてドル売りに走れば(ドルの暴落)アメリカもコケるそうです。これが引き金で世界恐慌もありえる。
23. ピッコ 2013年12月17日 22:42:49 : ldyqn.PAmBFfI : nHxV0VSiz2
19.さん
ご返事ありがとうございます。 「本質は同じ事を言ってるように思います」とおっしゃっていますから、私が上のコメント欄で書いたことと経済学の先生かと思しき09.さんが書かれていることは、言わんとすることは同じだと捉えていいのですね?
>輸出で儲けた分が海外で滞留していて、国内回帰して来なければ、国民経済にとって、じゃあ、労働コスト安の政策や為替政策とは何だったんだということになります
「労働コスト安の政策」は具体的には派遣社員や労働者の首切りを容易にする政策みたいなことかと思いますが、そして「為替政策」とは現在の中央銀行の国際買い上げによる円安誘導策のことですね。 こういうことをやって日本を代表する輸出企業の懐を潤わせてやったにもかかわらず、企業はその利潤を海外で貯め込んで日本に還元しないとなれば…これは一体どういうことかということになる。。。 そうですよね。 そんなこと初めっから分かりきっているようなことなのに。 だって今までがそうなんだから。 日本市場は少子高齢化で先が見えてて、彼らにとってはもう魅力がないんでしょうね。
20. さん
>これすら理解しないで、経済を語れないわな
コメントありがと。 でも、私、そんな本読まなくても平気。