日本というのは、米国の覇権というものを見て、一極化された世界に過剰適応してきた国です。AIIBで各国が中国についていっている時、日本は相変わらず対米従属を続けています
米国と心中したい日本のQE拡大
QEというのは量的緩和のこと。これが個人消費を押し上げる、と日銀などは言っています。経済が弱い国がこれをやると、数ヶ月で破綻します。しかし米国は、ドルが基軸通貨なので、これを延々とやっている訳
2014年11月5日 田中 宇
https://tanakanews.com/141105japan.htm
10月31日、ちょうどハロウィンの日に、日本銀行は、円を増刷して日本国債を買い支えるQE(量的緩和策)の拡大を発表した。日銀は、これまでのQEで年に50兆円の日本国債を買い支えてきたのを、80兆円に拡大する。これは、日本政府が年間に新規発行する国債の総額とほぼ同じだ。日本は今後、財務省が発行する国債のすべてを(財務省出身の黒田が支配する)日銀が買い取る自家消費(自画自賛、自作自演)の国になる。これまで国債の大口購入者だった公的年金基金(年金積立金管理運用法人)は、国債購入を日銀にゆずり、その分の資金で国内と海外の株式、海外の債券を買い増しする。この買い増しへの期待から、日本と米国などの株価が急騰した。世界各国の年金基金のほとんどは最近、金融市場のバブル崩壊を懸念してリスク回避に動いているなか、日本の公的年金だけは逆方向で、株や債券を買い増してリスクを拡大している。 (Japan Mega-Pension Shifts to Stocks)
日銀がQE拡大を発表する2日前、米連銀がQEをやめた。連銀はQEで、7月に350億ドル、8月に250億ドル、9月に150億ドルを増刷して米国債などを買い支えた後、10月に増刷をゼロにした。一方、日銀はQE拡大で今後、年に30兆円を増刷するが、この額は1カ月あたりのドル建てに換算すると200億ドル強だ。連銀のQEの最後の方の規模を、そのまま日銀が引き継ぐ感じになる。連銀のQEがドル増刷で、日銀のQEは円増刷という為替の問題はあるが、為替相場も事実上日米などの当局が管理しており、当局にとって為替は問題でない。米国のQEを日本が引き継いだといえる。
今の日本経済、特に株高は、かなり政治的です。この目的は、日米ガイドラインの改定と集団的自衛権行使容認、そしてTPP。このために株高を演出して、政権の支持率を維持したいのでは
「米国は先進諸国の中で、医療費が最も高く、医療の質が最も低い国。
オバマ・ケアは大変掛け金が高いので、若い人は入りたがりません。しかし日本はどんどん、米国のようになっています。国民健康保険の崩壊や非正規雇用の拡大など」
岩上「日本でも、救急車に乗ったら3万から5万取ろう、という話になっています」
田中氏「日本のアメリカ化ですね。しかし、米国には市民メディアがたくさんあって結構ギャギャ―言いますが、日本はそうならないですね。『汝、臣民』だらけですからね」
米国の知的エリートは非常に頭がいい。世界中から留学生が来ていますから、中東の問題でも、彼らが失敗するとは思えません。
現在は、金融崩壊を防ぐということが、全員のコンセンサス」
「米国は自滅的なところがあり、バブル崩壊にしても、イラク戦争に関しても、わざとやっていると思います。この仮説(世界の多極化)が正しいとしか思えない方向に、世の中は動いていると思います」
悪寒がして、発熱したりすると、慌てて病院に駆け込むシトが多い。
この瞬間、「自力で治す!」という気力が消えて、そのシトは「病人」になる。
今どきの医者は触診も打診もせず、聴診器も形だけ。ロクな問診もせず症状を訊くだけ。
問診の奥義=ムンテラ(言葉で患者を癒す療法)を知る医師は皆無になった。
患者を癒やそうとせず、患者を脅しまくる医者だけになった。
医者に脅されれば、そのストレスで病状は悪化するに決まっている。
そうして次は必ず検査だ。検査データを見なければ、医者は何も分からないからだ。実際は、見ても分からない医者ばかりなのだが…www
その検査データは、体調が悪くなったときの検査データなので、悪い数字が並ぶのは当たり前なのに…、
「良くないです!精密検査が必要です!」
などと言われれば、誰だって不安になり、恐怖感とストレスで本当の病気になってしまう。
さよう! 今どきの医者は、病状を悪化させ、病気をつくる存在でしかない。
さらに言えば…、病気を治せる医者は、いない!
もっと言えば…、人間は病気では死なない!医者の治療で死ぬ!と。
米国と心中したい日本のQE拡大
QEというのは量的緩和のこと。これが個人消費を押し上げる、と日銀などは言っています。経済が弱い国がこれをやると、数ヶ月で破綻します。しかし米国は、ドルが基軸通貨なので、これを延々とやっている訳
2014年11月5日 田中 宇
https://tanakanews.com/141105japan.htm
10月31日、ちょうどハロウィンの日に、日本銀行は、円を増刷して日本国債を買い支えるQE(量的緩和策)の拡大を発表した。日銀は、これまでのQEで年に50兆円の日本国債を買い支えてきたのを、80兆円に拡大する。これは、日本政府が年間に新規発行する国債の総額とほぼ同じだ。日本は今後、財務省が発行する国債のすべてを(財務省出身の黒田が支配する)日銀が買い取る自家消費(自画自賛、自作自演)の国になる。これまで国債の大口購入者だった公的年金基金(年金積立金管理運用法人)は、国債購入を日銀にゆずり、その分の資金で国内と海外の株式、海外の債券を買い増しする。この買い増しへの期待から、日本と米国などの株価が急騰した。世界各国の年金基金のほとんどは最近、金融市場のバブル崩壊を懸念してリスク回避に動いているなか、日本の公的年金だけは逆方向で、株や債券を買い増してリスクを拡大している。 (Japan Mega-Pension Shifts to Stocks)
日銀がQE拡大を発表する2日前、米連銀がQEをやめた。連銀はQEで、7月に350億ドル、8月に250億ドル、9月に150億ドルを増刷して米国債などを買い支えた後、10月に増刷をゼロにした。一方、日銀はQE拡大で今後、年に30兆円を増刷するが、この額は1カ月あたりのドル建てに換算すると200億ドル強だ。連銀のQEの最後の方の規模を、そのまま日銀が引き継ぐ感じになる。連銀のQEがドル増刷で、日銀のQEは円増刷という為替の問題はあるが、為替相場も事実上日米などの当局が管理しており、当局にとって為替は問題でない。米国のQEを日本が引き継いだといえる。
今の日本経済、特に株高は、かなり政治的です。この目的は、日米ガイドラインの改定と集団的自衛権行使容認、そしてTPP。このために株高を演出して、政権の支持率を維持したいのでは
「米国は先進諸国の中で、医療費が最も高く、医療の質が最も低い国。
オバマ・ケアは大変掛け金が高いので、若い人は入りたがりません。しかし日本はどんどん、米国のようになっています。国民健康保険の崩壊や非正規雇用の拡大など」
岩上「日本でも、救急車に乗ったら3万から5万取ろう、という話になっています」
田中氏「日本のアメリカ化ですね。しかし、米国には市民メディアがたくさんあって結構ギャギャ―言いますが、日本はそうならないですね。『汝、臣民』だらけですからね」
米国の知的エリートは非常に頭がいい。世界中から留学生が来ていますから、中東の問題でも、彼らが失敗するとは思えません。
現在は、金融崩壊を防ぐということが、全員のコンセンサス」
「米国は自滅的なところがあり、バブル崩壊にしても、イラク戦争に関しても、わざとやっていると思います。この仮説(世界の多極化)が正しいとしか思えない方向に、世の中は動いていると思います」
悪寒がして、発熱したりすると、慌てて病院に駆け込むシトが多い。
この瞬間、「自力で治す!」という気力が消えて、そのシトは「病人」になる。
今どきの医者は触診も打診もせず、聴診器も形だけ。ロクな問診もせず症状を訊くだけ。
問診の奥義=ムンテラ(言葉で患者を癒す療法)を知る医師は皆無になった。
患者を癒やそうとせず、患者を脅しまくる医者だけになった。
医者に脅されれば、そのストレスで病状は悪化するに決まっている。
そうして次は必ず検査だ。検査データを見なければ、医者は何も分からないからだ。実際は、見ても分からない医者ばかりなのだが…www
その検査データは、体調が悪くなったときの検査データなので、悪い数字が並ぶのは当たり前なのに…、
「良くないです!精密検査が必要です!」
などと言われれば、誰だって不安になり、恐怖感とストレスで本当の病気になってしまう。
さよう! 今どきの医者は、病状を悪化させ、病気をつくる存在でしかない。
さらに言えば…、病気を治せる医者は、いない!
もっと言えば…、人間は病気では死なない!医者の治療で死ぬ!と。