株主も銀行も役員も社員も、東京電力という会社も、福島原発事故を起こした責任を何一つ取っていない。
泉田知事が「モラルハザードの計画」と責めるのも無理はない。
(ウソを付いてまで原発を推進してきた自民党、財界、官界、御用学者、御用マスコミ、易々と原発安全神話を信じてきた私たち国民も同罪ではあるが・・)
まして、福島原発事故の検証・総括もせずに、柏崎刈羽原発の再稼動など有り得ない。
他の電力会社はともかく、福島原発事故を起こしながら未だまともな責任も取らず、事故収束の目途さえ付けられない東京電力に、原発を動かす資格は無い。
いい加減な会社のおバカ技術でいつでも突然死を意識させられるこの国の住人
フクイチだけではなかった
日本全国に火種はある
危険な破損核燃料は福島原発だけでなく全国に・・
過去にトラブルが起こした核燃料が、既に原発の外に搬出した分も含めると二百体超。
。
関連記事 福島原発・破損燃料80体 移送困難:柏崎刈羽原発にも38体
4号機プール使用済燃料 5°変形、亀裂が3か所 取り出し不可能
東京新聞より
核燃料トラブル184体 使用済み全国で抱える
【全国の原発に、表面に小さな穴が開くなどトラブルが起きた使用済み核燃料集合体(核燃料)が計百八十四体あることが、各電力会社への取材で分かった。多くは原発が導入された初期のものだが、トラブルはその後も発生しており、危険が付き物の原発の実態があらためて浮かんだ。
ウラン燃料を包む金属製の筒は、放射能が外に漏れないよう閉じ込める重要な「壁」の一つ。そこに異常があり、事態が進めば、深刻な原子力事故につながる恐れがある。
本紙は、東京電力が福島第一原発でトラブルを抱えた核燃料が計八十三体あると明らかにしたのを受け、他の電力会社にも現状を取材し、表にまとめた。
これとは別に、既に原発の外に搬出した分もあり、トラブルが起きた核燃料は二百体を超える。
福島第一原発以外では、東電柏崎刈羽原発が計三十八体と多く、関西電力大飯原発が二十四体、高浜原発が十体など。
単体の原発として最多の七十体がある福島第一1号機は、日本で四番目に古い一九七一年に営業運転を始めた。当時の技術者が残した記録によると、核燃料は「きゃしゃ」と表現され、ウラン燃料を包む金属製の筒に穴が開くなどのトラブルにしばしば見舞われていた。
開いた穴から放射性の希ガスが漏れて原子炉建屋内に広がり「放射線量が突如として高くなった」「作業員の被ばくを抑えることが重要だった」との記述も。このため東電は当時、数百億円をかけて建屋の配管の密閉性を高め、しのいだという。
その後、核燃料の改良が進み、トラブルは大幅に減ったが、それでも根絶できていない。
ずさんな扱いにより、核燃料が変形したケースもあった。柏崎刈羽では一九九〇年代半ば、多数の核燃料棒を金属製の覆いに詰めて集合体にする際、作業員が上に乗ったり、揺すったりして無理に核燃料棒を押し込んだため、冷却材が流れる内部の管が曲がった。核燃料棒同士が接触したまま運転した例もあった。核燃料が溶融する最悪の事態も起こり得た。
百八十四体のトラブルの大半について電力各社は、外部に影響する放射性物質の漏えいはないなどとして、あまり問題視していない。トラブルの多くは、使用後に核燃料プールなどに移された後に判明している。
エネルギー総合工学研究所の内藤正則部長は「現在確認されている核燃料のトラブルは、すぐに大事故につながるものではないが、作業員の被ばく管理や、取り出し作業には注意が必要だ」と話している。】
泉田知事が「モラルハザードの計画」と責めるのも無理はない。
(ウソを付いてまで原発を推進してきた自民党、財界、官界、御用学者、御用マスコミ、易々と原発安全神話を信じてきた私たち国民も同罪ではあるが・・)
まして、福島原発事故の検証・総括もせずに、柏崎刈羽原発の再稼動など有り得ない。
他の電力会社はともかく、福島原発事故を起こしながら未だまともな責任も取らず、事故収束の目途さえ付けられない東京電力に、原発を動かす資格は無い。
いい加減な会社のおバカ技術でいつでも突然死を意識させられるこの国の住人
フクイチだけではなかった
日本全国に火種はある
危険な破損核燃料は福島原発だけでなく全国に・・
過去にトラブルが起こした核燃料が、既に原発の外に搬出した分も含めると二百体超。
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4号機プール使用済燃料 5°変形、亀裂が3か所 取り出し不可能
東京新聞より
核燃料トラブル184体 使用済み全国で抱える
【全国の原発に、表面に小さな穴が開くなどトラブルが起きた使用済み核燃料集合体(核燃料)が計百八十四体あることが、各電力会社への取材で分かった。多くは原発が導入された初期のものだが、トラブルはその後も発生しており、危険が付き物の原発の実態があらためて浮かんだ。
ウラン燃料を包む金属製の筒は、放射能が外に漏れないよう閉じ込める重要な「壁」の一つ。そこに異常があり、事態が進めば、深刻な原子力事故につながる恐れがある。
本紙は、東京電力が福島第一原発でトラブルを抱えた核燃料が計八十三体あると明らかにしたのを受け、他の電力会社にも現状を取材し、表にまとめた。
これとは別に、既に原発の外に搬出した分もあり、トラブルが起きた核燃料は二百体を超える。
福島第一原発以外では、東電柏崎刈羽原発が計三十八体と多く、関西電力大飯原発が二十四体、高浜原発が十体など。
単体の原発として最多の七十体がある福島第一1号機は、日本で四番目に古い一九七一年に営業運転を始めた。当時の技術者が残した記録によると、核燃料は「きゃしゃ」と表現され、ウラン燃料を包む金属製の筒に穴が開くなどのトラブルにしばしば見舞われていた。
開いた穴から放射性の希ガスが漏れて原子炉建屋内に広がり「放射線量が突如として高くなった」「作業員の被ばくを抑えることが重要だった」との記述も。このため東電は当時、数百億円をかけて建屋の配管の密閉性を高め、しのいだという。
その後、核燃料の改良が進み、トラブルは大幅に減ったが、それでも根絶できていない。
ずさんな扱いにより、核燃料が変形したケースもあった。柏崎刈羽では一九九〇年代半ば、多数の核燃料棒を金属製の覆いに詰めて集合体にする際、作業員が上に乗ったり、揺すったりして無理に核燃料棒を押し込んだため、冷却材が流れる内部の管が曲がった。核燃料棒同士が接触したまま運転した例もあった。核燃料が溶融する最悪の事態も起こり得た。
百八十四体のトラブルの大半について電力各社は、外部に影響する放射性物質の漏えいはないなどとして、あまり問題視していない。トラブルの多くは、使用後に核燃料プールなどに移された後に判明している。
エネルギー総合工学研究所の内藤正則部長は「現在確認されている核燃料のトラブルは、すぐに大事故につながるものではないが、作業員の被ばく管理や、取り出し作業には注意が必要だ」と話している。】