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Channel: 丹沢最高峰 蛭ケ岳1673回超えを目指して 
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貧困層がより貧困に落ちる波が、待ったなしで来ている

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大企業に潜り込むことができた人たちは、2013年のアベノミクスによって賃金やボーナスが数%アップしたと言われているが、これは中小企業と若年層には回らない。

内閣府が2103年12月2日に出した賞与動向によると、500人以下の企業では賞与は増加しないし、むしろマイナスになったという現状がある。

この状況で消費税が引き上げられるのだから、格差は2014年4月以降さらに開いていくことになるのは必至だ。そして、それによって貧困層がより貧困に落ちる。

もはや、待ったなしでそれが起きてくる。

日本の社会では、1980年代から非正規雇用での就労者が拡大している。この非正規雇用は、企業にとって非常に便利な仕組みだった。

「出世させる必要がない」
「景気が悪いとリストラできる」
「壊れたら別の人間に入れ替えられる」

日本企業の重荷になっていた終身雇用と年功序列が外せるのだから、これほど企業にとってコスト削減になるものはない。だから、今やこの非正規雇用が主流になっている。

しかし、これは日本人の人生設計を不安定にするものだ。実際、景気が悪かった1990年代から2000年代にかけて、非正規雇用者は次々とリストラされていた。

そして、次の仕事はどう探しても正社員など見つからず、またもや非正規雇用になってしまうので、リストラされた人の多くが貧困層に転がり落ちた。

労働条件が格段に悪くなっており、それが日本人の貧困層を拡大させているのである。一方で、サラリーマンに見切りをつけて起業した人間も地獄を見ていた。

・・・

<深刻日本が一部で報道>

 国際社会から孤立した日本を、国民の50%が支持している、と新聞テレビは報道している。正確な情報提供しないままの安倍向けの世論調査結果による。信頼度は低い。ブラック企業で働いているサラリーマンの声は全く反映されない調査だ。ごく一部財閥を除いて事態は明るくない。
 ようやく一部テレビが真相報道に動き出した。
 たとえば、ようやく手にした住宅を手離す市民が目下、増大している。ローンを支払えなくなって、泣く泣く手放している。ローンで購入した人たちは、その後の収入減で維持できなくなり、破綻してしまっている。悲劇は社会に充満している。
 孤独死の増加も厳しい社会を反映している。親の面倒を見られない子供もまた、少なくないのだ。生活保護を受ける市民の増大も常態化している。政府や日銀の景気のいい話とは、真逆の社会が存在している日本である。
 昨年2013年の死亡人口は、これまでの最高を記録した。東電福島の放射能被曝と無関係ではあるまい。記録的な死者となった2013年を忘れてはなるまい。

 ナベツネ化した新聞テレビも、一部で真実を報道する勇気を持ち始めた。ナベツネと電通にやり込められている新聞テレビでいいわけがない。安倍の心臓を直撃する報道は、今後さらに増えて行くだろう。2014年は政変の年である。



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