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Channel: 丹沢最高峰 蛭ケ岳1673回超えを目指して 
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「当たり前のように定時に電車が来る」ことまで含めて

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国家がなぜ多額の借金をすることができるかといえば、徴税権があるからです。言うまでもなく、税金は国民の労働を源泉としています。つまり、国家は国民の労働を担保に借金をしている。しかし、一方で、もうお荷物だから、国民の面倒など見たくない。働けるだけ働かせて、面倒は見ない。つまるところ、国家の借金は国民の借金であり、国民の未来の労働が借金のカタにとられたということです。いまや国民は債務奴隷なのです。
水野 ブラック企業どころか、ブラック国家です。
白井 株価は上昇しても、賃金が上がらず、労働時間も減らない。しかも不安定な非正規雇用だけが増えている。これは、完全にブラック国家ですよ。非常に皮肉な話ですけども、資本主義というのは奴隷制や身分制を否定して、自由な主体として人々が労働や生産をするところから始まったのに、なんと資本主義の完成は、奴隷制の完成に帰結しつつある。現代はそういう状況にあるんじゃないかと見ているのです。


ブラック国家の不正選挙(米国・日本の富を収奪、植民地支配・、財閥、官僚、ブラックマスコミ、ブラック選管、ブラック端末装置・ムサシ、ソウカ・=オールジャパン体制)で誕生した団子3兄弟(①戦争屋自民党・・米国傀儡、財閥、官僚、ブラックマスコミ、偽キムチ統一教会の支配②戦争屋公明党・・偽キムチ創価学会③偽革新共産党・・平和、中道リベラル勢力を分断する事が任務で、たちの悪い馬鹿政党)の談合政治を許してはなりません。


コイズミ不純一郎も、所詮、偽「日本人」だ。だからこそ、好き放題デタラメやり、日本人庶民をどん底生活に葬り去った。タケナカと一緒に貧困日本を作り上げたのだ。

非正規雇用の原因になったのは自民党
派遣が増えたのは小泉政権

1月4日に放送されたTBSのサンデーモーニングがネット上で大炎上しています。問題となっているのはサンデーモーニングが戦後70周年と絡める形で、安倍政権とヒトラーの類似性を指摘していた場面です。
サンデーモーニングは第2次世界大戦を振り返りながら、ヒトラーが群衆操作のために経済政策を使っていた点や群衆は反復・断言に弱い事を解説。そして、それが今の安倍政権と似ているという旨の発言をしたようです。
いまTBSでやってるサンデーモーニング新春SPがすごい。結構長々とヒトラー時代と現在のドイツのエピソードを紹介してるけど、パラレルに描かれてるものが何か、何に警鐘を鳴らしてるかは火を見るよりも明らか。大晦日のサザンといい、ぜひがんばってほしい。

反日とは、――日本の国民の利益に背き、一人ひとりの国民に被害をもたらすなら、それが「反日」でしょう。
全政党を解散させて、太平洋戦争を行った戦前の日本の国家政治は「反日」そのものでした。
具体的には、「天皇は現人神」だといって、日本人を他国の侵略に駆りだした戦前日本の国家官僚や財閥たち(そのほとんどが、現在の自民党の先輩たち)、彼らの行為は「反日」そのものでした。
自由民主党について言えば、―――戦後の保守合同によって結成された政治団体でしたが、その結成にはアメリカCIAの巨額資金援助がささやかれ、また、A級戦犯であった岸信介(安倍晋三の祖父)を総裁に据えるなど、売国的で「反日」的色彩に満ちた政党だといえます。その証拠に、吉田首相(麻生太郎の祖父)が「サンフランシスコ条約」に調印しそれで「北方領土」をソ連に、小笠原と沖縄をアメリカに献上、日米安保条約を国会で審議もせず国民に隠したまま一人で調印し日本の領土に治外法権の米軍基地配備を許し、70年経った今も、沖縄の人達から巻上げた土地をアメリカにくれてたまま、消費税で巻上げた日本国民の税金を「思いやり予算」とかいう世界の笑い物になっている米軍への献上金など、、、どれもが、「反日」そのものです。

国破れて山河あり。

統治システムが瓦解しようと、経済恐慌が来ようと、通貨が暴落しようと、天変地異やパンデミックに襲われようと、「国破れて」も、山河さえ残っていれば、私たちは国を再興することができる。

私たちたちがいますべき最優先の仕事は「日本の山河」を守ることである。

私が「山河」というときには指しているのは海洋や土壌や大気や森林や河川のような自然環境のことだけではない。

日本の言語、学術、宗教、技芸、文学、芸能、商習慣、生活文化、さらに具体的には治安のよさや上下水道や交通や通信の安定的な運転やクラフトマンシップや接客サービスや・・・そういったものも含まれる。

日本語の語彙や音韻から、「当たり前のように定時に電車が来る」ことまで含めて、私たち日本人の身体のうちに内面化した文化資源と制度資本の全体を含めて私は「山河」と呼んでいる。

外形的なものが崩れ去っても、「山河」さえ残っていれば、国は生き延びることができる。

山河が失われれば、統治システムや経済システムだけが瓦礫の中に存続しても、そんなものには何の意味もない。

今私たちの国は滅びのプロセスをしだいに加速しながら転がり落ちている。
滅びを加速しようとしている人たちがこの国の「エリート」であり、その人たちの導きによってとにかく「何かが大きく変わるかもしれない」と期待して、あまり気のない喝采を送っている人たちがこの国の「大衆」である。


上から下までが、あるものは意識的に、あるものは無意識的に、あるものは積極的に、あるものは勢いに負けて、「滅びる」ことを願っている。

そうである以上、蟷螂の斧を以てはこの趨勢は止められない。

自分の手元にあって「守れる限りの山河」を守る。

それがこれからの「後退戦」で私たちがまずしなければならないことである。
それが「できることのすべて」だとは思わない。

統治機構や経済界の要路にも「目先の権力や威信や財貨よりも百年先の『民の安寧』」を優先的に配慮しなければならないと考えている人が少しはいるだろう。

彼らがつよい危機感をもって動いてくれれば、この「後退戦」を別の流れに転轍を切り替えることはあるいは可能かも知れない。

けれども、今の日本のプロモーションシステムは「イエスマンしか出世できない」仕組みになっているから、現在の統治機構やビジネスのトップに「長期にわたる後退戦を戦う覚悟」のある人間が残っている可能性は限りなくゼロに近い。
だから、期待しない方がいい。

とりあえず私は期待しない。

この後退戦に「起死回生」や「捲土重来」の秘策はない。

私たちにできるとりあえず最良のことは、「滅びる速度」を緩和させることだけである。
多くの人たちは「加速」を望んでいる。

それが「いいこと」なのか「悪いこと」なのかはどうでもいいのだ。早く今のプロセスの最終結果を見たいのである。

その結果を見て、「ダメ」だとわかったら、「リセット」してまた「リプレイ」できると思っているのである。

でも、今のような調子ではリセットも、リプレイもできないだろう。

リプレイのためには、その上に立つべき「足場」が要る。

その足場のことを私は「山河」と呼んでいるのである。

せめて、「ゲームオーバー」の後にも、「リプレイ」できるだけのものを残しておきたい。

それが今年の願いである。


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