蟻は知っていた!!マーガリンって”危険なプラスチック”なのさ!?
2016年08月04日 15時04分50秒 | 食品添加物
藤川泰志(原水爆禁止調布市民会議・自然食品店店主)の記事より
↓クリック
「マーガリン=健康的な植物油」はウソだった
「マーガリンが固まっているのは、オイルのプラスチック化」
現在ではバターに代わる家庭用のマーガリンとして、
またショートニングという名で製造用に使われる無味のマーガリンは
パンや菓子類の練り込み材料として、フライドポテトやチキンの揚げ油として、
アイスクリームやコーヒー用のミルク、
カレーのルウなどの加工食品などに、広く使われている。
マーガリン・ショートニングが科学的に安定して腐らない植物油脂であることの理由は
水素添加という化学処理によって不飽和脂肪酸が「トランス型脂肪酸」に変化したことによる。
不安定だった原子構造が、水素原子の移動(トランス)の結果きれいに整列して安定した構造となり、
常温でも固体を保ち、酸化しにくくなることで保存性を持つこととなる。
1998年にアメリカで「危険な油が病気を起こしている」という本を発表したジョン・フィネガンによると
この水素添加した脂肪の分子を顕微鏡で見るとプラスチックにたいへん似ていて、
科学者たちは「オイルのプラスチック化」と呼んでいたそうだ。
「トランス脂肪酸はとても危険な化学物質」
2002年7月、アメリカの医学学会(Instiute of Medicine)がトランス脂肪酸についてのレポートを発表して、
トランス脂肪酸は「悪玉コレステロール」を増加させるだけでなく肝臓に悪影響を及ぼして
「善玉コレステロール」を減少させてしまうという2倍のマイナス効果で心臓病のリスクを高めると警鐘を鳴らした。
それを受けてアメリカ政府の食品医薬品安全局もトランス脂肪酸の摂取量を減少させることが
心臓病のリスクを低下させると発表して、
2006年1月までにトランス脂肪酸の含有量表示を義務化することを決定した。
2005年8月にはニューヨーク市がすべてのレストラン、スーパーに
トランス脂肪酸を含む調理油を使用しないように呼びかけた。
ヨーロッパの各国ではそれ以前からトランス脂肪酸の危険性が広く知られており、
加工食品の含有率規制も行われている。
日本で市販されているマーガリンには平均値で約7%のトランス脂肪酸が含まれており、
加工食品の製造過程で使用されるショートニングにはそれ以上のトランス脂肪酸が含まれていると思われる。
人体はトランス脂肪酸を他の油脂と同じように処理しようとするが、
通常ではあり得ない分子構造のために処理しきれずに体内に蓄積してしまったり、
悪影響を及ぼすことが様々な研究の結果でわかってきたことが、
世界中でのマーガリン規制(トランス脂肪酸規制)につながっている。
コレステロールのバランスを崩 して動脈硬化などの心臓疾患のリスクを高めるほか、
免疫力を低下させてアトピー性皮膚炎などのアレルギーの原因のひとつとなることも指摘されている。
また 体内を酸化させてガンを発生させる原因にもなるともいわれている。
アメリカではガンによる死亡率とトランス脂肪酸を含む食品の消費率
それぞれの増加がほぼ 一致しているという報告もある。
痴呆について長年にわたって研究したアメリカの科学者からは、
トランス脂肪酸が認知機能を下げる恐れがあるという報告が出されている。
血中の悪玉コレステロールが増えるために
心臓だけでなく脳の動脈硬化も進むためではないかとみられている。
「フライドポテト1個で基準値を超えてしまう!」
日本ではこのトランス脂肪酸がどのように扱われているのか。
2007年に食品安全委員会は国内に流通するパン類、乳製品、マーガリンなど386種の食品に
含まれるトランス脂肪酸を分析して国民の摂取量を推計して発表した。
日本人の1日当たりの摂取量は平均してエネルギー摂取量の0.3~0.6%で、
欧米で の摂取量より少なく、またWHOが示した1%未満という基準値より少ない。
しかし
食品安全委員会の調査には、外食産業で使われるショートニングなどは含まれていない。
例えば
あるファーストフード店のMサイズのフライドポテト (135g)には
4gを越えるトランス脂肪酸が含まれており、
WHOの基準値エネルギー比1%を摂取量に換算すると約2gとなることを考えると、
このフライドポテトだけでこの1日当たりの基準値を超えることになる。
コンビニで売っている菓子やケーキ、パンなど大量生産が前提の製品には1g以下であっても
ほとんどの製品にトランス脂肪酸が含まれていると考えられるので、
若年層に限って見ると
基準値以上のトランス脂肪酸を摂取させられている日本人は多いのではないかと考えられる。
ケンタッキーフライドチキンやスターバックスコーヒーは、
アメリカなどの規制がある国ではトランス脂肪酸の低減を実現しているが、
日本の店舗では危険な油脂を使い続けている。
また国内のインスタントラーメンの有名ブランド、
日清のカップヌードルやサンヨー食品のサッポロ一番では、
国内向けの製品は
揚げ油に トランス脂肪酸が含まれているので製品にも含まれているようだが、
規制がある海外向けに生産されたものはトランス脂肪酸ゼロの表示がある。
つまり技術的には可能であるのに、
規制がない国内向けの製品にはその技術を使っていないのである。
以前は日本のテレビでよく見かけたマーガリンのCMだが、
2006年のアメリカでのトランス脂肪酸の表示義務の開始を境に見かけなくなった。
マーガリンメーカーは家庭でトーストにつけて食べるための食品としては
積極的に売り込むことを控えるようになったようだ。
その代わりにマーガリンはショートニングや 「植物性油脂」に姿を変えて大量生産されて
コンビニなどで売られる菓子やパンに入り、
またファーストフードやファミリーレストランの調理油になって使用も消費も広がった。
トランス脂肪酸の摂取は目に見えにくい形に変化していったのだ。
蟻さんは、人間さまより賢いから、プラスチック(マーガリン)は避けて通る
ーー以上、引用終わりーー
スーパーやコンビニの菓子パンの裏の表示を見てみよう
ほとんどのパンにショートニングやマーガリンと表示されている
そして、袋めん、カップ麺は油で揚げてあるから「植物性油脂」と表示されてある
また、この油脂が遺伝子組み換え植物由来である可能性は限りなく100%に近い
怖!
2016年08月04日 15時04分50秒 | 食品添加物
藤川泰志(原水爆禁止調布市民会議・自然食品店店主)の記事より
↓クリック
「マーガリン=健康的な植物油」はウソだった
「マーガリンが固まっているのは、オイルのプラスチック化」
現在ではバターに代わる家庭用のマーガリンとして、
またショートニングという名で製造用に使われる無味のマーガリンは
パンや菓子類の練り込み材料として、フライドポテトやチキンの揚げ油として、
アイスクリームやコーヒー用のミルク、
カレーのルウなどの加工食品などに、広く使われている。
マーガリン・ショートニングが科学的に安定して腐らない植物油脂であることの理由は
水素添加という化学処理によって不飽和脂肪酸が「トランス型脂肪酸」に変化したことによる。
不安定だった原子構造が、水素原子の移動(トランス)の結果きれいに整列して安定した構造となり、
常温でも固体を保ち、酸化しにくくなることで保存性を持つこととなる。
1998年にアメリカで「危険な油が病気を起こしている」という本を発表したジョン・フィネガンによると
この水素添加した脂肪の分子を顕微鏡で見るとプラスチックにたいへん似ていて、
科学者たちは「オイルのプラスチック化」と呼んでいたそうだ。
「トランス脂肪酸はとても危険な化学物質」
2002年7月、アメリカの医学学会(Instiute of Medicine)がトランス脂肪酸についてのレポートを発表して、
トランス脂肪酸は「悪玉コレステロール」を増加させるだけでなく肝臓に悪影響を及ぼして
「善玉コレステロール」を減少させてしまうという2倍のマイナス効果で心臓病のリスクを高めると警鐘を鳴らした。
それを受けてアメリカ政府の食品医薬品安全局もトランス脂肪酸の摂取量を減少させることが
心臓病のリスクを低下させると発表して、
2006年1月までにトランス脂肪酸の含有量表示を義務化することを決定した。
2005年8月にはニューヨーク市がすべてのレストラン、スーパーに
トランス脂肪酸を含む調理油を使用しないように呼びかけた。
ヨーロッパの各国ではそれ以前からトランス脂肪酸の危険性が広く知られており、
加工食品の含有率規制も行われている。
日本で市販されているマーガリンには平均値で約7%のトランス脂肪酸が含まれており、
加工食品の製造過程で使用されるショートニングにはそれ以上のトランス脂肪酸が含まれていると思われる。
人体はトランス脂肪酸を他の油脂と同じように処理しようとするが、
通常ではあり得ない分子構造のために処理しきれずに体内に蓄積してしまったり、
悪影響を及ぼすことが様々な研究の結果でわかってきたことが、
世界中でのマーガリン規制(トランス脂肪酸規制)につながっている。
コレステロールのバランスを崩 して動脈硬化などの心臓疾患のリスクを高めるほか、
免疫力を低下させてアトピー性皮膚炎などのアレルギーの原因のひとつとなることも指摘されている。
また 体内を酸化させてガンを発生させる原因にもなるともいわれている。
アメリカではガンによる死亡率とトランス脂肪酸を含む食品の消費率
それぞれの増加がほぼ 一致しているという報告もある。
痴呆について長年にわたって研究したアメリカの科学者からは、
トランス脂肪酸が認知機能を下げる恐れがあるという報告が出されている。
血中の悪玉コレステロールが増えるために
心臓だけでなく脳の動脈硬化も進むためではないかとみられている。
「フライドポテト1個で基準値を超えてしまう!」
日本ではこのトランス脂肪酸がどのように扱われているのか。
2007年に食品安全委員会は国内に流通するパン類、乳製品、マーガリンなど386種の食品に
含まれるトランス脂肪酸を分析して国民の摂取量を推計して発表した。
日本人の1日当たりの摂取量は平均してエネルギー摂取量の0.3~0.6%で、
欧米で の摂取量より少なく、またWHOが示した1%未満という基準値より少ない。
しかし
食品安全委員会の調査には、外食産業で使われるショートニングなどは含まれていない。
例えば
あるファーストフード店のMサイズのフライドポテト (135g)には
4gを越えるトランス脂肪酸が含まれており、
WHOの基準値エネルギー比1%を摂取量に換算すると約2gとなることを考えると、
このフライドポテトだけでこの1日当たりの基準値を超えることになる。
コンビニで売っている菓子やケーキ、パンなど大量生産が前提の製品には1g以下であっても
ほとんどの製品にトランス脂肪酸が含まれていると考えられるので、
若年層に限って見ると
基準値以上のトランス脂肪酸を摂取させられている日本人は多いのではないかと考えられる。
ケンタッキーフライドチキンやスターバックスコーヒーは、
アメリカなどの規制がある国ではトランス脂肪酸の低減を実現しているが、
日本の店舗では危険な油脂を使い続けている。
また国内のインスタントラーメンの有名ブランド、
日清のカップヌードルやサンヨー食品のサッポロ一番では、
国内向けの製品は
揚げ油に トランス脂肪酸が含まれているので製品にも含まれているようだが、
規制がある海外向けに生産されたものはトランス脂肪酸ゼロの表示がある。
つまり技術的には可能であるのに、
規制がない国内向けの製品にはその技術を使っていないのである。
以前は日本のテレビでよく見かけたマーガリンのCMだが、
2006年のアメリカでのトランス脂肪酸の表示義務の開始を境に見かけなくなった。
マーガリンメーカーは家庭でトーストにつけて食べるための食品としては
積極的に売り込むことを控えるようになったようだ。
その代わりにマーガリンはショートニングや 「植物性油脂」に姿を変えて大量生産されて
コンビニなどで売られる菓子やパンに入り、
またファーストフードやファミリーレストランの調理油になって使用も消費も広がった。
トランス脂肪酸の摂取は目に見えにくい形に変化していったのだ。
蟻さんは、人間さまより賢いから、プラスチック(マーガリン)は避けて通る
ーー以上、引用終わりーー
スーパーやコンビニの菓子パンの裏の表示を見てみよう
ほとんどのパンにショートニングやマーガリンと表示されている
そして、袋めん、カップ麺は油で揚げてあるから「植物性油脂」と表示されてある
また、この油脂が遺伝子組み換え植物由来である可能性は限りなく100%に近い
怖!