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Channel: 丹沢最高峰 蛭ケ岳1673回超えを目指して 
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こんなことがまかりとおる国なんだ

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政府も官僚も関東東北地方の4000万人を関東の地価維持のための人柱に捧げるつもりでしょう。
たとえ、4000万人全員が被爆死しても、全く意に介さない。
そしてひとたび、巨大地震が襲えば、その4000万人さえ政府は見捨てるつもりだ。

戦争の危機といい、被爆の危機といい、日本人は今自国政府からジェノサイドされるモルモットと化していることを警鐘乱打すべきでしょうが、90%の国民は聞く耳を持たない状況いあります。
そして、そのインターネット世論すら、今後規制されるかもしれない。
そうなったとき日本という国家は本当の「死」を迎え、放射能被爆と戦争だけを強制される奴隷の牢獄となるでしょう。




ようやくいまごろ東電が高濃度の汚染水を大量に海に流していることが、騒ぎになっていますが、そんなのはずっとずっと前から分かっていたことです。ロイターが報道したことで海外からツッコミが入って、はじめて日本人は気付いたみたい。バカじゃなかろか。そんな汚染水ドバドバの海で子供たちを海水浴させているんですから、目も当てられない


今回、原発事故でばらまかれた放射能によって、健康被害がどれくらい出るのかは分かりません。​統計的な結果が出るのは少なくとも数年先になります。このように影響が不確定であ​る​と​き​は​「​風評被害」を叫ぶのではなく「予防原則​」​に則して行動することが必要だと考えています。

一方、確定的な事実として、3.11以前の日本では、0.6μSv/​h以上の場所は放射線管理区域と定められていました(法定上では現在も変わっていません)。​にも関わらず、​現在、​福島県を中心とした東北・​関東の地域では、​内部被曝を除いた空間線量のみで放射線管理区域と同等レベルか、それを遙かに超える放射線量の土地に人が居住し続けています。今後、​健康被害が出ようが出まいが、現在のこの状況は​明らかにおかしいと思っています。また、今まで​日本における自然放射線以外での被曝限度は世界的なコンセンサスでもある1mSv/​年と定められてきました。これに準拠するのであれば、日本のどこでも、約0.2μSv/​h以下の土地に住む必要があります。
これも外部被曝のみの計算です

今回の災害における最大の功労者は、間違いなく「偏西風」である。

このことを忘れている人が多いが、もし偏西風が無かったら、関東への被害は数倍から数十倍となっていたかもしれない。日本壊滅の危機に、またも神風が吹いたのである。

偏西風の加護を最大限に受けることができたのは、原子力災害が起こった場所が福島だったからである。同じような災害が浜岡や玄海や伊方や若狭湾で起こったら、日本全土を放射能が覆いつくす可能性がある。福島だったことは、日本にとって運が良かったといえる。

ただ、偏西風といっても、実際にはずっと西から東へ流れているわけではなく、不安定に南へ吹いたり、北へ吹いたり、つむじ風のように渦を巻いたりする。実際、3月15日と3月21日には関東へ風が吹き、特に21日からは雨が降ったために放射性物質が沈着した。

東北・関東で原発災害の行方を見守ってきた人は、結果として、この気まぐれな偏西風に自分の命を賭けたことになるのだ。

まだ、そのギャンブルの結果は出ていない。
数十年後まで生き残った人は、神風への感謝を持って過ごすべきだろう。

追記:2011/09/25 19:34

日本初のメルトダウンが福島であったことは、不幸中の幸いだったかもしれません。ですが、原発が存続している以上、今後、地震が来るたびに同様の災害が起こりえます。次は、福島原発以上の被害となることは確実だと思われます。今回の最大余震をはじめ、東南海、首都圏直下型など、今後数年の間に、原発を破壊する程度の地震が起こることは、歴史的な地震の関連から見て「確実だ」と





村上春樹「東京電力の社長とか、本当に刑務所へ行くべきだと思う」

「東京電力の社長とか何人か、本当に刑務所へ行くべきだと思う。何より日本の検察庁が刑事告発しないのです。これはすごく変なことだと僕は思います。誰も責任をとることをしないのです。これは、すごく間違ったことと僕は思います」

村上春樹 未公開インタビュー
「まじめで強い日本人には、原発をなくすことができる」より



*  *  *


本当に、これはすごく変で、間違ったことだと、私も思います。


ただ「何人か」とかいうレベルではなく、東電役員をはじめ、政治家、官僚、御用学者など、罰せられるべき人間はもっとたくさんいるとも思います。


その罪を訴えなければいけないのは、我々、日本国民なのです。その日本人が、まったく今回の原発災害の本質を見ようとせず、無関心でいることに、ほとほと疲れます

昨日、友人の旦那の大学助教授の人が言ってたんだけど、靴を頻繁に洗った方がいいと言ってた。

靴履いて外出すると地面の上の放射性物質を底にくっつけて、特に泥に含まれている
放射性物質は靴の側面なんかにも一緒にくっつきやすいから、靴の周りについた放射性物質が
靴の中の足に向けて放射線を出すと、足の中を血液が循環する時に血液が被曝するんだって。

全身の血液は循環して足の部分を何回も何回も1日に循環するから、その度に血液が被曝して
白血球に影響を与えるんだってさ。
雨の中を歩いた時に靴の布地にセシウムを含んだ雨が付着すると、乾燥後も布地に長時間
セシウムが付着した状態になるから、雨後は靴が汚れていなくても洗った方がいいって。

159 :南相馬 内部被曝 252422 Bq2011/08/12(金) 13:56:08.35 ID:0oxHS0VM

>>150

帰宅したら真っ先に靴の裏など洗う。常識ですよ。 私は(大阪ですが)4月から毎日続けています。
口蹄疫のときとかのニュース見てても玄関で消毒のトレイを踏んでいましたから。

通学するだけで足から被曝すると言っていたけど、嘘ではなかったでしょ

この震災でわかったのは

原発事故が起きて
国土が放射能汚染されても
誰も責任取らないという事だ

子供がどれだけ被曝して
将来的にどれだけ死のうが
誰も責任取らない


放射能放出なんと1、5京ベクレル!!日本の魚は危険!!妊婦と子供は絶対に食べるな!!東電幹と経産省幹部を火炙り刑にしろ! 阿修羅http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/626.html
政府は国民の生命のために、漁業従事者に所得補償と賠償金を払い、今後3年間は漁業を停止するべきだと主張する。
「とくに心配なのが妊婦さんです。魚を食べて体内被曝したら胎児はまだ安全ですが、孫と子々孫々まで傷ついた遺伝子が受け継がれ、障害やがんを発症してしまいます。
 妊婦さんは絶対に魚を食べてはいけないし、子供はできるだけ食べないようにしてください」(小若順一氏)
お子様の学校給食の牛乳拒否は、誠実に行えば実現は意外に容易なのです

≪東電のあの人達は今!



勝俣恒久会長

→日本原子力発電の社外取締役に再任(現在家族と共に海外在住)



清水正孝社長

→関連会社・富士石油の社外取締役に天下り (現在家族と共に海外在住)



武井優副社長

→関連会社・アラビア石油の社外監査役に天下り(現在家族と共に海外在住)



宮本史昭常務

→関連会社・日本フィールドエンジニアリングの社長に天下り(現在家族と共に海外在住)



木村滋取締役

→関連会社・電気事業連合会の副会長に再任(現在家族と共に海外在住)



藤原万喜夫監査役

→関連会社・関電工の社外監査役に再任(現在家族と共に海外在住≫





巷間の意見>>

………………………………

日本が放射能汚染で安全じゃないということではなく、

随分恨みを買っているようだから、日本にいると身の危険を感じから、海外に住んでいるんじゃないかな?

………………………………



(^_^;) いえいえ、放射能の心配もあるでしょう。一番詳しい連中ですから。



巷間の意見>>

………………………………

アホらしい、馬鹿東電の馬鹿トップ共は国内でも優雅に暮らして行けるさ。

カネはタップリ持っているしグータラ政府のお墨付きを戴いているのだから、悠々たるもんだ。

それにしても海外在住だけでは分からんぞ、何処にいるかを書け。

勝俣はドバイの高級マンションでどうのとの書き込みもあるようだが、ウソかホントか。

………………………………



(-_-) 本当のようです。↓



東電勝俣、ドバイ超高級マンション生活 

http://taishu.jp/politics_detail649.php



≪事故以前の勝俣前会長と清水前社長の年間役員報酬は約7200万円。

さすがに事故後の報酬は減額されたが、それでも東電役員が高給取りなのは事実だ。

「勝俣前会長の自宅は東京・四谷の超高級住宅ですし、ほかの役員も本社から通勤30分圏内に豪邸を建てている場合が多い。いま日本にいても批判に晒される ばかりですから、東南アジアや中東に飛んだ役員は多い。前会長もドバイの超高級マンションで家族と暮らしているようですね」(東電の元社員)



ドバイは急速に発展した中東随一のリゾート都市。

世界最高級の高層ホテルや中東最大のショッピングセンターもあり、中東の"王侯貴族"も憧れる都市だ。

「東電は、原発事故が起きるまで発展途上国への電力事業の輸出を積極的に進めてきました。東南アジアや中東諸国のインフラ事業で利益を得るべく、現地交渉をしていた。すでに、ベトナムでの事業は軌道に乗っています」(前同)



事故後は"東電の安全神話"も崩壊し、ベトナム以外での発電所輸出に関わる計画は頓挫している。

「東電はトルコやサウジアラビアに輸出を働きかけるなど、莫大な予算を使ってきた。特に勝俣前会長は、発展途上国の原発輸出には特に積極的だったので、中 東諸国との関係も深い。商社や電力会社の途上国駐在や出張は、豪華なホテルと潤沢な手当があるバブル生活が当たり前ですから、東電OB連中が移住し、それ 以下の暮らしぶりとは考えられない」≫



( ゚o゚) 確かに勝俣氏が日本国内にとどまっていると、警護するのに多大な費用がかかりそうですね。↓



【画像・動画】東京電力・勝俣恒久会長の自宅は要塞!清水社長は赤坂のタワーマンション!

http://tawagotokizi.blog.fc2.com/blog-entry-334.html



東電の清水前社長は、退職金5億余りもらい済み、今はドバイで悠々静養中だというのは本当でしょうか?

http://sooda.jp/qa/374557



東電元社長に退職金5億円はデマだよ

http://togetter.com/li/198960



巷間の意見>>

………………………………

東電元社長清水氏、退職金5億、顧問料年間9000万円 。 企業年金は、毎月300万円、年間3600万円!! 「わたしにも老後がありますから」 「企業年金や退職金の削減は考えていない」。 損害賠償の請求書式は、約60ページ、説明書類は約160ページ!!

………………………………

東電、清水元社長退職金5億円というのはデマ。実際は規定にそって4000万円でだが未支給で、今は無給の顧問。 ソースは国会予算委員会での答弁

………………………………



(^_^;) 「国会予算委員会での答弁」 は大本営発ですね。これを真に受ける奴は情弱馬鹿。実際にいくら貰ったのかは藪の中。



東電・勝俣会長は知名度のない清水社長を傀儡扱いしていた

http://www.news-postseven.com/archives/20110516_20515.html



m(_ _)m  清水氏は勝俣氏の娘婿という説が流布していますが、実際のところは不明。しかし、事実上東電を仕切っていたのが勝俣氏であったことは動かしようもない事実。

清水氏も勝俣氏のお供でドバイに高飛びした可能性は高いですね。



ヽ(τωヽ)ノ 正直な話、清水氏は雑魚。キーパーソンはやはり勝俣氏でしょう。



高飛びの手引きをしたのはユダヤ系の戦争屋でしょう。勝俣氏はこのグループの構成員だった可能性が高い。



東電OL殺人事件

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E9%9B%BBOL%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6



≪1997年(平成9年)3月に東京電力の従業員だった女性が東京都渋谷区円山町にあるアパートで殺害された事件である。当初有罪とされたネパール人ゴビンダ・プラサド・マイナリ(当時30歳)は、後に無関係として再審無罪判決が確定した。≫



( ゚o゚)  古い事件ですが、これが原発事故と関係があるとは誰が想像したでしょうか?↓



東京電力会長の勝俣恒久に逆らうと 何が起きるのか?w

http://mkt5126.seesaa.net/article/200080911.html



東電OL殺人事件

http://www.ne.jp/asahi/davinci/code/history/hanzai2/index2.html



(・_・) 「意外と勝俣氏もこの事件と関係が深い」というだけで、本ブログとしては現段階ではそれ以上の言及はいたしません。



親米保守

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%AA%E7%B1%B3%E4%BF%9D%E5%AE%88



(^_^;) バカウヨ連中には親近感があるでしょうが、本ブログでは「国賊」と定義している連中です。勝俣氏もしっかりメンバーですね。



この連中はユダヤ系戦争屋と関わりが深い。



前東電会長ら全員不起訴 原発事故捜査

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-09-09_53894



(T_T) 韓国の裁判所と大して変わらない? 



3.11人工地震テロ

http://matome.naver.jp/odai/2130225683473543701



(-_-) 震災発生直後からこの噂は飛び交っていました。

しかし、大方の見解は陰謀論者による誇大妄想。ところが…、↓



シリア内戦化学兵器使用はアルカイダで米国の命令と判明!従米日本は世界の嗤いものに!

http://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/3935c23ea3c92282deabdf95fe79b83f



(-_-) 9.11テロも発生当時から自作自演説が流布していました。



この事件に関しては本ブログも自作自演説の可能性を言及していました。

しかし、まともに検討せずに荒唐無稽と否定してしまう意見も多かった。日本人の脳は長期にわたって米国様に洗脳され続けているので、米国様を疑うことには拒絶反応を示す連中が多いのも事実です。



実際のところ陰謀論には信憑性の高いものから本当に根も葉もないものまで千差万別。見極めるのは非常に難しい。



陰謀を実行した側は巨大な権力と資金を持っているので、故意に誤情報を大量にばらまいて実態を隠蔽する工作も行っています。



本ブログとしては、アルカイダがユダヤ戦争屋の工作機関であると断定していますが、3.11人工地震説に関しては依然として懐疑的でした。

あれほどの大地震を人工的に起こす技術があるのか疑問だからです。



しかし、福一原発事故に関しては、単純な偶発的事故ではない可能性が高くなってきたと言わざるを得ません。3.11地震をあらかじめ予知して意図的に原発 を爆破させるのも技術的に難しいので、テロだとしたら、3.11地震もやはり人工地震であった可能性を考える必要があります。



ヽ(τωヽ)ノ 3.11地震と福一原発事故は太平洋戦争と構図がそっくりなのが気になります。



どこがそっくりなのかというと、大本営発の誤情報が濫発されたこと。

事件を引き起こした張本人は大概が無事でそれどころかその後厚遇され、死地に追いやられ塗炭の苦しみを味わったのは現場に送り込まれた連中と被災した国民、という点です。

そして、仕掛けたのは米国様。



反日誤情報に釣られて踊り騒ぐ朝鮮人同様、情弱無知な連中は太平洋戦争の実態を知りません。戦地に送られた将兵は悲惨な状況でしたが、作戦命令をしていた 連中は大半が生き残り、戦後の裁判もくぐり抜け、政財界のトップとしてその後も日本で君臨しました。勿論米国様の手先になるという条件付きでしたが…。勘 ぐれば、戦争以前から手先だったのかもしれません。



中には満州で荒稼ぎをしてその資金を元に戦後進駐軍に取り入って出世した剛の者もいます。首相になった奴もいれば、その子孫も世襲で…。



マグロの放射能検査をして分かったことは、「カリフォルニアの海の放射能汚染は1年以上前から始まっていた」ということ。


カリフォルニア沖で捕れた放射能のクロマグロ
Radioactive Bluefin Tuna Caught Off California Coast
(リベラルユナイト 2013年8月24日)カリフォルニア沖で捕れたクロマグロ(本マグロ)を検査したところ、そのすべてが福島第一原発由来の放射能に汚染されていることが分かったということです。

それもすべて…。

1年以上前の2012年5月、ウォール・ストリート・ジャーナルは、スタンフォード大学の研究について報じています。

スタンフォード大学の海洋生態学者、ダニエル・マディガン(研究チームを率いている)は、
「マグロが放射能を包み込んで、世界最大の海洋を渡って放射能を持ってきた」と述べています。

「当然、それには驚いたのですが、さらに計測してみたところ、全部のマグロから放射能が検出されたので二度、びっくり仰天です」とマディガン。(ウォールストリートジャーナル 2012年5月29日)

海洋生物学者、ニコラス・フィッシャー(その研究会チームの一員)は、
「マグロを検査したところ、そのすべてにセシウム134およびセシウム137が、比較可能なレベルまで集中していることが分かったのです」と、ニューヨーク州のストーニー・ブルック大学で話しています。

※以上は、『海の破局−太平洋の魚の放射能汚染が止まらない』で既報。

つまり、カリフォルニアの海の放射能汚染は1年以上前からあった、ということなのです。

検査された魚は、2011年3月11日、福島第一原発で起きた核燃料のメルトスルーで海洋に廃棄された核廃棄物(放射性物質)にわずかにさらされた模様。

それ以来、海に落ちた放射能汚染物質の流れは、変わらず続いています。
この放射能の集中する場所で、魚は生涯を放射能汚染物質の中を泳いで過ごすのです。

放射性セシウムは海底にまでは落ちていかないので、魚はセシウムの中を泳ぎ回り、エラから放射能を取り込んだり、すでに放射能を取り込んだ有機体(藻や小魚、ゴカイの一種など)を餌として食べることで体内に取り込んでしまうのです。

これは自然界にもともと存在している放射能でも起こることですが、2012年に検査したマグロから検出されたセシウムの濃度は、通常の値より3%も高いレベルだったのです。

この年の測定結果は、結局、用いられることはありませんでした。少なくとも、私が見た限りでは。
そこで、セシウムを取り込んでいる魚を探すことにしたのです。以下は、私が見つけたものです。

人体が放射性セシウムと接触した場合(通常では、ほとんどありえない)、セシウム粒子から放射される放射能によって細胞を傷つけられます。
このことによって、吐き気、嘔吐、下痢や出血のような症状が起こることがあります。
(放射線の程度によりますが)長時間、接触が続くと意識を失い、最後には死に至ります。

その程度は、個々人の抵抗力や、接触した期間、集中の度合いにもよります。
セシウム134の半減期は2.0652年、セシウム137の半減期は、30.17年です。

福島原発災害では、人間が放射能を制御できるかどうかの戦いが続けられています。

日本から出てくる唯一の朗報は、後になって、実はこのことは間違いであったと報告されることですが、この間、東京電力が何をしたかというと、無駄な調査ばかりやり続け、誤報を流し続け、なんとか人々を安心させようとしてきただけです。

この事故は、スリーマイル島原発事故や、チェルノブイリ原発事故と比較すると、それらを凌駕しています。

スリーマイルやチェルノブイリではメルトダウンが起きました。
(福島第一原発で起きた)メルトスルーは、さらにいっそう深刻な問題を投げかけ、現代のテクノロジーでは、成す術がないのです。

事故から2年半が経った今でも、放射性物質は海洋に流れ続けており、これは当分の間、続くでしょう。

米国食品医薬品局(FDA)は、検査サンプルの魚から検出された放射能のレベルは、消費する分には安全基準値以内にあるとして、私たちの食品は安全であると保証しています。

しかし、これが真実であるかどうかは疑わなければなりません。
もし、真実でなくとも、これはこのまま真実とされたままなのでしょうか。

この先例のない出来事に直面して、東電から出てくる発表のように、なんとか大衆の反発を抑えようとしてみたところで、まったく解決にもならないし、終わりも見えないのです。


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(管理人)

その魚は、いったいどこから来たのですか

1年以上前に、カリフォルニア沖で捕れたマグロから、標準ではありえないレベルの放射性物質が検出されていたことは海外のメディアで大いに話題となっています。

米国のFDA(日本の厚生労働省に当たる省庁)も、日本と同じようにひたすら事実の隠ぺいに走っていると米国民は見ているのです。

さらに、福島第一原発事故は、チェルノブイリ事故より規模の大きな核災害である、という認識も共通しています。

もっと悪いことは、その終わりがまったく見えないことです。

おそらく、100年後に地球上で確認されているウランの埋蔵量が完全に枯渇し、人間の安全を無視して、ひたすら利益を追求してきた原子力ムラが解体された後になって、この事故がチェルノブイリ事故の数倍、いやもっと大規模な災害であったと、世界中の歴史の教科書に記されるようになるでしょう。
まだ、世界が今のように続いていればの話ですが。

故・吉田昌郎元福島第一原発所長は、原子力ムラにつぶされない意志を持った一部のメディア関係者には、「隠すことはありません。福島の災害はチェルノブイリの10倍です」と証言していたのですが、それが表に出ることはありませんでした。

病気療養中にも、尾行され、身辺を監視されていたという内部からの情報が出ています。(既報)
この企業は、まったくすさまじい腐敗ぶりです。

その10倍のうち、2年半経った今、私たちは何倍分体験したのでしょうか。
私たちは、この事故のほんの入り口に立っているだけ、ということは間違いのないことです。

さて、この記事には、ひとつだけ間違いがあります。
それは、この記者が「放射性セシウムは海底にまでは落ちていかない」と書いていることです。

東京大学の調査チームによれば、福島第一原発沖で「海のホットスポット」がいつくつかできているのが発見されたということですから、想像通りのことが海で進行しているのです。
世界各国の海洋研究所、実績ある大学の研究チームは、「海のポケット」という言い方をしているだけで、同じものです。

太平洋でも、海流によって、いわゆる「吹き溜まり」ができるのは、地上で、強風が吹いている場所でも、必ず埃の吹き溜まりができるのと同じことです。海水も大気も、同じ流体です。

ただし、海の深い場所まで、どのように落ちていくかは、誰にも分らないはずです。

川の場合は、放射性物質が上流から下って来る間に細かい土と結合して塊になります。
それが河口で海の塩水と触れると凝集という作用が起こり、重くなって河口付近の海底に放射性物質が集められます。
ここで沈殿しない細かい粒子は、さらに遠くの海に出て行って、ある程度広がっていきます。

東京湾の場合は、海への出口が狭いので、ほぼ湾内に沈んでしまうということになります。つまり、湾内で高濃度の汚染が始まることになるのです。それは始まっています。

このことは、各大学の実地調査によって確かめられていることですが、国土交通省は、河川の放射能測定はやらない、と当初から言明しています。とんでもない値が出てしまうからです。
『東京湾のホットスポットは福島第1原発沖を超えた』

1年以上前に、すでにカリフォルニアの海が放射性物質に汚染されていたということは、日本の河川や福島第一原発から、国民に知らせず、秘密裏に海洋に放出され続けてきた汚染水のせいではありません。
大気中に放出された放射性物質が、太平洋上空を西から東に吹いている偏西風に乗って、アメリカ西海岸にたどりついたとき降下したものと考えないわけにはいきません。


イラスト:JASTMACより

ただ、それ以後になると、太平洋上で降下した放射性物質だけでなく、福島第一原発構内から今日も垂れ流しにされている高濃度の放射能汚染水が海流によって北米大陸に押し寄せ、そこで一部が海中深く落ちていくのです。

「海のホットスポット」をイメージするときには、縦方向(深度)、横方向(広がり)の二つを考えなければなりません。
その海域で一生を過ごす魚や海藻は、さらに高濃度の汚染にさらされる、ということです。

また、回遊魚だから、セシウムを取り込む量が少ないだろうと、とはすでに考えられない段階に入っていて、ホットスポットの横方向の広がりによっては、回遊魚でさえも、そこで生涯を送る魚も出てくるはずですから。
そこで、生物濃縮がものすごい速さで起こっているはずです。

セシウム、ストロンチウムなどの核種は、このような動きをするものであるとイメージできるのですが、問題はトリチウムです。
東電の発表によれば(それが正しいものであれば)、トリチウムは結構な量が毎日、放出されています。

トリチウムは、もともと水ですから、原発構内で汚染水処理プラントを通して放射性物質を除去しようとしてもできないのです。
水から特定の水だけを取り除くことができないように。

ですので、トリチウムは、ほとんどが海洋に放出されていくはずです。
トリチウムは、完全に発癌物質です。もっとも危険な放射性物質として認識されています。

これは、魚の放射能検査をやらない限り、まったく知ることができないのです。

国が、誰かが、福島の漁業を救うために「大人は、どんどん食べるべきだ」と言っても、それは「闇鍋」と同じことです。
特に福島沖(遠く離れた海域で捕れたとしても)の魚の鍋なら、「度胸鍋」と命名すべきです。あるいは、「ロシアンルーレット鍋」。

それでも、漁業関係者とマスコミは、「風評被害のせいだ」と言い続ける民度の低さ。
カリフォルニアの主婦に同じことを言ってみたらどうか。

イメージしましょう。

なぜ、太平洋の魚が汚染されているのに、魚の需給バランスが崩れないのか。
なぜ、魚の缶詰の値段が、3.11以降も同じなのか。札束を大量に印刷して円安になったはずなのに。

そして、深海魚をネタとして使っている回転寿司は大丈夫なのか、なぜ回転寿司ではマグロの値段がさして上がっていないのか。

その魚は、いったいどこから来たのか…

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