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日本史上最強のリレメン 山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥

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【400mリレー男子決勝】日本銀メダル!アメリカの失格理由は?【リオ五輪】
2016/08/20
2016年8月20日は日本の陸上界にとってメモリアルな日になったのではないでしょうか。400mリレー、予選でアジア新記録を出しての決勝進出だったので期待してみていたのですが、決勝の舞台でなんとアメリカを抑えて2着に入り銀メダル!9秒台は一人もいない。それでも400mリレー、オリンピック決勝の舞台での実力で勝ち取った銀メダルです。生で見ていて感動した方も多かったのではないでしょうか。後にアメリカは失格となりましたが日本より後着なので関係なし。失格理由については後述します。

日本男子400mリレーで銀メダル アジア新37秒60でジャマイカに次ぐ2位

「リオ五輪・陸上男子400mリレー・決勝」(19日、五輪スタジアム)

 予選を全体2番目のタイムで突破した日本は、山県亮太(24)=セイコーホールディングス、飯塚翔太(25)=ミズノ、桐生祥秀(20)=東洋大、ケンブリッジ飛鳥(23)=ドーム=の予選と同じ走順で臨み、予選でマークしたアジア記録(37秒68)を更新する37秒60で2位となり銀メダルを獲得、08年北京五輪での銅以来となる2大会ぶりのメダルは史上最高の「銀」だった。

アメリカとトリニダードトバコが失格

日本もケンフリッジがオンザラインだったが.......

リレーで日本がラインを踏んだと思ったのは俺だけか?


・CBC(カナダ放送協会)は、レーンの侵入によって日本は失格になるかもしれないと言っている。
競歩の荒井、失格が一転銅メダル!カナダ人は憤慨(海外の反応)


・↑カナダと日本の対立は、ヒートアップしているようだな。


・↑CBCにチャンネルを変えた。
カナダは2012年にレーンの侵入で銅メダルを失ったらしい。
審判の判断はどうなのだろう?


・カナダは銅メダルを貰えるの?
日本はラインを踏まなかった?


・代わりに失格になったのはアメリカみたいだな。


・我々(カナダ)が銅メダルを獲得出来て良かった。
アメリカには同情せざるを得ない。


・ちょっと待てよ。
日本のアンカーは、ラインを踏んでいたぞ。
我々は待つ必要がある。


・アメリカとトリニダード・トバゴが失格になったのに、どうして日本は失格にならないの?






・どうしてアメリカが失格になったか誰か説明してくれないか?


・↑バトンは特定のエリア内で渡さないといけないんだよ。


・どうして日本は失格にならないの?
ボルトもラインを踏んでいたでしょ?
さっさとカナダに金メダルを渡してよ。


・一体どれだけ失格になったの?
アメリカとトリニダード・トバゴだけ?


・日本がどうして失格にならないのか分かった。
カーブでラインを踏んだ時のみ失格になる。


・結局、どこの国が銅を獲得したの?


・↑カナダだよ。


・日本は完全に失格だ。
最悪だけど、これはルールだ。


・カルマ、カルマ、カルマ。
日本のランナーは、ラインを2回踏んでいる。

400mリレーはスリリングなバトンゾーンがあり、接戦なので隣のレーンに踏み誤ることもあり、最後の最後で映像からケンブリッジ飛鳥選手の足がラインの上だった。


 1走の山県が得意のスタートダッシュで飛び出し、2走の飯塚がガトリン(米国)ら各国のエースクラスが集う区間で互角以上の走りを見せる。100mでは準決勝進出を逃した3走・桐生がジャマイカ、米国と並ぶトップ集団でアンカーにバトンを渡すと、ケンブリッジが米国(レース後に失格)の追撃を振り切ってジャマイカのボルトに次ぐ2位でゴールを駆け抜けた。

 強豪国と比べて個々の持ちタイムで劣る日本は、以前からバトンパス時のタイムロスが少ないアンダーハンドパスを採用。今大会に向けては、走者が従来よりも離れた位置から腕を伸ばしてパスすることで距離を稼ぐ改良型に取り組んだ。

 しかも、今大会は個々の力が高いメンバーが集結。100mの持ちタイムは桐生の10秒01を筆頭に、山県10秒05、ケンブリッジ10秒10。100mの自己ベストでは10秒22と他の3人に劣る飯塚も、2011年世界ジュニア200mで日本選手初の優勝を勝ち取ったように、リレーで必要な加速走のスピードは3人に引けを取らない。

 過去最高の戦術と過去最強の走者たちによって、日本の快挙が達成された。

400mリレー決勝の順位とタイムは以下の通り。国名の後ろが今回のリオオリンピック400m決勝のタイム、名前の後ろは100mの自己ベストです。

1位・金メダル ジャマイカ 37.27
アサファ・パウエル 9.72
ヨハン・ブレーク 9.75
ニケル・アシュミード  9.90
ウサイン・ボルト 9.58
2位・銀メダル 日本 37.60
山県亮太 10.05
飯塚翔太 10.22
桐生祥秀 10.01
ケンブリッジ飛鳥 10.10
3位・銅メダル カナダ 37.64
アキーム・ヘインズ 
アーロン・ブラウン 9.96
ブレンドン・ロドニー 
アンドレ・ドグラス 
失格 アメリカ(日本とほぼ同時の3位でゴール)
マイク・ロジャース 9.85
ジャスティン・ガトリン 9.74
タイソン・ゲイ 9.69
トレイボン・ブロメル 9.84

100m個人では誰も決勝に進出できなかった日本。それに対してジャマイカやアメリカは全員が自己ベスト9秒台。その中で決勝に進出した400mリレー。カナダも実力者が揃っていたので決勝ではメダル争いに絡んでほしいという気持ちでした。

まず第一走者の山県のスタートが非常によかったです。バトンを渡すときには先頭争いでした。しかし少しバトントスにもたついた感じがありましたが何とか繋ぎました。

第二走者の飯塚が踏ん張ります。バトントスで若干遅れたかなという感じでしたが何とか踏ん張りまだまだ先頭を狙える位置でした。

そして桐生に見事なバトントス。桐生がグングン伸びていき隣の中国の選手を突き放し他の国の選手も抜いていきます。そして最後ケンブリッジ飛鳥にバトントス。

この時の順位は1位争いが日本とジャマイカ。3位にアメリカ。4位にカナダ。バトンを受け取ったケンブリッジ飛鳥が一気に上体を起こしてスピードに乗りますがさすがウサイン・ボルト。別格です。グングン後続を離していきます。そして3位アメリカのトレイボン・ブロメルと4位カナダのアンドレ・ドグラスも距離を詰めてきます。しかし最後は僅差ながら日本が2位。3着にアメリカ、4着カナダでした。しかし、しばらくしてアメリカが失格とされカナダが3位に繰り上げ。4位も繰り上げとなり中国が4位でした。

日本が400mリレー決勝、オリンピックの舞台でアメリカやカナダを抑え銀メダル!しかも前着している国が失格して繰り上がったわけではなく、実力で勝ち取った銀メダルです!予想を遥かに上回る快進撃でした!レース後に日本の選手とジャマイカの選手が健闘を称えあっているシーンにはグッときてしまいました。

ウサイン・ボルトは今回で引退。恐らくアサファ・パウエルも33歳なので次回の東京オリンピックには出てこないのではないでしょうか。それに対して日本のリレーチームはまだみんな若いのでこのまま個々が力をさらに付けていけば、東京オリンピックでも大いに期待が出来るようになりましたね!日本が銀メダルを獲得したので今日はテレビでリオオリンピック400mリレー決勝が何度も流れるのではないでしょうか。

アメリカの失格理由

400mリレー決勝で日本と僅差で銅メダルとなったアメリカ。国旗を身体に巻いてトラックを1周してから失格であることに気付き顔から笑顔が消えました。

理由はすぐには明らかにされず、バトンゾーンでバトンを渡せなかったからかトレイボン・ブロメルがレーンをはみ出したからではないかと解説されていましたがどうやら理由はこれのようです。

アメリカの失格は、1走から2走でのバトンミスが正解のようですよ。
IAAF(国際陸連)のホームページに解説がでています。
それによるとテイク・オーバー・ゾーンに入る前に2走の手にバトンが触れたためとのことです。
ルール(170条7項)では「バトンは、テイク・オーバー・ゾーン内で受け渡されなければならない。バトンのパスは、受け取る競技者にバトンが触れた時点に始まり、・・・略」とあります。これに抵触したわけです。
よくあるのはゾーンの出口を越えて渡すミスですが、今回はゾーンの手前、加速ゾーン(一般的にはブルーゾーンと言う)内でバトンパスが開始してしまったための失格ですね。

コメントで詳細を教えていただいたしんしんさんありがとうございます。記事を訂正させていただきました。

個々の力は強いのですがバトントスは以前からアメリカは稀に失敗していますよね。今回はバトントス、チームワークの差でアメリカに勝ったという感じですね。

アメリカのタイソン・ゲイやジャスティン・ガトリンは34歳なので4年後のチームは若返っていそうです。バトントスも東京オリンピックに向けて修正してくると思うので東京オリンピックのアメリカは強くなりそうですね。




・マジかよ?!日本!
すごいじゃないか!


・俺たちが日本に負けたのか?!(アメリカ人)


・やったぜ!日本!
オーマイゴッド!俺たちは東京の準備が出来ていない。(アメリカ人)


・おめでとう、ジャマイカ。
驚きはないね。
一方の日本...ワオ!
彼らは一体どこから現れたんだ?


・ふざけんな、ガトリン。


・日本がアメリカよりも速い...クレイジーだ。


・ボルトは史上最高のランナー。


・俺たちが陸上トラック競技でアジア人に負けただと?


・冗談だろ?日本に負けた?


・日本が素晴らしいレースを見せた。


・日本!日本!オーマイゴッド!素晴らしい!


・銀メダルを獲得した日本を称えたい。これは狂っている。


・日本が銀メダル!何!何!何!


・一体いつ日本は短距離走が強くなったんだ?


・マジかよ!日本がどこからともなく現れたぞ。


・日本に驚いた。
ボルトは間違いなく史上最高だ。


・日本のアンカーの名前はケンブリッジなのか?
彼の生い立ちについて知りたい。


・↑彼はジャマイカと日本のハーフだよ。


・ハハハ!アメリカ失格!


・日本失格?


・日本はラインを踏んだろ。


・もし日本が失格したとしても、彼らには明るい未来がある。


・日本が銀メダル?
もうすでに2020年の準備を整えているようだ。


・日本が失格にならないことを祈る。


・日本は2020年にみんなをやっつけるだろう。

 レース後、ジャマイカに次ぐ2位に入った日本チームには、各国メディアも注目し、4人は取材攻勢にあった。山県は「予選よりいいスタートが切れた。(バトンも)距離を伸ばしたけど、渡せると思った。歴史を作れてうれしい」と、喜びを爆発させた。

 2走の飯塚も「興奮してアドレナリンが出て走れた。(3走の)桐生を見て、突っ走りました。信頼を置けるメンバーで、バトンミスは考えられなかった」と満面笑み。桐生も「(4走の)ケンブリッジさんに、いい形で渡すことだけを考えて走った。最高の一日になりました」。

 最後に、ボルトに次いで2位でゴールインした4走のケンブリッジも「3人が完璧な位置で(バトンを)持ってきてくれた。絶対にメダルをとるんだ、と思って走りました。最後に(体が)硬くなったけど、ゴールできてよかったです。(1位のボルトが横にいた)本当に興奮した。いい経験ができた」と、最高の笑顔をみせた。

最強の布陣で臨んだ日本の勝因は世界一と言われるバトンパスの技術だ。

 日本は、バトンを受ける走者の手のひらが下を向いている時に、下から上にバトンを手渡す「アンダーハンド・バトンパス」を2001年から採用した。9秒台が一人もいない日本が、世界とのタイム差を縮めるにはバトンパスの時間を短縮するしか手がなかった。アンダーハンド・バトンパスには、タイミングを合わせる呼吸と高い技術が必要だが、日本は代表チームでトレーニングを重ね、北京五輪では、塚原直貴、末続慎吾、高平慎士、朝原宣治の4人で銅メダルを獲得した。

 アンダーハンド・バトンパスを採用する国は増えなかったが、日本の躍進で世界各国がバトンパス技術に目を向けるようになったが、2014年のアジア大会では、オーバーハンド・バトンパスを採用している中国に敗れた。壁にぶつかった日本は、さらなる改良に取り組んだ。渡し手も、受け手も、これまでより少し手を伸ばす形に改良したのである。

「距離がつまらずスペースが生まれるので、走力の差がなければ、受ける側も腕がふりやすくなって加速度が増す。利得距離も作れます。元々、アンダーバトンパスは、手を上げて取らないので、フォームがぶれず、トップスピードに安定して入れるのが利点ですからね。オーバーバトンパスの利点とアンダーバトンパスの両方の利点を取ったような形。ただ一人ひとりに走力がないとマイナスになります。コーチや選手がディスカッションしながら考えだしたのでしょう」とは、ロス五輪100m代表の不破弘樹さんの解説だ。

 この日、世界トップクラスのリアクションタイムを持つ1走の山縣が弾丸スタートを切った。ポイントは2走の飯塚だったが、少しバトンゾーンでのスタートが速かった。

「少し距離を伸ばしたが、絶対に渡ると信じていた」と、山縣。一方の飯塚も「信頼していた。ミスることなんて考えていなかった」という。練習で阿吽の呼吸をつかんでいたのである。
 バトンゾーンギリギリでのバトンパスとなったが、飯塚は一気にトップスピードに乗って踏ん張った。
「桐生だけを見てバトンを突っ走った」
 飯塚から桐生へのバトンパスはスムーズだった。

 4人の中で100mの最高タイム、10秒01を持つ桐生も「絶対に渡してくれると信じて思い切り前に出た」という。桐生がジャマイカに次ぐ2位に上がって、アンカーのケンブリッジ飛鳥にバトンを渡す。
 ケンブリッジ飛鳥は、ウサイン・ボルトと一時は併走しながら、アメリカ、カナダの猛追を振り切って2位をキープしてフィニッシュ。37秒60のタイムは予選で作ったアジア記録を更新するものだった。

 レース後、4人は「信頼」という言葉を重ねた。

 100mでは一人だけ予選敗退となっていた桐生は「日本のバトンパスは最高です」と胸を張った。

 前述の不破弘樹さんが、こう強さを解説する。

「感動しました。日本が9秒台をそろえる走力のある相手に勝つには、3度の機会があるバトンパスで、一人ひとりが背負う0.1秒、あるいは0.0何秒のハンディを埋めるしかなかった。アンダーバトンパスは、4人に少しでも、走力差があれば成り立ちません。しかも、練習から集中力とコンディションの維持が必要になります。今回は、レベルアップした4人の走力に、北京五輪の技術をベースに積み上げてきた技術がプラスされ、アメリカやカナダチームにある隙をつくことになりました。失格したアメリカとは、わずか0秒02、カナダとは0秒04の差ですからね。紙一重を勝ち抜く世界トップの技術です」

 100mの決勝に進出したスプリンターも、9秒台も一人もいない日本が達成した銀メダルの快挙。個を組織と技術で打ち破る。まさにトレーニングで磨いたバトンパスの技術とチームワークの勝利だった。

 最強の布陣で臨んだ日本は、世界トップクラスのリアクションタイムを持つ1走の山縣が弾丸スタート、ポイントだった2走の飯塚が踏ん張り、3走の桐生で2位に上がり、アンカーのケンブリッジ飛鳥がボルトと一時は併走しながら順位をキープして2位でフィニッシュした。9秒台をずらっと並べたアメリカを抑えての価値ある銀メダル。37秒60のタイムは予選で作ったアジア記録を更新するものだった。

 レース後、最高の4人は笑顔でインタビューゾーンに現れた。

 先頭を切った山縣が、「メダルを目指してやってきて、いざ取れたら、感慨深いものがある。夢は実現できるを証明できた。予選よりもいいスタートを切れたと思う。あとを信じて気合いを入れて走りました。バトンでは、少し距離を伸ばしたが、絶対に渡ると信じていた。歴史を作れて嬉しい」と語ると、2走の飯塚も、「興奮しました。アドレナリンが出て走りました。仲間を信じて桐生だけを見て、突っ走りました。彼を信じてバトンを渡しました。信頼できるチーム。ミスるなんてことは一切考えていませんでした」と、今なお興奮がさめない様子だった。

 順位を上げた桐生は、「最高の気分です。(バトンは)絶対に渡してくれると信じて思い切り前に出て、興奮しながら、ケンブリッジさんに、よりいい順位で渡すことだけを考えていました。(日本のバトンパスは)最高だと思う。このメンバーで走って最高の日になりました」と、続けた。
 
 アンカーとしてボルトを追い、2位をキープしたケンブリッジも信じられない様子。

「3人が完璧な位置で持ってきてくれた。絶対にメダルを取るという気持ちで走った。(ボルトと?)あまり覚えていないです。いい経験ができたと思います。ちょっと堅くなったんですが、しっかりと2位でゴールできてよかったと思います」

 9秒台が一人もいない日本はバトンパス技術とチームワークで銀メダル獲得の偉業を達成した。







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