安倍政権終了 (生きるため)
http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/489.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 12 月 07 日 00:03:00: igsppGRN/E9PQ
安倍政権終了
http://blog.goo.ne.jp/oribeizum/e/ef967322461fa3999dfc311d4812ff99
2013-12-05 21:29:14 生きるため
これまで安倍政権がやってきたこと
■大不況をもたらす消費税増税
■公約違反のTPP推進詐欺
■放射能汚染を放置して更に原発推進
そして新たに
■人権を著しく侵害し議会制民主主義をも否定する特定秘密保護法案を強行採決
安倍首相は、秘密保護法を憲政史上に残るめちゃくちゃな強引さで成案化した。国会前のデモが終わって、安倍首相は「嵐去った」と述べたそうである。この言葉を聞いて無性に腹が立つ。安倍首相にとってはもう嵐は去ったかもしれないが、国民にとっては全く終わっていない。むしろ、この法案の影響を受けるのはこれからである。
これら国民を不幸にすることばかりに血道を上げて何が面白いのだろうか?
もう安倍晋三を支持する奴なんて工作員以外は誰もいないのではないのか。
どう考えても安倍政権終わりです。
安倍をはじめ、自民党の議員はむかつくからテレビに出てくるな。
というか、テレビを見るのを止めた方がいいです。脳をやられますから。
特定秘密保護法案は5日、参院国家安全保障特別委員会で自民、公明両与党の賛成多数で可決された。与党は5日夜の参院本会議で緊急上程したが、採決は6日以降に見送る方向だ。強引な国会運営に反発するみんなの党や日本維新の会の賛成を得るため、今国会の会期を9日まで延長したうえで可決・成立させる案も浮上している。
こんな法案に賛成する維新やみんなは、もう野党ではない。渡辺代表が党首討論で偉そうに大見得を切ったが、自分達は反対したとの単なるポーズでアリバイ作りである。なさけない。
それにしても、日本にとって重要なTPP、基地問題、消費税の話は、この法案によって全く霞んでしまった。ここまでこだわったのは、前記の問題から国民の目をそらすための手段と本当に思えてくる。これが元首相の孫である。岸元首相も相当ひどいことをやったが、その孫も血は争えないものだと思えてくる。
今回の法案の担当は福島県選挙区出身の森雅子氏で、国会の答弁を行っていたが、実質的にこの内容は菅官房長官が行うものであった。彼女は貧乏くじを引かされた。きっと彼女は、次回の総選挙では福島県人の怒りを買い落選するだろう。もし落選しなければ、福島県人は余程のお人よしと言わざるを得ない。大量に当選した自民党議員も、次回は以前の民主党のように惨敗するだろう。そうでなければ、この日本に絶望する。
拍手はせず、拍手一覧を見る
コメント
01. 2013年12月06日 00:02:52 : K6bYxP06KQ
向こうだってそれぐらいわかっているだろう。
秘密保護法はともかく、消費税増税、軽自動車税増税、NHK受信料全国民強制、
これで次の選挙に勝てるなどと誰も思わないだろう。普通の脳味噌をしていれば。
つまり、向こう側は、日本支配層は、それ以前に事を起こす予定だろうね。
「選挙などしている場合ではなくなる何か」を。
哀れな日本国民…とも言えるが、これは自業自得だ。
なにせ白紙委任を含め60%もの国民が実質的に自民党を支持したのだからな
しかし、特定秘密保護法案は恐ろしいです。
突然警察に逮捕されて、裁判になっても何で裁かれるのか教えてもらえないとか、人権無視の滅茶苦茶な法律です。でも成立したら従うしかありません。法治国家ですから。
これから我々国民は、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らすしかないのでしょうか、それとも世の中に不満があるなら自分を変えるべきなのでしょうか、それも嫌なら・・・・
68時間の拙速審議、民主主義はオシマイ
「重要法案」がこれほど短時間に成立するのは、異例のことだ。小泉内閣の「郵政民営化法案」の審議時間は、衆院121時間、参院93時間の計214時間だった。野田内閣の「消費税増税法案」も、衆院129時間、参院86時間と計215時間審議されている。200時間以上審議するのが慣例なのだ。ところが「秘密保護法案」は、衆院46時間、参院22時間と、たったの68時間だけである。
これほど大急ぎで成立させたのは、法案の中身が明らかになるほど、反対の声が強まると恐れたからだ。実際、世論調査を重ねるたびに「反対」は増えていた。
それにしたって、なぜ、ここまで「臨時国会」の成立にこだわる必要があったのか。
「安倍首相は政権に返り咲いた直後の今年1月、第1次安倍内閣のコアメンバーを集めて『すべては7月の参院選で多数を握ってからだ。あの時、やれなかったことをすべてやる』と宣言しています。第1次内閣の時、挫折したのは日本版NSC、秘密保護法、集団的自衛権、国防軍創設、改憲……です。参院で過半数を押さえた首相は、予定通り、スケジュールを進めているのでしょう」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
■「難病再発」が原因なのか
その一方、官邸周辺からは、こんな声が漏れている。
「最近の安倍首相は顔色が悪い。持病の潰瘍性大腸炎が再発したのではないか、と懸念する声もある。もともと難病を抱え、薬で抑え込んでいる状態ですからね。体力が残っている間に、日本版NSC、秘密保護法……と、片っ端から成立させると決めたのではないか」
いずれにしろ、安倍首相は、このまま暴走するつもりだ。
それにしても、だ。国連の人権高等弁務官までが「反対表明」している弾圧法案をやすやすと通すなんて、日本の国会は、自殺行為もいいところだ。
「いま政界は『3年間国政選挙はない』が共通認識になっています。そのため自民党も、民主党も、無気力になっている。政治家は選挙が近づかないと必死にならない。自民党議員は執行部の顔色しか見ていないし、民主党議員も『どうせ選挙は3年後だ』と本気で安倍政権を倒す気がない。50人いる維新の会にいたっては、解散・総選挙になったら、ほとんどの議員は落選確実だから、波乱を起こしたくないのがホンネです。これからの3年間で、安倍首相の計画は、次々に実現していくと思う。秘密保護法は、その一里塚です」(鈴木哲夫氏)
秘密保護法が成立したことで、たとえば市民が「原発」について、ちょっと調べようとしただけで、逮捕され、処罰されることになった。いずれ、戦前のように誰もが「特定秘密」に触れないようにビクビクし、萎縮する社会になるだろう。いまの北朝鮮と同じだ。
12・6は「あの日が歴史のターニングポイントだった」と、10年後に指摘されることになるだろう。
「悪法」と言われる特定秘密保護法案が、11月26日夜、衆院をついに通過。今国会での成立が確実な情勢となった。衆院採決の際、自民党でただ一人賛成しなかったのが村上誠一一郎元行革担当相(61)だ。法案が国会に提出される前の10月22日、党の総務会でも反対を主張、また26年前、同党が目指したスパイ防止法案(廃案)でも反対を唱えた筋金入りだ。造反したワケを大いに吠えた。
* * *
10月の総務会後、いくつかのメディアに私の考えが取り上げられました。同僚議員からしょっちゅう「いい意見だ」「頑張ってくれ」と激励されました。じゃあ誰か自分の良心に従って付き合ってくれよって言ったけど、皆目ゼロ。
みんな首相官邸が怖いんでしょうね。96年に小選挙区制度になって、総理総裁が党の公認権、カネ、そして比例順位をすべて握りました。その結果、昔自民党にあった多様性が失われ、独裁となりました。私は小選挙区制度の導入にも反対しました。カネのかからない選挙をというのであれば、連座制とあっせん利得罪を強化すれば事足りた。今回も秘密が漏洩しないよう国家公務員法や自衛隊法を改正、強化すればいい。
2005年の郵政選挙で、当時の小泉純一郎首相(71)が郵政民営化法案に反対する人を追い出し、刺客まで立てました。昔の自民党はあそこまでえげつないことはしなかった。あれがみんなのトラウマになっているのでしょう。
派閥が悪いと言いますが、昔の派閥の領袖は偉かったと思いますよ。党内で違う主張を唱え、執行部にたてついても必ず選挙や人事ではガードしてくれた。私が入っていた派閥の会長の河本敏夫さんは「みんなの価値観でどんどんやってくれ」と言ってくれました。
小泉さんも無責任ですよ。脱原発を訴えていますが、電気料金が跳ね上がったらアベノミクスは飛んでしまう。代替エネルギーをどうするかも提示しない。首相が脱原発を決断すれば知恵は出てくるっていうけど、そんな簡単じゃない。
安倍晋三首相(59)が今やるべきは、財政の立て直しと外交、そしてエネルギー政策です。アベノミクスがうまくいかず、物価が上がり、貸金が上がらないとなると、その反動は「倍返し」どころではないと思う。
貿易収支や経常収支が赤字になると、預金を取り崩すことになる。するとまた財政赤字が膨らむ。財政破綻したらもう国は終わりですよ。そのとき、なんでこんな法案にかまけていたんだということになります。 選挙で勝ちすぎると必ず慢心します。選挙で獲得した議席数と民意は必ずしも一致しません。民意以上に議席が取れてしまうのが小選挙区制度です。高転びする可能性があります。
もう党内で私みたいのは珍しいのかな。融通が利かないしね。本当はもっと若手が声を上げるべきです。周りから白い目で見られるし、私ももう疲れましたよ(苦笑)。
気づいたら12月。いつもなら、1年を振り返ってのあれこれや、来年の予想なんかを書く時期なのだが、今年はとてもそんな気にはなれない。
「師走」という。僕はむろん「師」なんかではないけれど、それでもこのところ走り回ってばかりいる。余裕がない。安倍のせいだ。
【安倍 ひどすぎる】
ほんとうに、彼が政権を握ってから、まるで右ハンドルしかついていない暴走車のように、凄まじい勢いで「信介おじいちゃまへの先祖返り」。戦後68年、なんとか戦争もせず、それなりの国際的地位を保ってきたこの国のありようを、根底からぶっ壊そうとしている。
その右傾政策は数え上げればキリがないほどだが、それを担保する法案として、安倍がしゃにむに強行しようとしているのが「特定秘密保護法案」だ。
原発再稼働も原発輸出も集団的自衛権容認も日本国軍創設も地球の裏側への自衛隊派遣も沖縄米軍基地押しつけも辺野古新基地建設強行もオスプレイ容認も高江地区ヘリパッド建設もTPP裏交渉も社会保障制度劣悪化も生活保護費引下げも高齢者医療負担増加も消費増税も憲法違反選挙制度放置も教育現場への政治介入も皇室の政治利用も…そして…、
究極の狙いは憲法改悪。
どうだ、この凄まじさ。そして「特定秘密保護法」こそ、これら山積みの「日本国改悪政策」に反対する者たちの口を封じるために、安倍にとってどうしても必要な武器なのである。
数え上げればキリがないと書いたけれど、実際にこう書き連ねてみると、ほんとうに肌に粟を生じる。
この国が、本気で戦争準備に入ったのかと思わせる。
マスメディアの、この法案に対する動きはまことに鈍かった。それでも、各市民団体、各職能団体、各地方、各研究者組織、それにフリージャーナリストや作家などが独自に動き出し、それにつられるようにマスメディアもようやく気付いた。むろん、「報道の自由が侵される」という自らの仕事に不利だという身勝手な思いが半分だとしても、動かないよりはいい。
あんなに腰が引けていたテレビも、多少の報道はするようになった。遅きに失してはいるけれど。
その効果は次第に現れてきた。日本弁護士連合会さえ、とうとう集会を開くほどになってきた。彼らにとっても、「何が秘密か分からない」状況下で逮捕された被告人を弁護するという状況は、職業上、どうしても避けなければならないことだろう。
それにしても、森雅子秘密保護法担当大臣の答弁は悲しすぎるほどひどかった。二転三転どころじゃない。何度転んだか数えきれないほどの大迷走。特定秘密指定には「統一基準がある」と言ったり「各省ごとにバラバラ」と答えてみたり、ほとんど涙目になって右往左往。聞いているこっちまで、思わず貰い泣きしそうな“いじめられっ子”ぶり。でもこれ、決して“いじめ”なんかではない。何としてでも確認しておかなければならない重要な法案の細部だったのだ。
でなければ、こんなデタラメな法案が成立してしまった後で“いじめられっ子”にされてしまうのは、我々国民なのだから。
ほんとうにひどい、デタラメな法案なんだ。僕のツイッターにも、「一般の人が知る必要のない秘密もあるのだから、反対するほうがおかしい」などという反論・批判・ときには罵声がずいぶん寄せられた。でも、こういう人に限って、ほとんど法案を読んでいないようだ。
きちんと読めば、中身の危うさがすぐに分かる。だから、僕が条文に即して危険性を書くと、そういう批判は飛んでこない。ただ「バカがいる」とか「なんでも反対屋」などという無意味な罵倒が繰り返されるだけ。
もうたくさんの記事や批判が飛び交っているので、詳しくは書かないけれど、それにしても自民党石破茂幹事長のご意見には恐れ入った。 政権与党の幹事長というNo.2の要職に在りながら、いや、そんな要職者だからこその本音が出たわけだ。さすがに一斉に批判を受け、自民党議員のお家芸、例によってすぐに謝罪訂正(言い換えにすぎないが)したけれど、これがまるで訂正になっていない。
人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思います。
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投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 12 月 07 日 00:03:00: igsppGRN/E9PQ
安倍政権終了
http://blog.goo.ne.jp/oribeizum/e/ef967322461fa3999dfc311d4812ff99
2013-12-05 21:29:14 生きるため
これまで安倍政権がやってきたこと
■大不況をもたらす消費税増税
■公約違反のTPP推進詐欺
■放射能汚染を放置して更に原発推進
そして新たに
■人権を著しく侵害し議会制民主主義をも否定する特定秘密保護法案を強行採決
安倍首相は、秘密保護法を憲政史上に残るめちゃくちゃな強引さで成案化した。国会前のデモが終わって、安倍首相は「嵐去った」と述べたそうである。この言葉を聞いて無性に腹が立つ。安倍首相にとってはもう嵐は去ったかもしれないが、国民にとっては全く終わっていない。むしろ、この法案の影響を受けるのはこれからである。
これら国民を不幸にすることばかりに血道を上げて何が面白いのだろうか?
もう安倍晋三を支持する奴なんて工作員以外は誰もいないのではないのか。
どう考えても安倍政権終わりです。
安倍をはじめ、自民党の議員はむかつくからテレビに出てくるな。
というか、テレビを見るのを止めた方がいいです。脳をやられますから。
特定秘密保護法案は5日、参院国家安全保障特別委員会で自民、公明両与党の賛成多数で可決された。与党は5日夜の参院本会議で緊急上程したが、採決は6日以降に見送る方向だ。強引な国会運営に反発するみんなの党や日本維新の会の賛成を得るため、今国会の会期を9日まで延長したうえで可決・成立させる案も浮上している。
こんな法案に賛成する維新やみんなは、もう野党ではない。渡辺代表が党首討論で偉そうに大見得を切ったが、自分達は反対したとの単なるポーズでアリバイ作りである。なさけない。
それにしても、日本にとって重要なTPP、基地問題、消費税の話は、この法案によって全く霞んでしまった。ここまでこだわったのは、前記の問題から国民の目をそらすための手段と本当に思えてくる。これが元首相の孫である。岸元首相も相当ひどいことをやったが、その孫も血は争えないものだと思えてくる。
今回の法案の担当は福島県選挙区出身の森雅子氏で、国会の答弁を行っていたが、実質的にこの内容は菅官房長官が行うものであった。彼女は貧乏くじを引かされた。きっと彼女は、次回の総選挙では福島県人の怒りを買い落選するだろう。もし落選しなければ、福島県人は余程のお人よしと言わざるを得ない。大量に当選した自民党議員も、次回は以前の民主党のように惨敗するだろう。そうでなければ、この日本に絶望する。
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01. 2013年12月06日 00:02:52 : K6bYxP06KQ
向こうだってそれぐらいわかっているだろう。
秘密保護法はともかく、消費税増税、軽自動車税増税、NHK受信料全国民強制、
これで次の選挙に勝てるなどと誰も思わないだろう。普通の脳味噌をしていれば。
つまり、向こう側は、日本支配層は、それ以前に事を起こす予定だろうね。
「選挙などしている場合ではなくなる何か」を。
哀れな日本国民…とも言えるが、これは自業自得だ。
なにせ白紙委任を含め60%もの国民が実質的に自民党を支持したのだからな
しかし、特定秘密保護法案は恐ろしいです。
突然警察に逮捕されて、裁判になっても何で裁かれるのか教えてもらえないとか、人権無視の滅茶苦茶な法律です。でも成立したら従うしかありません。法治国家ですから。
これから我々国民は、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らすしかないのでしょうか、それとも世の中に不満があるなら自分を変えるべきなのでしょうか、それも嫌なら・・・・
68時間の拙速審議、民主主義はオシマイ
「重要法案」がこれほど短時間に成立するのは、異例のことだ。小泉内閣の「郵政民営化法案」の審議時間は、衆院121時間、参院93時間の計214時間だった。野田内閣の「消費税増税法案」も、衆院129時間、参院86時間と計215時間審議されている。200時間以上審議するのが慣例なのだ。ところが「秘密保護法案」は、衆院46時間、参院22時間と、たったの68時間だけである。
これほど大急ぎで成立させたのは、法案の中身が明らかになるほど、反対の声が強まると恐れたからだ。実際、世論調査を重ねるたびに「反対」は増えていた。
それにしたって、なぜ、ここまで「臨時国会」の成立にこだわる必要があったのか。
「安倍首相は政権に返り咲いた直後の今年1月、第1次安倍内閣のコアメンバーを集めて『すべては7月の参院選で多数を握ってからだ。あの時、やれなかったことをすべてやる』と宣言しています。第1次内閣の時、挫折したのは日本版NSC、秘密保護法、集団的自衛権、国防軍創設、改憲……です。参院で過半数を押さえた首相は、予定通り、スケジュールを進めているのでしょう」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
■「難病再発」が原因なのか
その一方、官邸周辺からは、こんな声が漏れている。
「最近の安倍首相は顔色が悪い。持病の潰瘍性大腸炎が再発したのではないか、と懸念する声もある。もともと難病を抱え、薬で抑え込んでいる状態ですからね。体力が残っている間に、日本版NSC、秘密保護法……と、片っ端から成立させると決めたのではないか」
いずれにしろ、安倍首相は、このまま暴走するつもりだ。
それにしても、だ。国連の人権高等弁務官までが「反対表明」している弾圧法案をやすやすと通すなんて、日本の国会は、自殺行為もいいところだ。
「いま政界は『3年間国政選挙はない』が共通認識になっています。そのため自民党も、民主党も、無気力になっている。政治家は選挙が近づかないと必死にならない。自民党議員は執行部の顔色しか見ていないし、民主党議員も『どうせ選挙は3年後だ』と本気で安倍政権を倒す気がない。50人いる維新の会にいたっては、解散・総選挙になったら、ほとんどの議員は落選確実だから、波乱を起こしたくないのがホンネです。これからの3年間で、安倍首相の計画は、次々に実現していくと思う。秘密保護法は、その一里塚です」(鈴木哲夫氏)
秘密保護法が成立したことで、たとえば市民が「原発」について、ちょっと調べようとしただけで、逮捕され、処罰されることになった。いずれ、戦前のように誰もが「特定秘密」に触れないようにビクビクし、萎縮する社会になるだろう。いまの北朝鮮と同じだ。
12・6は「あの日が歴史のターニングポイントだった」と、10年後に指摘されることになるだろう。
「悪法」と言われる特定秘密保護法案が、11月26日夜、衆院をついに通過。今国会での成立が確実な情勢となった。衆院採決の際、自民党でただ一人賛成しなかったのが村上誠一一郎元行革担当相(61)だ。法案が国会に提出される前の10月22日、党の総務会でも反対を主張、また26年前、同党が目指したスパイ防止法案(廃案)でも反対を唱えた筋金入りだ。造反したワケを大いに吠えた。
* * *
10月の総務会後、いくつかのメディアに私の考えが取り上げられました。同僚議員からしょっちゅう「いい意見だ」「頑張ってくれ」と激励されました。じゃあ誰か自分の良心に従って付き合ってくれよって言ったけど、皆目ゼロ。
みんな首相官邸が怖いんでしょうね。96年に小選挙区制度になって、総理総裁が党の公認権、カネ、そして比例順位をすべて握りました。その結果、昔自民党にあった多様性が失われ、独裁となりました。私は小選挙区制度の導入にも反対しました。カネのかからない選挙をというのであれば、連座制とあっせん利得罪を強化すれば事足りた。今回も秘密が漏洩しないよう国家公務員法や自衛隊法を改正、強化すればいい。
2005年の郵政選挙で、当時の小泉純一郎首相(71)が郵政民営化法案に反対する人を追い出し、刺客まで立てました。昔の自民党はあそこまでえげつないことはしなかった。あれがみんなのトラウマになっているのでしょう。
派閥が悪いと言いますが、昔の派閥の領袖は偉かったと思いますよ。党内で違う主張を唱え、執行部にたてついても必ず選挙や人事ではガードしてくれた。私が入っていた派閥の会長の河本敏夫さんは「みんなの価値観でどんどんやってくれ」と言ってくれました。
小泉さんも無責任ですよ。脱原発を訴えていますが、電気料金が跳ね上がったらアベノミクスは飛んでしまう。代替エネルギーをどうするかも提示しない。首相が脱原発を決断すれば知恵は出てくるっていうけど、そんな簡単じゃない。
安倍晋三首相(59)が今やるべきは、財政の立て直しと外交、そしてエネルギー政策です。アベノミクスがうまくいかず、物価が上がり、貸金が上がらないとなると、その反動は「倍返し」どころではないと思う。
貿易収支や経常収支が赤字になると、預金を取り崩すことになる。するとまた財政赤字が膨らむ。財政破綻したらもう国は終わりですよ。そのとき、なんでこんな法案にかまけていたんだということになります。 選挙で勝ちすぎると必ず慢心します。選挙で獲得した議席数と民意は必ずしも一致しません。民意以上に議席が取れてしまうのが小選挙区制度です。高転びする可能性があります。
もう党内で私みたいのは珍しいのかな。融通が利かないしね。本当はもっと若手が声を上げるべきです。周りから白い目で見られるし、私ももう疲れましたよ(苦笑)。
気づいたら12月。いつもなら、1年を振り返ってのあれこれや、来年の予想なんかを書く時期なのだが、今年はとてもそんな気にはなれない。
「師走」という。僕はむろん「師」なんかではないけれど、それでもこのところ走り回ってばかりいる。余裕がない。安倍のせいだ。
【安倍 ひどすぎる】
ほんとうに、彼が政権を握ってから、まるで右ハンドルしかついていない暴走車のように、凄まじい勢いで「信介おじいちゃまへの先祖返り」。戦後68年、なんとか戦争もせず、それなりの国際的地位を保ってきたこの国のありようを、根底からぶっ壊そうとしている。
その右傾政策は数え上げればキリがないほどだが、それを担保する法案として、安倍がしゃにむに強行しようとしているのが「特定秘密保護法案」だ。
原発再稼働も原発輸出も集団的自衛権容認も日本国軍創設も地球の裏側への自衛隊派遣も沖縄米軍基地押しつけも辺野古新基地建設強行もオスプレイ容認も高江地区ヘリパッド建設もTPP裏交渉も社会保障制度劣悪化も生活保護費引下げも高齢者医療負担増加も消費増税も憲法違反選挙制度放置も教育現場への政治介入も皇室の政治利用も…そして…、
究極の狙いは憲法改悪。
どうだ、この凄まじさ。そして「特定秘密保護法」こそ、これら山積みの「日本国改悪政策」に反対する者たちの口を封じるために、安倍にとってどうしても必要な武器なのである。
数え上げればキリがないと書いたけれど、実際にこう書き連ねてみると、ほんとうに肌に粟を生じる。
この国が、本気で戦争準備に入ったのかと思わせる。
マスメディアの、この法案に対する動きはまことに鈍かった。それでも、各市民団体、各職能団体、各地方、各研究者組織、それにフリージャーナリストや作家などが独自に動き出し、それにつられるようにマスメディアもようやく気付いた。むろん、「報道の自由が侵される」という自らの仕事に不利だという身勝手な思いが半分だとしても、動かないよりはいい。
あんなに腰が引けていたテレビも、多少の報道はするようになった。遅きに失してはいるけれど。
その効果は次第に現れてきた。日本弁護士連合会さえ、とうとう集会を開くほどになってきた。彼らにとっても、「何が秘密か分からない」状況下で逮捕された被告人を弁護するという状況は、職業上、どうしても避けなければならないことだろう。
それにしても、森雅子秘密保護法担当大臣の答弁は悲しすぎるほどひどかった。二転三転どころじゃない。何度転んだか数えきれないほどの大迷走。特定秘密指定には「統一基準がある」と言ったり「各省ごとにバラバラ」と答えてみたり、ほとんど涙目になって右往左往。聞いているこっちまで、思わず貰い泣きしそうな“いじめられっ子”ぶり。でもこれ、決して“いじめ”なんかではない。何としてでも確認しておかなければならない重要な法案の細部だったのだ。
でなければ、こんなデタラメな法案が成立してしまった後で“いじめられっ子”にされてしまうのは、我々国民なのだから。
ほんとうにひどい、デタラメな法案なんだ。僕のツイッターにも、「一般の人が知る必要のない秘密もあるのだから、反対するほうがおかしい」などという反論・批判・ときには罵声がずいぶん寄せられた。でも、こういう人に限って、ほとんど法案を読んでいないようだ。
きちんと読めば、中身の危うさがすぐに分かる。だから、僕が条文に即して危険性を書くと、そういう批判は飛んでこない。ただ「バカがいる」とか「なんでも反対屋」などという無意味な罵倒が繰り返されるだけ。
もうたくさんの記事や批判が飛び交っているので、詳しくは書かないけれど、それにしても自民党石破茂幹事長のご意見には恐れ入った。 政権与党の幹事長というNo.2の要職に在りながら、いや、そんな要職者だからこその本音が出たわけだ。さすがに一斉に批判を受け、自民党議員のお家芸、例によってすぐに謝罪訂正(言い換えにすぎないが)したけれど、これがまるで訂正になっていない。
人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思います。