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Channel: 丹沢最高峰 蛭ケ岳1673回超えを目指して 
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「kazeさん」とクリヤ谷から槍を目指した  14.07/26(土)の記録

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中尾温泉口駐車場3:27:46−穴滝上4:08:52−岩小屋4:40:32−1800m水場5:23:14−最終水場5:54:56−クリヤの頭6:35:59−8:14:02笠ケ岳8:21:00−笠ケ岳山荘8:34:32−笠新道分岐9:23:01−秩父平10:00:13−大ノマ乗越10:53:27−弓折乗越11:13:23−11:50:02双六小屋12:13:17−千丈乗越14:22:01−15:04:27槍岳山荘15:20:02−16:58:13槍平17:06:51−新穂高温泉バス停19:24:14−中尾温泉口バス停19:59:23( 16:31:37)


中3日で槍ケ岳へ

好い天気にも恵まれて

強いパートナーの強いプッシュもあり

とっても好い条件下で

とにかく、好い一日となりました



昨年の春、橋本駅コースから山を知った「kazeさん」は

もちろん、今回の山行が丹沢以外の山が初めてとなります

ずっと、ウェザーニュースでAランクであることを最終確認して

前夜に出発

今回、往復の車の運転もずっとして頂いた「kazeさん」は

もちろん2500m以上は未経験エリア


初めての日本アルプス登山は

とってもお水の美味しい、槍穂高の好展望の笠ケ岳クリヤ谷コースからです


その登山口にある、中尾高原口駐車場に最後の一台枠でギリで停められました

少し、仮眠をしてから、最初は悪路なので夜道を一時間、アップがてらで

錫丈岳を見あげられるポイントで夜明けとなり

標高2000mを越える頃には

絶景ポイントに到達できました


こんなに綺麗なところは、のんびりと

笠ケ岳自己歴代最高の天気にも恵まれました


稜線伝いに行くと

行く手には槍穂高連峰が凄いことになっています

高みに上がるに連れて

南ア、中ア、富士山と見えてくる

素晴らしい景色を堪能しながら頂上へは自然と到達できました


貸し切りの頂上からは

絶景ビュー

もう、説明はいらないくらい

飛騨の名峰!! '笠ケ岳' 君臨

です

頂上直下の小屋へ寄り

従業員の方々が自然体で好印象でした

小屋の下のお花畑では

雷鳥の親子連れが

ほんの四日前の前常念のヒナより逞しく見えました


ここからは本来楽しい稜線コースのはずでしたが

私の調子が悪く、失速です

抜戸岳の登りではノック・アウト気味

よく考えてみたら

スタートしてからほとんど食べていない

ガス欠でした

秩父平へ向かう頃より

太陽熱でガスが上がってきて

少しヒンヤリします

秩父平はロープが一本垂らしており

急下降の雪渓でしたが

足型もしっかり付いて問題なし

この出来だと

目的の槍は厳しいかな

と思いましたが

当初より

当てにしていた双六小屋

喫茶メニューで

少し

復活出来ました


それでは

第二部の西鎌尾根へ突入です

樅沢岳を越えると

別天地の様な景色が広がっていて

第一部の笠ケ岳クリヤ谷コースと共に

この日のハイライトとなりました


槍を目指せ!!

行く手には常に槍があります

夏山全盛のお花畑と残雪とのコントラストが

夏の北アルプスの象徴です


四日前に歩いた

大天井岳がとっても好く見えました

西鎌尾根は牧歌的な尾根道で

序盤の樅沢岳を越えて硫黄乗越までと

左俣岳から千丈乗越までの鎌尾根ならではの特長的なザレと高度感と雪渓

最後は

槍の肩までの激登りです

今日のラスト

槍ケ岳肩直下の急登で

「kazeさん」の歩きが軽いこと

四日前、東鎌尾根の

「大海さん」もそうでした


私のマックスを越えてるレベルです


表と裏の両面から

槍穂高連峰の大パノラマを堪能して

この場合

表裏の区別は出来ませんネ

両方とも

表で好いと思います


個人的な考えでは


笠ケ岳のクリヤノ頭を過ぎて

ろうそく岩を巻いて

あの険悪な笠ケ岳の稜線の縁を辿りながら

徐々に高さを上げて行く

あの目線からの

槍穂高が一番素敵だと思います


蝶ケ岳〜大天井岳から見ることのできない

西穂の稜線があるか、ないかの違いですけれど


あると

それだけ見映えが格好好いです


四日前の「大海さん」同様に

「kazeさん」の強さを確認できました

ロートルは高度に弱く、若さの前には完敗です

橋本駅コースで遊んでもらう位が丁度好いです

「kazeさん」の強い行動力に

私も相乗りさせて頂き

今回の素晴らしい山旅が無事に終わったことを感謝しております

また、Aランクのときに行ってみたいですネ

ありがとうございました





飛騨沢コースの下山は

今の実力では大変に厳しかった

もう、懲り懲りです

しかし

ゴール後の新穂高の湯が

全てを洗い流してくれました

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