【ライブ配信】2022八王子ロングディスタンス 11月26日(土) - YouTube 3:45:25から 4:17:16
男子10000m日本歴代5傑
27.18.75 相澤晃
27.23.44 田澤廉
27.25.73伊藤達彦
27.27.49羽生拓矢←New!
27.28.92 田村和希
八王子ロングディスタンス(11/26) 男子10000m5組
羽生拓矢(トヨタ紡織) =日本歴代4位、今季日本最高
身長 156 センチ 高出力エンジンがモノをいう
並みいる富士通勢に影も踏ませず 最後まで余裕を感じさせた
出場予定だった 田沢簾 選手は 出走せず
※2022年4月9日現在 男子10000m日本歴代記録ベスト10
RANK 記録 名前 所属 年齢 大会名or場所 大会日 1 27:18.75 相澤 晃 旭化成 23 日本選手権 2020/12/04 2 27:23.44 田澤 廉 駒澤大学 21 日体大長距離記録会 2021/12/04 3 27:25.73 伊藤達彦 Honda 22 日本選手権 2020/12/04 4 27:28.92 田村和希 住友電工 25 日本選手権 2020/12/04 5 27:29.69 村山紘太 旭化成 22 八王子ロングディスタンス 2015/11/28 6 27:29.74 鎧坂哲哉 旭化成 25 八王子ロングディスタンス 2015/11/28 7 27:31.27 清水歓太 SUBARU 25 サン・ファン・カピストラーノ
(アメリカ) 2022/03/06 8 27:33.13 太田智樹 トヨタ自動車 24 八王子ロングディスタンス 2021/11/27 9 27:34.86 河合代二 トーエネック 29 日本選手権 2020/12/04 10 27:35.09 高岡寿成 カネボウ 30 カーディナル招待 2001/05/04
◇26日 陸上男子1万メートル記録会 八王子ロングディスタンス(東京・町田GIONスタジアム) 羽生拓矢(25)=トヨタ紡織=が最終組で、27分27秒49の日本歴代4位記録をたたき出した。 箱根駅伝に出たことのない無名の男が、驚きのタイムを刻んだ。身長156センチと小柄ながら力強い走りを見せた羽生は、「ノリノリでした。きょうは1周(400メートル)66秒のペースにはまっている感じがあった」と声を弾ませた。 東海大学代はけがに苦しみ、箱根駅伝は出場できなかった。卒業後に体を強化して土台をつくり、着実に成長していった。今回は走り終えた後に、東海大の両角速監督から大学で伸び悩んだことについて「申し訳ないことしたな」と謝罪されたが「仕方がなかった。今こうして走れているのでいい」と前を向く。 東京五輪代表の相沢晃(旭化成)、伊藤達彦(Honda)、世界選手権出場の田沢廉(駒大)と、世界を知るメンバーに続く記録。羽生は「彼らとの力の差がある。自分はタイムだけの選手。遠くにいる彼らを追いかけたい」と力を込める。「いきなり世界選手権を目指すとかではなく、地に足をつけて一歩一歩、進んでいけたら。箱根に出なくても実業団でやれることを発信したい。大学駅伝が全てじゃない」。苦境を味わったからこそ成長の喜びを知った。その言葉に力が宿っていた。
男子10000mで羽生拓矢(トヨタ紡織)が総合12位ながら、日本歴代4位の27分27秒49をマーク。10月上旬の中部実業団選手権で出した自己記録(28分12秒68)を一気に45秒と大幅更新した。レースはキプラガット・エマヌエル(三菱重工)が大会新記録の27分07秒59で制した。
羽生の出場した7組は実業団勢の外国籍選手が多数参戦。先頭は1000m2分45秒、3000m8分13秒で通過する。その辺りで外国人選手がペースアップ。羽生らの日本人集団はやや離れてレースを進めた。羽生は5000mを13分49秒で通過すると、6000m16分34秒、7000m19分20秒、8000m22分05秒と2分45~47秒の安定したペースを刻む。終盤もペースは落ちず、9000mまでの1000mを2分44秒、ラスト1000mは2分38秒でカバーした。
自身初の10000m27分台が、いきなり日本歴代上位入りとなった羽生。インタビューで「条件が良いと聞いていたので、記録を出すことへのプレッシャーも少しあったが、安定したペースで走ることができた。ニューイヤー駅伝に向けて一段と力をつけていきたい」と話した。