2016年08月20日10:21
カテゴリ愛詩tel by shig預金封鎖
”預金封鎖” ”年金支給大幅減” その日は近い!!其の拾弐/アナタの預金はクニと銀行が遣い果たした!
愛詩tel by shigさんのサイトより
http://blog.goo.ne.jp/1shig/e/cc87f83afcf5cea2baa828181d0fa79d
<転載開始>
今回はセンセーショナルなタイトルになった
「”預金封鎖” ”年金支給大幅減” その日は近い!!」シリーズの過去記事は
左のカテゴリーの中にあるのでそれを参照して欲しい
今回のテキストは↓クリック
国家予算は国レベルでの”壮大な詐欺”だと分かった!!/武田邦彦
である
この記事の最後に
読者の方には、次回の記事までに、ぜひこの問題に挑戦してもらいたい
と記したが、賢明な読者は、もう、答えを出されただろうか
では
再び武田邦彦氏のブログを見てみよう
↓クリック
https://youtu.be/PIYb7Xc93eA
氏は、ブログの中で
「なにやってんですかね、自転車操業というか、雪だるまというか」と言っておられる
それは
政府は
国家予算を税収だけではまかなえないので
国債を発行して穴埋めをする(歳入)
ところが、支出(歳出)するときに、また国債を発行する
ここ、武田氏も理解に苦しむと言っておられるが、事実だ
国債を購入した銀行などの利子を穴埋めするための国債発行
その結果、新たに国債費での収入は
36兆8630億円-23兆4507億円=13兆4123億円しか増えない
ーーーー
問題は、
今までクニが発行した国債は(もちろん、現行経由で遣われたアナタの預金は)
すでに政府が遣いきって、返るあてがない、ということ
特に黒田日銀総裁が2013年に就任して以来、200兆円もの円を発行している
2%のインフレを目標にしたというが、
その札はどこにあるのだろう
市中に流せば、間違いなくインフレになる
もちろん、それを倉庫に保管するわけがない
それはただ、数字上、コンピューターの上での数字にすぎない
しかし、日銀はそのカネで国債を買い、ETFを使って株を買っているのだ
その原資は、もちろん、銀行が日銀に預けたアナタの預金だ
というわけで、アナタの預金は、国債と日銀に遣われ、返ってこない
さらに、残されたわずかなアナタの預金を
銀行は、マイナス金利の国債(その前はゼロ金利)を嫌って
為替に投資した
ドルを買って、その結果円安になった
これは昨日(2016.06.08)のドル/円の為替相場だ
昨年から、じつに18円近く円高に振れているのが分かる
124.88ー107.04=17.84 17.84÷124.88=0.14=14%の損失となる
しかし、FX投資のようにレバレッジを利かせると、証拠金(保証金)の数倍~数十倍の取引ができる
もし、10倍の取引をA銀行が1兆円を証拠金に投資したとする
すると、元手は1兆円だが、損失は1兆円×0.14×10=1兆4千億円の損となり
まるまる4千億を拠出しなければならない
このようなわけで
銀行(特にメガバンク)にはカネがないのだ
もちろんそれは、アナタの預金だ
だから、最近まとまったカネを引き出そうとすると、1日がかりでも出せない、警察もやってくる、なんて事態が起こっているのだ
マネーサプライ(現実の経済に出回るお金の量)を絞っているに違いない
で、本日の結論
アナタの預金はクニと銀行が遣い果たした!
2016年08月20日17:28
カテゴリgeneumiのブログ
詐欺金融は地球を滅ぼす重力波兵器
geneumiのブログさんのサイトより
http://ameblo.jp/geneumi/entry-12192069712.html
<転載開始>
お金が作り出すおびただしい不幸。
汚れたお金の集まる所 ☞ アシュケナージ油ダ屋銀行。
お金と言っても紙幣ばかりではない。
証券もゴールドも、負債も、結果生じた全ての不幸も金庫の中?
いやいや、そのほとんどは実体のない数字である。
一節には十数京ドル。
天文学的な数値だけが一人歩きしている。
しかし、人間がつくった数値は反物質化し、ある種の重力波兵器のようなモノに変質。
人間(油ダポチ)はホント、バカな生き物。
汚れたお金を暴走させ、結果、多くの地球原住民が苦しみの渦中にある。
そんなの始めっから分かっている。
もっと言えば、そうなるまで暴走したらどうなるかの実験である。
汚れたお金は重力波兵器に変質し、大量破壊がいつ起こるか分からない。
もはや1%にも、油ダポチにも制御不能。
しかし、1%と油ダポチは、すでに、重力派兵器の洗礼を受けている。
なぜなら、99%を散々騙して操り方をシミュレーションしてきたのである。
執着すればするほど破壊力が増し、三次元物理世界に目に見える悪影響を及ぼす。
見方を変えれば、この先、出来るだけ効果的に破壊工作を主導するにはどうすればいいかを考え中。
できれば、この際、敵対する国や地域は徹底的に破壊してしまいたい。
1%と油ダポチは、富の著しい不均衡、謀略、暴力、あらゆる汚い手を使って世界中に貧困を撒き散らしている。
なぜ、そんな非道ができるのか?
彼らは、誰一人責任を取れない事を知っているからである。
それが偽油ダ屋式詐欺金融資本主義の本質である。
詐欺金融は地球を滅ぼす重力波兵器である。
人類は今すぐ、偽油ダ屋の発明したお金(詐欺金融システム)を一切合切破棄しないと、未来は無い。
政府日銀は詐欺金融暴走蒸発計画に従っている。
何をやろうと、退職したらそれで終わり。
アンタがたの仕事はマイナス金利どころではない、マイナスツンドラ極悪生命環境テロである。
地球の自然法に準拠すれば、1ミリでも関与した関係者は一人残らず、重力派兵器の乱用責任を取らなければならない。
だが、少なくとも生きている間、責任の取りようがない。
ズルズル先送りして時間稼ぎをしているうちに、後は野となれ山となれ。
可哀想な家畜はそれでも期待する。
政府、官僚が、まさか微々たる年金まで蒸発させるはずがないと信じている。
現時点で、詐欺金融テロが目の前で繰り広げられているのに、まだ、一縷の望みを捨てきれない可哀想な人々。
哀れ99%の棄民。
と、言いたい所だが、悪魔の論理では、99%の棄民も汚れたお金の生産者。
消費者として、あるいは企業家として、生命環境を脅かして蓄えた富。
悪銭身につかず、と、嘆いてみても既に手遅れ。
一蓮托生で葬り去られるのは当然である。
霊性を持つ人間を虐げたら、どんな悪魔と取引しても、取り返しがつかないことを知らない人間が増え過ぎたのである。
(霊格を持つ人間は全て例外無くそれを教えられているが、それを忘れた、知らなかったと言い張る人ほど自信満々、大手を振って生きている)
少なくとも西暦2000年以降、追いつめられた偽油ダ屋匪賊の暴走は苛烈を極め、日本の資産を横流し、返す刀で自衛隊を世界有数の偽油ダ屋防衛軍に押し上げたい。
ジミンはその流れに乗っている。
偽総理が平然とトップに居座れるのは、責任の取りようのない結末を織り込んでのこと。
悪魔は天文学的な汚れたお金の反作用が作り出した鉄壁の囲いの中に潜む。
このブラックボックスと一体化した1%は圧倒的な犠牲の陰に隠れて生き延びる。
ジミン党的絶望社会も一部は生き残ると信じている。
油ダポチは、国会の議論もなし、民意など始めから無視、二院制議会制度が完全崩壊でも意に介さない。
官僚は偽総理を担ぎ、どうせ責任の取りようのない財政や制度欠陥を崩壊するがままに任せる算段。
しかし、特殊霊界を汚す行為は、1ミリも違わず個々の意識に記録される。
金目のモノは一銭たりともあの世に持っていけないが、記録された汚物だけは巨大貨物コンテナ船何隻分でも背負える。
腐臭の酷いタールの海に、ベタベタ汚れがこびりついた巨大なコンテナの山。
目を凝らせばその先頭に一人のチッポケな人間がつながれている。
こんな連中が大挙してやって来たら、上位霊界が穢れるので、自動的に下位幽界に振り分けられる。
アッチの世界では、霊格の違う存在は哀れだが、哀れむ機会は無い。
なぜなら、空間を同じくする可能性はゼロである。
待っているのは、終わりなき永遠と孤独。
ま、死んでみないと確かな事は言えないが・・・。w
2016年08月20日17:49
カテゴリ社会科学者の随想福島・原発関係
東電福島第1原発事故現場の「汚染水漏れ」対策は,いつになったら完了できるのか? あと何年・何十年かかるのか?
社会科学者の随想さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1060360837.html
やっていることは昔と変わらない
李ひとみ@hitomi_rome 8月16日
特攻隊の飛行機、故障で帰って来る機が余りにも多く、そこで改善されたのは飛行機能ではなく、飛び立ったら車輪が落ちるという残酷極まりない処置だったと聞いた時、嘘だと思ってた。でも本当だったんだ…。「とにかく死ね」という悪魔が居たんだ。 http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/special/vol4.html …
<転載開始>
【いつ終わるのかこれからもまったく読めていない『いまも生きている〈悪魔の火〉=溶融した核燃料「残骸(デブリ」)』 による放射性物質汚染水の継続的な発生問題に対する東電側対策の無力さ】
①「凍土壁の凍結未完 規制委有識者『破綻』福島第1」(『朝日新聞』2016年8月19日朝刊4面「総合」)
1)記事本文
この記事の見出し文句が目に入ったとき,ビックリしないでいられる人は,多分いないはずである。東電福島第1原発事故現場に発生していた放射性物質(溶融した核燃料)による地下水汚染問題は,2011年「3・11」の東日本大震災に誘発された原発事故において併発された技術的な困難である。ところが,いまだにその根本解決をみていない。
東電福島第1原発事故現場汚染水問題画像
出所)この図解の原図は,http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2013041099070855.jpg である。http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/0e1d7e9006a1dcc0d679b0045bfebadc から借りた。2013年4月12日に記述されていた,このブログ記事の表題が「東電の破綻した汚染水管理~トラブルの連続で経営陣ら謝罪,『謝って済む問題では無い』」。
最近ではときおりこのように,新聞に報道される関連記事を読んでいるだけでも,その地下水汚染問題が重大な局面をかかえたままでありつづけていることや,いつになっても抜本の解決に至っていない状況が理解できる。ともかくつぎに,この記事を引用する。
--東京電力福島第1原発の汚染水対策として1~4号機を「氷の壁」で囲う凍土壁について,東電は〔2016年8月〕18日,凍結開始から4カ月半で,なお1%ほどが凍っていないと原子力規制委員会の検討会に報告した。地下水の流れを遮るという当初の計画は達成されておらず,規制委の外部有識者は「破綻(はたん)している」と指摘した。
補注)「破綻している」という現在形の表現が出ている。いままで汚染水対策は,これがととのいしだい順次実行されてゆき,解決もしていくかのような情報として,われわれの耳には届けられていた。ところが,そうではなくて,ここに至っては「破綻だ」と,それも原子力規制委員会の「外部有識者」(後段に写真も出した橘高義典首都大学東京教授がその人物)が指摘したと報道されている。さきまわりして,つぎに出てくる数値に関してもいっておくが,その1%とは 8.2メートルの幅になる凍土壁のことである。記事本文の引用に戻る。
東電の報告によると,3月末に凍結を始めた長さ約820メートルの区間の温度計測点のうち,8月16日時点で99%が零度以下になったが,地下水が集中している残りの部分〔つまりその1%〕はまだ凍っていないという。東電は,セメントなどを注入すれば凍らせられると主張した。
補注)いままでは,この凍結の技術方法を用いた汚染水漏れ工事によれば,問題は解決の方向に向かうかのように広報されてきた。しかしながら,そうはなっていない。もっとも,本ブログ内の諸記述のなかには早くから,この工事が成功する〈あて〉はないと判断していた。
また,その現場をめぐる絶望的な現実・状況についても本ブログは,2016年03月08日「東電福島第1原発事故の炉心溶融は圧力容器⇒格納容器内に収まっているのか? 爆発事故によって実質はすべてが破損した状態である」をもって,具体的に記述してみた。ぜひ,こちらの記述( ⇑ )も参照されたい。
橘高義典画像 凍土壁の下流で汲み上げている地下水の量は,凍結開始前とほとんど変わっていない。外部有識者の橘高(きつたか)義典・首都大学東京教授は「凍土壁で地下水を遮る計画は破綻している。このまま進めるとしても,別の策を考えておく必要がある」と指摘。検討会は,上流でくみ上げた場合の地下水抑制効果の試算などを示すよう東電に求めた。
出所)画像は橘高義典,http://www.ues.tmu.ac.jp/aus/1_outline/5_teachers.html
--規制委の外部有識者とはこの橘高義典のことであるが,以前より指摘されつづけてきた汚染水漏れ工事の困難性(それが至難である事実)は,小出裕章などが原発事故直後から指摘してもきた点であった。参照した記事には,いまだに続いている汚染水の処理が具体的にどのように始末されているかは報道されていない。いままででも増えつづけている貯水槽に貯めているのか? 貯水槽を設置する場所が東電福島第1原発の敷地内では足りなくなっているのではないか?
2)関連の記事(『産経ニュース』2016.3.31 12:33)は5ヶ月前にこう報じていた
産経ニュース2016年3月31日凍土壁問題画像 東京電力は〔2016年3月〕31日,福島第1原発の汚染水対策で,1~4号機の建屋周辺の土壌を凍らせて建屋内への地下水の流入を防ぐ「凍土遮水壁」の運用を開始した。海側(東側)から先行して凍結を始め,総延長約1500メートルの氷の壁をつくって汚染水の低減をめざす。
補注)ここでは「総延長約1500メートルの氷の壁」と説明されているが,前段朝日新聞の記事では「〔2016年〕3月末に凍結を始めた長さ約820メートルの区間」という説明も出ていた。地下水漏れ対策が万全に完成していないのであれば〔!?〕,どちらでもたいした違いにならないが……。
凍結の作業では,1~4号機の山側にある「凍結プラント」と呼ばれる施設で作業員がスイッチを操作し,冷凍機30台とポンプを起動。マイナス30度に冷やした冷媒を,建屋の周囲をとり囲むように打ちこんだ約1500本の凍結管(26.4メートル)に循環させる。
凍土壁を完全に凍らせると,建屋周辺の地下水位が急激に下がり,汚染水が外に漏れ出す可能性があることから,原子力規制委員会は段階的な凍結を条件に運用を認可した。第1段階では,地下水の流れ込みを確保する未凍結部分(7カ所,約45メートル)を残し,海側全体と山側の95%を凍らせる。東電によると,凍結の効果は1カ月半ほどで出始める見通し。
註記)http://www.sankei.com/life/news/160331/lif1603310023-n1.html
だが,その「凍結の効果」は最新のニュースが伝えるとおり,まだ成功していない。この 2)に引用した産経新聞には,つぎのような記事も出ていた。日付は『産経ニュース』で「2016.1.24 08:37」にまで,さかのぼっている。
原発事故は〔2016年〕3月で5年を迎えるが,汚染水問題の解決が遠のいていることに対し,規制委の田中俊一委員長はこれまで「凍土壁ができれば汚染水問題がなくなるという変な錯覚をまき散らしているところに過ちがある。(凍土壁は)不要では,と指摘しても東電や経済産業省は検討しない」と指摘している。(原子力取材班)
註記)http://www.sankei.com/affairs/news/160124/afr1601240009-n3.html
原子力規制委員会の田中俊一自身が「凍土壁の構築⇒汚染水問題の解決」は「錯覚である」から,これを「まき散らすのは過ち」だと断言している。この点は,説明の必要もない同会委員長の判断=批判である。しかし,新聞紙上などわれわれが理解できる範囲内では,ともかく凍土壁の完成を待てば,汚染水漏れの問題が解決可能であるかのような雰囲気で報道がなされてきた。
②「福島第1の汚染水 浄化し建屋内に戻す 東電方針」(『日本経済新聞』2016年8月19日朝刊38面「社会1」)
1)同日朝刊の記事
東京電力は〔2016年8月〕18日,福島第1原子力発電所1~4号機の建屋内に溜まっている高濃度の汚染水対策として,処理装置で主な放射性物質をとり除いた水を,建屋内に戻す方針を示した。処理水を使って建屋内の汚染水を薄め,2018年度に2014年度末に比べて放射性物質の濃度を半減させる。原子力規制委員会は処理水をためるタンク増設の検討も東電に求めた。
規制委が同日開いた会合で東電が方針を明らかにした。東電は汚染水対策として建屋周辺の地盤を凍らせる「凍土壁」の工事を進めているが,地下水の流入量を減らす効果はまだ出ていない。規制委は建屋内に溜まった汚染水の処理を2020年までに終えるとする東電の目標達成には,タンクの空き容量が足りないと強調。更田豊志委員は,東電が汚染水の量を減らす具体的な計画を示せなかった場合,「タンク増設命令を出すことになる」と述べた。
--この記事は,その間に必要となる汚染水処理用のタンク(貯水槽)が足りないのだが,それとともに,凍土壁の工事も既述のように完成しておらず,結局「穴」が残っているままである事実も指摘している。
福島第1原発事故現場においてなされてきた汚染水漏れ工事は,実質として観るに「いたちごっこ?」にもなっていない,穴だらけの(つまりバケツに穴が空いている状態)状況が,これまで続いてきた。
溶融した原子炉の核燃料がデブリ(残骸)となって,圧力容器の底面あたりに〔あるいは格納容器の底面,あるいはまた建屋の底面に〕あると推測されている〔正確にはなにひとつ判っていない〕が,そもそも汚染水漏れがどこから発生しているのか,確実に正確に説明してくれる原子力工学の専門家からして,まだいない(それほどむつかしい問題ではなさそうであるが,現状を視認できていないことだけはたしかである)。
ともかく,そのデブリじたいに汚染源がある事実を否定する者はいないとは思うが,それ以上にどこからどのように汚染が発生しているのか,素人のわれわれの理解に納得のいく説明をする者がいない(素人に納得のいく説明ができないのは,専門的にも現状の把握がまともにできていないせいである)。こうして,東電福島第1原発事故現場における汚染水漏れ問題は,これからいったい,いつになったら「解決への見通し」が立つのかさえ,依然として不分明のままである。原発とこの施設全体に対して,廃炉問題にとりかかれる以前の問題が,いまもなお未解決の段階で足踏みしている。
2)同日夕刊の記事「原子炉,底まで透視 名大・中部電,溶けた核燃料把握へ実証試験」(『日本経済新聞』2016年8月19日夕刊1面)は,こう報じていた。
名古屋大学などは原子炉の底部まで透視できる技術を開発し,〔2016年8月〕23日から中部電力浜岡原子力発電所2号機(静岡県)で実証試験を始める。従来の技術では原子炉の中心付近の様子しか判らなかった。使えるとたしかめられれば,東京電力福島第1原発の溶け落ちた核燃料のありかを把握でき,溶融燃料のとり出しに必要な工法の絞りこみに役立つとみている。
補注)以上の内容は,依然「たられば」の想定話である。この話法がいままでも延々と続けられてきた。しかし,汚染水漏れ工事は完遂できていない。放射性物質に汚染された地下水はいまもなお,漏れつづけている。それを貯めておくタンク(貯水槽)はこれからも永遠に増設されつづけていく様子にしかみえていない。東電の姿は,まさしく哀れな《魔法使いの弟子》そのものである。
炉心溶融を起こした福島第1原発1~3号機では,溶融燃料は炉心の鋼鉄製の圧力容器を破り,外側にあるコンクリート製の格納容器の底に落ちたと考えられている。名大の中村光広教授らが開発した技術は宇宙から降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」と呼ぶ素粒子を使う。物質を通り抜ける性質があり,レントゲン写真のように透視する。( ↓ 画面 クリックで 拡大・可)
東電原発事故現場画像
出所)http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/outline/2_10-j.html
これはあくまで東電側が「3・11」直後に作製していた,
福島第1原発3・4号機に関する図解例である。4号機
は「3・1」のときは,幸いにも休止中であった。
東電や政府はミュー粒子を使って福島第1原発1・2号機を調査しているが,電気を使うことなどから検出器を地上にしか設置できず,地表面よりも低い場所にある格納容器底部の様子はわからなかった。新技術はミュー粒子が当たると痕跡が残って画像ができる特殊な高感度フィルムを使う。検出器の厚みは10センチメートルと従来の10分の1ほどで,電源は要らず,地下水につかっても使用できる。実証試験では,検出器を地下十数メートルに置き,格納容器の底部を鮮明に撮影できるかどうかを約半年かけてたしかめる。
--この試みが半年先にであっても,その成果を挙げられるかどうかは,結局その半年先に「たしかめる」ほかないと断わられている。この試図が絶対に成功するかどうかについて,これを保証してくれる者もいまのところはいない。
③「福島第1原発『凍土壁』の失敗で東京五輪返上が現実味 永田町の裏を読む」(『日刊ゲンダイ』2016年7月28日)
この ③ は,凍土壁工事が当面している悲観的な現状を指摘する記事である。以下に引用する。
a)〔2016年〕7月19日に開かれた原子力規制委員会の有識者会合で,東京電力が福島第1原発の汚染水対策の決め手となるはずだった「凍土壁」建設が失敗に終わったことを認めた。本来なら各紙1面トップで報じるべき重大ニュースだが,ほとんどが無視もしくは小さな扱いで,実は私〔高野 孟〕も見落としていて,民進党の馬淵澄夫の25日付メルマガでしって慌てて調べ直したほどだ。
これがなぜ重大ニュースかというと,安倍晋三首相は2013年9月に全世界に向かって「フクシマはアンダー・コントロール。東京の安全は私が保証する」とみえを切って五輪招致に成功した。これはもちろん大嘘で,山側から敷地内に1日400トンも流れこむ地下水の一部が原子炉建屋内に浸入して堆積した核燃料に触れるので,汚染水が増えつづける。
必死で汲み上げて林立するタンクに貯めようとしても間に合わず,一部は海に吐き出される。そうこうするうちにタンクからまた汚染水が漏れはじめるという,どうにもならないアウト・オブ・コントロール状態だった。それで,経産省が東電と鹿島に345億円の国費を投じて造らせようとしたのが「凍土壁」で,建屋の周囲に1メートルおきに長さ30メートルのパイプ1568本を打ちこんで,そのなかで冷却液を循環させて地中の土を凍結させて壁にしようという構想だった。
アウト・オブ・コントロールL表紙
しかしこの工法は,トンネル工事などで一時的に地下水を止めるために使われるもので,これほど大規模な,しかも廃炉までの何十年もの年月に耐えうる恒久的な施設としてはふさわしくないというのが多くの専門家の意見で,私は2014年1月に出した小出裕章さんとの共著『アウト・オブ・コントロール』(花伝社)でこれを強く批判していた。馬淵もこの問題を何度も国会質問でとり上げて,別のやり方への転換を主張してきた。
凍土壁は〔2016年〕6月にほぼ完成したが,汚染水がなかなか減らず,規制委は「壁になりきらず,隙間だらけで地下水が通り抜けているのでは」と疑問を突きつけた。慌てた東電は「凍土が形成されていないかもしれない箇所にセメントを流し込む」などの弥縫策をとったが,やはりダメで,〔7月〕19日の会合でついに「完全遮蔽は無理」と告白した。つまり,安倍の大嘘を後付けのにわか工事で隠蔽しようとした政府・東電のもくろみは失敗したということである。
これが国際的にしれわたれば,リオのジカ熱どころではない,選手の参加とりやめが相次ぐに決まっている。東京五輪は返上するしかないのではないか。
註記)http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186504
b)「〈小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教〔当時の肩書〕)インタビュー〉 止まらない汚染水流出,オリンピックなんて悪い冗談です 水による冷却に限界-金属による冷却も検討すべき事態」(『人民新聞オンライン』2013/9/12 更新)
この記事はいまから3年前〔2013年9月時点〕のものである。古い記事だという必要はまったくない,いまにも妥当する中身が語られている。
◆ 編集部… 新聞・雑誌・テレビなど,あらゆるメディアが,にわかに汚染水問題について活発にとりあつかってます。事態の重大さは?
◇ 小 出… 汚染の深刻さに光を当てるのはありがたいことだと思いますが,いまさらなにを騒いでいるのか(?)とも思ってしまいます。汚染水問題は,2011年3月11日から続いている問題です。事故発生直後の4月には,ピットというコンクリートのトンネルから汚染水が海に流れ出ているのが発見されたために東電は,大あわてで漏れを防ぐ緊急工事をおこないました。するとメディアは,汚染水問題は終わったかのようにしらん顔を決めこんできたのです。
事故原発敷地内には,ピットのほかに配管を格納しているトレンチや立坑があり,その先にはタービン建屋・原子炉建屋があります。これらが全部,汚染水で水浸しのままなのです。建屋にしろ配管用トンネルにしろすべてコンクリート構造物です。福島第1原発は,地震に襲われ,あちこちでヒビが入り,そこら中で水漏れを起こしています。
地上で割れがあり水が漏れていればみえるので塞ぐこともできます。しかし,みえない地下でも同様に割れたところから汚染水が漏れつづていることは明らかです。2011年の4月の初め段階で,敷地の中には約10万トンの汚染水があふれ,恒常的に海に流れ出ているのです。
私は,その時から イ) コンクリート構造物から汚染水をくみ出し,ロ) 巨大タンカーに移し替えて,ハ) 柏崎刈羽原発内にある処理施設で処理すべきだといいつづけてきました。あれからすでに2年経っています。汚染水問題は,いま,急に立ち現われた問題ではないのです。
補注)そしてそれからさらに3年が経っている。東電福島第1原発事故現場に対していまでは,一般人が見学できるコースが用意されている。だが,現況の事故現場が抱えている深刻な基本問題が,いったいいつになったら本格的に,解決の方途に向かいだせるのか,まだなにも判っていない。
◆ 編集部… 原子力規制委員会は,レベル3という評価をしていますが…
◇ 小出…バカげた評価です。今回タンクから300㌧の汚染水が漏れたので,かけ算をして24兆Bqになるので,レベル3だといっているわけですが,冗談じゃない。汚染水は2年以上にわたって海に流れ出つづけているのです。実際,どれほどの量かは誰にもわかりませんが,私は300㌧の10倍・100倍のレベルだろうと思っています。
すでに事故原発敷地内は,放射能の沼のような状態になっています。今回タンクから汚染水が漏れたのですが,タンク建設にしても,時間をかけてしっかりした工事ができる環境ではないのです。猛烈な被曝環境で応急措置的工事しかできないのです。汚染水が地下水と接触するようなことになれば手がつけられなくなるので,私は2011年5月に,事故原発周辺に流れこむ地下水を止めるために,建屋を地下ダム(遮水壁)でとり囲み地下水から遮断すべきだとも提言してきました。
当時,東京電力は6月に株主総会を控えており,そんな大規模工事を提案すると総会を乗り切れないということで,議案書には書かれていなかったのですが,総会後に作成された工程表には,「遮水壁の建設」が書き込まれていました。ところが,それは建屋の海側に作るという計画でした。
これではだめです。地下水は山側から流れこんでいるのですから,山側にも作らなければ,汚染水はドンドン増えつづけ,海側の遮水壁の横から海に漏れ出るし,横から漏れなければ遮水壁を超えてしまうからです。海側では意味がないのです。こんな簡単なことに「専門家」といわれる人たちが気がつかないことに驚いています。
最近になって東電は,凍土壁を建設して原子炉建屋を囲むといっています。これは,2011年からいいつづけている地下ダム(遮水壁)と基本的に同じ役割なので早く実施すべきです。しかし,それでも2年かかるそうです。この間も汚染水は,海に流れつづけます。
--このインタビュー記事は,まだつづいている内容だが,以上までの引用としておき,さらにはつぎの段落のみ紹介し,以下は割愛する-
▼「国家が倒産するほどの事態なのに,政府も国民も現実をみようとしないのです。オリンピックなんて悪い冗談です」と,小出さんは語った。「国会は,事故をどう収束させるのか? 被災者をどう救済するのか? を最優先に議論すべき」とも。
註記)http://www.jimmin.com/htmldoc/149201.htm
④ 幻冬舎の安倍晋三関連書物の広告(宣伝)
以下に画像でかかげるのは,幻冬舎の安倍「本」の広告(宣伝)」である。( ↓ 画面 クリックで 拡大・可)
山口敬之安倍晋三本表紙『日本経済新聞』2016年8月20日朝刊3面広告
ここでは同時につぎの画像も出しておく。(画面 クリックで 拡大・可)
安倍晋三アンダーコントロール発言批判画像
出所)http://matome.naver.jp/odai/2137856684578462101
4つの画像は当時のNHKニュースからの切り貼りで,
大越とは,このニュース報道を担当した
当時のアナウンサー大越健介のこと。
この安倍晋三を「21世紀に残る偉大な(?)首相」の1人にしておきたい意図がみえみえの著作刊行である。安倍晋三の存在を恥じらう書物もたくさん公刊されていることも事実である。だが,幻冬舎の社長が安倍晋三とは親しい関係にある事情もあって,このように安倍晋三君の虚像をふりまき,そしてこれを実像にまですり替えておきたいという願望が,露骨に剥き出しされている。
本当のところをいえば,まったく逆説的にそのとおりである。すなわち,当然のこと「夢や理想では政治はできない !! 」。しかし「夢も理想もないまま,ウソやごまかしによる政治では,この日本に未来はない」。これが安倍晋三君の作風であった。しかも,当人にはその自覚症状がない。
安倍晋三はこの日本を,自分なりにうまくアンダーコントロールできているつもりかもしれない。だが,実は,日本の政治はそうはなっていない。そのことがよくしれるのは,日本という土俵を1歩出ると,まともには相手にされていない「子ども政治家」である彼の実像を介してである。
安倍晋三もまた,内政問題を,まずアメリカに報告してからとりかかるような日本の政治家である。安倍は,安保関連法の国会成立を,アメリカのオバマに対してだけは事前に「きっと,そのようにいたします」と,日本国民を完全に無視したかたちで約束していたではないか。
「〔2015年〕4月30日午前0時にアメリカの上下両院合同会議で日本の首相として初めて演説をした安倍首相ですが,その演説中で安倍首相は集団的自衛権を柱とする新しい安全保障法制を夏までに成立させる決意を表明しました」。
註記)http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6328.html
出所)「安倍首相:安保関連法案,夏までに必ず成立-米議会で初演説」,http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/NNKLY56K50Y901.html
21世紀における日本政治史に汚点ばかりをこすり付けているこの首相に,わざわざ「夢や理想では政治ができない」とお説教を垂れてもらう筋合いはない。
もともと対話力も説明力も説得力もなにもない政治家である。あるのはオジイチャンの七光りだけである。おそらく敗戦後における日本政治史では,ここまで首相の任期〔2012年12月以降〕を務めてきているものの,「史上最悪・最低の首相」であるという評価は回避できていない。
小指画像
これ(小指のこと)のせいで,在任期間を1989年6月3日から8月10日と非常に短かった)とみずから短くさせてしまい,首相の座を早々と追われていた,第75代総理大臣宇野宗佑が記録した出処進退のありようのほうが,よほど無益かつ無害であった。
出所)小指の画像は,http://ameblo.jp/piroperi/entry-10359166090.html
安倍晋三の政治・経済の運営ぶりは,まったきに百害あって一利なし。さて,昨日⇒本日には,いよいよ対ドル為替で100円をはっきりと切りそうな経済情勢もうかがえる。アベノミクスがこの為替情勢の推移で,1ドルを80円あたりから120円まで円安にしてきたが,いまでは後戻りの趨勢をたどりしつつある。
アベノミクスじたいがあやふやな幻想であるどころか,確実に,錯覚に根ざした空振りの経済政策であった(これからどのような禍根がもたらされるか大きく懸念される)。東電福島第1原発事故現場における放射性物質汚染水問題は,これからも半永久的にかかえこんでいくほかない《悪魔からの贈り物》だと,われわれは覚悟を決めてかかる必要がありそうである。
ひかたま(光の魂たち)
運動とがんの予防
ひかたま(光の魂たち)さんのサイトより
http://shindenforest.blog.jp/archives/63087345.html
<転載開始>
適度な運動は
心身を丈夫にします。
では、
がんの発生は、
運動によって変化するのでしょうか?
欧米で今までの論文をメタ分析した研究が行われています。
合計で
144万人を対象にした研究です。
休暇中の運動量と癌の発生について
調べています。
運動しない人に多いがんは
次の通りです。
肝臓がん
肺がん
乳がん
腎臓がん
食道腺がん
胃噴門部がん
大腸がん
子宮がん
骨髄性白血病
骨髄腫
頭頚部がん
膀胱がん
身体活動が多い人に多いがんは
こちら。
悪性黒色腫
前立腺がん
これは主に白人のデータなので、
日光に強い日本人の肌では
悪性黒色腫は少ないのではないでしょうか。
世界ガン研究基金(The World Cancer Research Fund, WCRF)
によると、
がんにかかってしまう人の約24%は、
「食事」と「生活習慣」を改めるだけで
癌を未然に防げると推測しています。
毎日の適度な運動(10-15分程度の軽い運動で十分)
お酒とタバコを控えめにする
食べ過ぎ、高カロリー食品や糖分の多い飲料の制限
たったこれだけで、
がんの罹患率を劇的に下げることができると考えられています。
誰でも
健康的に楽しく長生きしたいはずですよね。
たまには
近くの低い山にのんびりと登ってみることも
おすすめです。
<転載終了>
カテゴリ愛詩tel by shig預金封鎖
”預金封鎖” ”年金支給大幅減” その日は近い!!其の拾弐/アナタの預金はクニと銀行が遣い果たした!
愛詩tel by shigさんのサイトより
http://blog.goo.ne.jp/1shig/e/cc87f83afcf5cea2baa828181d0fa79d
<転載開始>
今回はセンセーショナルなタイトルになった
「”預金封鎖” ”年金支給大幅減” その日は近い!!」シリーズの過去記事は
左のカテゴリーの中にあるのでそれを参照して欲しい
今回のテキストは↓クリック
国家予算は国レベルでの”壮大な詐欺”だと分かった!!/武田邦彦
である
この記事の最後に
読者の方には、次回の記事までに、ぜひこの問題に挑戦してもらいたい
と記したが、賢明な読者は、もう、答えを出されただろうか
では
再び武田邦彦氏のブログを見てみよう
↓クリック
https://youtu.be/PIYb7Xc93eA
氏は、ブログの中で
「なにやってんですかね、自転車操業というか、雪だるまというか」と言っておられる
それは
政府は
国家予算を税収だけではまかなえないので
国債を発行して穴埋めをする(歳入)
ところが、支出(歳出)するときに、また国債を発行する
ここ、武田氏も理解に苦しむと言っておられるが、事実だ
国債を購入した銀行などの利子を穴埋めするための国債発行
その結果、新たに国債費での収入は
36兆8630億円-23兆4507億円=13兆4123億円しか増えない
ーーーー
問題は、
今までクニが発行した国債は(もちろん、現行経由で遣われたアナタの預金は)
すでに政府が遣いきって、返るあてがない、ということ
特に黒田日銀総裁が2013年に就任して以来、200兆円もの円を発行している
2%のインフレを目標にしたというが、
その札はどこにあるのだろう
市中に流せば、間違いなくインフレになる
もちろん、それを倉庫に保管するわけがない
それはただ、数字上、コンピューターの上での数字にすぎない
しかし、日銀はそのカネで国債を買い、ETFを使って株を買っているのだ
その原資は、もちろん、銀行が日銀に預けたアナタの預金だ
というわけで、アナタの預金は、国債と日銀に遣われ、返ってこない
さらに、残されたわずかなアナタの預金を
銀行は、マイナス金利の国債(その前はゼロ金利)を嫌って
為替に投資した
ドルを買って、その結果円安になった
これは昨日(2016.06.08)のドル/円の為替相場だ
昨年から、じつに18円近く円高に振れているのが分かる
124.88ー107.04=17.84 17.84÷124.88=0.14=14%の損失となる
しかし、FX投資のようにレバレッジを利かせると、証拠金(保証金)の数倍~数十倍の取引ができる
もし、10倍の取引をA銀行が1兆円を証拠金に投資したとする
すると、元手は1兆円だが、損失は1兆円×0.14×10=1兆4千億円の損となり
まるまる4千億を拠出しなければならない
このようなわけで
銀行(特にメガバンク)にはカネがないのだ
もちろんそれは、アナタの預金だ
だから、最近まとまったカネを引き出そうとすると、1日がかりでも出せない、警察もやってくる、なんて事態が起こっているのだ
マネーサプライ(現実の経済に出回るお金の量)を絞っているに違いない
で、本日の結論
アナタの預金はクニと銀行が遣い果たした!
2016年08月20日17:28
カテゴリgeneumiのブログ
詐欺金融は地球を滅ぼす重力波兵器
geneumiのブログさんのサイトより
http://ameblo.jp/geneumi/entry-12192069712.html
<転載開始>
お金が作り出すおびただしい不幸。
汚れたお金の集まる所 ☞ アシュケナージ油ダ屋銀行。
お金と言っても紙幣ばかりではない。
証券もゴールドも、負債も、結果生じた全ての不幸も金庫の中?
いやいや、そのほとんどは実体のない数字である。
一節には十数京ドル。
天文学的な数値だけが一人歩きしている。
しかし、人間がつくった数値は反物質化し、ある種の重力波兵器のようなモノに変質。
人間(油ダポチ)はホント、バカな生き物。
汚れたお金を暴走させ、結果、多くの地球原住民が苦しみの渦中にある。
そんなの始めっから分かっている。
もっと言えば、そうなるまで暴走したらどうなるかの実験である。
汚れたお金は重力波兵器に変質し、大量破壊がいつ起こるか分からない。
もはや1%にも、油ダポチにも制御不能。
しかし、1%と油ダポチは、すでに、重力派兵器の洗礼を受けている。
なぜなら、99%を散々騙して操り方をシミュレーションしてきたのである。
執着すればするほど破壊力が増し、三次元物理世界に目に見える悪影響を及ぼす。
見方を変えれば、この先、出来るだけ効果的に破壊工作を主導するにはどうすればいいかを考え中。
できれば、この際、敵対する国や地域は徹底的に破壊してしまいたい。
1%と油ダポチは、富の著しい不均衡、謀略、暴力、あらゆる汚い手を使って世界中に貧困を撒き散らしている。
なぜ、そんな非道ができるのか?
彼らは、誰一人責任を取れない事を知っているからである。
それが偽油ダ屋式詐欺金融資本主義の本質である。
詐欺金融は地球を滅ぼす重力波兵器である。
人類は今すぐ、偽油ダ屋の発明したお金(詐欺金融システム)を一切合切破棄しないと、未来は無い。
政府日銀は詐欺金融暴走蒸発計画に従っている。
何をやろうと、退職したらそれで終わり。
アンタがたの仕事はマイナス金利どころではない、マイナスツンドラ極悪生命環境テロである。
地球の自然法に準拠すれば、1ミリでも関与した関係者は一人残らず、重力派兵器の乱用責任を取らなければならない。
だが、少なくとも生きている間、責任の取りようがない。
ズルズル先送りして時間稼ぎをしているうちに、後は野となれ山となれ。
可哀想な家畜はそれでも期待する。
政府、官僚が、まさか微々たる年金まで蒸発させるはずがないと信じている。
現時点で、詐欺金融テロが目の前で繰り広げられているのに、まだ、一縷の望みを捨てきれない可哀想な人々。
哀れ99%の棄民。
と、言いたい所だが、悪魔の論理では、99%の棄民も汚れたお金の生産者。
消費者として、あるいは企業家として、生命環境を脅かして蓄えた富。
悪銭身につかず、と、嘆いてみても既に手遅れ。
一蓮托生で葬り去られるのは当然である。
霊性を持つ人間を虐げたら、どんな悪魔と取引しても、取り返しがつかないことを知らない人間が増え過ぎたのである。
(霊格を持つ人間は全て例外無くそれを教えられているが、それを忘れた、知らなかったと言い張る人ほど自信満々、大手を振って生きている)
少なくとも西暦2000年以降、追いつめられた偽油ダ屋匪賊の暴走は苛烈を極め、日本の資産を横流し、返す刀で自衛隊を世界有数の偽油ダ屋防衛軍に押し上げたい。
ジミンはその流れに乗っている。
偽総理が平然とトップに居座れるのは、責任の取りようのない結末を織り込んでのこと。
悪魔は天文学的な汚れたお金の反作用が作り出した鉄壁の囲いの中に潜む。
このブラックボックスと一体化した1%は圧倒的な犠牲の陰に隠れて生き延びる。
ジミン党的絶望社会も一部は生き残ると信じている。
油ダポチは、国会の議論もなし、民意など始めから無視、二院制議会制度が完全崩壊でも意に介さない。
官僚は偽総理を担ぎ、どうせ責任の取りようのない財政や制度欠陥を崩壊するがままに任せる算段。
しかし、特殊霊界を汚す行為は、1ミリも違わず個々の意識に記録される。
金目のモノは一銭たりともあの世に持っていけないが、記録された汚物だけは巨大貨物コンテナ船何隻分でも背負える。
腐臭の酷いタールの海に、ベタベタ汚れがこびりついた巨大なコンテナの山。
目を凝らせばその先頭に一人のチッポケな人間がつながれている。
こんな連中が大挙してやって来たら、上位霊界が穢れるので、自動的に下位幽界に振り分けられる。
アッチの世界では、霊格の違う存在は哀れだが、哀れむ機会は無い。
なぜなら、空間を同じくする可能性はゼロである。
待っているのは、終わりなき永遠と孤独。
ま、死んでみないと確かな事は言えないが・・・。w
2016年08月20日17:49
カテゴリ社会科学者の随想福島・原発関係
東電福島第1原発事故現場の「汚染水漏れ」対策は,いつになったら完了できるのか? あと何年・何十年かかるのか?
社会科学者の随想さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1060360837.html
やっていることは昔と変わらない
李ひとみ@hitomi_rome 8月16日
特攻隊の飛行機、故障で帰って来る機が余りにも多く、そこで改善されたのは飛行機能ではなく、飛び立ったら車輪が落ちるという残酷極まりない処置だったと聞いた時、嘘だと思ってた。でも本当だったんだ…。「とにかく死ね」という悪魔が居たんだ。 http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/special/vol4.html …
<転載開始>
【いつ終わるのかこれからもまったく読めていない『いまも生きている〈悪魔の火〉=溶融した核燃料「残骸(デブリ」)』 による放射性物質汚染水の継続的な発生問題に対する東電側対策の無力さ】
①「凍土壁の凍結未完 規制委有識者『破綻』福島第1」(『朝日新聞』2016年8月19日朝刊4面「総合」)
1)記事本文
この記事の見出し文句が目に入ったとき,ビックリしないでいられる人は,多分いないはずである。東電福島第1原発事故現場に発生していた放射性物質(溶融した核燃料)による地下水汚染問題は,2011年「3・11」の東日本大震災に誘発された原発事故において併発された技術的な困難である。ところが,いまだにその根本解決をみていない。
東電福島第1原発事故現場汚染水問題画像
出所)この図解の原図は,http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2013041099070855.jpg である。http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/0e1d7e9006a1dcc0d679b0045bfebadc から借りた。2013年4月12日に記述されていた,このブログ記事の表題が「東電の破綻した汚染水管理~トラブルの連続で経営陣ら謝罪,『謝って済む問題では無い』」。
最近ではときおりこのように,新聞に報道される関連記事を読んでいるだけでも,その地下水汚染問題が重大な局面をかかえたままでありつづけていることや,いつになっても抜本の解決に至っていない状況が理解できる。ともかくつぎに,この記事を引用する。
--東京電力福島第1原発の汚染水対策として1~4号機を「氷の壁」で囲う凍土壁について,東電は〔2016年8月〕18日,凍結開始から4カ月半で,なお1%ほどが凍っていないと原子力規制委員会の検討会に報告した。地下水の流れを遮るという当初の計画は達成されておらず,規制委の外部有識者は「破綻(はたん)している」と指摘した。
補注)「破綻している」という現在形の表現が出ている。いままで汚染水対策は,これがととのいしだい順次実行されてゆき,解決もしていくかのような情報として,われわれの耳には届けられていた。ところが,そうではなくて,ここに至っては「破綻だ」と,それも原子力規制委員会の「外部有識者」(後段に写真も出した橘高義典首都大学東京教授がその人物)が指摘したと報道されている。さきまわりして,つぎに出てくる数値に関してもいっておくが,その1%とは 8.2メートルの幅になる凍土壁のことである。記事本文の引用に戻る。
東電の報告によると,3月末に凍結を始めた長さ約820メートルの区間の温度計測点のうち,8月16日時点で99%が零度以下になったが,地下水が集中している残りの部分〔つまりその1%〕はまだ凍っていないという。東電は,セメントなどを注入すれば凍らせられると主張した。
補注)いままでは,この凍結の技術方法を用いた汚染水漏れ工事によれば,問題は解決の方向に向かうかのように広報されてきた。しかしながら,そうはなっていない。もっとも,本ブログ内の諸記述のなかには早くから,この工事が成功する〈あて〉はないと判断していた。
また,その現場をめぐる絶望的な現実・状況についても本ブログは,2016年03月08日「東電福島第1原発事故の炉心溶融は圧力容器⇒格納容器内に収まっているのか? 爆発事故によって実質はすべてが破損した状態である」をもって,具体的に記述してみた。ぜひ,こちらの記述( ⇑ )も参照されたい。
橘高義典画像 凍土壁の下流で汲み上げている地下水の量は,凍結開始前とほとんど変わっていない。外部有識者の橘高(きつたか)義典・首都大学東京教授は「凍土壁で地下水を遮る計画は破綻している。このまま進めるとしても,別の策を考えておく必要がある」と指摘。検討会は,上流でくみ上げた場合の地下水抑制効果の試算などを示すよう東電に求めた。
出所)画像は橘高義典,http://www.ues.tmu.ac.jp/aus/1_outline/5_teachers.html
--規制委の外部有識者とはこの橘高義典のことであるが,以前より指摘されつづけてきた汚染水漏れ工事の困難性(それが至難である事実)は,小出裕章などが原発事故直後から指摘してもきた点であった。参照した記事には,いまだに続いている汚染水の処理が具体的にどのように始末されているかは報道されていない。いままででも増えつづけている貯水槽に貯めているのか? 貯水槽を設置する場所が東電福島第1原発の敷地内では足りなくなっているのではないか?
2)関連の記事(『産経ニュース』2016.3.31 12:33)は5ヶ月前にこう報じていた
産経ニュース2016年3月31日凍土壁問題画像 東京電力は〔2016年3月〕31日,福島第1原発の汚染水対策で,1~4号機の建屋周辺の土壌を凍らせて建屋内への地下水の流入を防ぐ「凍土遮水壁」の運用を開始した。海側(東側)から先行して凍結を始め,総延長約1500メートルの氷の壁をつくって汚染水の低減をめざす。
補注)ここでは「総延長約1500メートルの氷の壁」と説明されているが,前段朝日新聞の記事では「〔2016年〕3月末に凍結を始めた長さ約820メートルの区間」という説明も出ていた。地下水漏れ対策が万全に完成していないのであれば〔!?〕,どちらでもたいした違いにならないが……。
凍結の作業では,1~4号機の山側にある「凍結プラント」と呼ばれる施設で作業員がスイッチを操作し,冷凍機30台とポンプを起動。マイナス30度に冷やした冷媒を,建屋の周囲をとり囲むように打ちこんだ約1500本の凍結管(26.4メートル)に循環させる。
凍土壁を完全に凍らせると,建屋周辺の地下水位が急激に下がり,汚染水が外に漏れ出す可能性があることから,原子力規制委員会は段階的な凍結を条件に運用を認可した。第1段階では,地下水の流れ込みを確保する未凍結部分(7カ所,約45メートル)を残し,海側全体と山側の95%を凍らせる。東電によると,凍結の効果は1カ月半ほどで出始める見通し。
註記)http://www.sankei.com/life/news/160331/lif1603310023-n1.html
だが,その「凍結の効果」は最新のニュースが伝えるとおり,まだ成功していない。この 2)に引用した産経新聞には,つぎのような記事も出ていた。日付は『産経ニュース』で「2016.1.24 08:37」にまで,さかのぼっている。
原発事故は〔2016年〕3月で5年を迎えるが,汚染水問題の解決が遠のいていることに対し,規制委の田中俊一委員長はこれまで「凍土壁ができれば汚染水問題がなくなるという変な錯覚をまき散らしているところに過ちがある。(凍土壁は)不要では,と指摘しても東電や経済産業省は検討しない」と指摘している。(原子力取材班)
註記)http://www.sankei.com/affairs/news/160124/afr1601240009-n3.html
原子力規制委員会の田中俊一自身が「凍土壁の構築⇒汚染水問題の解決」は「錯覚である」から,これを「まき散らすのは過ち」だと断言している。この点は,説明の必要もない同会委員長の判断=批判である。しかし,新聞紙上などわれわれが理解できる範囲内では,ともかく凍土壁の完成を待てば,汚染水漏れの問題が解決可能であるかのような雰囲気で報道がなされてきた。
②「福島第1の汚染水 浄化し建屋内に戻す 東電方針」(『日本経済新聞』2016年8月19日朝刊38面「社会1」)
1)同日朝刊の記事
東京電力は〔2016年8月〕18日,福島第1原子力発電所1~4号機の建屋内に溜まっている高濃度の汚染水対策として,処理装置で主な放射性物質をとり除いた水を,建屋内に戻す方針を示した。処理水を使って建屋内の汚染水を薄め,2018年度に2014年度末に比べて放射性物質の濃度を半減させる。原子力規制委員会は処理水をためるタンク増設の検討も東電に求めた。
規制委が同日開いた会合で東電が方針を明らかにした。東電は汚染水対策として建屋周辺の地盤を凍らせる「凍土壁」の工事を進めているが,地下水の流入量を減らす効果はまだ出ていない。規制委は建屋内に溜まった汚染水の処理を2020年までに終えるとする東電の目標達成には,タンクの空き容量が足りないと強調。更田豊志委員は,東電が汚染水の量を減らす具体的な計画を示せなかった場合,「タンク増設命令を出すことになる」と述べた。
--この記事は,その間に必要となる汚染水処理用のタンク(貯水槽)が足りないのだが,それとともに,凍土壁の工事も既述のように完成しておらず,結局「穴」が残っているままである事実も指摘している。
福島第1原発事故現場においてなされてきた汚染水漏れ工事は,実質として観るに「いたちごっこ?」にもなっていない,穴だらけの(つまりバケツに穴が空いている状態)状況が,これまで続いてきた。
溶融した原子炉の核燃料がデブリ(残骸)となって,圧力容器の底面あたりに〔あるいは格納容器の底面,あるいはまた建屋の底面に〕あると推測されている〔正確にはなにひとつ判っていない〕が,そもそも汚染水漏れがどこから発生しているのか,確実に正確に説明してくれる原子力工学の専門家からして,まだいない(それほどむつかしい問題ではなさそうであるが,現状を視認できていないことだけはたしかである)。
ともかく,そのデブリじたいに汚染源がある事実を否定する者はいないとは思うが,それ以上にどこからどのように汚染が発生しているのか,素人のわれわれの理解に納得のいく説明をする者がいない(素人に納得のいく説明ができないのは,専門的にも現状の把握がまともにできていないせいである)。こうして,東電福島第1原発事故現場における汚染水漏れ問題は,これからいったい,いつになったら「解決への見通し」が立つのかさえ,依然として不分明のままである。原発とこの施設全体に対して,廃炉問題にとりかかれる以前の問題が,いまもなお未解決の段階で足踏みしている。
2)同日夕刊の記事「原子炉,底まで透視 名大・中部電,溶けた核燃料把握へ実証試験」(『日本経済新聞』2016年8月19日夕刊1面)は,こう報じていた。
名古屋大学などは原子炉の底部まで透視できる技術を開発し,〔2016年8月〕23日から中部電力浜岡原子力発電所2号機(静岡県)で実証試験を始める。従来の技術では原子炉の中心付近の様子しか判らなかった。使えるとたしかめられれば,東京電力福島第1原発の溶け落ちた核燃料のありかを把握でき,溶融燃料のとり出しに必要な工法の絞りこみに役立つとみている。
補注)以上の内容は,依然「たられば」の想定話である。この話法がいままでも延々と続けられてきた。しかし,汚染水漏れ工事は完遂できていない。放射性物質に汚染された地下水はいまもなお,漏れつづけている。それを貯めておくタンク(貯水槽)はこれからも永遠に増設されつづけていく様子にしかみえていない。東電の姿は,まさしく哀れな《魔法使いの弟子》そのものである。
炉心溶融を起こした福島第1原発1~3号機では,溶融燃料は炉心の鋼鉄製の圧力容器を破り,外側にあるコンクリート製の格納容器の底に落ちたと考えられている。名大の中村光広教授らが開発した技術は宇宙から降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」と呼ぶ素粒子を使う。物質を通り抜ける性質があり,レントゲン写真のように透視する。( ↓ 画面 クリックで 拡大・可)
東電原発事故現場画像
出所)http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/outline/2_10-j.html
これはあくまで東電側が「3・11」直後に作製していた,
福島第1原発3・4号機に関する図解例である。4号機
は「3・1」のときは,幸いにも休止中であった。
東電や政府はミュー粒子を使って福島第1原発1・2号機を調査しているが,電気を使うことなどから検出器を地上にしか設置できず,地表面よりも低い場所にある格納容器底部の様子はわからなかった。新技術はミュー粒子が当たると痕跡が残って画像ができる特殊な高感度フィルムを使う。検出器の厚みは10センチメートルと従来の10分の1ほどで,電源は要らず,地下水につかっても使用できる。実証試験では,検出器を地下十数メートルに置き,格納容器の底部を鮮明に撮影できるかどうかを約半年かけてたしかめる。
--この試みが半年先にであっても,その成果を挙げられるかどうかは,結局その半年先に「たしかめる」ほかないと断わられている。この試図が絶対に成功するかどうかについて,これを保証してくれる者もいまのところはいない。
③「福島第1原発『凍土壁』の失敗で東京五輪返上が現実味 永田町の裏を読む」(『日刊ゲンダイ』2016年7月28日)
この ③ は,凍土壁工事が当面している悲観的な現状を指摘する記事である。以下に引用する。
a)〔2016年〕7月19日に開かれた原子力規制委員会の有識者会合で,東京電力が福島第1原発の汚染水対策の決め手となるはずだった「凍土壁」建設が失敗に終わったことを認めた。本来なら各紙1面トップで報じるべき重大ニュースだが,ほとんどが無視もしくは小さな扱いで,実は私〔高野 孟〕も見落としていて,民進党の馬淵澄夫の25日付メルマガでしって慌てて調べ直したほどだ。
これがなぜ重大ニュースかというと,安倍晋三首相は2013年9月に全世界に向かって「フクシマはアンダー・コントロール。東京の安全は私が保証する」とみえを切って五輪招致に成功した。これはもちろん大嘘で,山側から敷地内に1日400トンも流れこむ地下水の一部が原子炉建屋内に浸入して堆積した核燃料に触れるので,汚染水が増えつづける。
必死で汲み上げて林立するタンクに貯めようとしても間に合わず,一部は海に吐き出される。そうこうするうちにタンクからまた汚染水が漏れはじめるという,どうにもならないアウト・オブ・コントロール状態だった。それで,経産省が東電と鹿島に345億円の国費を投じて造らせようとしたのが「凍土壁」で,建屋の周囲に1メートルおきに長さ30メートルのパイプ1568本を打ちこんで,そのなかで冷却液を循環させて地中の土を凍結させて壁にしようという構想だった。
アウト・オブ・コントロールL表紙
しかしこの工法は,トンネル工事などで一時的に地下水を止めるために使われるもので,これほど大規模な,しかも廃炉までの何十年もの年月に耐えうる恒久的な施設としてはふさわしくないというのが多くの専門家の意見で,私は2014年1月に出した小出裕章さんとの共著『アウト・オブ・コントロール』(花伝社)でこれを強く批判していた。馬淵もこの問題を何度も国会質問でとり上げて,別のやり方への転換を主張してきた。
凍土壁は〔2016年〕6月にほぼ完成したが,汚染水がなかなか減らず,規制委は「壁になりきらず,隙間だらけで地下水が通り抜けているのでは」と疑問を突きつけた。慌てた東電は「凍土が形成されていないかもしれない箇所にセメントを流し込む」などの弥縫策をとったが,やはりダメで,〔7月〕19日の会合でついに「完全遮蔽は無理」と告白した。つまり,安倍の大嘘を後付けのにわか工事で隠蔽しようとした政府・東電のもくろみは失敗したということである。
これが国際的にしれわたれば,リオのジカ熱どころではない,選手の参加とりやめが相次ぐに決まっている。東京五輪は返上するしかないのではないか。
註記)http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186504
b)「〈小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教〔当時の肩書〕)インタビュー〉 止まらない汚染水流出,オリンピックなんて悪い冗談です 水による冷却に限界-金属による冷却も検討すべき事態」(『人民新聞オンライン』2013/9/12 更新)
この記事はいまから3年前〔2013年9月時点〕のものである。古い記事だという必要はまったくない,いまにも妥当する中身が語られている。
◆ 編集部… 新聞・雑誌・テレビなど,あらゆるメディアが,にわかに汚染水問題について活発にとりあつかってます。事態の重大さは?
◇ 小 出… 汚染の深刻さに光を当てるのはありがたいことだと思いますが,いまさらなにを騒いでいるのか(?)とも思ってしまいます。汚染水問題は,2011年3月11日から続いている問題です。事故発生直後の4月には,ピットというコンクリートのトンネルから汚染水が海に流れ出ているのが発見されたために東電は,大あわてで漏れを防ぐ緊急工事をおこないました。するとメディアは,汚染水問題は終わったかのようにしらん顔を決めこんできたのです。
事故原発敷地内には,ピットのほかに配管を格納しているトレンチや立坑があり,その先にはタービン建屋・原子炉建屋があります。これらが全部,汚染水で水浸しのままなのです。建屋にしろ配管用トンネルにしろすべてコンクリート構造物です。福島第1原発は,地震に襲われ,あちこちでヒビが入り,そこら中で水漏れを起こしています。
地上で割れがあり水が漏れていればみえるので塞ぐこともできます。しかし,みえない地下でも同様に割れたところから汚染水が漏れつづていることは明らかです。2011年の4月の初め段階で,敷地の中には約10万トンの汚染水があふれ,恒常的に海に流れ出ているのです。
私は,その時から イ) コンクリート構造物から汚染水をくみ出し,ロ) 巨大タンカーに移し替えて,ハ) 柏崎刈羽原発内にある処理施設で処理すべきだといいつづけてきました。あれからすでに2年経っています。汚染水問題は,いま,急に立ち現われた問題ではないのです。
補注)そしてそれからさらに3年が経っている。東電福島第1原発事故現場に対していまでは,一般人が見学できるコースが用意されている。だが,現況の事故現場が抱えている深刻な基本問題が,いったいいつになったら本格的に,解決の方途に向かいだせるのか,まだなにも判っていない。
◆ 編集部… 原子力規制委員会は,レベル3という評価をしていますが…
◇ 小出…バカげた評価です。今回タンクから300㌧の汚染水が漏れたので,かけ算をして24兆Bqになるので,レベル3だといっているわけですが,冗談じゃない。汚染水は2年以上にわたって海に流れ出つづけているのです。実際,どれほどの量かは誰にもわかりませんが,私は300㌧の10倍・100倍のレベルだろうと思っています。
すでに事故原発敷地内は,放射能の沼のような状態になっています。今回タンクから汚染水が漏れたのですが,タンク建設にしても,時間をかけてしっかりした工事ができる環境ではないのです。猛烈な被曝環境で応急措置的工事しかできないのです。汚染水が地下水と接触するようなことになれば手がつけられなくなるので,私は2011年5月に,事故原発周辺に流れこむ地下水を止めるために,建屋を地下ダム(遮水壁)でとり囲み地下水から遮断すべきだとも提言してきました。
当時,東京電力は6月に株主総会を控えており,そんな大規模工事を提案すると総会を乗り切れないということで,議案書には書かれていなかったのですが,総会後に作成された工程表には,「遮水壁の建設」が書き込まれていました。ところが,それは建屋の海側に作るという計画でした。
これではだめです。地下水は山側から流れこんでいるのですから,山側にも作らなければ,汚染水はドンドン増えつづけ,海側の遮水壁の横から海に漏れ出るし,横から漏れなければ遮水壁を超えてしまうからです。海側では意味がないのです。こんな簡単なことに「専門家」といわれる人たちが気がつかないことに驚いています。
最近になって東電は,凍土壁を建設して原子炉建屋を囲むといっています。これは,2011年からいいつづけている地下ダム(遮水壁)と基本的に同じ役割なので早く実施すべきです。しかし,それでも2年かかるそうです。この間も汚染水は,海に流れつづけます。
--このインタビュー記事は,まだつづいている内容だが,以上までの引用としておき,さらにはつぎの段落のみ紹介し,以下は割愛する-
▼「国家が倒産するほどの事態なのに,政府も国民も現実をみようとしないのです。オリンピックなんて悪い冗談です」と,小出さんは語った。「国会は,事故をどう収束させるのか? 被災者をどう救済するのか? を最優先に議論すべき」とも。
註記)http://www.jimmin.com/htmldoc/149201.htm
④ 幻冬舎の安倍晋三関連書物の広告(宣伝)
以下に画像でかかげるのは,幻冬舎の安倍「本」の広告(宣伝)」である。( ↓ 画面 クリックで 拡大・可)
山口敬之安倍晋三本表紙『日本経済新聞』2016年8月20日朝刊3面広告
ここでは同時につぎの画像も出しておく。(画面 クリックで 拡大・可)
安倍晋三アンダーコントロール発言批判画像
出所)http://matome.naver.jp/odai/2137856684578462101
4つの画像は当時のNHKニュースからの切り貼りで,
大越とは,このニュース報道を担当した
当時のアナウンサー大越健介のこと。
この安倍晋三を「21世紀に残る偉大な(?)首相」の1人にしておきたい意図がみえみえの著作刊行である。安倍晋三の存在を恥じらう書物もたくさん公刊されていることも事実である。だが,幻冬舎の社長が安倍晋三とは親しい関係にある事情もあって,このように安倍晋三君の虚像をふりまき,そしてこれを実像にまですり替えておきたいという願望が,露骨に剥き出しされている。
本当のところをいえば,まったく逆説的にそのとおりである。すなわち,当然のこと「夢や理想では政治はできない !! 」。しかし「夢も理想もないまま,ウソやごまかしによる政治では,この日本に未来はない」。これが安倍晋三君の作風であった。しかも,当人にはその自覚症状がない。
安倍晋三はこの日本を,自分なりにうまくアンダーコントロールできているつもりかもしれない。だが,実は,日本の政治はそうはなっていない。そのことがよくしれるのは,日本という土俵を1歩出ると,まともには相手にされていない「子ども政治家」である彼の実像を介してである。
安倍晋三もまた,内政問題を,まずアメリカに報告してからとりかかるような日本の政治家である。安倍は,安保関連法の国会成立を,アメリカのオバマに対してだけは事前に「きっと,そのようにいたします」と,日本国民を完全に無視したかたちで約束していたではないか。
「〔2015年〕4月30日午前0時にアメリカの上下両院合同会議で日本の首相として初めて演説をした安倍首相ですが,その演説中で安倍首相は集団的自衛権を柱とする新しい安全保障法制を夏までに成立させる決意を表明しました」。
註記)http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6328.html
出所)「安倍首相:安保関連法案,夏までに必ず成立-米議会で初演説」,http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/NNKLY56K50Y901.html
21世紀における日本政治史に汚点ばかりをこすり付けているこの首相に,わざわざ「夢や理想では政治ができない」とお説教を垂れてもらう筋合いはない。
もともと対話力も説明力も説得力もなにもない政治家である。あるのはオジイチャンの七光りだけである。おそらく敗戦後における日本政治史では,ここまで首相の任期〔2012年12月以降〕を務めてきているものの,「史上最悪・最低の首相」であるという評価は回避できていない。
小指画像
これ(小指のこと)のせいで,在任期間を1989年6月3日から8月10日と非常に短かった)とみずから短くさせてしまい,首相の座を早々と追われていた,第75代総理大臣宇野宗佑が記録した出処進退のありようのほうが,よほど無益かつ無害であった。
出所)小指の画像は,http://ameblo.jp/piroperi/entry-10359166090.html
安倍晋三の政治・経済の運営ぶりは,まったきに百害あって一利なし。さて,昨日⇒本日には,いよいよ対ドル為替で100円をはっきりと切りそうな経済情勢もうかがえる。アベノミクスがこの為替情勢の推移で,1ドルを80円あたりから120円まで円安にしてきたが,いまでは後戻りの趨勢をたどりしつつある。
アベノミクスじたいがあやふやな幻想であるどころか,確実に,錯覚に根ざした空振りの経済政策であった(これからどのような禍根がもたらされるか大きく懸念される)。東電福島第1原発事故現場における放射性物質汚染水問題は,これからも半永久的にかかえこんでいくほかない《悪魔からの贈り物》だと,われわれは覚悟を決めてかかる必要がありそうである。
ひかたま(光の魂たち)
運動とがんの予防
ひかたま(光の魂たち)さんのサイトより
http://shindenforest.blog.jp/archives/63087345.html
<転載開始>
適度な運動は
心身を丈夫にします。
では、
がんの発生は、
運動によって変化するのでしょうか?
欧米で今までの論文をメタ分析した研究が行われています。
合計で
144万人を対象にした研究です。
休暇中の運動量と癌の発生について
調べています。
運動しない人に多いがんは
次の通りです。
肝臓がん
肺がん
乳がん
腎臓がん
食道腺がん
胃噴門部がん
大腸がん
子宮がん
骨髄性白血病
骨髄腫
頭頚部がん
膀胱がん
身体活動が多い人に多いがんは
こちら。
悪性黒色腫
前立腺がん
これは主に白人のデータなので、
日光に強い日本人の肌では
悪性黒色腫は少ないのではないでしょうか。
世界ガン研究基金(The World Cancer Research Fund, WCRF)
によると、
がんにかかってしまう人の約24%は、
「食事」と「生活習慣」を改めるだけで
癌を未然に防げると推測しています。
毎日の適度な運動(10-15分程度の軽い運動で十分)
お酒とタバコを控えめにする
食べ過ぎ、高カロリー食品や糖分の多い飲料の制限
たったこれだけで、
がんの罹患率を劇的に下げることができると考えられています。
誰でも
健康的に楽しく長生きしたいはずですよね。
たまには
近くの低い山にのんびりと登ってみることも
おすすめです。
<転載終了>