チェルノブイリ原発の石棺は事故から27年が経ち、ひび割れがひどくなり、2年前には原発から50メートルほどの所で、最大毎時18マイクロSV(シーベルト)が漏れていることが分かった。そこで日本やEUなどがお金を出し合って、石棺の上にドームを作って放射能を遮蔽するというプロジェクトが立ち上げられた。その進捗状況をこの目で見たかったのである。
今回は爆発した4号炉の壁1枚隔てた3号炉の操作室まで入ることができた。ここは毎時29マイクロSV。目には見えないけれど、壁を伝わって放射能が漏れてくる感じがする。
2015年、ドームの覆いが完成すれば石棺を壊すという。しかし高放射性廃棄物になるので、これをどこに捨てるかが再び問題になってくる。
もう一つは、メルトダウンしてしまった燃料を取り出せるかどうかの問題。原発内を案内してくれた技術者に僕はその質問をした。
「私見ですが、取り出すことはできないでしょう。ずっとこのまま放射能が外に出ないように守っていくしかないのでは……」
そう答えが返ってきた。
福島第一原発に思いをはせる。福島も使用済み核燃料の処理ができたとしても、溶けてしまった核燃料を取り出すことが出来るのか──。万にひとつ、取り出せたとしてもそれを受け入れてくれる県があるかどうか。
続けて僕は「ドームは何年持つのか」と聞いた。すると「100年持つ設計になっている」という。
溶けてしまった核燃料は10万年近く管理が必要だ。100年ごとにドームを作っていかなければならないから、気の遠くなる話だ。
フクシマ原発事故の発生原因は、地震と津波に一切の責任に転化され、分子レベルの原因は黙殺されている。
材料試験からリチウムなどの分子と容器の分子材料が、共鳴振動を一致させるが,科学常識からは受入れられず拒否されてきました。だが原発が冷却水と高熱水を循環させるシステムに、穴や亀裂や腐食や火災を発生させることが点検や福島の事故の内容から分かっています。だから、水と水に含まれた分子と循環させるシステムの材料分子が、共鳴振動を一致させないように設計変更すれば、穴や亀裂や腐食や火災を発生させ,放射漏れ事故は解決します。だがこれは科学の常識を反転させなければならないし無能者として無視され相手にされません。マスコミが常識を無視するのと同じことになる。
そのために福島原発は密封してないから,穴の開いたバケツのような水棺する方針を採用しているため、高い放射能濃度は地球にバラ撒かれざるをえません。福島原発では、津波と合わせて海水で冷却するという、火に油を注ぐ行為を平気でやったため被害を拡大させました。化学工場の火事や爆発が根絶できないのも同じ理由です。
海水の中には、塩分以外にも多くの分子が含まれているために、海水冷却は「火に油を注ぐ」ことになる。これもマスコミなど平気で無視された。炉心融解がなくても、フクシマ原発は穴だらけのバケツ状況となった。したがって、空中と太平洋にタレ流された放射能は、想定の十倍以上と予測しなければならない。風の向きが変わり、一万メートル以上の高さで水の分子に氷結されていた放射能が、日本を汚染列島にすることが避けられない。特に東京が無事に終わるとは思えません。浄水場には蓋がありせん,東京オリンピックが開催できるとは不思議でならない。
底の抜けたバケツを、一日でも早く石棺で封鎖し、大気と大海への漏出を停止する以外に方法はないのに政府も東電も常識を無視した。自己崩壊しても危険な原子に分解されない放射性物質を燃料に変えなければならないのに,まだ無視している。一体この国はなんなんだろう
原発を製造していたアメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)の会長が「経済的に合理性がない。つまり原発は高すぎて作れない」と明言している。あとドイツの重工メーカーであるシーメンスも原発の製造をやめた。
・アメリカ政府は原発を作れと言っているが、37年間原発は1基も作っていない。コストが高いから。
・世界銀行も原発の投資をやめた。
・米大手債券格付け機関であるムーディーズは、原発を投資している電力会社の債券は2割、3割安い。
・原発を動かないと値上げすると言っているが、ではなぜ原発のコストが高いのに原発を動かしても値上げしないのは、安全対策を犠牲にしているから。
・原発事故に備えて避難対策をしなくても原発を動かせるのは、先進国で日本だけ。
・コアキャッチャーと言って、燃料が溶けた場合に原子炉の底に受け皿を作り、受け皿に入った溶けた燃料が地下の巨大なプールに移動させる物をヨーロッパでは義務つけているが、日本では義務ではない。
・通常国会の施政方針演説で「日本の安全基準は、世界で最高だ」安倍さんが言っていた。大嘘をついている。
古賀茂明氏「それからもっと、あのねぇみなさんの勘違いはですね、原発が安いと思っているんですよ。これが世界の非常識なんですよ。もう、あの〜世界中ですね、ほとんどの先進国を、もう原発を見限っています。要するに脱原発と言わなくてもですね、原発はできないんですよ。なんでかというと高いから。」
水野アナウンサー「コストが高いんだ。」
古賀茂明氏「今、世界中で原発を動かしている31カ国しかないんですね。200ぐらい国があって、あと170カ国が原発なしで、苦しい生活を送っているかと。もちろんアフリカとかねぇ、そういう所は貧困で悩んでいますけど、そうじゃない国いくらでもあるんですね。
アメリカはですね、37年間原発は1個もできていないと。政府は作れと言っているんですよ。作ってくださいとどんどん作ってくださいというけど、1基もできないですよ。
なぜかというと、例えばGEというアメリカ最大の総合電機メーカーがありますね。日本でいえば日立とか東芝に相当するような。そこのエメルト会長というカリスマ経営者がいますけど、彼なんかははっきり言っているのは、「アメリカでは、経済的に合理性がない。つまり高すぎて作れない」とはっきり宣言してるんですね。ドイツの重工メーカーであるシーメンスというのも、ドイツは脱原発を決めましたが、シーメンスも原発はやめる。」
水野アナウンサー「いままで作って儲けてきた所でしょ。そこがもう作れないといっている。採算が合わないと言っているんですか?」
古賀茂明氏「合わない。例えば世界銀行もいろんな途上国支援もやるけど、原発の投資はもうやめますよ。とか、エコノミストシティバンクのエコノミストは、原発を投資する会社はネガティブですよ。とか、ムーディーズも原発に投資する電力会社の債権は2割〜3割安くなりますよ。とかですね。」
水野アナウンサー「つまり使ったり作ったりしたら、損やという論理ですね。」
古賀茂明氏「そうです。経済的に良くないという判断なんですよ。それは、原発と自然エネルギーの伸びを見れは一目瞭然なんですけれども、原発と自然エネルギーは大体同じような感じで伸びてきているんですね。
ところが2000年ぐらいからですね、原発というのは増えなくなっちゃったんですよ。
横ばいから減少ぎみ。自然エネルギーは、2000年ぐらいから爆発的に伸びているんです。そうすると誰が見てもここにかけるというのが成長のなんというか、ポイントだということなので、欧米はみんなそっちにシフトしたんですね。」
平野幸夫氏「ところが日本は」
古賀茂明氏「日本は原発にかけようとしているんですよ。安倍政権は」
平野幸夫氏「なぜ、そこに固執するわけですか?今の政権は」
古賀茂明氏「一つは、能力が非常に低いんですね。なんでかというと日本というのは官僚に依存していてですね。官僚の能力が非常に低い為に」
水野アナウンサー「元官僚の古賀さんがおっしゃるんだから」
古賀茂明氏「要するに世界を見れていないわけですよ。日本の国内のことしか見れていないので
そうすると、自分達の天下り先の電力会社とか、電気メーカーとかですね、経団連の大企業とかですねあるいはそこに融資とか、金融的に関わりを持っている金融機関。こういう所の利益というのが、どうしてもですね切っても切れない仕組みになっている。」
平野幸夫氏「今回の東電の再建計画にメガバンクの融資というのは莫大ですよね。」
古賀茂明氏 「そうですね。兆円単位ですから、普通であればもう東電というのは破綻しているので、破綻処理すればですね、3兆円、4兆円がですね、国民は得するんですよ。銀行がそのかわり損するんですけれどもねぇ。銀行が損してもらえば、国民はですね、2兆、3兆軽くですね、負担を減らせるんです。」
水野アナウンサー「電気料金上げなくてもいいんですよね。」
古賀茂明氏「3兆あったら、東京電力は柏崎刈場が動かなかったら、10%ぐらい値上げしたいといっているんですけど、それは年に4〜5千億の話ですからね、そうしたら、3兆円あったらですね、7年、8年ですね、値上げしなくていいんですよ。
実はいろんなカラクリがあってですね、原発なしでも十分やっていけるし、それからもうひとつ大事なのは、原発は高いことで、原発を動かないと値上げするって言ってるじゃないですが、でもじゃあ、原発を動かした時になぜ値上げしないでいけるのかというとそれは安全対策をまず犠牲にしているんですね。」
水野アナウンサー「そこに本当にかけるお金をそれだけ使わないですね。」
古賀茂明氏「例えば避難対策というのは、日本はなくても動かせるんです。世界の先進国で日本だけですね。
それからヨーロッパだったら、コアキャッチャーというのがあってですね、柏崎刈場みたいな原発の場合はですね、この間福島でメルトダウンしてメルトスルーと言って、コンクリートを突き破ってですね、地面の方に入っていくという状況が今起きているわけですけれども、そういう場合に備えて原子炉の下にですね、それを受ける受け皿を作っておいて、するすると流してですね、地下に巨大なプールを作って、そこに水の中に閉じ込められるというコアキャッチャーというんですけれども、そういうのを作る義務づけているんです。それは千億単位でお金が掛かっちゃうんですね。」
水野アナウンサー「日本でそれをやらなくていいんですか?」
古賀茂明氏「日本はいいんです。だからさっきねぇ、施政方針演説で安倍さんがとんでもない大嘘をついているんですが、「日本の安全基準は、世界で最高だ」。これは本当はねぇ、規制委員会の委員長とかは、昔は世界最高水準のとかですね、世界最高レベルのとか、世界最高とは言い切らなかったんです。絶対に。それは恥ずかしくて言えないから。
でも安倍さんそう言っているんです。世界中に大嘘ついて歩いているという本当に日本は恥ずかしい国のリーダーを持っちゃったなと思うんですが
今回は爆発した4号炉の壁1枚隔てた3号炉の操作室まで入ることができた。ここは毎時29マイクロSV。目には見えないけれど、壁を伝わって放射能が漏れてくる感じがする。
2015年、ドームの覆いが完成すれば石棺を壊すという。しかし高放射性廃棄物になるので、これをどこに捨てるかが再び問題になってくる。
もう一つは、メルトダウンしてしまった燃料を取り出せるかどうかの問題。原発内を案内してくれた技術者に僕はその質問をした。
「私見ですが、取り出すことはできないでしょう。ずっとこのまま放射能が外に出ないように守っていくしかないのでは……」
そう答えが返ってきた。
福島第一原発に思いをはせる。福島も使用済み核燃料の処理ができたとしても、溶けてしまった核燃料を取り出すことが出来るのか──。万にひとつ、取り出せたとしてもそれを受け入れてくれる県があるかどうか。
続けて僕は「ドームは何年持つのか」と聞いた。すると「100年持つ設計になっている」という。
溶けてしまった核燃料は10万年近く管理が必要だ。100年ごとにドームを作っていかなければならないから、気の遠くなる話だ。
フクシマ原発事故の発生原因は、地震と津波に一切の責任に転化され、分子レベルの原因は黙殺されている。
材料試験からリチウムなどの分子と容器の分子材料が、共鳴振動を一致させるが,科学常識からは受入れられず拒否されてきました。だが原発が冷却水と高熱水を循環させるシステムに、穴や亀裂や腐食や火災を発生させることが点検や福島の事故の内容から分かっています。だから、水と水に含まれた分子と循環させるシステムの材料分子が、共鳴振動を一致させないように設計変更すれば、穴や亀裂や腐食や火災を発生させ,放射漏れ事故は解決します。だがこれは科学の常識を反転させなければならないし無能者として無視され相手にされません。マスコミが常識を無視するのと同じことになる。
そのために福島原発は密封してないから,穴の開いたバケツのような水棺する方針を採用しているため、高い放射能濃度は地球にバラ撒かれざるをえません。福島原発では、津波と合わせて海水で冷却するという、火に油を注ぐ行為を平気でやったため被害を拡大させました。化学工場の火事や爆発が根絶できないのも同じ理由です。
海水の中には、塩分以外にも多くの分子が含まれているために、海水冷却は「火に油を注ぐ」ことになる。これもマスコミなど平気で無視された。炉心融解がなくても、フクシマ原発は穴だらけのバケツ状況となった。したがって、空中と太平洋にタレ流された放射能は、想定の十倍以上と予測しなければならない。風の向きが変わり、一万メートル以上の高さで水の分子に氷結されていた放射能が、日本を汚染列島にすることが避けられない。特に東京が無事に終わるとは思えません。浄水場には蓋がありせん,東京オリンピックが開催できるとは不思議でならない。
底の抜けたバケツを、一日でも早く石棺で封鎖し、大気と大海への漏出を停止する以外に方法はないのに政府も東電も常識を無視した。自己崩壊しても危険な原子に分解されない放射性物質を燃料に変えなければならないのに,まだ無視している。一体この国はなんなんだろう
原発を製造していたアメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)の会長が「経済的に合理性がない。つまり原発は高すぎて作れない」と明言している。あとドイツの重工メーカーであるシーメンスも原発の製造をやめた。
・アメリカ政府は原発を作れと言っているが、37年間原発は1基も作っていない。コストが高いから。
・世界銀行も原発の投資をやめた。
・米大手債券格付け機関であるムーディーズは、原発を投資している電力会社の債券は2割、3割安い。
・原発を動かないと値上げすると言っているが、ではなぜ原発のコストが高いのに原発を動かしても値上げしないのは、安全対策を犠牲にしているから。
・原発事故に備えて避難対策をしなくても原発を動かせるのは、先進国で日本だけ。
・コアキャッチャーと言って、燃料が溶けた場合に原子炉の底に受け皿を作り、受け皿に入った溶けた燃料が地下の巨大なプールに移動させる物をヨーロッパでは義務つけているが、日本では義務ではない。
・通常国会の施政方針演説で「日本の安全基準は、世界で最高だ」安倍さんが言っていた。大嘘をついている。
古賀茂明氏「それからもっと、あのねぇみなさんの勘違いはですね、原発が安いと思っているんですよ。これが世界の非常識なんですよ。もう、あの〜世界中ですね、ほとんどの先進国を、もう原発を見限っています。要するに脱原発と言わなくてもですね、原発はできないんですよ。なんでかというと高いから。」
水野アナウンサー「コストが高いんだ。」
古賀茂明氏「今、世界中で原発を動かしている31カ国しかないんですね。200ぐらい国があって、あと170カ国が原発なしで、苦しい生活を送っているかと。もちろんアフリカとかねぇ、そういう所は貧困で悩んでいますけど、そうじゃない国いくらでもあるんですね。
アメリカはですね、37年間原発は1個もできていないと。政府は作れと言っているんですよ。作ってくださいとどんどん作ってくださいというけど、1基もできないですよ。
なぜかというと、例えばGEというアメリカ最大の総合電機メーカーがありますね。日本でいえば日立とか東芝に相当するような。そこのエメルト会長というカリスマ経営者がいますけど、彼なんかははっきり言っているのは、「アメリカでは、経済的に合理性がない。つまり高すぎて作れない」とはっきり宣言してるんですね。ドイツの重工メーカーであるシーメンスというのも、ドイツは脱原発を決めましたが、シーメンスも原発はやめる。」
水野アナウンサー「いままで作って儲けてきた所でしょ。そこがもう作れないといっている。採算が合わないと言っているんですか?」
古賀茂明氏「合わない。例えば世界銀行もいろんな途上国支援もやるけど、原発の投資はもうやめますよ。とか、エコノミストシティバンクのエコノミストは、原発を投資する会社はネガティブですよ。とか、ムーディーズも原発に投資する電力会社の債権は2割〜3割安くなりますよ。とかですね。」
水野アナウンサー「つまり使ったり作ったりしたら、損やという論理ですね。」
古賀茂明氏「そうです。経済的に良くないという判断なんですよ。それは、原発と自然エネルギーの伸びを見れは一目瞭然なんですけれども、原発と自然エネルギーは大体同じような感じで伸びてきているんですね。
ところが2000年ぐらいからですね、原発というのは増えなくなっちゃったんですよ。
横ばいから減少ぎみ。自然エネルギーは、2000年ぐらいから爆発的に伸びているんです。そうすると誰が見てもここにかけるというのが成長のなんというか、ポイントだということなので、欧米はみんなそっちにシフトしたんですね。」
平野幸夫氏「ところが日本は」
古賀茂明氏「日本は原発にかけようとしているんですよ。安倍政権は」
平野幸夫氏「なぜ、そこに固執するわけですか?今の政権は」
古賀茂明氏「一つは、能力が非常に低いんですね。なんでかというと日本というのは官僚に依存していてですね。官僚の能力が非常に低い為に」
水野アナウンサー「元官僚の古賀さんがおっしゃるんだから」
古賀茂明氏「要するに世界を見れていないわけですよ。日本の国内のことしか見れていないので
そうすると、自分達の天下り先の電力会社とか、電気メーカーとかですね、経団連の大企業とかですねあるいはそこに融資とか、金融的に関わりを持っている金融機関。こういう所の利益というのが、どうしてもですね切っても切れない仕組みになっている。」
平野幸夫氏「今回の東電の再建計画にメガバンクの融資というのは莫大ですよね。」
古賀茂明氏 「そうですね。兆円単位ですから、普通であればもう東電というのは破綻しているので、破綻処理すればですね、3兆円、4兆円がですね、国民は得するんですよ。銀行がそのかわり損するんですけれどもねぇ。銀行が損してもらえば、国民はですね、2兆、3兆軽くですね、負担を減らせるんです。」
水野アナウンサー「電気料金上げなくてもいいんですよね。」
古賀茂明氏「3兆あったら、東京電力は柏崎刈場が動かなかったら、10%ぐらい値上げしたいといっているんですけど、それは年に4〜5千億の話ですからね、そうしたら、3兆円あったらですね、7年、8年ですね、値上げしなくていいんですよ。
実はいろんなカラクリがあってですね、原発なしでも十分やっていけるし、それからもうひとつ大事なのは、原発は高いことで、原発を動かないと値上げするって言ってるじゃないですが、でもじゃあ、原発を動かした時になぜ値上げしないでいけるのかというとそれは安全対策をまず犠牲にしているんですね。」
水野アナウンサー「そこに本当にかけるお金をそれだけ使わないですね。」
古賀茂明氏「例えば避難対策というのは、日本はなくても動かせるんです。世界の先進国で日本だけですね。
それからヨーロッパだったら、コアキャッチャーというのがあってですね、柏崎刈場みたいな原発の場合はですね、この間福島でメルトダウンしてメルトスルーと言って、コンクリートを突き破ってですね、地面の方に入っていくという状況が今起きているわけですけれども、そういう場合に備えて原子炉の下にですね、それを受ける受け皿を作っておいて、するすると流してですね、地下に巨大なプールを作って、そこに水の中に閉じ込められるというコアキャッチャーというんですけれども、そういうのを作る義務づけているんです。それは千億単位でお金が掛かっちゃうんですね。」
水野アナウンサー「日本でそれをやらなくていいんですか?」
古賀茂明氏「日本はいいんです。だからさっきねぇ、施政方針演説で安倍さんがとんでもない大嘘をついているんですが、「日本の安全基準は、世界で最高だ」。これは本当はねぇ、規制委員会の委員長とかは、昔は世界最高水準のとかですね、世界最高レベルのとか、世界最高とは言い切らなかったんです。絶対に。それは恥ずかしくて言えないから。
でも安倍さんそう言っているんです。世界中に大嘘ついて歩いているという本当に日本は恥ずかしい国のリーダーを持っちゃったなと思うんですが