Quantcast
Channel: 丹沢最高峰 蛭ケ岳1673回超えを目指して 
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2772

ピアニスト河村尚子が海老名に登場! 萩原麻未はフィリアホールに!

$
0
0

瑞々しい感性と大きなスケールを持つ演奏で世界が注目するピアニスト河村尚子が海老名に登場!
今聴いておくべき注目のピアニストです。
■日時/6月28日(土)13時30分開場・14時開演
■会場/海老名市文化会館(各線「海老名」駅下車徒歩5分)
■チケット/S席2,500円・A席1,500円・学生(25歳以下)1,000円(要学生証・席は選べません)(全席指定)
■曲目/ベートーヴェン:ピアノソナタ第9番 ホ長調 Op.14 シューベルト/リスト:水車小屋と小川/糸を紡ぐグレートヒェン 他
■海老名市文化会館
☎046-232-3231(10時〜17時30分)


今夜は銀座ヤマハホールで河村尚子さんのピアノ・リサイタル。
前半はフォーレやドビュッシーのフランス・ロマン派の作品で、きらきらとした美しい音のグラデュエーションを堪能。後半は全く変わりムソルグスキーの展覧会の絵。いつものヤマハホールのCFXが別の楽器のようになってしまいました。いったいこれは何???? めくるめく音の嵐と静謐さが交互に現れます。本当に素晴らしい演奏でした。まだ若きピアニスト河村尚子さん、20年後はいったいどんなアーティストになっておられるのでしょう。ぜひとも見届けたいものです。
アンコールは打って変わり、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女、そしてスクリャービン。。。涙が出ました。
世の中にはこうして音楽で人を幸せな気持ちにさせられるアーティストが存在することをあらためて実感。

比類なきピアニストの出現・河村尚子



初めて舞台に現れた河村尚子を目にしたとき、「この演奏家は何かすごいことをやってくれるに違いない」というオーラが、その全身から沸き立つようだった。近年は日本での演奏機会も増え、雄大な曲想、繊細でありながら緊張感に満ちたピアニッシモ、その磨き抜かれた音楽は、同世代の音楽家と比べても、その遙か先を行っている。年齢の割には落ち着いた雰囲気を醸し出すその芸術とは裏腹に、素顔の河村はとても気さくで親しみやすい。一方で、その落ち着いた、言葉を慎重に選びながら語る口調には、自らの歩む道に迷いを抱かない、絶対の自信が満ちあふれている。




萩原麻未 ピアノ・リサイタル
【日時】2014年6月21日(土)17:00開演 待ち焦がれたステージ、到来。

cAkira Muto32010年ジュネーヴ国際コンクールで日本人初の優勝。信念をもって刻印される濃密な音が魅力。パリを拠点に活躍中、貴重なソロ・リサイタルがようやく実現!



曲目
フォーレ:ノクターン第1番変ホ短調Op.33-1
フォーレ:ノクターン第4番変ホ長調Op.36
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ドビュッシー:喜びの島 
ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ジェフスキー:ウィンズボロ・コットン・ミル・ブルース




チケット情報
【料金】S¥4,000 A¥3,000 【学生券(一般発売日以降枚数限定)¥2,000】
シリーズセット券S\14,000〔4/26川久保賜紀、7/26小林&荘村、9/20小菅 優〕
【先行予約締め切り】2013年12月17日(火)(WEBは2013年12月16日18:00まで)
【一般発売】2014年1月19日(日) 電話・インターネット・モバイル 11:00
※発売日初日の窓口販売はございません。
【チケット取扱】フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00〜18:00)
【協賛】東京急行電鉄株式会社


待望のソロ・リサイタル、到来!
今年のフィリアホールでのニューイヤーコンサートでは、N響室内アンサンブルと素晴らしいモーツァルト演奏を披露した、今もっとも注目される若手ピアニストの一人・萩原麻未。今回、待望のソロ・リサイタルが実現!フランス人作曲家の作品に、現代曲を組み合わせた期待のプログラム。公演を前に、メールでお話を伺いました。


インタビューはこちら



ニューイヤーコンサートでは、お客様からも大絶賛の声を多数いただきました。いかがでしたか?



フィリアホールでの初めての演奏でしたが、ホールの響きの素晴らしさに感動していました。とてもやわらかい響きであたたかく包まれるような気持ちでした。2014年一番最初の演奏会をフィリアホールで迎えられてとても幸せでした。



ソロでのリサイタルは、このところ室内楽や協奏曲での活躍が多かった萩原さんにとって、久しぶりになります。今回のプログラムは、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルといったフランスものがメインです。



まず始めにフォーレの夜想曲を選びました。夜想曲は個人的に6番までの初期の作品がとても好きです。1番と4番を選んだのは、変ホ短調と変ホ長調という調性のつながりに魅力を感じたからです。フォーレ特有の哀愁を纏うメロディーと緊張感溢れるハーモニーを感じていただければと思います。
ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」と「喜びの島」はひとつの流れがある作品だと思います。ラヴェルの音楽はとても精妙で均整がとれ、気品に満ちた華やかな音楽だと思います。全体的には、静から動へ次第に移り変わっていく選曲にしました。




フォーレの作品は、作曲時期によって作風が大きく異なりますね。



いつか晩年の傑作「ピアノ五重奏曲第2番」を演奏してみたいと思っていますが、私の年齢では、この作品に取り組むにはまだ早いかもしれないと思うところもあります。それで今はまず、初期の作品からゆっくり時間をかけて後期の作品に近づいていきたいと思っています。



今回注目すべきは、最後に置かれているポーランド系アメリカ人作曲家、フレデリック・アンソニー・ジェフスキの現代作品です。



現代作品は必ず何か入れたいと思っていました。すばらしいけれどあまり知られていない作品を演奏して、こんなに良い曲だったのかと感じてもらえたら嬉しいと思って。フランスものも考えましたが、今回は、プログラムを見たときに、これは一体どんな曲だろうと興味を持っていただけると思う、『ウィンズボロ・コットン・ミル・ブルース』を選びました。初めて聴いたときに強いインパクトを受けて、いつか弾いてみたいと思っていた作品です。現代作品を紹介する喜びを意識するようになったのは、ここ数年のことです。ヨーロッパのお客さんって、新しいものに興味を示される方が多い気がします。そんな反応に影響されたところが大きいかもしれません。これからも現代曲は機会があるごとに取り上げてゆきたいと思っています。



リサイタル、室内楽に加えてさまざまなオーケストラとの共演もあります。活動内容が幅広いので練習時間の確保も大変なのではないでしょうか。



あまり練習時間を長くとるほうではないのですが、1日の中でいつ弾きたくなるかがわからないので、できるだけ予定を入れないようにはしていますね。あとは、頭の中で作品の明確なイメージを持ってから練習に取り掛かることが大事だと思っています。そのインスピレーションは、どんなところで沸いてくるかわかりません。日常生活すべての場面に引き出しがあります。



これまでに影響を受けたピアニストは誰ですか?



沢山思い当たる中名前を挙げることが難しいのですが、ルーマニア生まれのラドゥ・ルプーは、数多くの尊敬するピアニストの中でも特に好きなピアニストの一人です。ルプーの音楽を聴いているとまるで魔法の世界に連れていかれるような、そして崇高な芸術に向かわれるその真摯な姿に心洗われ、彼の音楽を同じ空間で共有できたことにただただ感謝の気持ちでいっぱいになります。 



萩原さんにとって「ピアノ」とは何でしょうか。



ピアノを通して音楽への愛を表現する、私にとってなくてはならないものです。



萩原さんは現在パリに居を構え、学生として籍を置いているザルツブルクモーツァルテウムには時折通う形で勉強を続けています。



ザルツブルクは自然が多く、空気もとても綺麗。モーツァルテウムの横にあるミラベル庭園や川沿いがお気に入りの場所です。パリに比べて夜がとても静かで、レストランが閉まる時間がとても早い気がします。パリでは最近あたたかくなってお天気の良い日も増え、近くの公園を散歩したり、お気に入りのパン屋さんでクロワッサンを買ったり。のんびり座って道行く人々の幸せそうな様子をみるのが好きです。
日本にいるときには、できるだけ静かな場所を探して過ごしています。東京ではそういう場所を見つけるのが難しいですが、森や庭園など、車や街の騒音が聞こえない空間がとにかく好きですね。




いつも自然に、自分らしく音楽と向き合っている印象があります。



手帳を持っていないので、1年を振り返ったりこれからの計画を立てたりすることは苦手。とにかく今は、1日1日を楽しく過ごしています。



これからピアニストを目指す若い方へメッセージをお願いします。



音楽を愛して、そして音楽を通してたくさんの方に幸せを届けてください。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2772

Trending Articles