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薩摩川内市が受け取る原発交付金、年間12億円。 のために

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福島の事故は、

「国民の生命、自由及び幸福追求の権利」

根底から覆した。

いまなお、10万人以上もの人々が、理不尽な避難生活を強いられ、生活は木端微塵に破壊されたままになっている。

農林水産業、観光業などの産業は、存立を脅かされる壊滅的な打撃を受けているが、それは「風評被害」によるものではない。

電力会社が引き起こした原発事故のためである。

この事故処理さえできていない。

原発事故発生に伴う被害さえ、まったく補償されていない。

「国民の生命、自由及び幸福追求の権利」

は完全に破壊されたままなのである。

この状況下で、安倍政権は原発再稼働を強硬に推進している。

このこと自体が、憲法第13条違反の違憲行為である。


東京電力の姉川尚史常務が11月6日の衆院原子力調査特別委員会で、原発再稼働の際に同意が必要な「地元」の範囲について、

「原発の30キロ圏内の自治体の理解がなければ、再稼働させるには十分ではない」

と述べた。

あたりまえのことだが、極めて重大な発言である。

安倍政権は原発立地自治体の同意だけで原発を再稼働させようとしているのだが、この方針に真っ向から異を唱えたことになるからだ。

何が問題なのかと言うと、周辺自治体を含まない、原発立地自治体だけの合意では、周辺自治体に居住する国民の、

「生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険」

が除去できない=ある

からだ。

原発再稼働には、立地自治体だけでなく、周辺自治体の同意が必要不可欠だ。

このことは、安倍晋三氏が重視してやまない、日本国憲法第13条から三導かれる当然の帰結である。

鹿児島県川内原発を「かわうち原発」だと思っている無知な大臣に原発再稼働を安易に実行されては、国民がたまらない。



日本国憲法第13条

第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

これは、安倍政権が集団的自衛権行使容認の閣議決定を行った際に、正当性の根拠とした憲法の条文である。

安倍政権は原発再稼働を強硬に推進している。

この政策そのものが、憲法第13条に違反していることを説明しておきたい。

安倍政権は集団的自衛権の問題で、憲法第13条を極めて重視する考えを示している。

憲法第13条は、

「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利について」

「立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」

ことを定めているのである。

この条文を用いて、

「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生」

し、

「国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある」

場合に、集団的自衛権を行使できると主張しているのである。


安倍政権は、

「国民の生命、自由及び幸福追求の権利」

を極めて大切に考え、これを守るために、国政上、最大の尊重をすることを訴えている。

安倍政権は、この考え方を、原発問題にこそあてはめるべきだ。



事故の影響は福島第一原発事故と川内とでは全く異なる。

まったく異なりはしませYO!
問題は“風任せの死のルーレット”ってことだけ。
人口密集地を放射能が直撃する危険性とリスクを考えたら、
『首都東京』をも250キロ圏内とするフクイチこそが“悪魔”だ。



「再稼働は地元経済活性化のため必要だ」と、
2012年の市長選で、岩切市長は繰り返し訴えて当選したそうです。
その通り、
薩摩川内市が受け取る原発交付金、年間12億円。
さらに、使用済み核燃料に対する課税、年4億円や九州電力からの多額の税収。




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