暴走は、行き着くところに行くまで止まらない
世界全体が、この暴走する資本主義に飲み込まれて動いている。だから、この「暴走」は、行き着くところに行くまで止まらない。
ほんの1%程度の勝者が、99%の人からすべてを収奪するまで止まらない。その過程で経済的な格差や、深刻な失業問題はどんどん深化してしまい、それが巨大な暴動や社会不安を拡散することになる。
アメリカでは中産階級の収入が毎年激減しており、すでに4600万人が貧困になっている。世界最大の経済大国と言われているアメリカで、7人に1人が貧困層だ。
貧困層予備軍を入れると3人に1人が貧困に苦しむ社会となってしまっているのである。
アメリカでの貧困層というのは年収が約87万円以下を指す。そんな世帯が爆発的に増えている。
多くのアメリカ人の多くが今、「生活していけない」状態に突き落とされており、オバマ大統領は為す術もなくそれを放置している。
オバマ大統領の支持率が急減しているのは、外交問題で手も足もでないこともあるが、国内問題を解決することもできないでいるからだ。
一部の勝者がありったけの富を奪い取って行くのが許される社会というのは、「強欲資本主義」とも言われる。
強欲資本主義というのは、「あるところから根こそぎ奪う」ための強者総取りの世界だ。この「歪みきった資本主義」がグローバルに展開されている。
■資本主義社会を動かしているのは、国ではない
もはやグローバル化した資本主義社会を動かしているのは、国ではない。国は借金を抱えて身動きできない状態になっている。はっきり言えば、国そのものも資本主義社会では弱者なのである。
資本主義社会での強者は多国籍企業であり、国際的な金融組織である。彼らは世界中から莫大な儲けを得るために、ありとあらゆる国に自由化を押しつける。
ターゲットに定めた国(奪い取りたい国)が、外国人でも投資できるように自由化される。そして、投資に制限がかかっていない状態にする。彼らは、それを「新自由主義」と格好をつけて言っている。
要するに自分たちが企業を買収したり、売り飛ばしたり、投資したり、空売りしたり、「自由に」経済活動できるようにするためのものであり、ここで言う自由とは彼らの自由である。
自分たちの収奪的な経済活動に対して、その国の政府に介在させないようにする。市場で何が起きても介在させない。
邪魔したら賠償金が取れるようにする。そうやってターゲットを法的に丸裸にしたあと、市場操作をしてその国の富の一切合財を奪い取る。
韓国にはFTA、日本にはTPPという名前でそれは仕掛けられた。
TPPはアメリカ政府が仕掛けているのではない。アメリカの多国籍企業が仕掛けている。ここのところを誤解する人が多いが、国と企業はまったく違う。
アメリカ国家は、アメリカの多国籍企業の命じるがままに「動かされている」のであって、主ではなくて従なのだ。(アメリカはイラクをあきらめ、日本を植民地化することにした)
日本は完全にアメリカ政府の言いなりになっている。だから、日本人も強欲な資本主義の荒波に巻き込まれて収奪されていくのは時間の問題だろう。
貧困層の増大と、格差の開きは、さらに増長されていくということになる。
■次の国家破綻が引き起こされるのは時間の問題
アメリカ政府はすでに多国籍企業連合であるNFTC(全国貿易協議会)に乗っ取られている。
だから、アメリカ政府が日本の資産強奪に来ているというよりも、アメリカの多国籍企業が日本の資産強奪に来ているのだ。それを国家もコントロールすることができずにいる。
世界中の国家が執拗に「グローバル化」と「新自由主義」を押し付けられるのは、多国籍企業の中でも特に強欲な金融セクターの企業が収奪のためにそれを望んでいるからである。
自由を押しつけ、政府が介在できないようにして、市場操作して、すべて奪い取る。
こういった暴走は経済がクラッシュするまで続いていくのだが、そのクラッシュこそが「金融危機」と呼ばれるものだ。金融危機はあちこちの国で起きている。
1994年 メキシコ
1997年 タイ・インドネシア
1998年 ロシア
1999年 ブラジル
2000年 トルコ
2001年 アルゼンチン
2008年 アメリカ
奪われた国が破綻して、それが国民の生活を困窮させていく。文字通り国民が不幸のどん底に叩き落されるのである。それが繰り返されている。
いずれは、次の国家破綻が引き起こされるのは、時間の問題なのである。
いつ、どこでどの国がどのように破綻していくのかは分からないが、それが日本ではないとは誰も言えない。あなたもこの超危険なブレーキのきかない暴走機関車の乗客であるのは間違いない。
法案の中身が良く分からないまま特定秘密保護法案は参議院の特別委員会で強行可決された。前から書いているようにフーテンは日本版NSCや特定秘密保護法が国民の安全を守るための法律ならば反対はしない。ところがこれらの法律によって、日本はますますアメリカの言いなりになり、官僚の権限が大きくなる事が予想されるから反対している。
日本版NSCの創設はアメリカからの要請である。冷戦後に世界を一国支配しようと考えたアメリカは、軍事力と経済力の両面で覇権を確立しようとした。しかしイラクとアフガンを占領し、戦後の日本のように従順な国に作り替えようとした試みが失敗に終わり、アメリカ財政は危機的な状況に陥った。
また新自由主義経済はアメリカの豊かさの象徴である中間層を没落させ、格差が拡大して社会不安を増大させる一方、大恐慌の再来とも言えるリーマンショックが世界経済にダメージを与えた。とても一国で覇権を維持する事など出来ない。そこで目を付けられたのが日本である。
冷戦後にEUを作りヨーロッパの主導国となったドイツとは裏腹に、日本はアジアの中で戦争の記憶を消すことが出来ず、従ってアジアの主導国にはなりえない。アメリカに頼らないと生きていけない条件に満ちている。
そのくせ日本は世界一の金貸し国である。アメリカの軍事戦略に組み込み、軍事的負担を肩代わりさせる一方で、TPPで経済ルールをアメリカと同じにする。日本の高度経済成長がアメリカと異なるルールから生まれたと考えるアメリカは、同じルールにすることで日本の経済的利益を取り込めると考えている。
それが日本版NSCの創設とTPPを強く迫ってきた理由である。アメリカはそれを実現するため安倍政権に冷ややかな態度を取った。もとより安倍総理の思想はアメリカとは相容れない。アメリカは安倍総理が「歴史認識」などで持論を展開する事を許さないが、従順にさせるために冷たい対応を取ることにした。
同時期に誕生した中国の習近平国家主席や韓国のパク・クネ大統領と比べて明らかに差別的な対応を見せた。もちろん外交であるから表面上は笑顔でリップ・サービスを欠かさない。しかし腹の中は違うのである。それは安倍総理が一番良く分かっている。この子供じみた総理は相手を手のひらに乗せて操る芸当などまるで出来ないから、ひたすら気に入ってもらうためにプレゼントを送り続ける事になった。
それが臨時国会を「成長戦略実現国会にする」と国民に約束しながら、何が何でも日本版NSCを早期に作らないとアメリカに振り向いてもらえないと考えさせた理由である。従って周到に準備して練りに練って考えられた法案ではない。そのため質問をされると答えはボロボロになる。ほとんどの答弁は「法案が成立してから施行までの間にしっかり仕組みを作ります」というものだった。
肝心なことを法案が通ってから作ると言うのだから、国会質疑を聞いても何が何だか分からないのは当たり前だ。長年日本の国会とアメリカ議会を見てきたが、こんな法案の通し方を見たのは初めてである。しかも審議と並行して国民の見えないところでみんなの党や維新の会との修正協議が行われた。
普通の順番は、まず公開の場で議論をし、そこで明らかになった差異を踏まえて修正協議は行われる。ところが今回は審議で何も明らかになっていないうちから修正協議が始まり、先に合意が成立した。合意をしたのだから意見は同じになったのかと思えば、それが違う。みんなの党と維新の会の議員は合意をした後の審議でも政府の答弁に納得できないと言った。
国会は合意を作る場であるから修正協議を悪いとは言わない。しかし修正の後の審議で政府の考えに納得していない様子を見ると、フーテンは「代議制民主主義の死」を感じる。民主主義は国民が直接政治に参加するとポピュリズムに陥る可能性がある。目先の欲望にとらわれて結局は国民のためにならない愚かな政治を生み出す。それを避けるため国民の代表を選び、代表に政治を委ねるのである。
日本や英国では国民から多数の議席を得た政党が内閣を組織するが、多数党の政策をそのまま実行するのなら議会は必要ない。しかし民主主義の基本は少数意見の尊重にある。そのため議会では少数意見にも耳を傾けて修正を図る。それを国民に見せるのが民主主義である。ところが今回は国民に分からぬように分からぬように事を運びながら、それを安倍総理は「国民への丁寧な説明」と言いくるめた。
野党は強行採決を安倍総理の「驕り」と反発しているが、フーテンはむしろ安倍総理の「おびえ」を感ずる。バイデン副大統領のアジア訪問を見てもアメリカは中国ともうまくやろうとしている。安倍総理とはスタンスが異なる。またアメリカはTPPで譲歩の姿勢を見せない。来年の消費増税でアベノミクスがどうなるかも分からない。原発再稼働はできるのか。難問山積なのである。
そんな時に子供は強がって見せるのである。そして言っても分からない子供は痛い目にあわせるしかないと大人は考える。地雷原に踏み込んだ安倍総理は危険地帯に近づいているとフーテンは思う。
拍手はせず、拍手一覧を見る
コメント
01. 2013年12月07日 00:25:02 : gpiqpFeGeM
結局安倍政権って
誰が見てももうじき終了なんだよね
それでもだだをこねて三年間居座る気なのかもしれないけど
次の選挙で確実に終わり
でも一つだけ政権を長持ちさせる方法があると
安倍ちゃん達は考えている
つまり戦争を起こす事だ
戦争が始まればそれを理由に民主主義を破棄
選挙もやらない
ず〜とそのまま政権を握っていられる
02. ルックウエスト 2013年12月07日 00:29:37 : yp6w3VNv0FOGw : j0VerFgKHw
何一つ自分の頭で、自分たちの党で検討をつくし、考えた法案とは全く思えない。 外から見ていると本質はよく見える。 操り人形の役を自分が勝手に思い込んで必死で演ずる。 まるで子供ではないか。 とても対等に外国のトップと渡り合える器量は残念ながら無い。 アメリカは日本に出来るだけ多くの負担を金銭面で、軍備を拡大させるのも商売つまり金銭、中国とは仲良くしないとアメリカが成り立たない。
そうした全体が見えない日本。 これから目覚める人が増える事を期待する。
03. 2013年12月07日 00:56:37 : xxpM7jkFPI
『おーい<バカメディア>、<パンパース政権>にお灸をすえるのなんて簡単な話さ。“捏造ガセ論調査”の支持率を、鉛筆を舐めないで正直に“情報公開”すればいいんだよ!』
内閣支持率:30%前後…痔眠党支持率:15%前後…混迷党支持率:2〜3%…ってあたりが「実勢数値」なんだよ。
ガス抜き&アリバイ作りのために、今更あーでもないこうでもないって言ったって、ケツは割れてるんだよ〜ん。
だから、「脱原発」にしたって「反“姦猟特定秘密隠蔽法案」にしたって、「反対デモ&抗議メールの嵐」が起こらなきゃ、シカトしてやり過ごす積もりだったんだろう?
「反省するなら“猿”でもできる。」なんだが、真に「改心」するチャンスはこの機を逃せば永遠に無いし、衰退〜壊滅の坂道を転げ落ち続けるってことさ。
「国民対“へドロ姦猟機構”の戦い」は、「国民対“岡引根性バカメディア”との戦い」でもあるんだからね?
04. fumifumi923 2013年12月07日 08:45:00 : SkHMOfI8xanDg : kswqWf7oSU
残念ながら次の選挙で自民党は脱原発を正面に掲げてくるよ。
バカな日本人は今のことをすっかり忘れて自民党が脱原発なら又大多数
当選するよ。
安倍といえども使い捨てだよ。
こうして官僚たちは裏で大笑い。
05. 2013年12月07日 13:20:53 : t57vjsJlc2
>>01さん
>戦争が始まればそれを理由に民主主義を破棄 選挙もやらない ず〜とそのまま 政権を握っていられる
これは少し違う?
戦争に負ければ戦犯として必ず処刑されることになる安倍氏が戦争を望んでいるはずはない。おそらく戦争の相手は中国であるが、日本が勝つ保証は何もない。寧ろ負ける可能性の方が大きいと思う。その根拠は米国議会にあって、米国議会は中国との共存共栄を必ず求めるはずなので、米国が味方になって戦ってくれることはない。それは今の中国の強引な尖閣にまつわる行動がその読みと裏付けがなければ出来ない無謀な行動であることからも読み取れる。
安倍氏の対中国姿勢は日本国民に対する単なるパフォーマンスとの見方が賢明である。即ち幼稚なヒロイズムが基本心理に有って、即ち安倍氏の行動心理は漫画の延長でしかない。そのような漫画の社会に引きずり込まれて喝采を浴びせる日本国民は一体どうなっているのか?
よくよく考えれば、福島原発の処理すら出来ないで嘘八百を言い放つ人間が日本国民の将来を担える資質があろう筈はない。勿論自民党の何処にも誰にもない。自民党に在るのは政権の持っている強大な利権だけである。
09年の総選挙では日本国民は賢明な選択をしたのであるが、民主党の悪徳十人衆による劣悪な我欲によって崇高なる小沢氏の起案したマニュフェストが見事に裏切られて国民から手厳しい叱責を受けた。このことで国民は野党離れへと加速していったことの結果が今日の日本の姿だと思う。
しかし、もう一度09年に戻って当時の民主党のマニュフェストに期待したいしたいものである。それしか日本には残されていないのではないだろうか?
「特定秘密保護法案」の可決に際してつくづくその思いを巡らしております。
06. 2013年12月07日 13:33:05 : Eoibm1xnvU
日本は「金貸し」なんかじゃない。
頭の悪い家主がヤクザ詐欺師に脅されて、カツアゲされ続けているだけだろう。
金なんか戻ってこない。貸した金を返せと言えない金貸しがいるわけないだろう。
07. 2013年12月07日 16:07:11 : EKIhIBqo0o
結局のところは、安倍晋三も使い物にならない間抜け総理に他ならないところは、小泉純一郎元首相と同じ穴の狢に過ぎないし、アメリカからすれば、韓国をフランスの立場に置き換えれば、日本をイギリスの立場に置き換えれば、中国からすれば、フランスとイギリスを韓国と日本に置き換えて、うまく利用しようとしているのと同じことで、韓国の朴大統領や中国の習近平国家主席を、ドイツのメルケル首相やガウク大統領に置き換えれて優遇する見返りに、日本の安倍首相なんか、幾らでも馬鹿にしているに過ぎないという真実を裏付ける動かぬ証拠に他ならなという真実を見破れば、まともな日本国民からすれば、今度は中国を見倣って、うまく騙されたふりをして、これを「逆転の罠」として利用して、誇りを持って反面教師になって上げるのならば、アメリカのみならず、中国や韓国、北朝鮮、ロシアをはじめ全人類に対して、「どうぞ日本の安倍首相なんか、下手に相手にしたところで子供の喧嘩に巻き込まれることになってはたまったものではございませんので、くれぐれも相手にすることなく、幾らでも無視して下さいます様どうぞよろしくお願い申し上げますと共に、中国や韓国を見倣って、騙されたふりをして、安倍首相なんか、もっともっと幾らでも馬鹿にして、幾らでも泣き崩してくださるのならば、大歓迎ですので、この代償として、日本はもう幾らでも没落し、誇りを持って東アジアの片隅で、そっと静かにいないふりをしてあげることで、ひっそりと自立して、日本の運命を大きく変えて参りますので、中曽根大震災による罪だけは幾らでも被ってあげますので、アメリカが核廃絶をするならば、日本国を国連の旧敵国条項に従って、安全保障理事会にて制裁決議を発動するならば、幾らでも協力して、日本国を厳しく断罪して、安倍首相を幾らでも国際社会の場で、窮地に追いやり、悪あがきを止めさせ、幾らでも涙を流して総懺悔させて、堕落させてくださいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます」というメッセージを、誇りを持って、幾らでも発信しながら、誇りを持って、自民党を孤立化させ、日本政府を孤立化させ、1%の金と権力の亡者とこれに従属するだけの保守右翼連中だけを孤立化させ、原発推進派を孤立化させながら、天皇陛下とは根本的に切り離してしまうことで、こうした連中こそが、全人類の大敵であり、お国のためにもならないし、天皇陛下のためにもならない、虫けら同然のゴミクズに他ならないし、子供じみた幼稚で傲慢な迷惑極まりない害虫に他ならないという真実を見破って、子供の喧嘩に巻き込まれることが無い様に、うまく騙されたふりをして、そっと静かに無視をして、誇りを持って離れて行くことで、幾らでも引き裂き、安倍首相と共に運命を共にして、幾らでも涙を流しながら、勝手に自決させてあげることで、そっと静かに突き放す様にして見捨ててしまうことで、この代償として、誇りを持って日本経済を幾らでも衰退させ、誇りを持って弱体化させ、韓国や北朝鮮に馬鹿にされることになったとしても構わないのだし、今度は、これを反面教師にとなってあげることで、そっと静かにいないふりをして、突き放す様にすることで、変なとばっちりを受けることもなく、変な戦争に巻き込まれることもなく、名誉ある孤立化をして、誇りを持って東アジアの片隅で、ただひっそりと自立して行く道を選択して、成熟した素敵な大人の国となって、良いお手本として示してあげることを、そっと静かに誇りとして行くことで、日本の運命を大きく変えて行く様にして参りましょう。
08. fumifumi923 2013年12月07日 16:44:23 : SkHMOfI8xanDg : kswqWf7oSU
07さん
句読点を入れてである調かですます調の文章にして改行すれば読みやすくなります。
読んでいても疲れました。結局何を言いたいのかも理解できませんでした。
あしからず。
09. 2013年12月07日 17:49:46 : GJE82WDSxg
驕りと怯えの両方だろな・・・。
伝言ゲームみたいなもの・・・・最初は強力な「後援者」が付いたことの驕りだったが安倍自身の犯罪を追及されることへの恐怖も出てきた。
だから安倍は自分の犯罪を追及できないような仕組みを強引に組んでる。
これが安倍の下の者、さらにその下の利権の者の要求、さらにその下の者の要求が上乗せされて強烈な抑圧社会到来。
だから日本ではTPPはアメリカの搾取と日本の公務員の搾取の二重の搾取で悲惨な事になる・・・・・とオレは予言している。
10. 2013年12月07日 18:50:35 : Ekl7cmTu9g
代議制民主主義とは官僚制独裁主義の化けの皮である。
不毛な化けの皮に政治をやらせるくらいなら、インターネットの時代だ
直接政治の実現を具現化する努力をしろ。
世界全体が、この暴走する資本主義に飲み込まれて動いている。だから、この「暴走」は、行き着くところに行くまで止まらない。
ほんの1%程度の勝者が、99%の人からすべてを収奪するまで止まらない。その過程で経済的な格差や、深刻な失業問題はどんどん深化してしまい、それが巨大な暴動や社会不安を拡散することになる。
アメリカでは中産階級の収入が毎年激減しており、すでに4600万人が貧困になっている。世界最大の経済大国と言われているアメリカで、7人に1人が貧困層だ。
貧困層予備軍を入れると3人に1人が貧困に苦しむ社会となってしまっているのである。
アメリカでの貧困層というのは年収が約87万円以下を指す。そんな世帯が爆発的に増えている。
多くのアメリカ人の多くが今、「生活していけない」状態に突き落とされており、オバマ大統領は為す術もなくそれを放置している。
オバマ大統領の支持率が急減しているのは、外交問題で手も足もでないこともあるが、国内問題を解決することもできないでいるからだ。
一部の勝者がありったけの富を奪い取って行くのが許される社会というのは、「強欲資本主義」とも言われる。
強欲資本主義というのは、「あるところから根こそぎ奪う」ための強者総取りの世界だ。この「歪みきった資本主義」がグローバルに展開されている。
■資本主義社会を動かしているのは、国ではない
もはやグローバル化した資本主義社会を動かしているのは、国ではない。国は借金を抱えて身動きできない状態になっている。はっきり言えば、国そのものも資本主義社会では弱者なのである。
資本主義社会での強者は多国籍企業であり、国際的な金融組織である。彼らは世界中から莫大な儲けを得るために、ありとあらゆる国に自由化を押しつける。
ターゲットに定めた国(奪い取りたい国)が、外国人でも投資できるように自由化される。そして、投資に制限がかかっていない状態にする。彼らは、それを「新自由主義」と格好をつけて言っている。
要するに自分たちが企業を買収したり、売り飛ばしたり、投資したり、空売りしたり、「自由に」経済活動できるようにするためのものであり、ここで言う自由とは彼らの自由である。
自分たちの収奪的な経済活動に対して、その国の政府に介在させないようにする。市場で何が起きても介在させない。
邪魔したら賠償金が取れるようにする。そうやってターゲットを法的に丸裸にしたあと、市場操作をしてその国の富の一切合財を奪い取る。
韓国にはFTA、日本にはTPPという名前でそれは仕掛けられた。
TPPはアメリカ政府が仕掛けているのではない。アメリカの多国籍企業が仕掛けている。ここのところを誤解する人が多いが、国と企業はまったく違う。
アメリカ国家は、アメリカの多国籍企業の命じるがままに「動かされている」のであって、主ではなくて従なのだ。(アメリカはイラクをあきらめ、日本を植民地化することにした)
日本は完全にアメリカ政府の言いなりになっている。だから、日本人も強欲な資本主義の荒波に巻き込まれて収奪されていくのは時間の問題だろう。
貧困層の増大と、格差の開きは、さらに増長されていくということになる。
■次の国家破綻が引き起こされるのは時間の問題
アメリカ政府はすでに多国籍企業連合であるNFTC(全国貿易協議会)に乗っ取られている。
だから、アメリカ政府が日本の資産強奪に来ているというよりも、アメリカの多国籍企業が日本の資産強奪に来ているのだ。それを国家もコントロールすることができずにいる。
世界中の国家が執拗に「グローバル化」と「新自由主義」を押し付けられるのは、多国籍企業の中でも特に強欲な金融セクターの企業が収奪のためにそれを望んでいるからである。
自由を押しつけ、政府が介在できないようにして、市場操作して、すべて奪い取る。
こういった暴走は経済がクラッシュするまで続いていくのだが、そのクラッシュこそが「金融危機」と呼ばれるものだ。金融危機はあちこちの国で起きている。
1994年 メキシコ
1997年 タイ・インドネシア
1998年 ロシア
1999年 ブラジル
2000年 トルコ
2001年 アルゼンチン
2008年 アメリカ
奪われた国が破綻して、それが国民の生活を困窮させていく。文字通り国民が不幸のどん底に叩き落されるのである。それが繰り返されている。
いずれは、次の国家破綻が引き起こされるのは、時間の問題なのである。
いつ、どこでどの国がどのように破綻していくのかは分からないが、それが日本ではないとは誰も言えない。あなたもこの超危険なブレーキのきかない暴走機関車の乗客であるのは間違いない。
法案の中身が良く分からないまま特定秘密保護法案は参議院の特別委員会で強行可決された。前から書いているようにフーテンは日本版NSCや特定秘密保護法が国民の安全を守るための法律ならば反対はしない。ところがこれらの法律によって、日本はますますアメリカの言いなりになり、官僚の権限が大きくなる事が予想されるから反対している。
日本版NSCの創設はアメリカからの要請である。冷戦後に世界を一国支配しようと考えたアメリカは、軍事力と経済力の両面で覇権を確立しようとした。しかしイラクとアフガンを占領し、戦後の日本のように従順な国に作り替えようとした試みが失敗に終わり、アメリカ財政は危機的な状況に陥った。
また新自由主義経済はアメリカの豊かさの象徴である中間層を没落させ、格差が拡大して社会不安を増大させる一方、大恐慌の再来とも言えるリーマンショックが世界経済にダメージを与えた。とても一国で覇権を維持する事など出来ない。そこで目を付けられたのが日本である。
冷戦後にEUを作りヨーロッパの主導国となったドイツとは裏腹に、日本はアジアの中で戦争の記憶を消すことが出来ず、従ってアジアの主導国にはなりえない。アメリカに頼らないと生きていけない条件に満ちている。
そのくせ日本は世界一の金貸し国である。アメリカの軍事戦略に組み込み、軍事的負担を肩代わりさせる一方で、TPPで経済ルールをアメリカと同じにする。日本の高度経済成長がアメリカと異なるルールから生まれたと考えるアメリカは、同じルールにすることで日本の経済的利益を取り込めると考えている。
それが日本版NSCの創設とTPPを強く迫ってきた理由である。アメリカはそれを実現するため安倍政権に冷ややかな態度を取った。もとより安倍総理の思想はアメリカとは相容れない。アメリカは安倍総理が「歴史認識」などで持論を展開する事を許さないが、従順にさせるために冷たい対応を取ることにした。
同時期に誕生した中国の習近平国家主席や韓国のパク・クネ大統領と比べて明らかに差別的な対応を見せた。もちろん外交であるから表面上は笑顔でリップ・サービスを欠かさない。しかし腹の中は違うのである。それは安倍総理が一番良く分かっている。この子供じみた総理は相手を手のひらに乗せて操る芸当などまるで出来ないから、ひたすら気に入ってもらうためにプレゼントを送り続ける事になった。
それが臨時国会を「成長戦略実現国会にする」と国民に約束しながら、何が何でも日本版NSCを早期に作らないとアメリカに振り向いてもらえないと考えさせた理由である。従って周到に準備して練りに練って考えられた法案ではない。そのため質問をされると答えはボロボロになる。ほとんどの答弁は「法案が成立してから施行までの間にしっかり仕組みを作ります」というものだった。
肝心なことを法案が通ってから作ると言うのだから、国会質疑を聞いても何が何だか分からないのは当たり前だ。長年日本の国会とアメリカ議会を見てきたが、こんな法案の通し方を見たのは初めてである。しかも審議と並行して国民の見えないところでみんなの党や維新の会との修正協議が行われた。
普通の順番は、まず公開の場で議論をし、そこで明らかになった差異を踏まえて修正協議は行われる。ところが今回は審議で何も明らかになっていないうちから修正協議が始まり、先に合意が成立した。合意をしたのだから意見は同じになったのかと思えば、それが違う。みんなの党と維新の会の議員は合意をした後の審議でも政府の答弁に納得できないと言った。
国会は合意を作る場であるから修正協議を悪いとは言わない。しかし修正の後の審議で政府の考えに納得していない様子を見ると、フーテンは「代議制民主主義の死」を感じる。民主主義は国民が直接政治に参加するとポピュリズムに陥る可能性がある。目先の欲望にとらわれて結局は国民のためにならない愚かな政治を生み出す。それを避けるため国民の代表を選び、代表に政治を委ねるのである。
日本や英国では国民から多数の議席を得た政党が内閣を組織するが、多数党の政策をそのまま実行するのなら議会は必要ない。しかし民主主義の基本は少数意見の尊重にある。そのため議会では少数意見にも耳を傾けて修正を図る。それを国民に見せるのが民主主義である。ところが今回は国民に分からぬように分からぬように事を運びながら、それを安倍総理は「国民への丁寧な説明」と言いくるめた。
野党は強行採決を安倍総理の「驕り」と反発しているが、フーテンはむしろ安倍総理の「おびえ」を感ずる。バイデン副大統領のアジア訪問を見てもアメリカは中国ともうまくやろうとしている。安倍総理とはスタンスが異なる。またアメリカはTPPで譲歩の姿勢を見せない。来年の消費増税でアベノミクスがどうなるかも分からない。原発再稼働はできるのか。難問山積なのである。
そんな時に子供は強がって見せるのである。そして言っても分からない子供は痛い目にあわせるしかないと大人は考える。地雷原に踏み込んだ安倍総理は危険地帯に近づいているとフーテンは思う。
拍手はせず、拍手一覧を見る
コメント
01. 2013年12月07日 00:25:02 : gpiqpFeGeM
結局安倍政権って
誰が見てももうじき終了なんだよね
それでもだだをこねて三年間居座る気なのかもしれないけど
次の選挙で確実に終わり
でも一つだけ政権を長持ちさせる方法があると
安倍ちゃん達は考えている
つまり戦争を起こす事だ
戦争が始まればそれを理由に民主主義を破棄
選挙もやらない
ず〜とそのまま政権を握っていられる
02. ルックウエスト 2013年12月07日 00:29:37 : yp6w3VNv0FOGw : j0VerFgKHw
何一つ自分の頭で、自分たちの党で検討をつくし、考えた法案とは全く思えない。 外から見ていると本質はよく見える。 操り人形の役を自分が勝手に思い込んで必死で演ずる。 まるで子供ではないか。 とても対等に外国のトップと渡り合える器量は残念ながら無い。 アメリカは日本に出来るだけ多くの負担を金銭面で、軍備を拡大させるのも商売つまり金銭、中国とは仲良くしないとアメリカが成り立たない。
そうした全体が見えない日本。 これから目覚める人が増える事を期待する。
03. 2013年12月07日 00:56:37 : xxpM7jkFPI
『おーい<バカメディア>、<パンパース政権>にお灸をすえるのなんて簡単な話さ。“捏造ガセ論調査”の支持率を、鉛筆を舐めないで正直に“情報公開”すればいいんだよ!』
内閣支持率:30%前後…痔眠党支持率:15%前後…混迷党支持率:2〜3%…ってあたりが「実勢数値」なんだよ。
ガス抜き&アリバイ作りのために、今更あーでもないこうでもないって言ったって、ケツは割れてるんだよ〜ん。
だから、「脱原発」にしたって「反“姦猟特定秘密隠蔽法案」にしたって、「反対デモ&抗議メールの嵐」が起こらなきゃ、シカトしてやり過ごす積もりだったんだろう?
「反省するなら“猿”でもできる。」なんだが、真に「改心」するチャンスはこの機を逃せば永遠に無いし、衰退〜壊滅の坂道を転げ落ち続けるってことさ。
「国民対“へドロ姦猟機構”の戦い」は、「国民対“岡引根性バカメディア”との戦い」でもあるんだからね?
04. fumifumi923 2013年12月07日 08:45:00 : SkHMOfI8xanDg : kswqWf7oSU
残念ながら次の選挙で自民党は脱原発を正面に掲げてくるよ。
バカな日本人は今のことをすっかり忘れて自民党が脱原発なら又大多数
当選するよ。
安倍といえども使い捨てだよ。
こうして官僚たちは裏で大笑い。
05. 2013年12月07日 13:20:53 : t57vjsJlc2
>>01さん
>戦争が始まればそれを理由に民主主義を破棄 選挙もやらない ず〜とそのまま 政権を握っていられる
これは少し違う?
戦争に負ければ戦犯として必ず処刑されることになる安倍氏が戦争を望んでいるはずはない。おそらく戦争の相手は中国であるが、日本が勝つ保証は何もない。寧ろ負ける可能性の方が大きいと思う。その根拠は米国議会にあって、米国議会は中国との共存共栄を必ず求めるはずなので、米国が味方になって戦ってくれることはない。それは今の中国の強引な尖閣にまつわる行動がその読みと裏付けがなければ出来ない無謀な行動であることからも読み取れる。
安倍氏の対中国姿勢は日本国民に対する単なるパフォーマンスとの見方が賢明である。即ち幼稚なヒロイズムが基本心理に有って、即ち安倍氏の行動心理は漫画の延長でしかない。そのような漫画の社会に引きずり込まれて喝采を浴びせる日本国民は一体どうなっているのか?
よくよく考えれば、福島原発の処理すら出来ないで嘘八百を言い放つ人間が日本国民の将来を担える資質があろう筈はない。勿論自民党の何処にも誰にもない。自民党に在るのは政権の持っている強大な利権だけである。
09年の総選挙では日本国民は賢明な選択をしたのであるが、民主党の悪徳十人衆による劣悪な我欲によって崇高なる小沢氏の起案したマニュフェストが見事に裏切られて国民から手厳しい叱責を受けた。このことで国民は野党離れへと加速していったことの結果が今日の日本の姿だと思う。
しかし、もう一度09年に戻って当時の民主党のマニュフェストに期待したいしたいものである。それしか日本には残されていないのではないだろうか?
「特定秘密保護法案」の可決に際してつくづくその思いを巡らしております。
06. 2013年12月07日 13:33:05 : Eoibm1xnvU
日本は「金貸し」なんかじゃない。
頭の悪い家主がヤクザ詐欺師に脅されて、カツアゲされ続けているだけだろう。
金なんか戻ってこない。貸した金を返せと言えない金貸しがいるわけないだろう。
07. 2013年12月07日 16:07:11 : EKIhIBqo0o
結局のところは、安倍晋三も使い物にならない間抜け総理に他ならないところは、小泉純一郎元首相と同じ穴の狢に過ぎないし、アメリカからすれば、韓国をフランスの立場に置き換えれば、日本をイギリスの立場に置き換えれば、中国からすれば、フランスとイギリスを韓国と日本に置き換えて、うまく利用しようとしているのと同じことで、韓国の朴大統領や中国の習近平国家主席を、ドイツのメルケル首相やガウク大統領に置き換えれて優遇する見返りに、日本の安倍首相なんか、幾らでも馬鹿にしているに過ぎないという真実を裏付ける動かぬ証拠に他ならなという真実を見破れば、まともな日本国民からすれば、今度は中国を見倣って、うまく騙されたふりをして、これを「逆転の罠」として利用して、誇りを持って反面教師になって上げるのならば、アメリカのみならず、中国や韓国、北朝鮮、ロシアをはじめ全人類に対して、「どうぞ日本の安倍首相なんか、下手に相手にしたところで子供の喧嘩に巻き込まれることになってはたまったものではございませんので、くれぐれも相手にすることなく、幾らでも無視して下さいます様どうぞよろしくお願い申し上げますと共に、中国や韓国を見倣って、騙されたふりをして、安倍首相なんか、もっともっと幾らでも馬鹿にして、幾らでも泣き崩してくださるのならば、大歓迎ですので、この代償として、日本はもう幾らでも没落し、誇りを持って東アジアの片隅で、そっと静かにいないふりをしてあげることで、ひっそりと自立して、日本の運命を大きく変えて参りますので、中曽根大震災による罪だけは幾らでも被ってあげますので、アメリカが核廃絶をするならば、日本国を国連の旧敵国条項に従って、安全保障理事会にて制裁決議を発動するならば、幾らでも協力して、日本国を厳しく断罪して、安倍首相を幾らでも国際社会の場で、窮地に追いやり、悪あがきを止めさせ、幾らでも涙を流して総懺悔させて、堕落させてくださいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます」というメッセージを、誇りを持って、幾らでも発信しながら、誇りを持って、自民党を孤立化させ、日本政府を孤立化させ、1%の金と権力の亡者とこれに従属するだけの保守右翼連中だけを孤立化させ、原発推進派を孤立化させながら、天皇陛下とは根本的に切り離してしまうことで、こうした連中こそが、全人類の大敵であり、お国のためにもならないし、天皇陛下のためにもならない、虫けら同然のゴミクズに他ならないし、子供じみた幼稚で傲慢な迷惑極まりない害虫に他ならないという真実を見破って、子供の喧嘩に巻き込まれることが無い様に、うまく騙されたふりをして、そっと静かに無視をして、誇りを持って離れて行くことで、幾らでも引き裂き、安倍首相と共に運命を共にして、幾らでも涙を流しながら、勝手に自決させてあげることで、そっと静かに突き放す様にして見捨ててしまうことで、この代償として、誇りを持って日本経済を幾らでも衰退させ、誇りを持って弱体化させ、韓国や北朝鮮に馬鹿にされることになったとしても構わないのだし、今度は、これを反面教師にとなってあげることで、そっと静かにいないふりをして、突き放す様にすることで、変なとばっちりを受けることもなく、変な戦争に巻き込まれることもなく、名誉ある孤立化をして、誇りを持って東アジアの片隅で、ただひっそりと自立して行く道を選択して、成熟した素敵な大人の国となって、良いお手本として示してあげることを、そっと静かに誇りとして行くことで、日本の運命を大きく変えて行く様にして参りましょう。
08. fumifumi923 2013年12月07日 16:44:23 : SkHMOfI8xanDg : kswqWf7oSU
07さん
句読点を入れてである調かですます調の文章にして改行すれば読みやすくなります。
読んでいても疲れました。結局何を言いたいのかも理解できませんでした。
あしからず。
09. 2013年12月07日 17:49:46 : GJE82WDSxg
驕りと怯えの両方だろな・・・。
伝言ゲームみたいなもの・・・・最初は強力な「後援者」が付いたことの驕りだったが安倍自身の犯罪を追及されることへの恐怖も出てきた。
だから安倍は自分の犯罪を追及できないような仕組みを強引に組んでる。
これが安倍の下の者、さらにその下の利権の者の要求、さらにその下の者の要求が上乗せされて強烈な抑圧社会到来。
だから日本ではTPPはアメリカの搾取と日本の公務員の搾取の二重の搾取で悲惨な事になる・・・・・とオレは予言している。
10. 2013年12月07日 18:50:35 : Ekl7cmTu9g
代議制民主主義とは官僚制独裁主義の化けの皮である。
不毛な化けの皮に政治をやらせるくらいなら、インターネットの時代だ
直接政治の実現を具現化する努力をしろ。