2号機でロボット回収不能=作業員、設定知らず―福島第1
2014年3月27日(木)21:40
東京電力は27日、福島第1原発2号機原子炉建屋5階で調査を行っていた米国製ロボットが作業中に転倒し、バッテリーが切れて回収できなくなったと発表した。
東電によると、ロボットは米国製の「ウォリアー」。今月13日、原子炉格納容器のすぐ上に当たる建屋5階の汚染状況などを調べるため、複数のロボットで床面のコンクリートなどを採取していたところ、ウォリアーが転倒した。
外部から電源ケーブルがつながっていたため、作業員は翌14日に元に戻すつもりだったが、同日朝に確認するとケーブルから電源が供給されておらず、バッテリーが切れていた。再起動にはロボット本体のスイッチを操作する必要があるが、建屋内は放射線量が高く、回収を断念した。
ウォリアーのバッテリーは、満充電になると自動的に外部からの電源供給を停止する設定になっていたが、作業員は知らなかったという。
ウォリアーは前後90センチ、左右80センチ、高さ53センチで、重さ250キロ。カメラが4台付いており、遠隔操作で操縦する。 移動速度は時速13キロメートル、階段を上ったり、消火ホースを運んだり、延長ロボットアームを付けて52.3キログラムの物を持ち上げることが可能だ。
ウォリアーのバッテリーは、満充電になると自動的に外部からの電源供給を停止する設定になっていたが、作業員は知らなかったという。原子炉建屋では放射線量が高く、作業員による作業が困難で、ロボットに頼る形となっている。
ウォリアー以外でも、人が立ち入れない危険な場所に潜入して放射性汚染物質を検知する同じアイロボット社の「パックボット」、キネティック社の重さ6.3キログラムの「ドラゴンランナー」は、トンネルや排水溝など狭い場所の探査用、52.3キログラムの「タロン」は有毒化学物質、揮発性ガス、放射能など最大7500種の環境有害物質を検知できる機能を持っている。これら米国製のロボットたちは作業員の危険を代替する形で活躍している。
放射能が脳に及ぼす影響
http://onodekita.sblo.jp/article/69448138.html
【神経細胞の壊死】
破壊された神経細胞は、元に戻ることはありません。
身体の中に入った放射能が多いほど、脳の破壊が進み、やがて脳の機能が失われていきます。
脳の最も外側が破壊されると、知的な作業が出来なくなったり、記憶力が低下します。
特に影響を受けやすいのは、視床下部や脳幹など中心部で、ここが破壊されると、
食欲や性欲が失われたり、疲労感や脱力感に見舞われます。
また、内臓の働きが悪くなったり、手や足の動きを上手くコントロール出来なくなるなど、身体全体に影響が出ます。いずれも事故処理員によくある症状です。
神経細胞の壊死のため、原発作業員に手や足の動きを上手くコントロール出来なくなるなどの
症状が出始めていると言います。
これは、チェルノブイリの事故処理労働者にも顕著に見られた症状です。
何度も起こっている配管ミス、バルブの閉め忘れ、などの事故はこの影響です。
作業員は疲れ切っています。
ここの人員を何とかしないと、いつか取り返しのつかないことに。
寧辺の原子炉で火災起きれば韓国より日本に深刻な核災害
朴槿恵(パク・クネ)大統領が、「チェルノブイリよりも深刻な核災害」の可能性を警告しながら北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)の核施設で火災が発生した場合にどのようなことが起きるのかをめぐり論議が起きている。
朴大統領は24日、オランダのハーグで開かれた第3回核安全保障サミット開幕式で、「北朝鮮の寧辺には多くの核施設が集中しているが、ある建物で火災が起きればチェルノブイリよりさらに深刻な核災害につながるだろうという指摘がある」と話した。北朝鮮の核の危険性を警告したのだ。
原子炉を囲う外部建物も韓国のようにコンクリートではなく仮設建物なので黒鉛が爆発すれば事故は極めて大きくなりかねない」と指摘した。これまで寧辺の5000キロワット原子炉は施設が古い上に30年以上過ぎた黒鉛を減速材として利用しており安全上の問題があるという指摘は持続的に提起されてきた。国際原子力機関(IAEA)は12年前に寧辺の核施設の放射線遮蔽システム、起重機施設、廃棄物処理場などに深刻な欠陥があると判断した。米ジョージタウン大学のビクター・チャ教授は2007年に寧辺の施設を視察した核専門家の発言として、「米国ならすぐに施設を閉鎖しなければならない水準」と伝えた。
ソ教授は、「こうした火災が発生する場合、ソウルだけでなく中国の東北3省、ロシアのシベリアなど半径500キロメートルが影響を受けかねない。偏西風が吹くため北海道など日本北部にはさらに深刻な影響を与える恐れがある」とした。
寧辺は出力の大きさで見ればチェルノブイリ(100万キロワット)に比べ非常に小さいが、チェルノブイリは電力生産用で、寧辺はプルトニウムを作るためのもの。プルトニウムの量で見れば寧辺がチェルノブイリより多い」と反論した。
再稼働“第1号” 鹿児島・川内原発は「日本一危険」という罠
http://gendai.net/articles/view/newsx/148947
2014年3月25日 日刊ゲンダイ
桜島の異常噴火に活断層の疑いも
「原発立地自治体住民連合会」が公開質問状を提出/(C)日刊ゲンダイ
よりによって日本一危ない原発を真っ先に再稼働させるのか。
原子力規制委が新規制基準への適合審査を優先させることに決めた、九州電力の川内原発1、2号機(鹿児島県)。安倍首相は「新基準に適合すれば再稼働を進める」と、この夏にも川内原発を稼働させるつもりだが、正気とは思えない。
川内原発は全国の火山学者が選んだ「巨大噴火の被害を受けるリスクがある原発」のワースト1だ。
昨年12月に毎日新聞が実施したアンケートで、回答した50人の学者のうち29人がリスクを指摘。周囲に阿蘇や姶良など巨大噴火後に形成されるカルデラが存在するなど、日本有数の火山帯に位置するためで、秋田大の林信太郎教授は「(再稼働は)許容できない」と明言していた。
折しも、川内原発から南東に50キロほど離れた桜島では異常な噴火活動が続く。
噴火回数は2010年以降、毎年1000回を超えている。
「噴火で川内原発が停止しても送電線に大量の火山灰が降り積もれば、外部電源は完全に失われます。非常用ディーゼル発電機のフィルターだって灰が詰まって発電不能になる。福島原発と同じ『全交流電源喪失』の事態に陥るのです」
リスクはまだある。
在京メディアはまるで報じないが、実は先月、川内原発から東に800メートルという至近距離で、活断層と見られる3本の断層と破砕帯が発見された。
「断層は近くの林道拡幅工事中に、偶然露出したもの。新潟大名誉教授の立石雅昭氏(地質学)が確認し、粘土層が軟らかく、比較的近年まで活動していたそうです。これまで九電は川内原発周辺に『活断層はない』と説明してきた。97年には旧川内市の北東20キロを震源に震度6弱の大地震が発生したにもかかわらずです。ところが今回の断層が見つかっても、鹿児島県の伊藤祐一郎知事は『6月議会で再稼働のゴーサインを出す』と息巻いています。住民の安全はどうでもいいのでしょうか
溶岩が流れて原発に襲いくる場所での発電などあり得ない話。
人間に溶岩を制御するすべはない。
そんな立地の原発は人類滅亡への時限爆弾だ。
事故ればそこで The End
日本一かどうかはわからないが、(仮に順序をつけるとしたら)幾つかの極めて危険な原発の方に入っているのは間違いないと思う。
2014年3月27日(木)21:40
東京電力は27日、福島第1原発2号機原子炉建屋5階で調査を行っていた米国製ロボットが作業中に転倒し、バッテリーが切れて回収できなくなったと発表した。
東電によると、ロボットは米国製の「ウォリアー」。今月13日、原子炉格納容器のすぐ上に当たる建屋5階の汚染状況などを調べるため、複数のロボットで床面のコンクリートなどを採取していたところ、ウォリアーが転倒した。
外部から電源ケーブルがつながっていたため、作業員は翌14日に元に戻すつもりだったが、同日朝に確認するとケーブルから電源が供給されておらず、バッテリーが切れていた。再起動にはロボット本体のスイッチを操作する必要があるが、建屋内は放射線量が高く、回収を断念した。
ウォリアーのバッテリーは、満充電になると自動的に外部からの電源供給を停止する設定になっていたが、作業員は知らなかったという。
ウォリアーは前後90センチ、左右80センチ、高さ53センチで、重さ250キロ。カメラが4台付いており、遠隔操作で操縦する。 移動速度は時速13キロメートル、階段を上ったり、消火ホースを運んだり、延長ロボットアームを付けて52.3キログラムの物を持ち上げることが可能だ。
ウォリアーのバッテリーは、満充電になると自動的に外部からの電源供給を停止する設定になっていたが、作業員は知らなかったという。原子炉建屋では放射線量が高く、作業員による作業が困難で、ロボットに頼る形となっている。
ウォリアー以外でも、人が立ち入れない危険な場所に潜入して放射性汚染物質を検知する同じアイロボット社の「パックボット」、キネティック社の重さ6.3キログラムの「ドラゴンランナー」は、トンネルや排水溝など狭い場所の探査用、52.3キログラムの「タロン」は有毒化学物質、揮発性ガス、放射能など最大7500種の環境有害物質を検知できる機能を持っている。これら米国製のロボットたちは作業員の危険を代替する形で活躍している。
放射能が脳に及ぼす影響
http://onodekita.sblo.jp/article/69448138.html
【神経細胞の壊死】
破壊された神経細胞は、元に戻ることはありません。
身体の中に入った放射能が多いほど、脳の破壊が進み、やがて脳の機能が失われていきます。
脳の最も外側が破壊されると、知的な作業が出来なくなったり、記憶力が低下します。
特に影響を受けやすいのは、視床下部や脳幹など中心部で、ここが破壊されると、
食欲や性欲が失われたり、疲労感や脱力感に見舞われます。
また、内臓の働きが悪くなったり、手や足の動きを上手くコントロール出来なくなるなど、身体全体に影響が出ます。いずれも事故処理員によくある症状です。
神経細胞の壊死のため、原発作業員に手や足の動きを上手くコントロール出来なくなるなどの
症状が出始めていると言います。
これは、チェルノブイリの事故処理労働者にも顕著に見られた症状です。
何度も起こっている配管ミス、バルブの閉め忘れ、などの事故はこの影響です。
作業員は疲れ切っています。
ここの人員を何とかしないと、いつか取り返しのつかないことに。
寧辺の原子炉で火災起きれば韓国より日本に深刻な核災害
朴槿恵(パク・クネ)大統領が、「チェルノブイリよりも深刻な核災害」の可能性を警告しながら北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)の核施設で火災が発生した場合にどのようなことが起きるのかをめぐり論議が起きている。
朴大統領は24日、オランダのハーグで開かれた第3回核安全保障サミット開幕式で、「北朝鮮の寧辺には多くの核施設が集中しているが、ある建物で火災が起きればチェルノブイリよりさらに深刻な核災害につながるだろうという指摘がある」と話した。北朝鮮の核の危険性を警告したのだ。
原子炉を囲う外部建物も韓国のようにコンクリートではなく仮設建物なので黒鉛が爆発すれば事故は極めて大きくなりかねない」と指摘した。これまで寧辺の5000キロワット原子炉は施設が古い上に30年以上過ぎた黒鉛を減速材として利用しており安全上の問題があるという指摘は持続的に提起されてきた。国際原子力機関(IAEA)は12年前に寧辺の核施設の放射線遮蔽システム、起重機施設、廃棄物処理場などに深刻な欠陥があると判断した。米ジョージタウン大学のビクター・チャ教授は2007年に寧辺の施設を視察した核専門家の発言として、「米国ならすぐに施設を閉鎖しなければならない水準」と伝えた。
ソ教授は、「こうした火災が発生する場合、ソウルだけでなく中国の東北3省、ロシアのシベリアなど半径500キロメートルが影響を受けかねない。偏西風が吹くため北海道など日本北部にはさらに深刻な影響を与える恐れがある」とした。
寧辺は出力の大きさで見ればチェルノブイリ(100万キロワット)に比べ非常に小さいが、チェルノブイリは電力生産用で、寧辺はプルトニウムを作るためのもの。プルトニウムの量で見れば寧辺がチェルノブイリより多い」と反論した。
再稼働“第1号” 鹿児島・川内原発は「日本一危険」という罠
http://gendai.net/articles/view/newsx/148947
2014年3月25日 日刊ゲンダイ
桜島の異常噴火に活断層の疑いも
「原発立地自治体住民連合会」が公開質問状を提出/(C)日刊ゲンダイ
よりによって日本一危ない原発を真っ先に再稼働させるのか。
原子力規制委が新規制基準への適合審査を優先させることに決めた、九州電力の川内原発1、2号機(鹿児島県)。安倍首相は「新基準に適合すれば再稼働を進める」と、この夏にも川内原発を稼働させるつもりだが、正気とは思えない。
川内原発は全国の火山学者が選んだ「巨大噴火の被害を受けるリスクがある原発」のワースト1だ。
昨年12月に毎日新聞が実施したアンケートで、回答した50人の学者のうち29人がリスクを指摘。周囲に阿蘇や姶良など巨大噴火後に形成されるカルデラが存在するなど、日本有数の火山帯に位置するためで、秋田大の林信太郎教授は「(再稼働は)許容できない」と明言していた。
折しも、川内原発から南東に50キロほど離れた桜島では異常な噴火活動が続く。
噴火回数は2010年以降、毎年1000回を超えている。
「噴火で川内原発が停止しても送電線に大量の火山灰が降り積もれば、外部電源は完全に失われます。非常用ディーゼル発電機のフィルターだって灰が詰まって発電不能になる。福島原発と同じ『全交流電源喪失』の事態に陥るのです」
リスクはまだある。
在京メディアはまるで報じないが、実は先月、川内原発から東に800メートルという至近距離で、活断層と見られる3本の断層と破砕帯が発見された。
「断層は近くの林道拡幅工事中に、偶然露出したもの。新潟大名誉教授の立石雅昭氏(地質学)が確認し、粘土層が軟らかく、比較的近年まで活動していたそうです。これまで九電は川内原発周辺に『活断層はない』と説明してきた。97年には旧川内市の北東20キロを震源に震度6弱の大地震が発生したにもかかわらずです。ところが今回の断層が見つかっても、鹿児島県の伊藤祐一郎知事は『6月議会で再稼働のゴーサインを出す』と息巻いています。住民の安全はどうでもいいのでしょうか
溶岩が流れて原発に襲いくる場所での発電などあり得ない話。
人間に溶岩を制御するすべはない。
そんな立地の原発は人類滅亡への時限爆弾だ。
事故ればそこで The End
日本一かどうかはわからないが、(仮に順序をつけるとしたら)幾つかの極めて危険な原発の方に入っているのは間違いないと思う。