さて、この都知事選は、「ストップ・ザ・アベ」の闘いである。
その安倍晋三が、1月22日のダボスで、極右のルーピーとしての世界の評価を確定した。
http://m-hyodo.com/wp-content/uploads/2014/01/abe-hikutsu1-300x209.jpg
安倍晋三は、現在の日・中関係を、第1次世界大戦で戦った英・独関係になぞらえたのである。
「今年は第1次世界大戦から100年目であってですね、イギリスもドイツも経済的には依存度が高かった最大の貿易相手国だったが、戦争が起こった」
この例えに、安倍の無教養ぶりがさらけ出されている。このような例えをすること自体が、欧米では劣悪な政治の証拠なのだ。
戦争をやった英・独の例え自体に、欧米は驚愕するのであって、そのあと、「ですから大切なことはコントロールすることであって、わたしは中国に対してですね、偶発的な事故あるいは衝突が起こらないようにですね、軍同士、あるいは防衛当局同士のですね、コミュニケーションチャンネルを作るべきだということを、これは随分前なんですが、申し入れをしています」と付け足しても、もう駄目なのである。
欧米で日・中関係を尋ねられて語るときは、二国間は平和裏に進展しており、あなた方が懸念するようなことは起きないし、起こさない、といわねばならないのだ。
世界は、日本が中国との戦争を意識している、いずれやるつもりだ、と受け取った。この理解の仕方は正しい。
あとで、通訳のミスとか言い訳をしているが、それだったら正式に撤回せねばならない。国内向けにいくら通訳に責任を転化しても何にもならない。
中国は、安倍のルーピー発言に対して、次のような大人の対応をとった。)」(『ウォール・ストリート・ジャーナル』(2014年1月27日))
「王外相は、安倍首相が日中関係を第1次世界大戦前の英国とドイツの関係に例えたことについて、「時代錯誤のような印象を受ける」と述べ、異議を唱えた。
首相は記者団に対し、100年前にはドイツと英国は経済的に深いかかわりがあったが戦争に至ったと述べた。
王外相は「今の時代と100年前では大きな違いがある」と指摘、「世界で平和の力が育っている。平和が保証されている」と述べた。
その安倍晋三が、1月22日のダボスで、極右のルーピーとしての世界の評価を確定した。
http://m-hyodo.com/wp-content/uploads/2014/01/abe-hikutsu1-300x209.jpg
安倍晋三は、現在の日・中関係を、第1次世界大戦で戦った英・独関係になぞらえたのである。
「今年は第1次世界大戦から100年目であってですね、イギリスもドイツも経済的には依存度が高かった最大の貿易相手国だったが、戦争が起こった」
この例えに、安倍の無教養ぶりがさらけ出されている。このような例えをすること自体が、欧米では劣悪な政治の証拠なのだ。
戦争をやった英・独の例え自体に、欧米は驚愕するのであって、そのあと、「ですから大切なことはコントロールすることであって、わたしは中国に対してですね、偶発的な事故あるいは衝突が起こらないようにですね、軍同士、あるいは防衛当局同士のですね、コミュニケーションチャンネルを作るべきだということを、これは随分前なんですが、申し入れをしています」と付け足しても、もう駄目なのである。
欧米で日・中関係を尋ねられて語るときは、二国間は平和裏に進展しており、あなた方が懸念するようなことは起きないし、起こさない、といわねばならないのだ。
世界は、日本が中国との戦争を意識している、いずれやるつもりだ、と受け取った。この理解の仕方は正しい。
あとで、通訳のミスとか言い訳をしているが、それだったら正式に撤回せねばならない。国内向けにいくら通訳に責任を転化しても何にもならない。
中国は、安倍のルーピー発言に対して、次のような大人の対応をとった。)」(『ウォール・ストリート・ジャーナル』(2014年1月27日))
「王外相は、安倍首相が日中関係を第1次世界大戦前の英国とドイツの関係に例えたことについて、「時代錯誤のような印象を受ける」と述べ、異議を唱えた。
首相は記者団に対し、100年前にはドイツと英国は経済的に深いかかわりがあったが戦争に至ったと述べた。
王外相は「今の時代と100年前では大きな違いがある」と指摘、「世界で平和の力が育っている。平和が保証されている」と述べた。