東海大学の新エース 川端 千都
京都の綾部高校出身。高校時代から全国高校駅伝には出場できないものの、大きな大会で好成績を残す
東海大学入学後、更に頭角を現し世界ジュニア選手権大会にも出場。
箱根では早稲田大学の高田と競りながら２区で区間７位となり５人抜きを達成。
来年以降は大学陸上界のエースのひとりとなることを期待される逸材
2016年の予想区間配置は
現段階では
1区 久保田 2区 一色 3区 田村 4区 中村 5区 神野
6区 村井 7区 小椋 8区 秋山 9区 渡辺利 10区 安藤
を区間エントリー予想としました。
青山学院大学は原監督の考えで成功した区間はなるべく同じ選手を走らせるとのことです
新入生が入る余地がない盤石の布陣の青山学院。
第９１回箱根駅伝（２、３日）で史上最速の１０時間４９分２７秒で初優勝した青学大の原晋監督（４７）は４日、来年大会ではさらに「１００秒」も縮めると宣言した。全１０区間で詳細な目標タイムを設定。５区で１時間１６分１５秒の驚異的なタイムを出して「３代目・山の神」となった神野大地（３年）にも１５秒の記録更新を命じた。最強王者となった青学大を追いかけようと、２位の駒大は午前６時から、３位の東洋大は午前５時３０分から始動した。
テレビ出演、あいさつ回りなど忙しい一日を過ごし、歴史的勝利の余韻に浸っていた原監督は、来年大会の「目標設定」を問われると、表情を一変させた。
「今年は気象条件に恵まれていた。来年も同じ条件だった場合、もっとタイムを縮めなければいけません。１区は１０秒、２区は１５秒、３区は２０秒…」。往路、復路、総合のすべてで従来の記録を大幅に上回った今年の成績表に目を凝らし、目標タイムを次々を読み上げた。５区の神野は１２年大会に東洋大の柏原竜二（２５）＝現・富士通＝がマークした記録を２４秒も上回る１時間１６分１５秒で箱根の山を走破。その“神記録”も「まだ１５秒縮められる」と言い切った。
９区で区間記録に３秒まで迫った藤川拓也主将（４年）がマークした１時間８分４秒だけは、レベルが高いとして「プラス３０秒は仕方ない」（原監督）。指揮官が設定した全１０区間合計の目標短縮タイムはちょうど１００秒。今大会で記録した１０時間４９分２７秒という圧巻の総合タイムを１０時間４７分４７秒まで縮めることをチームの目標とした。原監督の目標設定について、神野は「挑戦したいですね」と意欲満々。中国電力での１０年間のサラリーマン時代に的確な目標設定で仕事を進め、「伝説の営業マン」と呼ばれた指揮官の本領発揮だった。
今大会では２位の駒大に１０分５０秒の大差をつけた。他校がさらに奮起しなければ、差はさらに大きくなる。昨年１１月の全日本大学駅伝で駒大が圧勝した後、原監督は「レースがつまらなくなるから、駒大の独走はダメよ、ダメダメ」と話していたが、状況は一変。今大会に続き、来年大会でも青学大が独走する可能性が大きい。「いいじゃないの～」と得意の原節で締めた。（竹内 達朗）
1 高岡寿成 カネボウ 27.35.09 2001.05.04
2 中山竹通 ダイエー 27.35.33 1987.07.02
3 佐藤悠基 日清食品グループ 27.38.25 2009.04.25
4 大迫 傑 早大 27.38.31 2013.04.28
5 鎧坂哲哉 旭化成 27.38.99 2014.11.29
6 宇賀地強 コニカミノルタ 27.40.69 2011.11.26
7 三津谷祐 トヨタ九州 27.41.10 2005.06.29
8 宮脇千博 トヨタ自動車 27.41.57 2012.09.21
2011.11.26
9 松宮隆行 コニカミノルタ 27.41.75 2008.05.04
10 瀬古利彦 エスビー食品 27.42.17 1985.07.02
11 米重修一 旭化成 27.43.04 1988.05.13
11 大森輝和 くろしお通信 27.43.94 2004.05.22
13 新宅雅也 エスビー食品 27.44.5 1983.11.29
14 花田勝彦 エスビー食品 27.45.13 2000.09.22
15 竹澤健介 早大 27.45.59 2007.04.29
16 阿久津浩三 福島病院 27.46.16 1988.05.13
17 渡辺康幸 エスビー食品 27.46.39 1998.04.26
18 伊藤国光 鐘紡 27.47.35 1980.07.07
19 渡邊和也 四国電力 27.47.79 2011.06.25
20 喜多秀喜 神戸製鋼 27.48.59 1980.07.07
21 鎌田俊明 鐘紡 27.48.63 1977.06.30
22 中尾勇生 トヨタ紡織 27.48.71 2009.06.10
23 村山謙太 駒大 27.49.94 2014.04.20
24 清水大輔 カネボウ 27.50.50 2012.04.21
25 村澤明伸 東海大 27.50.59 2012.04.29
26 長谷川裕介 エスビー食品 27.50.64 2012.11.24
27 大西智也 旭化成 27.50.72 2010.09.24
28 設楽啓太 東洋大 27.51.54 2013.05.11
29 坪田智夫 コニカ 27.51.85 2002.04.28
30 木原真佐人 カネボウ 27.52.75 2010.09.24
京都の綾部高校出身。高校時代から全国高校駅伝には出場できないものの、大きな大会で好成績を残す
東海大学入学後、更に頭角を現し世界ジュニア選手権大会にも出場。
箱根では早稲田大学の高田と競りながら２区で区間７位となり５人抜きを達成。
来年以降は大学陸上界のエースのひとりとなることを期待される逸材
2016年の予想区間配置は
現段階では
1区 久保田 2区 一色 3区 田村 4区 中村 5区 神野
6区 村井 7区 小椋 8区 秋山 9区 渡辺利 10区 安藤
を区間エントリー予想としました。
青山学院大学は原監督の考えで成功した区間はなるべく同じ選手を走らせるとのことです
新入生が入る余地がない盤石の布陣の青山学院。
第９１回箱根駅伝（２、３日）で史上最速の１０時間４９分２７秒で初優勝した青学大の原晋監督（４７）は４日、来年大会ではさらに「１００秒」も縮めると宣言した。全１０区間で詳細な目標タイムを設定。５区で１時間１６分１５秒の驚異的なタイムを出して「３代目・山の神」となった神野大地（３年）にも１５秒の記録更新を命じた。最強王者となった青学大を追いかけようと、２位の駒大は午前６時から、３位の東洋大は午前５時３０分から始動した。
テレビ出演、あいさつ回りなど忙しい一日を過ごし、歴史的勝利の余韻に浸っていた原監督は、来年大会の「目標設定」を問われると、表情を一変させた。
「今年は気象条件に恵まれていた。来年も同じ条件だった場合、もっとタイムを縮めなければいけません。１区は１０秒、２区は１５秒、３区は２０秒…」。往路、復路、総合のすべてで従来の記録を大幅に上回った今年の成績表に目を凝らし、目標タイムを次々を読み上げた。５区の神野は１２年大会に東洋大の柏原竜二（２５）＝現・富士通＝がマークした記録を２４秒も上回る１時間１６分１５秒で箱根の山を走破。その“神記録”も「まだ１５秒縮められる」と言い切った。
９区で区間記録に３秒まで迫った藤川拓也主将（４年）がマークした１時間８分４秒だけは、レベルが高いとして「プラス３０秒は仕方ない」（原監督）。指揮官が設定した全１０区間合計の目標短縮タイムはちょうど１００秒。今大会で記録した１０時間４９分２７秒という圧巻の総合タイムを１０時間４７分４７秒まで縮めることをチームの目標とした。原監督の目標設定について、神野は「挑戦したいですね」と意欲満々。中国電力での１０年間のサラリーマン時代に的確な目標設定で仕事を進め、「伝説の営業マン」と呼ばれた指揮官の本領発揮だった。
今大会では２位の駒大に１０分５０秒の大差をつけた。他校がさらに奮起しなければ、差はさらに大きくなる。昨年１１月の全日本大学駅伝で駒大が圧勝した後、原監督は「レースがつまらなくなるから、駒大の独走はダメよ、ダメダメ」と話していたが、状況は一変。今大会に続き、来年大会でも青学大が独走する可能性が大きい。「いいじゃないの～」と得意の原節で締めた。（竹内 達朗）
1 高岡寿成 カネボウ 27.35.09 2001.05.04
2 中山竹通 ダイエー 27.35.33 1987.07.02
3 佐藤悠基 日清食品グループ 27.38.25 2009.04.25
4 大迫 傑 早大 27.38.31 2013.04.28
5 鎧坂哲哉 旭化成 27.38.99 2014.11.29
6 宇賀地強 コニカミノルタ 27.40.69 2011.11.26
7 三津谷祐 トヨタ九州 27.41.10 2005.06.29
8 宮脇千博 トヨタ自動車 27.41.57 2012.09.21
2011.11.26
9 松宮隆行 コニカミノルタ 27.41.75 2008.05.04
10 瀬古利彦 エスビー食品 27.42.17 1985.07.02
11 米重修一 旭化成 27.43.04 1988.05.13
11 大森輝和 くろしお通信 27.43.94 2004.05.22
13 新宅雅也 エスビー食品 27.44.5 1983.11.29
14 花田勝彦 エスビー食品 27.45.13 2000.09.22
15 竹澤健介 早大 27.45.59 2007.04.29
16 阿久津浩三 福島病院 27.46.16 1988.05.13
17 渡辺康幸 エスビー食品 27.46.39 1998.04.26
18 伊藤国光 鐘紡 27.47.35 1980.07.07
19 渡邊和也 四国電力 27.47.79 2011.06.25
20 喜多秀喜 神戸製鋼 27.48.59 1980.07.07
21 鎌田俊明 鐘紡 27.48.63 1977.06.30
22 中尾勇生 トヨタ紡織 27.48.71 2009.06.10
23 村山謙太 駒大 27.49.94 2014.04.20
24 清水大輔 カネボウ 27.50.50 2012.04.21
25 村澤明伸 東海大 27.50.59 2012.04.29
26 長谷川裕介 エスビー食品 27.50.64 2012.11.24
27 大西智也 旭化成 27.50.72 2010.09.24
28 設楽啓太 東洋大 27.51.54 2013.05.11
29 坪田智夫 コニカ 27.51.85 2002.04.28
30 木原真佐人 カネボウ 27.52.75 2010.09.24