長期に渡り影響
炭素14:5600年、プルトニウム239:2万4000年、ウラン233:16万2000年
現在の日本は、福島第1原発に関しては戦時下にあり、対中国的には戦前にある。
日本政府は、国際的影響力がどんどん低下する米国に対して「植民地」に媚びへつらう一方で、そのツケを沖縄県に対して「植民地」扱いで押し付ける。極右政権の独裁的手法は、三流国家そのものです。自分より強い者には媚びへつらい、自分より弱い者には強圧的に振る舞う。なんという淋しい国だろうか。
戦争や紛争時における原発のリスクは、
ミサイル等による直接的な破壊だけでなく、
電源や冷却水供給が「原因不明で停止」し、
事故なのか破壊工作なのか判然としない形で攻撃されうること。
それが深刻事故に発展して人の立ち入りが不可能になれば、
事実関係の調査や検証もできない。軍事力では防げない。
この状況の終末感、終末としての状況を準備したのは、民主党政権の菅直人・野田佳彦である。かれらの国民無視、野党無視、マニフェスト無視の手法に学んだ自民党安倍政権によって、徹底的に国は壊されていっている。
国家の破壊と売国は、これまで新自由主義とグローバリズムによって説明されてきた。しかしそれだけでは不十分である。近代の日本は、これまで被差別出自の政治家たちによって壊され、売られてきた。その視点を今後は加えねばならない。
わたしは教育の現場にいた人間であり、マイノリティの苦しみは、生徒と保護者を通じて一般よりはよくわかっている。しかし小泉純一郎、安倍晋三、橋下徹らを見ていると、やることがひどすぎる。それはマイノリティの怨念によってしか説明できない体のものである。
大きな枠組みとしては、この国は少子化、高齢化、人口減へと向かっている。この大局観に立てば、合理的な、そして論理的な政治家は、わざわざ国のかたちを戦争する国には変えない。未来の納税者としての若者が戦争で死ぬし、若い世代から結婚して子供を作る気持ちを奪うからだ。
この一事をもってしても、安倍晋三は頭の悪い政治家である。
戦争に反対すること。戦争に向かう状況に抗うこと。これほど人間として正しいこと、大切なことはない。これは自信をもっていえる。
戦争をするときに、国も個人も、その最悪の醜悪な姿を現すのである。嘘が幅をきかし、バカな男たちが肩で風を切る。内容のない、大きな声が国を支配してゆく。
負け戦になったのが、先の太平洋戦争であった。そのときの日本の支配層が何を考えていたかを、知っておくことは大切だ。
わが国の既得権益支配層がもつ棄民意識は、実は3.11以降に始まったものではないのである。
正木ひろしは、『近きより』のなかで、太平洋戦争の幕引きが遅れた理由を、次のように記している。『兵頭正俊の優しさ出前』の購読者は、すでにご存知の内容であるが、再録をお許し願いたい。
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「高級職業軍人や憲兵や検事の大部分、その他の戦犯らが戦争の継続を必死になって望んだのは、敗戦になれば、戦勝国の手による刑罰の必至であったため、それを恐れて1日も長く自分の寿命を延長するため、また絞殺されるよりは、国を焦土と化し、全国民と無理心中するため、一億戦死を叫んだもので、その残忍酷薄非人道は、地獄の悪魔の心と少しも変はるところがない」
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戦争は、1%にとって、始まってしまえばなるべく長引かせた方が儲かる。もし負け戦になれば、なおさらなるべく長引かせる力が働くものなのだ。これが戦争の、1%側の真実なのである。
国民に、ものを考えさせないこと。日本の破壊と売国にはそれが大切だ。そのためにパソナのセックス迎賓館「仁風林」まで登場した。それを伝える週刊誌には、竹中平蔵や飯島愛、南部靖之、安倍晋三、森喜朗、竹中平蔵、猪瀬直樹、堺屋太一、永島敏行、小野寺五典、田村憲久といった関係者の名前が踊る。
1%の酒池肉林の退廃と番(つが)りながら、この国は戦争をする国へと転がり落ちてゆく。
炭素14:5600年、プルトニウム239:2万4000年、ウラン233:16万2000年
現在の日本は、福島第1原発に関しては戦時下にあり、対中国的には戦前にある。
日本政府は、国際的影響力がどんどん低下する米国に対して「植民地」に媚びへつらう一方で、そのツケを沖縄県に対して「植民地」扱いで押し付ける。極右政権の独裁的手法は、三流国家そのものです。自分より強い者には媚びへつらい、自分より弱い者には強圧的に振る舞う。なんという淋しい国だろうか。
戦争や紛争時における原発のリスクは、
ミサイル等による直接的な破壊だけでなく、
電源や冷却水供給が「原因不明で停止」し、
事故なのか破壊工作なのか判然としない形で攻撃されうること。
それが深刻事故に発展して人の立ち入りが不可能になれば、
事実関係の調査や検証もできない。軍事力では防げない。
この状況の終末感、終末としての状況を準備したのは、民主党政権の菅直人・野田佳彦である。かれらの国民無視、野党無視、マニフェスト無視の手法に学んだ自民党安倍政権によって、徹底的に国は壊されていっている。
国家の破壊と売国は、これまで新自由主義とグローバリズムによって説明されてきた。しかしそれだけでは不十分である。近代の日本は、これまで被差別出自の政治家たちによって壊され、売られてきた。その視点を今後は加えねばならない。
わたしは教育の現場にいた人間であり、マイノリティの苦しみは、生徒と保護者を通じて一般よりはよくわかっている。しかし小泉純一郎、安倍晋三、橋下徹らを見ていると、やることがひどすぎる。それはマイノリティの怨念によってしか説明できない体のものである。
大きな枠組みとしては、この国は少子化、高齢化、人口減へと向かっている。この大局観に立てば、合理的な、そして論理的な政治家は、わざわざ国のかたちを戦争する国には変えない。未来の納税者としての若者が戦争で死ぬし、若い世代から結婚して子供を作る気持ちを奪うからだ。
この一事をもってしても、安倍晋三は頭の悪い政治家である。
戦争に反対すること。戦争に向かう状況に抗うこと。これほど人間として正しいこと、大切なことはない。これは自信をもっていえる。
戦争をするときに、国も個人も、その最悪の醜悪な姿を現すのである。嘘が幅をきかし、バカな男たちが肩で風を切る。内容のない、大きな声が国を支配してゆく。
負け戦になったのが、先の太平洋戦争であった。そのときの日本の支配層が何を考えていたかを、知っておくことは大切だ。
わが国の既得権益支配層がもつ棄民意識は、実は3.11以降に始まったものではないのである。
正木ひろしは、『近きより』のなかで、太平洋戦争の幕引きが遅れた理由を、次のように記している。『兵頭正俊の優しさ出前』の購読者は、すでにご存知の内容であるが、再録をお許し願いたい。
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「高級職業軍人や憲兵や検事の大部分、その他の戦犯らが戦争の継続を必死になって望んだのは、敗戦になれば、戦勝国の手による刑罰の必至であったため、それを恐れて1日も長く自分の寿命を延長するため、また絞殺されるよりは、国を焦土と化し、全国民と無理心中するため、一億戦死を叫んだもので、その残忍酷薄非人道は、地獄の悪魔の心と少しも変はるところがない」
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戦争は、1%にとって、始まってしまえばなるべく長引かせた方が儲かる。もし負け戦になれば、なおさらなるべく長引かせる力が働くものなのだ。これが戦争の、1%側の真実なのである。
国民に、ものを考えさせないこと。日本の破壊と売国にはそれが大切だ。そのためにパソナのセックス迎賓館「仁風林」まで登場した。それを伝える週刊誌には、竹中平蔵や飯島愛、南部靖之、安倍晋三、森喜朗、竹中平蔵、猪瀬直樹、堺屋太一、永島敏行、小野寺五典、田村憲久といった関係者の名前が踊る。
1%の酒池肉林の退廃と番(つが)りながら、この国は戦争をする国へと転がり落ちてゆく。