1月10日(金) 午前6時00分〜6時55分
クラシック倶楽部 メナヘム・プレスラー ピアノ・リサイタル
メナヘム・プレスラー ピアノ・リサイタル
「“版画”から 塔、雨の庭」 ドビュッシー作曲
「ピアノ・ソナタ 変ロ長調 D960」 シューベルト作曲
(ピアノ)メナヘム・プレスラー
〜東京・サントリーホール ブルーローズで収録〜
<収録:2011年6月16日(木)>
<初回放送日:2011年7月22日>
【メナヘム・プレスラー(p)】(Menahem Pressler)
ボザールトリオの創設者で1923年生まれの巨匠、プレスラーの2011年のリサイタル。
メナヘム・プレスラー Menahem Pressler
ぜひ福岡へ!
1923年12月生まれ。・・・ということは、今年の12月で90歳!
ドイツのマクデブルク生まれ。
ユダヤ系だったため1939年にドイツを離れ、米国に拠点を据えたそうです。
1955年にダニエル・ギレー(Vn)、バーナード・グリーンハウス(Vc)とともに結成したアメリカのピアノ三重奏団「ボザール・トリオ」(Beaux Arts Trio)のピアニストで、2008年の解散までの53年間に、ピアニスト以外のメンバーは何回か交代したそうですが、ピアニストは最後までこのプレスラーだったとか。
室内楽曲の録音は膨大であるのに反して、ソロでの録音は少ないそうです。
1996年、72歳にしてカーネギーホールでリサイタル・デビュー。
つい、先日クラシカ・ジャパンで初めて演奏を見て聴くことができました。
http://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CE1304
2011年3月23日にシテ・ド・ラ・ミュージック(パリ)で行われた演奏会。
終演後、聴衆からは大喝采!! 聴衆も素晴らしい〜! 感動的でした。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番Op.110は、バッハを聴いているような錯覚に陥ることもありました。(すみません、音楽の専門的なことはさっぱりわかりません!あくまでも感覚でしか判断できない私です・・・)
小柄で、品が良くて、にこやかで、足取りもしっかり、姿勢もよろしく、とっても魅力のあるプレスラー、音色が綺麗で、とても味わいのあるピアノ、スコダともデームスとも違うピアノ、ぜひ一度演奏を聴いてみたいものです。
----------------------------------------------------------------------------------
1946年サンフランシスコのドビュッシー・コンクール優勝。
フィラデルフィア管弦楽団と協奏曲を共演、カーネギーホールデビュー。
セル、オーマンディ、ストコフスキーなど往年の指揮者と共演。
メナヘム・プレスラー シューベルト D960 ほか サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 6/16
【いきなり出現したトップ・ピアニスト】
先月、ボザール・トリオの創設メンバーのひとりで、チェリストのバーナード・グリーンハウスが亡くなった。1916年生まれ、95歳から96歳にならんとするときに届いた訃報だった。その先輩とともに作り上げた屋台を、近年まで後進の演奏家と分かちあい守ってきたのが、ピアニストのメナヘム・プレスラーである。ヴァイオリニストのダニエル・ホープが多忙となり、トリオはほぼその歴史を終えたが、その梁はまだまだ役割を終えたわけではない。ソロ・ピアニストとしてのプレスラーが、いきなり規定打席に達した4割打者のように、忽然と世界のトップ・ピアニストたちの先頭を歩み始めたのだ。
私の文章はときどきアジテーションが強すぎるが、このリサイタルに関しては、大声を張り上げることにはまったく価値がないと思っている。それなのに、このように言わずにはおられない。私の聴いてきたピアノ・リサイタルのなかで、今回ほど感動したもの他になかった。といっても1979年生まれ、しかも、そのうちの20数年は、ほとんどクラシック音楽と無縁だった私の経験は、さほど誇れるものでもない。だが、その間に私は一生懸命に、理想の音楽を探し歩いてきたつもりだ。
マルタ・アルゲリッチ、レイフ=オヴェ・アンスネス、クリスチャン・ツィメルマン、ブルーノ=レオナルド・ゲルバー、ゲルハルト・オピッツ、ピエール=ロラン・エマール、ラルス・フォークト、エリック・ル・サージュ、アンジェイ・ヤシンスキ、パヴェル・ネルセシアン、パウル=バドゥラ・スコダ、ピオトル・パレチニ、ウィレム・ブロンズ、etc...
確かに、プレスラーには期待もしていた。しかし、私を本当の意味で感動させるアーティストは、私が期待するところを100%とするなら、120%を出すというわけではない。そうではなく、私の想像し、期待していたものを打ち壊して、まったく新しい世界=宇宙を見せてくれるのだ。上に書いたようなピアニストたちは少なからず、そのような新しい領域へ私という愚者を導いてくれたものだが、プレスラーの演奏はまた新しい・・・根本的な革命を、この救いようのない愚者のまえに示してくれたのであった。
【様式によらない不動の真理】
それは、次のようなことだ。
クラシックの様式の表現についてはいろいろな真理が探究され、歴史的に積み上げられてきてもいるだろう。しかし、その究極は結局、あらゆる表現を刺し貫く不動の、ひとつの真理である。プレスラーの表現はどんな楽曲に対しても、常に柔らかい。それはプレスラーが様式観に対してルーズであり、表現のパレ
(1/4) 次»
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20120731-10-04026
NHKネットクラブ 番組詳細 クラシック倶楽部 −メナヘム・プレスラー ピアノ・リサイタル−
pid.nhk.or.jp
「“版画”から 塔、雨の庭」 ドビュッシー作曲 「ピアノ・ソナタ 変ロ長調 D960」 シューベルト作曲 (ピアノ)メナヘム・プレスラー 〜東京・サントリーホール ブルーローズで収録〜 <収録:2011年6月16日(木)>.
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渡部 寿子さん、久保 文貴さん、室内楽が好き。さんが「いいね!」と言っています。.室内楽が好き。 http://queen-alice.air-nifty.com/blog/2011/06/616-1361.html
メナヘム・プレスラー シューベルト D960 ほか サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 6/16 ?: アリスの音楽館
queen-alice.air-nifty.com
« メナヘム・プレスラー シューベルト D960 ほか サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 6/16 | トップページ | モルゲンシュテルン・トリオ スメタナ ピアノ三重奏曲 (Azica Records) ».2012年7月30日 2:23..金澤 和子 これはよかったですよ〜特にプレスラーさんの語りが胸を打ちました。「この年齢で練習をしたいと思うのも才能です。人生を意味のあるものに、豊かにするために最も愛すること、音楽の創造をしたいのです。」2012年7月30日 4:07 · 1..室内楽が好き。 素敵な言葉ですね2012年7月30日 4:43.....
一般発売 / 庄司紗矢香(vl)/メナヘム・プレスラー(p)
ブラームス(ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」)/他
一般発売 発売中
〜2014/4/9(水) 23:59
発売開始:2013/11/30(土) 10:00 〜
※本サイトでの発売開始日時となります。予定枚数終了しだい発売終了となります。
【 注意事項 】 未就学児童は入場不可。
公演一覧
ご希望公演の席種をクリックして、画面右側で枚数を選択し、購入手続きにお進みください。
空席状況:空席あり残りわずか空席なし取り扱い無し
.2014/
4/12(土)
15:00 開演
( 14:30 開場 ) 2014/ 4/12(土) 15:00 開演 会場:鎌倉芸術館 大ホール (神奈川県) .鎌倉芸術館 大ホール (神奈川県) ブラームス(ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」)/他
ブラームス(ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」)/他
.公演などに関するお問い合わせ先
鎌倉芸術館チケットセンター:0120-1192-40
.
S席 6,500円 . A席 5,500円 B席 4,500円
クラシック倶楽部 メナヘム・プレスラー ピアノ・リサイタル
メナヘム・プレスラー ピアノ・リサイタル
「“版画”から 塔、雨の庭」 ドビュッシー作曲
「ピアノ・ソナタ 変ロ長調 D960」 シューベルト作曲
(ピアノ)メナヘム・プレスラー
〜東京・サントリーホール ブルーローズで収録〜
<収録:2011年6月16日(木)>
<初回放送日:2011年7月22日>
【メナヘム・プレスラー(p)】(Menahem Pressler)
ボザールトリオの創設者で1923年生まれの巨匠、プレスラーの2011年のリサイタル。
メナヘム・プレスラー Menahem Pressler
ぜひ福岡へ!
1923年12月生まれ。・・・ということは、今年の12月で90歳!
ドイツのマクデブルク生まれ。
ユダヤ系だったため1939年にドイツを離れ、米国に拠点を据えたそうです。
1955年にダニエル・ギレー(Vn)、バーナード・グリーンハウス(Vc)とともに結成したアメリカのピアノ三重奏団「ボザール・トリオ」(Beaux Arts Trio)のピアニストで、2008年の解散までの53年間に、ピアニスト以外のメンバーは何回か交代したそうですが、ピアニストは最後までこのプレスラーだったとか。
室内楽曲の録音は膨大であるのに反して、ソロでの録音は少ないそうです。
1996年、72歳にしてカーネギーホールでリサイタル・デビュー。
つい、先日クラシカ・ジャパンで初めて演奏を見て聴くことができました。
http://www.classica-jp.com/program/detail.php?classica_id=CE1304
2011年3月23日にシテ・ド・ラ・ミュージック(パリ)で行われた演奏会。
終演後、聴衆からは大喝采!! 聴衆も素晴らしい〜! 感動的でした。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番Op.110は、バッハを聴いているような錯覚に陥ることもありました。(すみません、音楽の専門的なことはさっぱりわかりません!あくまでも感覚でしか判断できない私です・・・)
小柄で、品が良くて、にこやかで、足取りもしっかり、姿勢もよろしく、とっても魅力のあるプレスラー、音色が綺麗で、とても味わいのあるピアノ、スコダともデームスとも違うピアノ、ぜひ一度演奏を聴いてみたいものです。
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1946年サンフランシスコのドビュッシー・コンクール優勝。
フィラデルフィア管弦楽団と協奏曲を共演、カーネギーホールデビュー。
セル、オーマンディ、ストコフスキーなど往年の指揮者と共演。
メナヘム・プレスラー シューベルト D960 ほか サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 6/16
【いきなり出現したトップ・ピアニスト】
先月、ボザール・トリオの創設メンバーのひとりで、チェリストのバーナード・グリーンハウスが亡くなった。1916年生まれ、95歳から96歳にならんとするときに届いた訃報だった。その先輩とともに作り上げた屋台を、近年まで後進の演奏家と分かちあい守ってきたのが、ピアニストのメナヘム・プレスラーである。ヴァイオリニストのダニエル・ホープが多忙となり、トリオはほぼその歴史を終えたが、その梁はまだまだ役割を終えたわけではない。ソロ・ピアニストとしてのプレスラーが、いきなり規定打席に達した4割打者のように、忽然と世界のトップ・ピアニストたちの先頭を歩み始めたのだ。
私の文章はときどきアジテーションが強すぎるが、このリサイタルに関しては、大声を張り上げることにはまったく価値がないと思っている。それなのに、このように言わずにはおられない。私の聴いてきたピアノ・リサイタルのなかで、今回ほど感動したもの他になかった。といっても1979年生まれ、しかも、そのうちの20数年は、ほとんどクラシック音楽と無縁だった私の経験は、さほど誇れるものでもない。だが、その間に私は一生懸命に、理想の音楽を探し歩いてきたつもりだ。
マルタ・アルゲリッチ、レイフ=オヴェ・アンスネス、クリスチャン・ツィメルマン、ブルーノ=レオナルド・ゲルバー、ゲルハルト・オピッツ、ピエール=ロラン・エマール、ラルス・フォークト、エリック・ル・サージュ、アンジェイ・ヤシンスキ、パヴェル・ネルセシアン、パウル=バドゥラ・スコダ、ピオトル・パレチニ、ウィレム・ブロンズ、etc...
確かに、プレスラーには期待もしていた。しかし、私を本当の意味で感動させるアーティストは、私が期待するところを100%とするなら、120%を出すというわけではない。そうではなく、私の想像し、期待していたものを打ち壊して、まったく新しい世界=宇宙を見せてくれるのだ。上に書いたようなピアニストたちは少なからず、そのような新しい領域へ私という愚者を導いてくれたものだが、プレスラーの演奏はまた新しい・・・根本的な革命を、この救いようのない愚者のまえに示してくれたのであった。
【様式によらない不動の真理】
それは、次のようなことだ。
クラシックの様式の表現についてはいろいろな真理が探究され、歴史的に積み上げられてきてもいるだろう。しかし、その究極は結局、あらゆる表現を刺し貫く不動の、ひとつの真理である。プレスラーの表現はどんな楽曲に対しても、常に柔らかい。それはプレスラーが様式観に対してルーズであり、表現のパレ
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「“版画”から 塔、雨の庭」 ドビュッシー作曲 「ピアノ・ソナタ 変ロ長調 D960」 シューベルト作曲 (ピアノ)メナヘム・プレスラー 〜東京・サントリーホール ブルーローズで収録〜 <収録:2011年6月16日(木)>.
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渡部 寿子さん、久保 文貴さん、室内楽が好き。さんが「いいね!」と言っています。.室内楽が好き。 http://queen-alice.air-nifty.com/blog/2011/06/616-1361.html
メナヘム・プレスラー シューベルト D960 ほか サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 6/16 ?: アリスの音楽館
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一般発売 / 庄司紗矢香(vl)/メナヘム・プレスラー(p)
ブラームス(ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」)/他
一般発売 発売中
〜2014/4/9(水) 23:59
発売開始:2013/11/30(土) 10:00 〜
※本サイトでの発売開始日時となります。予定枚数終了しだい発売終了となります。
【 注意事項 】 未就学児童は入場不可。
公演一覧
ご希望公演の席種をクリックして、画面右側で枚数を選択し、購入手続きにお進みください。
空席状況:空席あり残りわずか空席なし取り扱い無し
.2014/
4/12(土)
15:00 開演
( 14:30 開場 ) 2014/ 4/12(土) 15:00 開演 会場:鎌倉芸術館 大ホール (神奈川県) .鎌倉芸術館 大ホール (神奈川県) ブラームス(ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」)/他
ブラームス(ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」)/他
.公演などに関するお問い合わせ先
鎌倉芸術館チケットセンター:0120-1192-40
.
S席 6,500円 . A席 5,500円 B席 4,500円