2013年8月23日(金)23:37
指揮者の小澤征爾さん(77)が23日、長野県松本市で開催中のサイトウ・キネン・フェスティバル松本に出演、ラベルのオペラ「こどもと魔法」を約45分間にわたって指揮した。昨年3月に活動休止を発表して以来の本格復帰。軽快で伸びやかな指揮でオーケストラをまとめ、聴衆から盛大な拍手を受けた。
これに先立ち、同フェスティバルで共に活躍し5月に死去したバイオリニストの潮田益子さんを追悼するモーツァルトの「ディベルティメント」も演奏された。
公演後のパーティーで小澤さんは「サイトウ・キネンは市や県、ボランティアの方々の助けがなければできない。本当に感謝している」とあいさつした。
小澤さんは食道がんや腰痛を克服したものの、昨年1月に水戸室内管弦楽団の公演で体調を崩し、体力回復のため1年間活動を休止。今年3月に小澤征爾音楽塾の演奏会で短い曲を振るなどして今回に備えた。8月に松本入りして精力的に練習を続け、体調を崩すこともなかったという。
同オペラは今後3回演奏、9月6日にはジャズピアニスト大西順子さんらと初共演しガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」も振る。
とにかく、好かった
ホッとしました
日本が世界に誇れるマエストロ
カリスマ指揮者です
好い音楽をこれからも楽しみにしています
AKB48も好いけれど
クラシック音楽も好いです
これからも楽しみにしています
今、とっても大変なことが起きていて続いています
原子炉から漏れ出た汚染水が、本格的に地下水脈を汚染??恐れていたことが現実に・・
海に直接汚染水が流れ出るルートも、既に出来てしまっているのかも?
原発輸出・再稼動には熱心な政府・自民党も、福島原発事故の収束には後ろ向き、
このまま無能・無責任な東電に任せっ放しでいいのだろうか?
福島原発事故が収束する日はやって来るのだろうか?
このまま何時までも際限なく、海と空を放射能で汚し続けるのだろうか?
何か皆さん今になって汚染水問題ということが起きてきた
あるいは大変だと思われてるようなのですけれども
私からみると何を今更言ってるんだろうと思います。
事故が起きたのはもう既に二年数か月前の2011年3月11日だったのです。
それ以降汚染水というのは敷地の中に大量に溜まってきまして
3月中にもう既に福島第一原子力発電所の敷地の中に
10万トンの汚染水が溜まっていました。
コンクリートというのは元々割れるものです。
割れのないコンクリート構造物なんていうものはありません。
おまけにあの時には巨大な地震でそこら中が破壊されたわけで
原子炉建屋、タービン建屋、トレンチ、ピット、立て抗にしても
コンクリートにそこら中にひび割れが生じていたのです。
ほとんど目に見えない建屋の地下であるとか、トレンチ、ピット、
要するに地面の所に埋まってるわけですから
見えない所でそこら中で割れて、そこら中から漏れている。
当時もそうだし、二年経った今だって必ずそうなのです。
私はとにかくコンクリートの構造物から
漏れない構造物に移すしかないと考えました。
私が思いついたのは巨大タンカーでした。
10万トン収納できるようなタンカーというのはあるわけですから
10万トンタンカーを福島の沖まで連れて来て
福島の敷地の中にある汚染水を
とにかく巨大タンカーに移すという提案をしました。
でもまたそれも次々とコンクリートの構造物に
汚染水が溜まってくるわけですから
何とかしなければいけないと思いまして
私はその巨大タンカーを東京電力柏崎刈羽原子力発電所まで走らせる
柏崎刈羽原子力発電所というのは世界最大の原子力発電所で
それなりの廃液処理装置もあります。
宝の持ち腐れになっていたわけで
柏崎刈羽までタンカーを移動させて
そこの廃液処理装置で処理をするのがいいという風に
3月末に私は発言した。
そういうことはやはり政治が力を発揮しなければできないのであって
政治の方々こそそういうところに力を使って下さいと
私はお願いしたのですけれども
とうとうそれもできないまま
何も手を打たないままどんどん汚染水が増えて
今現在30万トンにもなってしまってるというのです。
(3.11からもう二年数か月経ってるわけですけれども)
(あの時にもしスタートさせていたら)
(今もう間に合ってるんじゃないか)
もちろんです。
また次に10万トン汲み出すということもできたでしょうし
現在直面している事態よりもはるかに楽になっていたはずだと思います。
そういう意味では政府と東京電力が無能だったということだと思います。
・遮水壁=地下ダム (2011年6月)
原子炉建屋の外にかなり深い穴を掘ってそこに深い壁を作って
溶け落ちた炉心が地下水にできるだけ接触しないようにする。
接触したとしても汚染が海へ流れないようにする
そういう作業がこれからできる唯一のことかなと思うようになりました。
本当に対策が後手後手になってしまっていて
放射能の汚染がどんどん広がっていってしまっている。
1号機から3号機の原子炉の炉心は既に溶け落ちているのです。
確実です。溶け落ちた炉心がどこにあるかということなのですが
東京電力はまだ格納容器という放射能を閉じ込める
最後の防壁の中にあるはずだと言っているのですけれども
残念ながらそれを見に行くこともできないし
本当にそこにあるかを確認することができないのです。
場合によっては既に格納容器の床を突き破って
地面に潜り込んでいってる可能性も私はあると思います。
もしそうだとすると地下水と必ず接触してしまいますし
そうなるともう猛烈な放射能が地下水に混じって
海へ流れていくことを食い止められなくなってしまうので
私は2011年5月に原子炉建屋周辺に遮水壁を張り巡らせる
地下ダムという言葉を使われる方もいますけど
それをやって溶けた炉心と地下水の接触を断つ
ということをやってくれと頼んだのです。
汚染水漏れは、ボルト接合部のゴムパッキンが腐食によるものではなく、
タンク底部のコンクリートが壊れたことが原因らしい。
どんな手抜き工事をすれば、タンクの基礎コンクリートの底が抜けるのか?
呆れてものも言えない。いったい何処の素人建設業者が施行したのだろうか??
さらに2基にも水漏れの痕跡が・・おそらく同型の350基をきちんと検査すれば、すべてのタンクになんらかの水漏れが確認されるのでは?
原発推進の自民党が圧勝した、参院選の直後に明らかにされた高濃度汚染水の海への流失。
当初は高濃度汚染の原因が掴めず、汚染された流入地下水の流出、2年前のメルトダウン直後に溜まった
トレンチの高濃度汚染水が漏れでたとの説が有力でしたが、
原子炉冷却に使った高濃度汚染水を溜める仮設タンクから、300トンが流出し地下に染み込んだとなると、
この仮設タンクからの漏水が、高濃度・海洋汚染の最も有力な容疑者として浮上するのでは?
おそらく東電は、この仮設タンクからの大量の高濃度汚染水漏れを、参院選前には掴んでいた可能性が高い。
しかし、原発推進の自民党の不利にならないよう隠蔽し続け、参院選後も、海洋汚染の真犯人を隠匿するため、種々の情報操作を行った疑いが強い。
東電も、原発推進の安倍政権も、福島原発の危機的状況回避に、本気で取り組んでいるとは全く見えない。
福島原発が溜め込んだ、途方もなく大量の高濃度汚染水を、海に流出させない効果的方策を、早急に立てなければ、日本の国際的信用は地に落ちるだろう。
「海洋拡散の疑い」のある高濃度汚染水を調べてみると、
原子炉直下から地下水に混入したとみられる除染前の冷却水と、アルプスでセシウムなどを除染後、
欠陥プールや仮設タンクから漏れ出たとみられる二種類の汚染水が??
どうやら、福島原発の下を走る地下水脈の汚染は相当深刻なレベルのよう。
今、漏水の経路を元から絶たなければ、海に流れ出るだけでなく、地下水脈を通じ、放射能という名の毒物が、福島の台地を殺してしまうだろう。
【東京電力福島第一原発で海に汚染水が再び漏出している疑いが強まっている。原子力規制委員会は十日、海洋拡散の疑いを指摘し、東電に早急な対策を促した。ただし、各所にある汚染監視用井戸の水に含まれる放射性物質の濃度などの特徴から、二種類の汚染水が漏れている可能性もある。 (清水祐樹)
五月末以降、1号機と2号機の両取水口の間にある井戸などで、ベータ線を発する放射性物質を高い濃度で検出。奇妙なのはセシウムがほとんど検出されない点だった。
東電は、一昨年四月に高濃度汚染水が海に漏れた際、一部が土壌中に残ってセシウムを除く放射性物質が地下水に流れ込んだ、と説明。規制委は、建屋地下につながるトレンチ(地下のトンネル)から汚染水が漏れだした、との見解だ。
どちらの説も、セシウムは土壌に吸着されたものと解釈しているが、建屋地下の汚染水に含まれるセシウム濃度は一リットル当たり約八〇〇〇万ベクレルもある。それが、土に触れただけですっきり消えるとの説明には無理がある。
むしろ、水の放射性物質の濃度分布では、セシウムがほとんど含まれず、ベータ線を発する放射性物質が高濃度という点で原子炉の冷却水と似ている。注水用配管から井戸まで百メートルほどあるが、原因の候補から外すのは問題だ。
一方、八、九両日には2号機取水口近くの井戸からセシウムが二万七〇〇〇ベクレル、三万三〇〇〇ベクレルと高い濃度で検出された。この水はセシウム134とセシウム137の濃度の比率がほぼ一対二。建屋地下の汚染水も同じく一対二。同じ種類の水である可能性が高い。
海近くに集まってくる放射性物質はどこから来るのか。東電は「データが少なく、分からない」と繰り返すだけだが、汚染源が複数ある可能性を考え、早期に有効な対策を講じることが重要だ。】
指揮者の小澤征爾さん(77)が23日、長野県松本市で開催中のサイトウ・キネン・フェスティバル松本に出演、ラベルのオペラ「こどもと魔法」を約45分間にわたって指揮した。昨年3月に活動休止を発表して以来の本格復帰。軽快で伸びやかな指揮でオーケストラをまとめ、聴衆から盛大な拍手を受けた。
これに先立ち、同フェスティバルで共に活躍し5月に死去したバイオリニストの潮田益子さんを追悼するモーツァルトの「ディベルティメント」も演奏された。
公演後のパーティーで小澤さんは「サイトウ・キネンは市や県、ボランティアの方々の助けがなければできない。本当に感謝している」とあいさつした。
小澤さんは食道がんや腰痛を克服したものの、昨年1月に水戸室内管弦楽団の公演で体調を崩し、体力回復のため1年間活動を休止。今年3月に小澤征爾音楽塾の演奏会で短い曲を振るなどして今回に備えた。8月に松本入りして精力的に練習を続け、体調を崩すこともなかったという。
同オペラは今後3回演奏、9月6日にはジャズピアニスト大西順子さんらと初共演しガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」も振る。
とにかく、好かった
ホッとしました
日本が世界に誇れるマエストロ
カリスマ指揮者です
好い音楽をこれからも楽しみにしています
AKB48も好いけれど
クラシック音楽も好いです
これからも楽しみにしています
今、とっても大変なことが起きていて続いています
原子炉から漏れ出た汚染水が、本格的に地下水脈を汚染??恐れていたことが現実に・・
海に直接汚染水が流れ出るルートも、既に出来てしまっているのかも?
原発輸出・再稼動には熱心な政府・自民党も、福島原発事故の収束には後ろ向き、
このまま無能・無責任な東電に任せっ放しでいいのだろうか?
福島原発事故が収束する日はやって来るのだろうか?
このまま何時までも際限なく、海と空を放射能で汚し続けるのだろうか?
何か皆さん今になって汚染水問題ということが起きてきた
あるいは大変だと思われてるようなのですけれども
私からみると何を今更言ってるんだろうと思います。
事故が起きたのはもう既に二年数か月前の2011年3月11日だったのです。
それ以降汚染水というのは敷地の中に大量に溜まってきまして
3月中にもう既に福島第一原子力発電所の敷地の中に
10万トンの汚染水が溜まっていました。
コンクリートというのは元々割れるものです。
割れのないコンクリート構造物なんていうものはありません。
おまけにあの時には巨大な地震でそこら中が破壊されたわけで
原子炉建屋、タービン建屋、トレンチ、ピット、立て抗にしても
コンクリートにそこら中にひび割れが生じていたのです。
ほとんど目に見えない建屋の地下であるとか、トレンチ、ピット、
要するに地面の所に埋まってるわけですから
見えない所でそこら中で割れて、そこら中から漏れている。
当時もそうだし、二年経った今だって必ずそうなのです。
私はとにかくコンクリートの構造物から
漏れない構造物に移すしかないと考えました。
私が思いついたのは巨大タンカーでした。
10万トン収納できるようなタンカーというのはあるわけですから
10万トンタンカーを福島の沖まで連れて来て
福島の敷地の中にある汚染水を
とにかく巨大タンカーに移すという提案をしました。
でもまたそれも次々とコンクリートの構造物に
汚染水が溜まってくるわけですから
何とかしなければいけないと思いまして
私はその巨大タンカーを東京電力柏崎刈羽原子力発電所まで走らせる
柏崎刈羽原子力発電所というのは世界最大の原子力発電所で
それなりの廃液処理装置もあります。
宝の持ち腐れになっていたわけで
柏崎刈羽までタンカーを移動させて
そこの廃液処理装置で処理をするのがいいという風に
3月末に私は発言した。
そういうことはやはり政治が力を発揮しなければできないのであって
政治の方々こそそういうところに力を使って下さいと
私はお願いしたのですけれども
とうとうそれもできないまま
何も手を打たないままどんどん汚染水が増えて
今現在30万トンにもなってしまってるというのです。
(3.11からもう二年数か月経ってるわけですけれども)
(あの時にもしスタートさせていたら)
(今もう間に合ってるんじゃないか)
もちろんです。
また次に10万トン汲み出すということもできたでしょうし
現在直面している事態よりもはるかに楽になっていたはずだと思います。
そういう意味では政府と東京電力が無能だったということだと思います。
・遮水壁=地下ダム (2011年6月)
原子炉建屋の外にかなり深い穴を掘ってそこに深い壁を作って
溶け落ちた炉心が地下水にできるだけ接触しないようにする。
接触したとしても汚染が海へ流れないようにする
そういう作業がこれからできる唯一のことかなと思うようになりました。
本当に対策が後手後手になってしまっていて
放射能の汚染がどんどん広がっていってしまっている。
1号機から3号機の原子炉の炉心は既に溶け落ちているのです。
確実です。溶け落ちた炉心がどこにあるかということなのですが
東京電力はまだ格納容器という放射能を閉じ込める
最後の防壁の中にあるはずだと言っているのですけれども
残念ながらそれを見に行くこともできないし
本当にそこにあるかを確認することができないのです。
場合によっては既に格納容器の床を突き破って
地面に潜り込んでいってる可能性も私はあると思います。
もしそうだとすると地下水と必ず接触してしまいますし
そうなるともう猛烈な放射能が地下水に混じって
海へ流れていくことを食い止められなくなってしまうので
私は2011年5月に原子炉建屋周辺に遮水壁を張り巡らせる
地下ダムという言葉を使われる方もいますけど
それをやって溶けた炉心と地下水の接触を断つ
ということをやってくれと頼んだのです。
汚染水漏れは、ボルト接合部のゴムパッキンが腐食によるものではなく、
タンク底部のコンクリートが壊れたことが原因らしい。
どんな手抜き工事をすれば、タンクの基礎コンクリートの底が抜けるのか?
呆れてものも言えない。いったい何処の素人建設業者が施行したのだろうか??
さらに2基にも水漏れの痕跡が・・おそらく同型の350基をきちんと検査すれば、すべてのタンクになんらかの水漏れが確認されるのでは?
原発推進の自民党が圧勝した、参院選の直後に明らかにされた高濃度汚染水の海への流失。
当初は高濃度汚染の原因が掴めず、汚染された流入地下水の流出、2年前のメルトダウン直後に溜まった
トレンチの高濃度汚染水が漏れでたとの説が有力でしたが、
原子炉冷却に使った高濃度汚染水を溜める仮設タンクから、300トンが流出し地下に染み込んだとなると、
この仮設タンクからの漏水が、高濃度・海洋汚染の最も有力な容疑者として浮上するのでは?
おそらく東電は、この仮設タンクからの大量の高濃度汚染水漏れを、参院選前には掴んでいた可能性が高い。
しかし、原発推進の自民党の不利にならないよう隠蔽し続け、参院選後も、海洋汚染の真犯人を隠匿するため、種々の情報操作を行った疑いが強い。
東電も、原発推進の安倍政権も、福島原発の危機的状況回避に、本気で取り組んでいるとは全く見えない。
福島原発が溜め込んだ、途方もなく大量の高濃度汚染水を、海に流出させない効果的方策を、早急に立てなければ、日本の国際的信用は地に落ちるだろう。
「海洋拡散の疑い」のある高濃度汚染水を調べてみると、
原子炉直下から地下水に混入したとみられる除染前の冷却水と、アルプスでセシウムなどを除染後、
欠陥プールや仮設タンクから漏れ出たとみられる二種類の汚染水が??
どうやら、福島原発の下を走る地下水脈の汚染は相当深刻なレベルのよう。
今、漏水の経路を元から絶たなければ、海に流れ出るだけでなく、地下水脈を通じ、放射能という名の毒物が、福島の台地を殺してしまうだろう。
【東京電力福島第一原発で海に汚染水が再び漏出している疑いが強まっている。原子力規制委員会は十日、海洋拡散の疑いを指摘し、東電に早急な対策を促した。ただし、各所にある汚染監視用井戸の水に含まれる放射性物質の濃度などの特徴から、二種類の汚染水が漏れている可能性もある。 (清水祐樹)
五月末以降、1号機と2号機の両取水口の間にある井戸などで、ベータ線を発する放射性物質を高い濃度で検出。奇妙なのはセシウムがほとんど検出されない点だった。
東電は、一昨年四月に高濃度汚染水が海に漏れた際、一部が土壌中に残ってセシウムを除く放射性物質が地下水に流れ込んだ、と説明。規制委は、建屋地下につながるトレンチ(地下のトンネル)から汚染水が漏れだした、との見解だ。
どちらの説も、セシウムは土壌に吸着されたものと解釈しているが、建屋地下の汚染水に含まれるセシウム濃度は一リットル当たり約八〇〇〇万ベクレルもある。それが、土に触れただけですっきり消えるとの説明には無理がある。
むしろ、水の放射性物質の濃度分布では、セシウムがほとんど含まれず、ベータ線を発する放射性物質が高濃度という点で原子炉の冷却水と似ている。注水用配管から井戸まで百メートルほどあるが、原因の候補から外すのは問題だ。
一方、八、九両日には2号機取水口近くの井戸からセシウムが二万七〇〇〇ベクレル、三万三〇〇〇ベクレルと高い濃度で検出された。この水はセシウム134とセシウム137の濃度の比率がほぼ一対二。建屋地下の汚染水も同じく一対二。同じ種類の水である可能性が高い。
海近くに集まってくる放射性物質はどこから来るのか。東電は「データが少なく、分からない」と繰り返すだけだが、汚染源が複数ある可能性を考え、早期に有効な対策を講じることが重要だ。】