安倍首相という一行政機関のトップの一存で、集団的自衛権を憲法解釈で認めさせ、日本を他国と戦争が出来る状態にしてしまうだろう。
安倍氏は、社民党の福島氏にかなり突っ込まれながら、戦争には加担はしないと言葉では言っているが、いくらそんなことを言おうと、集団的自衛権を日本が認めること自体が、他国から見れば戦争に加担した状態と見なされるのだ。
いくら頭の悪い安倍首相でも、そんなことは理解出来るだろう。わかっているはずである。集団的自衛権で他国の戦争に巻き込まれて死ぬ自衛隊員は、また靖国神社に合祀されるのであろうか?
自分がその立場なら、まっぴら御免である。こんな男のために死ぬなんて、自衛隊員でもまっぴら御免だろう。家族も安倍首相のためにお父さんが死ぬことなど許さないだろう。
自衛隊員が亡くなれば、自衛隊員だけに犠牲を強いるの不公平であるとの論理が出てきて、必ず徴兵制度が復活すると確信している。
安倍政権を支持する国民は、今国会で安倍首相が行っている行為が上記のようなことだと理解しているのかと問いたい。
今の狂気の行動を見ていると、麻生氏が予言したヒットラーの影と重なる。
安倍の発言は底が浅い。
経済政策でも、円安になれば国内でのもの作りが復活する。海外で物を作る理由が無い事は素人でも分かると言いきっていた。
物作りの基本は需要が有る所で作ることで有り、少子高齢化が進む日本での需要増加は期待できない。
日本では輸出で得た利益で効率の悪いインフラが整備されている。
電力会社の設備費が割高で有れば利益が増大する仕組みは周知の事実となっているが、高速道路も車の通行量に関係なく一律の基準で造られており、保守も行われている為過剰設備になっているし、長期にわたる工事で利便性を損ねている。
日本のインフラ整備は縦割りで、同じ道路を何回も掘り起こす無駄に厭わず溝渠工事を確保するとの手法もとられている。
それ故、円安になっても、インフラ利用料は他国に負けている。
賃金が同じでも日本でのもの作りは割高である。
安倍は基本的な事を度外視し、日本の物作りが停滞している理由は円高以外にないと信じているようだ。
このレベルの男が外交を行えば、失態を曝け出していると言われても反論する術は無い。
国民世論の多数が反対した特定秘密保護法を強行成立させ、今度は解釈改憲によって集団的自衛権の行使を容認し、戦争のできる国にしようとする安倍政権。ファシズムの足音が確実に聞こえてくる今、この暴走を阻止する全国的運動として、「戦争をさせない1000人委員会」が、4日発足した。
会の呼び掛け人で評論家の佐高信氏は「平たく言えば、今は米国のための戦争に参加する義務を日本が負うかの瀬戸際。最後の踏ん張りどころだ。死力を尽くす」と言った。同じく作家の雨宮処凛氏は「安倍政権は日本を根本から変える解釈改憲を、雪崩を打ったような物凄いスピードでやろうとしている。危機感を覚えている」と訴えた。
会には作家の赤川次郎氏、精神科医の香山リカ氏、俳優の菅原文太氏、法大教授の田中優子氏、映画監督の山田洋次氏、作家の瀬戸内寂聴氏など、そうそうたるメンバーが名を連ねている。
「1000人委員会」は20日18時に日比谷公園野外音楽堂で“出発集会”を開催する。
コメント
01. 2014年3月06日 08:33:55 : 2LoTfLYvLI
ほんと馬鹿な連中だよ
仕掛けているのは中国だ。 日本の3倍も軍事予算があって、今年はさらに
12%も軍事増大おやっておる。
こんな糞連中が日本に居るってことは、中国にとって、えろー都合の良い
ことだ、中国から金もらってんじゃなぃか、この売国奴ら。
戦争ってゆものわ、自分の思い通りになるもんだわなぃ!
敵が攻めてくるのだ。それに対してちゃんと準備をしておく、これが
戦争を防ぐのだ。
無責任極まりない、職業としての平和主義。
[32削除理由]:言葉遣い
02. 2014年3月06日 08:37:14 : KieRvLtVCM
「戦争をさせない1000人委員会」発足 学者・作家ら
2014年3月4日22時33分
解釈改憲によって日本を戦争に参加できる国にしようとする動きを止めようと呼びかけ、憲法学者や作家らが4日、「戦争をさせない1000人委員会」を発足させた。安倍政権の解釈改憲による集団的自衛権行使容認の阻止をめざし、全国に賛同人を募る。
4日は国会内で発起人らが発足集会や記者会見を開いた。憲法学者の奥平康弘・東京大名誉教授は「集団的自衛権の容認とは、日本が米国の手足となり戦争に参加できる国にすること。内閣の解釈だけで憲法9条をないがしろにできる解釈改憲を阻止しなければならない」と呼びかけた。
作家の佐高信さんは「集団的自衛権を容認すれば、日本の『自衛』は他の国も守る『他衛』に変わり、米国の戦争に参加する義務を負う」と指摘した。作家の落合恵子さんは「日本は世界の平和に貢献する国となるべきなのに、武器を輸出し戦争ができる国になろうとしている。次の世代に『戦争が嫌ならどうして止めなかったの』と問われかねない。自分の存在のほとんどをかけて反対と言いたい」と話した。
憲法学者の高良鉄美・琉球大教授は「沖縄の住民にとって日本復帰運動は平和憲法のもとへ復帰するということだった。憲法により日本は戦争ができない国になったはずが、沖縄の戦争体験者には現状が『戦争に向かっているきな臭い状況』に見える」と語った。
多くの賛同を集めたいと、「1000人委員会」と名づけた。発起人16人の訴えに賛同し、俳優の菅原文太さんや作家の赤川次郎さん、作詞家の湯川れい子さんら83人が呼びかけ人に名を連ねた。10日夕に東京・神田駿河台の連合会館で実行委員会を、20日夕には東京・日比谷公園の野外音楽堂で「出発集会」を開く予定だ。問い合わせは、事務局の電話(03・5289・8222)か、ウェブ(http://anti-war.info)。(北野隆一)
■「日本は戦争前夜」
「戦争をさせない1000人委員会」の発足集会や記者会見では、作家ら発起人が考えを述べた。
作家の雨宮処凛さんは「安倍政権は集団的自衛権容認や靖国神社参拝で本性をむき出しにし、この国を戦争ができる方向に変えようとしている。憲法が空文化してしまうという危機感から参加した」と思いを語った。
作家の鎌田慧さんは「いま日本は戦争前夜にあるのだと思う。今回は戦争反対と言うだけではなく、一人ひとりが戦争をくい止める力となる運動を進めたい」と発言した。
高橋哲哉・東大教授は「安倍政権は靖国神社の参拝や改憲など、これまでにない大転換を進めている。中韓だけでなく欧米からも歴史修正主義者と批判されている一方、国内では排外主義的な動きから若者の支持を集めている。非常に厳しい状況であることを肝に銘じ、若者にも届く言葉を見つけたい」と語った。
http://www.asahi.com/articles/ASG344R4HG34UTIL01Q.html
03. 2014年3月06日 08:44:33 : 2LoTfLYvLI
>作家の鎌田慧さんは「いま日本は戦争前夜にあるのだと思う。今回は戦争反対と言うだけではなく、一人ひとりが戦争をくい止める力となる運動を進めたい」と発言した。
---------------
どの国が戦争前夜にしてるのか?ってことだ。決して日本ではなぃ、中国
だ。
一人ひとりが戦争をくい止めるって、馬鹿か、一人ひとりが中国行って
習近平らに説得せよってか? 馬鹿とちゃうか? 中国が戦争を起こさない
ように、日本がちゃんと軍備と態勢を整えておく、これが中国による戦争開始
を防ぐのじゃ。ほんと馬鹿だよ。つか、売国奴だな。中国による戦争惹起に
対して無抵抗であれと、この糞連中は言っておる。
そーなー金もらってるちゃうか?
[32削除理由]:言葉遣い
04. 2014年3月06日 08:45:27 : KieRvLtVCM
雨宮処凛がゆく!
戦争をさせない1000人委員会。の巻
東日本震災からあと少しで3年を迎えるという今、この国が根底からかたちを変えようとしている。
言わずと知れた「集団的自衛権」の問題だ。
安倍首相は、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の変更について、閣議決定すると息巻いている。
こんなふうに書いても、漢字ばかりが難しい。
ということで、「一体、今起きてることってなに?」という疑問に答えてくれそうな院内集会に行ってきた。2月28日、参議院議員会館で開催された、「集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会(第2回)」だ。
時間より少し前に着くと、広い講堂は既に満席。この問題への関心の高さをうかがわせた。参加者の中には、国会議員も約20人。そこで基調講演をしたのは、04年から09年まで内閣官房副長官補をつとめた「元防衛官僚」の柳澤協二さんだ。
特定秘密保護法、日本版NSC、そして集団的自衛権の行使容認。これを「安全保障版・三本の矢」と表現した柳澤氏は、「安倍さん、一体何がしたいの?」とよく聞かれるという。が、いくら背景を分析しても、政策目的がはっきりしない。そこで気づいたのが、要するに「やりたいから!」という安倍氏の独りよがりな使命感だったというから、のっけから大いなる脱力感に襲われたのであった・・・。
が、柳澤氏の話はとてもわかりやすく、現場にいた人でなければわからない臨場感に溢れていた。しかし、非常に専門的な話なので、それを要約するような能力は私にはない(防衛問題とかって、ちょっとしたニュアンスが違ってもすごく間違いになる気がするので)。ということで興味のある人は、柳澤氏の『改憲と国防』『検証・官邸のイラク戦争』などを読んで頂ければと思うのだが、この日の院内集会でリレートークに参加した国際NGOの人の話も、非常に頷かされるものだった。
アフガンやスーダンなどさまざまな紛争地帯で活動してきたという男性は、自分たちが現地の武装勢力に襲われずに活動できたのは、自分たちの行動が非軍事・中立であったこと、そして自衛隊が派遣されていなかったこと、という内容のことを語った。これで自衛隊が派遣され、しかも武力行使をするとなると、話はまったく違うものになる。
他にもこの日は国会議員から柳澤氏に次々と質問が飛んだりと、何やら非常にホットな院内集会だったのだった。
さて、そんな院内集会の少し前、またしても「集団的自衛権」絡みで、ある集まりに参加した。
それは「戦争をさせない1000人委員会」の打ち合わせ。
現在、集団的自衛権の行使容認に反対して、「戦争をさせない1000人委員会」の立ち上げを準備中。3月4日には参議院議員会館で15時から発足集会と記者会見をし、20日夜には日比谷野音でキックオフ集会を準備しているのだが、私はこの1000人委員会の発起人の一人。他の発起人はというと、大江健三郎氏や倉本聰氏、瀬戸内寂聴氏などそうそうたる顔ぶれの名前が並んでいる。
それでは、この1000人委員会、どんなことを訴えているのか、アピール文を引用しよう。
いま、日本はいままでとまったくちがった国に姿をかえようとしています。わたしたちが願い、誓ってきた、人間と人間が殺し合う戦争はもう絶対にしない、国際的な紛争は粘り強く話し合いで解決する、という人類普遍の理想を、安倍政権は、なんの痛みも感じることなく捨て去ろうとしています。
東洋の海に浮かぶ島国は、かつて無謀な政府のもとで背伸びをして隣国を侵略し、さらに世界を相手にして戦い、他国で2000万人以上、自国で310万人とも言われる尊い人命を奪い、深く人間の尊厳を傷つけました。
わたしたちの軍隊が行った侵略戦争は、沖縄戦をはじめ東京、大阪など各都市への空爆とヒロシマ、ナガサキへの原爆投下をもたらし、その傷跡は戦後69年たってなお、いまだ癒えていません。
焼け跡の中から生まれた「日本国憲法」は、このような過ちを二度と繰り返さない、という心からの誓いによる平和主義を基調としています。この69年間、日本は一度も戦火を交えることなく、武器によって殺しも殺されもせず、世界に平和を訴え続けてこられたのも、この平和憲法が世界で支持されてきたからでした。
ところが、いま、政府は愚かにも、人類の英知というべき平和憲法を廃棄し、「国防軍」を創設することを公然と語りはじめました。そして、「戦争のできる国」をめざして、これまで憲法違反としてきた「集団的自衛権」行使の合憲化をはかろうとしています。そのため内閣法制局の長官を交代させ、さらに、アメリカに倣った「国家安全保障会議」(日本版NSC)を創設し、ろくに国会で審議をしないまま、 秘密国家とすべく重罰を科す「特定秘密保護法」制定を強行しました。また、沖縄の犠牲を解消することなく名護市辺野古への新基地建設も強行しようとしています。
そして、消費税増税を尻目に防衛予算を増強し、本格的な戦争準備のために、南西地域の防衛体制の強化と水陸機動団の創設、航続距離の長いオスプレイや空中給油機、水陸両用戦車、無人偵察機などの導入を図っています。そればかりか、「武器輸出」を拡大させようとしています。
このように、戦争のための準備がすすめられています。昨年暮の安倍首相の抜き打ち的な靖国参拝は、政教分離の違反であるばかりでなく、自衛隊員の「戦死」を想定したものとも言えます。また、原発政策の基となる原子力基本法にも、宇宙開発政策の方針を定める宇宙基本法にも、「安全保障に資する」という文言が盛り込まれました。
ハードとソフトの両面からの戦争体制が整備されていることに、わたしたちは深い疑念と懸念を抱き、いまここで、未来も平和であり続けたいと願う人びととともに、あらゆる行動を起こすことを呼びかけます。
平和のうちに生きたいとする願いは、世界の人びとの共通のものです。わたしたちはそれをさら拡げるために、憲法九条を空文化し、集団的自衛権の行使を認め、戦争準備をすすめる秘密国家をつくろうとする政府への批判活動と行動をつよめます。
このままいけば、たった19人の閣僚によって、この国のかたちが根底から変わってしまうことになる。
4月には、オバマ大統領の訪日も決まっている。
集団的自衛権だとか戦争だとか、そんなものにリアリティがないという人も大勢いるだろう。
私だって、ものすごいリアリティの中で行動しているかと言えば、そうでもない。
が、先回りしていろんなことに歯止めをかけておかないと、トンデモないことになりそうな予感がするのだ。
「戦争をさせない1000人委員会」の動きを、ぜひ、注目していてほしい。
http://www.magazine9.jp/article/amamiya/11130/
安倍氏は、社民党の福島氏にかなり突っ込まれながら、戦争には加担はしないと言葉では言っているが、いくらそんなことを言おうと、集団的自衛権を日本が認めること自体が、他国から見れば戦争に加担した状態と見なされるのだ。
いくら頭の悪い安倍首相でも、そんなことは理解出来るだろう。わかっているはずである。集団的自衛権で他国の戦争に巻き込まれて死ぬ自衛隊員は、また靖国神社に合祀されるのであろうか?
自分がその立場なら、まっぴら御免である。こんな男のために死ぬなんて、自衛隊員でもまっぴら御免だろう。家族も安倍首相のためにお父さんが死ぬことなど許さないだろう。
自衛隊員が亡くなれば、自衛隊員だけに犠牲を強いるの不公平であるとの論理が出てきて、必ず徴兵制度が復活すると確信している。
安倍政権を支持する国民は、今国会で安倍首相が行っている行為が上記のようなことだと理解しているのかと問いたい。
今の狂気の行動を見ていると、麻生氏が予言したヒットラーの影と重なる。
安倍の発言は底が浅い。
経済政策でも、円安になれば国内でのもの作りが復活する。海外で物を作る理由が無い事は素人でも分かると言いきっていた。
物作りの基本は需要が有る所で作ることで有り、少子高齢化が進む日本での需要増加は期待できない。
日本では輸出で得た利益で効率の悪いインフラが整備されている。
電力会社の設備費が割高で有れば利益が増大する仕組みは周知の事実となっているが、高速道路も車の通行量に関係なく一律の基準で造られており、保守も行われている為過剰設備になっているし、長期にわたる工事で利便性を損ねている。
日本のインフラ整備は縦割りで、同じ道路を何回も掘り起こす無駄に厭わず溝渠工事を確保するとの手法もとられている。
それ故、円安になっても、インフラ利用料は他国に負けている。
賃金が同じでも日本でのもの作りは割高である。
安倍は基本的な事を度外視し、日本の物作りが停滞している理由は円高以外にないと信じているようだ。
このレベルの男が外交を行えば、失態を曝け出していると言われても反論する術は無い。
国民世論の多数が反対した特定秘密保護法を強行成立させ、今度は解釈改憲によって集団的自衛権の行使を容認し、戦争のできる国にしようとする安倍政権。ファシズムの足音が確実に聞こえてくる今、この暴走を阻止する全国的運動として、「戦争をさせない1000人委員会」が、4日発足した。
会の呼び掛け人で評論家の佐高信氏は「平たく言えば、今は米国のための戦争に参加する義務を日本が負うかの瀬戸際。最後の踏ん張りどころだ。死力を尽くす」と言った。同じく作家の雨宮処凛氏は「安倍政権は日本を根本から変える解釈改憲を、雪崩を打ったような物凄いスピードでやろうとしている。危機感を覚えている」と訴えた。
会には作家の赤川次郎氏、精神科医の香山リカ氏、俳優の菅原文太氏、法大教授の田中優子氏、映画監督の山田洋次氏、作家の瀬戸内寂聴氏など、そうそうたるメンバーが名を連ねている。
「1000人委員会」は20日18時に日比谷公園野外音楽堂で“出発集会”を開催する。
コメント
01. 2014年3月06日 08:33:55 : 2LoTfLYvLI
ほんと馬鹿な連中だよ
仕掛けているのは中国だ。 日本の3倍も軍事予算があって、今年はさらに
12%も軍事増大おやっておる。
こんな糞連中が日本に居るってことは、中国にとって、えろー都合の良い
ことだ、中国から金もらってんじゃなぃか、この売国奴ら。
戦争ってゆものわ、自分の思い通りになるもんだわなぃ!
敵が攻めてくるのだ。それに対してちゃんと準備をしておく、これが
戦争を防ぐのだ。
無責任極まりない、職業としての平和主義。
[32削除理由]:言葉遣い
02. 2014年3月06日 08:37:14 : KieRvLtVCM
「戦争をさせない1000人委員会」発足 学者・作家ら
2014年3月4日22時33分
解釈改憲によって日本を戦争に参加できる国にしようとする動きを止めようと呼びかけ、憲法学者や作家らが4日、「戦争をさせない1000人委員会」を発足させた。安倍政権の解釈改憲による集団的自衛権行使容認の阻止をめざし、全国に賛同人を募る。
4日は国会内で発起人らが発足集会や記者会見を開いた。憲法学者の奥平康弘・東京大名誉教授は「集団的自衛権の容認とは、日本が米国の手足となり戦争に参加できる国にすること。内閣の解釈だけで憲法9条をないがしろにできる解釈改憲を阻止しなければならない」と呼びかけた。
作家の佐高信さんは「集団的自衛権を容認すれば、日本の『自衛』は他の国も守る『他衛』に変わり、米国の戦争に参加する義務を負う」と指摘した。作家の落合恵子さんは「日本は世界の平和に貢献する国となるべきなのに、武器を輸出し戦争ができる国になろうとしている。次の世代に『戦争が嫌ならどうして止めなかったの』と問われかねない。自分の存在のほとんどをかけて反対と言いたい」と話した。
憲法学者の高良鉄美・琉球大教授は「沖縄の住民にとって日本復帰運動は平和憲法のもとへ復帰するということだった。憲法により日本は戦争ができない国になったはずが、沖縄の戦争体験者には現状が『戦争に向かっているきな臭い状況』に見える」と語った。
多くの賛同を集めたいと、「1000人委員会」と名づけた。発起人16人の訴えに賛同し、俳優の菅原文太さんや作家の赤川次郎さん、作詞家の湯川れい子さんら83人が呼びかけ人に名を連ねた。10日夕に東京・神田駿河台の連合会館で実行委員会を、20日夕には東京・日比谷公園の野外音楽堂で「出発集会」を開く予定だ。問い合わせは、事務局の電話(03・5289・8222)か、ウェブ(http://anti-war.info)。(北野隆一)
■「日本は戦争前夜」
「戦争をさせない1000人委員会」の発足集会や記者会見では、作家ら発起人が考えを述べた。
作家の雨宮処凛さんは「安倍政権は集団的自衛権容認や靖国神社参拝で本性をむき出しにし、この国を戦争ができる方向に変えようとしている。憲法が空文化してしまうという危機感から参加した」と思いを語った。
作家の鎌田慧さんは「いま日本は戦争前夜にあるのだと思う。今回は戦争反対と言うだけではなく、一人ひとりが戦争をくい止める力となる運動を進めたい」と発言した。
高橋哲哉・東大教授は「安倍政権は靖国神社の参拝や改憲など、これまでにない大転換を進めている。中韓だけでなく欧米からも歴史修正主義者と批判されている一方、国内では排外主義的な動きから若者の支持を集めている。非常に厳しい状況であることを肝に銘じ、若者にも届く言葉を見つけたい」と語った。
http://www.asahi.com/articles/ASG344R4HG34UTIL01Q.html
03. 2014年3月06日 08:44:33 : 2LoTfLYvLI
>作家の鎌田慧さんは「いま日本は戦争前夜にあるのだと思う。今回は戦争反対と言うだけではなく、一人ひとりが戦争をくい止める力となる運動を進めたい」と発言した。
---------------
どの国が戦争前夜にしてるのか?ってことだ。決して日本ではなぃ、中国
だ。
一人ひとりが戦争をくい止めるって、馬鹿か、一人ひとりが中国行って
習近平らに説得せよってか? 馬鹿とちゃうか? 中国が戦争を起こさない
ように、日本がちゃんと軍備と態勢を整えておく、これが中国による戦争開始
を防ぐのじゃ。ほんと馬鹿だよ。つか、売国奴だな。中国による戦争惹起に
対して無抵抗であれと、この糞連中は言っておる。
そーなー金もらってるちゃうか?
[32削除理由]:言葉遣い
04. 2014年3月06日 08:45:27 : KieRvLtVCM
雨宮処凛がゆく!
戦争をさせない1000人委員会。の巻
東日本震災からあと少しで3年を迎えるという今、この国が根底からかたちを変えようとしている。
言わずと知れた「集団的自衛権」の問題だ。
安倍首相は、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の変更について、閣議決定すると息巻いている。
こんなふうに書いても、漢字ばかりが難しい。
ということで、「一体、今起きてることってなに?」という疑問に答えてくれそうな院内集会に行ってきた。2月28日、参議院議員会館で開催された、「集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会(第2回)」だ。
時間より少し前に着くと、広い講堂は既に満席。この問題への関心の高さをうかがわせた。参加者の中には、国会議員も約20人。そこで基調講演をしたのは、04年から09年まで内閣官房副長官補をつとめた「元防衛官僚」の柳澤協二さんだ。
特定秘密保護法、日本版NSC、そして集団的自衛権の行使容認。これを「安全保障版・三本の矢」と表現した柳澤氏は、「安倍さん、一体何がしたいの?」とよく聞かれるという。が、いくら背景を分析しても、政策目的がはっきりしない。そこで気づいたのが、要するに「やりたいから!」という安倍氏の独りよがりな使命感だったというから、のっけから大いなる脱力感に襲われたのであった・・・。
が、柳澤氏の話はとてもわかりやすく、現場にいた人でなければわからない臨場感に溢れていた。しかし、非常に専門的な話なので、それを要約するような能力は私にはない(防衛問題とかって、ちょっとしたニュアンスが違ってもすごく間違いになる気がするので)。ということで興味のある人は、柳澤氏の『改憲と国防』『検証・官邸のイラク戦争』などを読んで頂ければと思うのだが、この日の院内集会でリレートークに参加した国際NGOの人の話も、非常に頷かされるものだった。
アフガンやスーダンなどさまざまな紛争地帯で活動してきたという男性は、自分たちが現地の武装勢力に襲われずに活動できたのは、自分たちの行動が非軍事・中立であったこと、そして自衛隊が派遣されていなかったこと、という内容のことを語った。これで自衛隊が派遣され、しかも武力行使をするとなると、話はまったく違うものになる。
他にもこの日は国会議員から柳澤氏に次々と質問が飛んだりと、何やら非常にホットな院内集会だったのだった。
さて、そんな院内集会の少し前、またしても「集団的自衛権」絡みで、ある集まりに参加した。
それは「戦争をさせない1000人委員会」の打ち合わせ。
現在、集団的自衛権の行使容認に反対して、「戦争をさせない1000人委員会」の立ち上げを準備中。3月4日には参議院議員会館で15時から発足集会と記者会見をし、20日夜には日比谷野音でキックオフ集会を準備しているのだが、私はこの1000人委員会の発起人の一人。他の発起人はというと、大江健三郎氏や倉本聰氏、瀬戸内寂聴氏などそうそうたる顔ぶれの名前が並んでいる。
それでは、この1000人委員会、どんなことを訴えているのか、アピール文を引用しよう。
いま、日本はいままでとまったくちがった国に姿をかえようとしています。わたしたちが願い、誓ってきた、人間と人間が殺し合う戦争はもう絶対にしない、国際的な紛争は粘り強く話し合いで解決する、という人類普遍の理想を、安倍政権は、なんの痛みも感じることなく捨て去ろうとしています。
東洋の海に浮かぶ島国は、かつて無謀な政府のもとで背伸びをして隣国を侵略し、さらに世界を相手にして戦い、他国で2000万人以上、自国で310万人とも言われる尊い人命を奪い、深く人間の尊厳を傷つけました。
わたしたちの軍隊が行った侵略戦争は、沖縄戦をはじめ東京、大阪など各都市への空爆とヒロシマ、ナガサキへの原爆投下をもたらし、その傷跡は戦後69年たってなお、いまだ癒えていません。
焼け跡の中から生まれた「日本国憲法」は、このような過ちを二度と繰り返さない、という心からの誓いによる平和主義を基調としています。この69年間、日本は一度も戦火を交えることなく、武器によって殺しも殺されもせず、世界に平和を訴え続けてこられたのも、この平和憲法が世界で支持されてきたからでした。
ところが、いま、政府は愚かにも、人類の英知というべき平和憲法を廃棄し、「国防軍」を創設することを公然と語りはじめました。そして、「戦争のできる国」をめざして、これまで憲法違反としてきた「集団的自衛権」行使の合憲化をはかろうとしています。そのため内閣法制局の長官を交代させ、さらに、アメリカに倣った「国家安全保障会議」(日本版NSC)を創設し、ろくに国会で審議をしないまま、 秘密国家とすべく重罰を科す「特定秘密保護法」制定を強行しました。また、沖縄の犠牲を解消することなく名護市辺野古への新基地建設も強行しようとしています。
そして、消費税増税を尻目に防衛予算を増強し、本格的な戦争準備のために、南西地域の防衛体制の強化と水陸機動団の創設、航続距離の長いオスプレイや空中給油機、水陸両用戦車、無人偵察機などの導入を図っています。そればかりか、「武器輸出」を拡大させようとしています。
このように、戦争のための準備がすすめられています。昨年暮の安倍首相の抜き打ち的な靖国参拝は、政教分離の違反であるばかりでなく、自衛隊員の「戦死」を想定したものとも言えます。また、原発政策の基となる原子力基本法にも、宇宙開発政策の方針を定める宇宙基本法にも、「安全保障に資する」という文言が盛り込まれました。
ハードとソフトの両面からの戦争体制が整備されていることに、わたしたちは深い疑念と懸念を抱き、いまここで、未来も平和であり続けたいと願う人びととともに、あらゆる行動を起こすことを呼びかけます。
平和のうちに生きたいとする願いは、世界の人びとの共通のものです。わたしたちはそれをさら拡げるために、憲法九条を空文化し、集団的自衛権の行使を認め、戦争準備をすすめる秘密国家をつくろうとする政府への批判活動と行動をつよめます。
このままいけば、たった19人の閣僚によって、この国のかたちが根底から変わってしまうことになる。
4月には、オバマ大統領の訪日も決まっている。
集団的自衛権だとか戦争だとか、そんなものにリアリティがないという人も大勢いるだろう。
私だって、ものすごいリアリティの中で行動しているかと言えば、そうでもない。
が、先回りしていろんなことに歯止めをかけておかないと、トンデモないことになりそうな予感がするのだ。
「戦争をさせない1000人委員会」の動きを、ぜひ、注目していてほしい。
http://www.magazine9.jp/article/amamiya/11130/